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融雪剤って何?豪雪時に使いたい融雪剤10選

融雪剤って何?豪雪時に使いたい融雪剤10選

積もった雪を溶かして、除雪しやすくしてくれるのが融雪剤ですが、複数の種類に分かれています。環境に優しいタイプや除草剤としても使えるものまである中で、使いやすい融雪剤を10種類ピックアップ。おすすめできる理由と共に、融雪剤の選び方をご紹介します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


融雪剤とは?

山道に置いてある凍結防止剤

融雪剤ってなに?

融雪剤というのは、積もった雪を溶かすための薬剤のことです。水が凍ってしまうことを防止するだけでなく、すでに氷になってしまったものを溶かすための化学材料です。融雪剤の他に、凍結防止剤や凍結抑制剤などと呼ばれることがありますが、基本的に大きな違いはありません。

融雪剤には塩化カルシウムなどが含まれており、水が凍る温度である凝固点を0°C以下まで下げるはたらきがあります。これによって水が凍りにくくなるだけでなく、融点が気温を下回ると雪が水に変化していきます。

また塩化カルシウムが水に溶けるときに溶解熱が発生することで、融雪の作用が引き起こされるのも融雪の仕組みです。

融雪剤は、雪の多いエリアで安全に走行するために欠かせないものです。上記の仕組みによって、道路上の雪を速やかに溶かして、自動車の走行に影響が出ないようにしてくれます。

融雪剤の成分の違い

《写真提供:response》 RAV4 アイスガードSUV G075

融雪剤には、いくつもの成分による違いがあり、特徴によって使い分けることができます。

塩化カルシウム

融雪剤としてメジャーな成分は、塩化カルシウムです。水分と結びついたときに発生する反応熱によって雪を溶かしてくれるのが特徴。雪を溶かすスピードが速いので、豪雪地帯でも活用されている融雪剤です。

しかし塩化カルシウムは塩害だけでなく、植物なども枯らしてしまうのがデメリットです。周りの金属や車体を腐食させてしまうので、融雪までのスピードが求められるところにのみ使用するとよいでしょう。

塩化ナトリウム

塩化ナトリウムは、水分との結びつきによる反応熱や凝固点降下で雪を溶かしてくれます。塩化カルシウムと同じ作用になりますが、持続性の面で優れているのが塩化ナトリウムです。

ゆっくりと水と反応してくれるので、高速道路などで一度まくと長時間雪が凍りにくくなるとよい部分にまかれます。塩化カルシウムと同様に、塩分なので塩害というデメリットは存在します。

塩化マグネシウム

塩化マグネシウムも雪を溶かしてくれる塩化物なのですが、塩化カルシウムや塩化ナトリウムと比較して、塩害が起こりにくいのがデメリット。効果の面では他の塩化物より劣るのですが、金属があるなどして塩害を避けたいときに利用できる融雪剤です。

炭酸カルシウム

凝固点を下げてくれることで、雪を溶かして水に変化させる効果が期待できるのが炭酸カルシウム。水に溶けにくく、雪を溶かすスピードも速くありませんが、悪影響が少ないことが魅力の融雪剤。芝生があるなどの植物があるエリアでも使える融雪剤です。

酢酸マグネシウム

環境に優しい酢酸マグネシウムは、塩害を気にすることがない融雪剤です。土壌を改良するときに使用される成分なので、環境への悪影響を気にしなくてもよいですが、費用は高くなります。

酢酸カルシウム

酢酸塩で塩害を抑えながら雪を溶かす融雪剤です。高額になりがちですが、環境問題にも配慮した融雪剤となっています。

カーボンブラック

近年では墨の材料としても用いられるカーボンブラックは、光を吸収して雪を溶かしてくれます。

金属や土壌にも影響を与えない成分ですが、光のエネルギーによって融雪するので、天候が悪いときに効果を期待できません。太陽の光が当たらない部分や夜間には使えないことはデメリットです。

融雪剤と凍結防止剤の違い

《写真提供:response》凍結防止剤散布車

直接的な言葉の違いとして、以下のものになります。

・融雪剤:雪を溶かすための薬剤
・凍結防止剤:道路の凍結を防ぐための薬剤

融雪剤で使用されていることが多いのは塩化カルシウム、凍結防止剤として使用されているのは塩化ナトリウムですが、どちらも凝固点を下げることが期待できます。

つまり、大きな違いはほとんどなく、成分ごとに特徴が異なっているといえます。住んでいるエリアによって、雪の積もり方が異なるので、どのような効果を期待するかで融雪剤も使い分けることが大切です。

融雪剤の使い方

融雪剤をまく前に、ゴム手袋などを使って肌を保護します。肌に直接触れてしまうと、肌荒れの原因となってしまいます。しっかりと装備をしてから融雪剤を撒きます。雪が積もってからすぐに融雪剤を撒けば、早めに雪を溶かせるでしょう。

