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上質なSUV「日産 ムラーノ」その性能や価格は?

上質なSUV「日産 ムラーノ」その性能や価格は?

2004年から2015年まで国内販売された日産ムラーノ。洗練されたデザインでシティ派SUVの先駆者といった位置付けで発売されていたこの車ですが、なぜ販売終了となってしまったのでしょうか。本記事ではムラーノについて解説していきます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


日産 ムラーノとは?

日産ムラーノ北米仕様

日産ムラーノ北米仕様

ムラーノは北アメリカ市場用のCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)として開発研究をし、そのデザインのあまりの素晴らしさのため「私達の国でも売ってほしい!」との声が殺到しました。

日本でもその影響で販売されたものの、サイズ的にアメリカンすぎた(大きすぎた)ためか大ヒットとはならず、遂に2015年4月在庫完売につき、日本国内で販売を終了といういきさつがあります。

1990年代の後半にトヨタからRAV4とハリアーが、「前輪駆動系乗用車のプラットフォームを使ったコンパクトSUV」の人気が起こり、2000年に初代BMW X5が「プレミアムSUV」というコンセプトを発表した少々後に、初代ムラーノが登場しました。

初代ムラーノのボディサイズは全長4,770mm×全幅1,880mm×全高1,685mm、搭載エンジンは3.5L V6で、日本向けとして2.5L 直4も販売されました。

2003年10月に行われた、東京モーターショーに出品した北アメリカ向けのムラーノが大反響を呼んだことで、2004年10月から日本でも発売されるようになりました。

日本では北米ほど売れませんでしたが、2008年まで販売を続けました。そして同年9月2代目Z51型へのフルモデルチェンジをしました。2代目ムラーノのボディサイズは、全長4,825mm×全幅1,895mm×全高1,730mmと全高以外は初めのものより大型になりました。

搭載エンジンは初めのものと同じ3.5L V6と2.5L 直4になります。2代目ムラーノも北アメリカを中心として売上が上がりましたが、日本では今ひとつ売上も伸びないまま2015年4月販売終了に至りました。

その後海外市場には「3代目ムラーノ(Z52型)」が販売されましたが、日本では売られず国内においてのムラーノは廃盤となりました。

ムラーノが日本であまり売れなかった要因には、「日本で乗るにはサイズが大きすぎた」というものや燃焼性能があまり良くなかったということがあります。

他に敬遠された根本的な要因は、サイズや燃費の問題というよりも「早すぎたから」なのではないかと言われています。

X5について詳しく知りたい方はこちら

日産 ムラーノのグレード

日産ムラーノの2019年モデル

日産ムラーノの2019年モデル

ムラーノにはいくつかのグレードがあり、XLとXVと言うグレードがあります。このXLとXVのグレードの違いですが何が違うのでしょうか?大きな違いはサンルーフや革シートが有るか無いかの違いになります。

サンルーフが必要ないならXLを買って社外品のシートカバーをつけてもいいいでしょう。2代目ムラーノで比較すると、台となり少々価格が高くなります。

XLとXVにFOURが付くとFULL4WDという具合に駆動方式が変わり、より安定した走行になりコーナリングが安定し悪路に強い走りが期待出来ます。

日産 ムラーノの特徴

《写真提供:response》日産ムラーノの2019年モデル

ムラーノの最大の特徴は、大型サイズのボディだと言えます。発売当時では異例の大きさでしたが、そのサイズは二代目ムラーノにも引き継がれました。初代より伸びた全長に、後部座席ヒザ元のスペースは20mm拡大したものとなっています。

後部は非常に広く荷物を置くときにも充分な余裕があります。更に後席を倒せば広い荷室になり、スキーシーズンやスキューバーダイビング器具を置いても充分だと言えます。

日産 ムラーノのエクステリア

《写真提供:response》日産ムラーノの2019年モデル

日産・ムラーノはときに「世界一美しいSUV」と表現されることありますが、スポーティー感や力強さがセールスポイントのSUVで、なぜその様な異名がつくのでしょうか。

それは初代の流れる様な流線フォルムと、洗練されたインテリアによるところが大きいでしょう。

因みにSUVとは、スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略になります。スポーツやレジャーと使い勝手の良い車両で、ふだん使いからレジャーまで幅広く使えるスポーツ車(多目的スポーツ車)のことを表しています。

ムラーノが市場に登場した2002年当時は、まだ都市部でも映えるようなSUVは少数派でした。オフロードな大きなモデルで当時はオフロードと言えばまだ無骨、というイメージのモデルが多かったのです。

