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フロントガラスに入ったひびは直せる?修理方法を解説

フロントガラスに入ったひびは直せる?修理方法を解説

どれだけ気を付けて運転していても、思わぬ原因でフロントガラスにひびが入ることはあるでしょう。運転の妨げになるため、早めの修理が大切です。そこで今回は、フロントガラスの修理・交換方法について解説します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


フロントガラスを交換すべきタイミング

車のフロントガラス

フロントガラスの交換時期は?

フロントガラスは頻繁に交換するものではないため、どのタイミングで交換すれば良いのか迷う方も少なくないでしょう。少しの傷であればそのままにしているという方もいるかもしれませんが、一般的には小さな傷でも早めに手当てするのが大切だとされています。

500円玉サイズの傷ができた時

修理では対応できなくなり、交換の必要が生じる傷の大きさは500円玉サイズが目安だといわれています。フロントガラスにできた傷が500円玉サイズよりも大きく広がっているのであれば、交換を検討しましょう。傷の大きさを判断しにくい時は、実際に500円玉硬貨を当てて比較してみるのもおすすめです。

500円玉硬貨よりも小さいサイズであれば修理できる可能性が高いとされていますが、状況によっては修理が必要になる場合もあるため、修理業者の判断を仰ぎましょう。

小さな傷は放置せず早めに直す

飛び石などの不慮の出来事が原因で小さな傷ができるケースは少なくありません。些細な傷であれば視界を妨げることもなく、運転に支障が出にくいためフロントガラスの修理や交換はせずに放置してしまう方も多いでしょう。しかし、小さな傷でも早く手を打たなければ後々大きな損傷に発展する場合があるため注意が必要です。

何らかの原因で小さな傷ができること自体はよくあることで、一般的には一度きりであれば飛び石を受けてもフロントガラスが割れることはないでしょう。しかし、走行中の車はさまざまな角度から風を受けて振動しているため、小さな傷が風の影響で拡大してフロントガラスの破損につながる可能性があります。また、小さな傷の部分に重なって飛び石が当たると脆くなっているために大破しやすく、運転手や同乗者が危険にさらされる危険もあるでしょう。

傷が小さなうちであれば修理代金もそれほど高くなりにくいため、傷が大きくなってしまう前に直すことを心がけたいものです。

リペアと交換を迷った時の判断ポイント

飛び石によるフロントガラスの損傷

どうやって判断する?

フロントガラスの傷や破損はそれほど頻繁にあるものではないため、リペアと交換のどちらで対応するのが望ましいのか悩むケースは少なくありません。

ここでは、リペアと交換を迷った時の判断ポイントについて解説します。

運転時に傷やひびが視界に入る

運転時に傷やひびが視界に入ると、視界不良に陥って安全な運転ができなくなります。そのため、基本的には交換が望ましいでしょう。

フロントガラス以外の部分であれば傷があっても車検が通る場合もありますが、運転手の視界に大きな目立つ傷やひびがあるとほとんどの場合検査をクリアすることはできません。放置していると結果的に運転の継続が難しくなってしまうため、早めに交換して対応することをおすすめします。

傷の位置がフロントガラスのサッシに近い

フロントガラスのサッシに近い部分に傷やひびがあると、修理が難しいため交換になる可能性が高いといえます。フロントガラスの上部分や両サイドの端から10~20cmより内側に傷があると交換を指示されるケースが多くなるでしょう。

振動が伝わりやすい部分なので傷が広がりやすく、大規模な破損につながりやすい部分です。安全性の観点から見ても、自己判断で放置せずに速やかに交換することをおすすめします。

デフロスターの風が当たる場所にひびが入っている

フロントガラスには曇りを取り除くための「デフロスター」という箇所がありますが、この部分に傷やひびが発生した場合は修理が難しくなります。

デフロスターは曇りを除く目的で温度を上昇させることもあり、極端な温度変化によってガラスが破損するリスクが高まるためです。一度修理しても再び割れる可能性が高いと考えられるため、修理ではなく交換を選択すると良いでしょう。

フロントガラスの修理方法

フロントガラスの修理の様子

修理方法は?

傷やひびを修理できる状態であっても、どのように修理すれば良いのか悩むものです。自分で修理することも可能ですが、ディーラーへの持ち込みやガラス専門工場に依頼するなどの方法を取ることもできます。

ここでは、フロントガラスを修理する方法について解説します。

自分で修理する

「とにかくすぐにでもフロントガラスを修理したい」という方は、自分で修理する方法がもっともスムーズです。ごく小さい傷やひびであれば、リペアキットなどのカー用品を購入すれば自分で修理対応できます。

しかし運転手目線では運転への影響が少ない傷だと感じていても、プロの目から見ると交換が必要な傷であるケースも少なくありません。十分な修理が行われずに傷が拡大したり、割れやすい状態になったりするリスクもあります。