効果を出すには、しっかりと固まった雪の方がよいです。おおよそ1時間後にはシャーベット状になっており、除雪がしやすくなるでしょう。

おすすめの融雪剤10選

ここからは、豪雪時に使いたい融雪剤をご紹介します。

1.みやちゅう 手軽に使える凍結防止剤

塩化カルシウムの融雪剤ですが、小さめなので持ち運びがしやすいタイプです。玄関周りや駐車場など凍結させたくない部分に散布しておけます。ペットボトルに入っているので、手を汚すことなく散布できるのも特徴です。

【みやちゅう】凍結防止剤 2000g 保管に便利なペットボトルタイプ

2.みやちゅう 環境にやさしい凍結防止融雪剤 無塩タイプ

凍結防止・融雪剤なのですが、無塩タイプなのでさびの原因となりにくいのが特徴です。

玄関周りや駐車場など、金属がある部分にも散布できます。

みやちゅう 凍結防止融雪剤 凍結してもササっと安心(無塩タイプ) 5kg

3.昭和貿易 アイスキラー

天然素材を利用して作られている融氷剤です。弱アルカリ性の融氷剤なので、環境にも優しいものです。

また持続時間が約20時間となっているのも特徴。1日1回散布するだけでよいでしょう。

昭和貿易 凍結防止剤 アイスキラー 4kg 袋

4.TOKUYAMA(トクヤマ)粒状塩化カルシウム

道路にも設置されている塩化カルシウムです。

まく場合には、1平方メートルあたり一握り(30グラム)ほどから100グラムで十分で、撒きすぎないように注意します。

塩化カルシウム(粒状)25kg(国産-セントラル硝子またはトクヤマ) 道路の凍結防止剤 防湿剤、乾燥剤 冷凍機のブライン (冷却液) 防塵剤

【事業所配送(個人宅不可)】塩化カルシウム(粒状)25kg(国産-トクヤマ) 道路の凍結防止剤 防湿剤、乾燥剤 冷凍機のブライン (冷却液) 防塵剤

5.長良化学 雪とけっ子

塩化カルシウムの融雪剤で、駐車場などの凍結や積雪部に撒くだけで、溶かしてくれます。

2から3時間ほどで溶けてくれるので、素早く除雪できます。

長良化学 まくだけで雪や氷をとかす融雪剤 雪とけっ子 5Kg

6.コンパル 無塩 凍結防止剤 融雪くん 5kg

尿素が主な成分になっている融雪剤です。金属やコンクリートを侵食しにくいので、安心して利用できます。また植物がある部分に散布したとしても、影響が少ないので環境にも優しい融雪剤です。

コンパル 無塩 凍結防止剤 融雪くん 5kg

7.高森コーキ 凍結防止・融雪剤 エコワンダーEX

特殊加工された塩化カルシウムが水分と結びついてくれるので、素早く雪を溶かしてくれます。

またヒトデ抽出成分によって、塩化イオンの排出が抑えられており、コンクリートや金属、さらに植物への塩害を最小限にしてくれる融雪剤です。

高森コーキ(Takamori Kohki) 凍結防止 融雪剤 エコワンダーEX 10kg ECO-10

8.紀陽除虫菊 アイスバイ

土質安定用にも利用されている塩化カルシウムを利用した融雪剤です。

氷や雪をシャーベット状に変化させてくれるので、凍結によるスリップを防止し、除雪しやすくなります。

紀陽除虫菊 融雪剤 アイスバイ (2kg / 家庭用融雪剤) 融氷 凍結防止剤 塩化カルシウム

9.讃岐化成 ロードクリーン

塩化カルシウムが主成分となっている融雪剤です。

10kg入りなので、駐車場や道路など広いエリアに散布したい方におすすめです。家庭だけでなく、工場や職場などで利用するのにも適した融雪剤です。

讃岐化成 ロードクリーン粒状10kg RCG10

10.トーヤク 無氷地帯

非塩化物の融雪剤なので、塩害を心配する必要がありません。即効性と遅効性があるので、一度撒くと効果が長続きするのが特徴です。

凍結が予想されるところに事前に散布しておくことができます。また積雪後に散布して、シャーベット状にさせ、除雪をスムーズにします。

トーヤク 無塩 凍結防止・融雪剤 無氷地帯 赤粒イン 1kg×4袋

まとめ

融雪剤には、使用されている原料によって様々な種類があります。塩害や植物に与える影響を考慮すべきなので、自宅の駐車場に使用する際にはどのような原料を使用しているから、確認しておくことが大切です。

凍結路や圧雪路ではスリップなどから交通事故に発展することもあります。自宅に融雪剤を保管しておき、万が一のときに利用できるようにしておきましょう。

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