そのような背景を抱えムラーノは、現在でも古さを感じさせないデザインで登場しました。

日産 ムラーノのインテリア

《写真提供:response》日産ムラーノの2019年モデル

「世界一美しいSUV」と評されるのが、エクステリアとインテリアの両方からの効果だと先ほど言いましたが、ではもう一方のインテリアを見てみましょう。ムラーノの特徴的な流れるフォルムは高い評価を得ましたが、インテリアでも高評価を得ています。

ドライバーの邪魔にならないラインの室内デザインと充分にゆとりのあるシートは、落ち着いたラグジュアリーな質感を醸しだし、高級輸入車のインテリアに見劣りしません。二代目のモデルにはカブリオレも出ました。時代のトレンドを先取りしていたことがみえます。

日産 ムラーノの性能

《写真提供:response》日産 ムラーノ

ここでは350XV-FOUR・2011/02モデルのカタログスペックを基に性能を見てみましょう。この車は大まかに分類すると3.5リットルクラス(3,500cc)に属し、全長・全幅・排気量ともに3ナンバーの登録で高級車のカテゴリーになります。

前後輪を駆動する4WDを採用しています。搭載しているエンジンはVQ35DE型3,498ccV型6気筒の自然吸気エンジンで、6,000回転時に最高出力260馬力を発生します。

高めの回転数が得意なタイプのエンジンとなり、かなりの馬力を持ったエンジンであることがお分かりになると思います。

日産 ムラーノの中古車価格

ムラーノ中古の価格を見てみましょう。

3.5 350XL FOUR 4WD
10万円台~190万円台
3.5 350XV FOUR 4WD
60万円台~160万円台
2.5 250XL
60万円台~160万円台
2.5 250XL FOUR 4WD
30万円台~190万円台
2.5 250XV
60万円台~180万円台
2.5 250XV FOUR 4WD
30万円台~180万円台

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2021年1月現在)

平均価格は90万円台で価格帯は30万円台から190万円台となっています。

10万kmを超えたものになると、価格は20万円台~30万円台に下がっています。

response中古車はこちら

日産 ムラーノの評価

日産 ムラーノ

ムラーノに対する国内の評価を見てみましょう。まず年式は古くはなるが、安価な高級車を選ぶならムラーノがあります。日本で乗るなら3.5リッターの4WDは燃費もかかるので、250のXLかXVを選ぶといいでしょう。

ムラーノの評価は次の通りです。

・5人乗っても広い。
・幼児がいてチャイルドシートを付けても、全体的に広いので乗り降りもスムーズに行える。
・トランクも充分な大きさがあるのでベビーカーもすんなりとしまえる。車高が高く運転しやすい。
・運転席の座席がボタンで上下に動くので、動作がしやすく高級感がある。
・この値段で高級車に乗れるのはすばらしい。
・燃費もいいし心から買って良かったと満足している。
・迫力満点なデザインはカタログや写真では分かりませんが、実際に見るとなかなかのカッコ良さがあります。

以上のユーザーの声があります。

日産 ムラーノの後継車種

日産 アリア

日産 アリア

日産の国内向けSUVとしてはエクストレイルなどがありましたが、大型サイズのSUVとしては、2021年に発売予定のクロスオーバーEV「アリア」が、ムラーノに近いキャラクターを持っているといえそうです。

アリアは、日産の新たなデザイン戦略を示すとともに、前後モーターによる四輪駆動システム「e-4ORCE」が用意されるなど、注目度も高く、続報に期待がかかります。

海外での評価

ムラーノの2011年モデル

ムラーノの2011年モデル

ムラーノを販売していた当時の販売員は「ムラーノは、アメリカンテイストなデザインで、そのデザインを好むお客さまから好評だったのを覚えています。」と話しているように、海外でのムラーノの評価は非常に高かったと言えます。

高評価であったため、海外市場では三代目ムラーノが発売されました。

まとめ

日産 ムラーノ にトヨタ製ハイブリッド搭載

日産 ムラーノ にトヨタ製ハイブリッド搭載

ムラーノという車を一通り見てきました。北米を中心にヒットした車であるにも関わらず、日本市場から撤退したムラーノ。

現在日本でも大型車は多く見られ、エルグランド・ヴェルファイアなど大きな車は普通にあり、今の時代ならムラーノは人気を博していたかもしれません。

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