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ヘッドランプ交換はどこでできるの?交換できる場所と費用について

ヘッドランプ交換はどこでできるの?交換できる場所と費用について

ヘッドランプの調子が悪い場合、どこで交換できるのでしょうか?今回は、ヘッドランプを交換できる場所と費用、ヘッドランプの種類などについてまとめました。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


ヘッドランプを交換できる場所と費用は?

ヘッドランプ交換ができる場所と費用は?

ヘッドランプ交換ができる場所と費用は?

ヘッドランプは前照灯とも呼ばれ、夜道やトンネル、視界の悪い雨の日などに周辺を照らす役割を担っています。必要なシーンで点灯しないと、周囲が見えにくくなりとても危険です。

ヘッドランプの交換方法には、大きく分けて「バルブの交換」と「ヘッドランプ一式の交換」があります。

交換自体は、ディーラーやガソリンスタンドなどさまざまな場所で行えますが、費用にかなり差があるので、交換前に交換できる場所それぞれの特徴や費用の相場を押さえておくとよいでしょう。

ディーラー

バルブ・ヘッドランプ交換の費用相場

バルブ交換:4,000円程度
ヘッドランプ一式:5万円~

ディーラーで交換するメリットは、純正パーツを使用し、その純正品に精通した整備士が対応してくれること。また、ディーラーでの交換は整備保証付という点も安心感につながります。

デメリットは、費用の高さ。バルブ交換だけでも4,000円を超える場合があるため、高コストでも信頼できるところに依頼したい、という方に向いています。

整備工場

バルブ・ヘッドランプ交換の費用相場

バルブ交換:2,000円~3,000円程度
ヘッドランプ一式:2万円~

整備工場は、大半がディーラーよりも安めの費用設定で、バルブ交換なら2,000円~3,000円が相場となります。技術力のある整備士が所属していることも多く、純正品へのこだわりが強くなければ、この費用面はメリットといえるでしょう。

バルブ交換は、整備士にとっては難しくない作業なので、車検や定期点検を依頼している顔見知りの整備工場であれば、交換費用を値引きしてもらえる可能性も。

デメリットは、メーカーや車種によって、交換パーツの在庫がない場合があること。ヘッドランプ交換は急ぎのケースも想定され、取り寄せに時間がかかることはデメリットとなるでしょう。

ガソリンスタンド

バルブ・ヘッドランプ交換の費用相場

バルブ交換:2,500円程度
ヘッドランプ一式:2万5,000円~

ガソリンスタンドでヘッドランプを交換するメリットは、すぐに対応してもらえる利便性。とくに、出先でヘッドランプの交換が必要になった場合には、ディーラーや整備工場を探すよりも、近くのガソリンスタンドに立ち寄るほうが圧倒的に便利です。

遅い時間まで営業している店舗も多く、中には24時間営業もあり、いざという時には心強い選択肢です。

デメリットは、技術力に差があるところ。整備士が担当してくれるガソリンスタンドもありますが、経験の浅いスタッフが担当になることもあり、費用は整備工場と変わらないか、むしろ高い場合も。

カー用品店

バルブ・ヘッドランプ交換の費用相場

バルブ交換:500円~1,500円程度
ヘッドランプ一式:2万5,000円~

オートバックスやイエローハットをはじめとしたカー用品店でヘッドランプの交換をするメリットは、費用の安さ。バルブ交換であれば1,500円前後が相場のため、今回取り上げた4つの選択肢の中で、もっとも低費用で済ませられます。また、バルブの種類も豊富にそろっており、在庫の心配もありません。

週末や年末年始も営業している店舗が多く、作業メニューの豊富さで、費用も明確に提示してくれます。普段から行きなれたカー用品店のほうが、ディーラーや自動車工場よりも気軽に修理をお願いしやすいと感じる方は多いようです。

デメリットはカー用品店同様、すべてのスタッフが整備に詳しいわけではなく、技術力に差があるところです。

交換の際はヘッドランプ種類の変更も検討しよう!

ヘッドランプの種類にはどんなものがある?

ヘッドランプの種類にはどんなものがある?

ヘッドランプの種類には、ハロゲンランプ、HID、LEDの3つがあります。交換する際には装着されているヘッドランプの種類を変えることで、明るさや寿命の改善ができるかも。それぞれの部品価格相場とメリットとデメリットを紹介します。

ハロゲンランプ

価格相場

1,000~2,000円

対向車にも優しい淡い暖色系の光で、雨など視界不良なときに強みを発揮します。フィラメントを白熱させて発光するため、積雪が多い地域ではランプについた雪を溶かしてくれるメリットも。

デメリットは、後述するHIDヘッドランプやLEDヘッドランプと比べて、必要とする電力が多いところ。また、明るさも両者と比べて劣るうえ、ランプの寿命も短いことがあげられます。

価格は一般的なバルブでは1番安価で、種類も豊富にあります。メーカーなどにこだわらなければ、かなりコストを抑えられるでしょう。

HIDヘッドランプ

価格相場

2,000円〜10,000円

HIDヘッドランプは、「High Intensity Discharge lamp」の頭文字から取った言葉で、直訳すると「高く強烈な放電ランプ」という意味です。放電を意味する「ディスチャージ」と呼ばれたり、バルブ内部に充填したガスの名前をとって「キセノンライト」と呼ばれることもあります。