傷をすぐに塞げて安価に済むというメリットから自分で修理する人も一定数いるものの、専門的な知識がないのであれば業者に依頼することをおすすめします。

ディーラーに持ち込む

車を購入したディーラーやメーカーのディーラーであれば、フロントガラスのリペアや交換にも応じています。車種についての詳細な知識もあるため、愛車に適した部品を提供してもらえるでしょう。ディーラーが取り扱うフロントガラスは純正品であり、高い品質が担保されているのもメリットのひとつです。

中には愛車の引き取りサービスを行っているディーラーもあるため、電話一本で修理を済ませられるのも利便性が高いといえます。しかしディーラーを介してガラス専門工場で修理するケースが多いため、価格が高くなりやすいというデメリットもあります。

ガラス専門工場に依頼する

「プロの仕上がりを期待したいもののできるだけ費用はおさえたい」という方は、ガラス専門工場に依頼するのも手段のひとつです。ディーラーが依頼する専門業者に最初から直接依頼すれば、中間マージンが発生しないため費用が安価になる可能性が高くなります。フロントガラスの選択肢も豊富なので、安価な部品を選んで費用を圧縮することもできるでしょう。

業者によっては3年以内の再修理・交換を無料になる保証が設定されているケースもあるため、事前にプランをよく確認しておくことが大切です。

フロントガラスの修理・交換費用

フロントガラス

費用はどのくらい?

フロントガラスの修理・交換費用は「フロントガラス自体の料金」と「修理にかかる人件費・技術費」を合算した金額になります。そのため、フロントガラスの価格が安価な業者であればあるほど総額は安くなりやすい傾向にあるといえるでしょう。

傷やひびの広がり具合にもよりますが、修理費用についてはディーラーであれば3万円程度、ガラス専門工場なら1万5,000円程度が最低料金に設定されているケースが多いようです。交換の場合はフロントガラスの価格によって大幅に差がありますが、純正品なら10万円、国産品は7~8万円、海外製品や中古部品は6~7万円程度が最低金額になるケースが多いといえます。

業者によっても価格はさまざまなので、一社だけではなく複数の業者の見積もりを比較して選ぶと不必要に高額な業者を選んでしまうことを避けられます。

フロントガラスの修理時間の目安は?

修理・交換どちらの場合であっても、一般的には依頼から1日以内には作業が終了します。フロントガラスの修理は30分から1時間程度で終わるため、空いた時間に依頼することも可能です。

交換の場合は作業は40分から1時間半程度で終了するものの、接着剤を乾かして定着させるための時間が3~4時間必要になるため、運転できる状態になるまで合計で5時間前後かかります。しかし、ディーラーに依頼する場合は外注業者とのやり取りが発生するためさらに長い時間がかかるケースが多いといえます。

フロントガラスの修理に保険は適用されるのか

フロントガラスの修理・交換に関する条項が含まれている保険であれば、保険適用して修理することは可能です。事前に契約内容をよく確認しておくと良いでしょう。

ただし、「自己責任による傷やひび」については対象外になるケースがほとんどであり、飛び石などが原因の修理・交換に限って適用されるケースが多いといえます。

フロントガラスを割れにくくする運転時の注意点

車のサイドミラー

どうやって運転すればいい?

フロントガラスをできるだけ長く割らずに運転するためには、次の2点を意識することが大切です。

飛び石に注意する

高速道路でよく被害に遭いやすい飛び石は、すべてを避けることは難しいものの、走り方に注意するとリスクを軽減できます。先行車との車間距離を十分に取り、トラックをはじめとした大型車の後ろを走らないように心がけましょう。

タイヤのゴムが柔軟にできているスポーツカーや、タイヤの溝の幅が深い四輪駆動車は小石を弾きやすいので後ろを走るのはおすすめできません。

日光や温度の低下に気を配る

直射日光はワイパーの劣化を速める性質があり、劣化したワイパーはフロントガラスを傷つけます。ワイパーの劣化を見つけたら、放置せずに交換すると良いでしょう。

また、寒い時期にはフロントガラスが凍結することもありますが、熱いお湯をかけるとひびが入りやすくなるのでエンジンをかけて少しずつ温めたり、解氷スプレーを使用したりする方法を選択しましょう。暑い時期にも冷たい水で冷やすのではなく、エアコンの冷気で時間をかけて温度を下げることが大切です。

一時的な応急処置も可能

傷やひびをすぐに修理・交換できない状態にある場合は、市販の保護シールやUVレジン液などを使って傷の拡大を防止する応急処置が可能です。少しでも被害の拡大を防ぎつつ、なるべく早い段階で修理・交換の対応を行いましょう。

まとめ

車の整備

早めに対処しよう!

フロントガラスに入った傷の修理方法についてお伝えしてきました。小さな傷を放置せずに早めに対応することが、手間や費用を最小限におさえて修理を完了させるポイントです。傷やひびは運転の安全性にも影響するため、できる限り迅速に対処しましょう。

自分で修理する方法もありますが、仕上がりの面も考えるとディーラーやガラス専門工場などに依頼するのが望ましいといえます。交換費用は依頼する業者によって大きく異なるため、あらかじめ複数の業者を比較してから選ぶと良いでしょう。

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