HIDヘッドランプはハロゲンランプと比較すると、高寿命かつ発熱が少ないという特徴があり、一般的なバルブの中でもっとも明るい光を発します。

デメリットは、交換費用の高さ。交換にかかる技術も、ハロゲンランプと比べて比較的難しく、費用も高く設定されています。

LEDヘッドランプ

価格相場

2,000円〜10,000円

LEDとは、「Light Emitting Diode」の頭文字から取られた言葉で、直訳すると「光を放つ半導体」という意味。LEDヘッドランプは、電圧を加えたときに発光する、発光ダイオードを使ったライトです。

明るさは、HIDヘッドランプには劣りますが、一般的なバルブの中でもっとも寿命が長く、圧倒的な省電力がメリット。小型で発熱量も少なく、さまざまなデザインに応用できるため、LEDヘッドランプを採用するメーカーが増えています。

デメリットは、LEDが本体と一体化しているタイプでは、バルブのみの交換を選べないところ。ただし、寿命が15年ほどあるので、自動車購入から1度も交換する機会がないケースもあるでしょう。

交換費用が無料になる可能性も!保証の確認をお忘れなく

保証を活用すると、交換が無料・無償になる可能性がある!

保証を活用すると、交換が無料・無償になる可能性がある!

メーカー保証

新車購入すると、もれなく「メーカー保証」が付いており、その期間中であれば初期不良と判断された場合、無償交換を受けられます。ちなみに新車保証は、「新車登録日から3年間、もしくは走行距離6万kmのいずれか早い方」となっています。

ただし、電球類は消耗品ですから、初期不良によるものではないと判断された場合は、保証対象外になる可能性もあります。

中古車販売店の「一般販売店保証」や「中古車サイト保証」

メーカー保証とは別に、中古車では販売店が独自に保証を付けている場合があります。内容はメーカー保証と比べると手薄ではあるものの、ヘッドランプが保証対象内のことも。

また、最近では中古車サイトによるアフター保証も増えています。内容は一般販売店の保証と似たものになりますが、こちらもヘッドランプの交換を無償で対応してもらえる場合もあります。

ヘッドランプは自分で交換できる?

バルブ交換であれば、自分でもヘッドランプ交換は可能!

バルブ交換であれば、自分でもヘッドランプ交換は可能!

費用を抑えるため、ヘッドランプを自分で交換したい方もいるでしょう。ヘッドランプ一式の交換はかなりハードルが高いですが、バルブだけであれば、自分で行うこともできます。

バルブ交換の手順

ヘッドランプ交換の手順

1.ボンネットを開けて、ヘッドランプ裏にあるヘッドランプコードを確認し、先端のコネクターを外す
2.バルブ裏にあるゴムカバーとストッパーを外す
3.バルブ本体を外して、代わりに新しいバルブを取り付ける
4.ストッパーを取り付けて固定し、続けてバルブ裏のゴムカバーを取り付ける
5.コネクターを取り付け、ヘッドランプの点灯を確認する
6.ボンネットを閉める

自分で交換する際の注意点

感電に注意する

電気を通さない素材でできた手袋を使用し、バッテリーのマイナス端子を外しておくなど、感電対策をしっかりと行ってから、取り掛かりましょう。

スイッチは切り、消灯直後は交換しない

ヘッドランプのスイッチは、必ず切って作業しましょう。また、ライトを消した直後はバルブが高温になっているため、注意が必要です。

ガラス管を素手でさわらない

素手で触ることにより、手の脂が付いてガラス管の劣化につながります。交換用のバルブを触るときから手袋を装着して作業しましょう。

車検に適合する製品を使用する

ヘッドランプは車検時に検査される項目でもあり、基準より暗ければ車検は通りませんので、既定の明るさがしっかりと出ているものを使用しましょう。また、2005年以前製造の車両であれば黄色も使用可能ですが、2006年以降に製造された車両に関しては、白色以外では車検が通りませんので注意が必要です。

光軸調整を行う

車検では、ヘッドライトテスターと呼ばれる検査機器を使って、光軸の検査も行われます。軸のズレがある場合には、ライト取り付け位置付近にある「光軸調整ネジ」で調整しましょう。

ヘッドランプ故障は交換必須!故障したままの走行は違反です

ヘッドランプが故障したままでは道路交通法違反になる!

ヘッドランプが故障したままでは道路交通法違反になる!

ヘッドランプが故障したまま運転すると、整備不良とみなされ、道路交通法違反になり違反点数と反則金が科せられます。

ヘッドランプの故障は、違反だからというだけでなく自分と周りのドライバーの安全に関わります。ヘッドラランプが切れていたり、不良時には、すみやかに交換しましょう。

とはいえ、ヘッドランプの故障はドライバー自身が気付きにくい項目のひとつです。定期的にチェックするとともに、明るさを十分に感じられないときは早めの交換をおすすめします。

まとめ

ヘッドランプをしっかりと交換して、楽しいドライブを!

ヘッドランプをしっかりと交換して、楽しいドライブを!

今回はヘッドランプの交換についてまとめました。バルブ交換、とくにハロゲンランプの交換であれば、自分でも十分に行える作業ですが、少しでも不安に感じる場合は、ディーラーや整備工場などにお任せしたほうがよいでしょう。

ぜひ今回の記事を参考に、自分に合った交換方法を見つけてみてください。

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