トップへ戻る

トヨタ・ヴェルファイアと日産・エルグランドを徹底比較!

トヨタ・ヴェルファイアと日産・エルグランドを徹底比較!

トヨタのヴェルファイアと日産のエルグランドを徹底比較しました。両車種はLクラスミニバンであり家族向けの車となっています。それぞれの概要、車内空間、収納、走行性能、安全性を見ていきましょう。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

概要・特徴

コンセプト・ターゲット

トヨタのヴェルファイアと同じくLクラスミニバンの日産エルグランドは、お互いに家族向けの車として人気があり全長&全幅がほぼ同じ大きさということで、いわばライバルのような関係の2台です。

車体の大きさ以外にも、高級感のある車内空間やパワースライドドアなど共通の特徴も多い両車ですが、インテリアやシート、運転性能などそれぞれの特徴もしっかりあるので比較していきたいと思います。

利用シーン

車内の広さが持ち味のヴェルファイアとエルグランドはいろいろなシーンで便利さを感じられるでしょう。

家族旅行や日常の買い物など、荷物が多くなってしまっても充分に余裕があるので安心して出かけられます。

旅行で車中泊が必要になった場合でも広い車内と上質なシートでゆっくりとおやすみが出来ます。

また、低床フロアを採用しているため乗り降りもスムーズにでき、遠出の多い2世帯家族や子供のスポーツクラブの送迎などお出掛けや日常的な普段使いまで、老若男女問わず安心して利用する事ができる両車となっています。

トヨタヴェルファイア 概要

■搭乗人数・概要

ヴェルファイアはトヨタが誇るLクラスミニバンで、アルファードの兄弟車種です。

「大空間高級サルーン」をキーワードに開発された車内はラグジュアリーな空間が広がりまさにVIP仕様です。

もちろん車内だけでなく、運転するうえでの色々なサポート機能が豊富な為、大きな車体を初めて運転する方にも安心です。

また、エコカー減税の対象車で、価格はハイブリッド車で約400万円~700万円台、ガソリンエンジン車で300万円~500万円となっています。

日産エルグランド 概要

■搭乗人数・概要

日産を代表するLクラスミニバンのエルグランドは、スポーティーな走りが自慢で走行性能が非常に高くこのクラスではトヨタのヴェルファイアやアルファードに匹敵できる数少ない車種です。

心地よいドライビングと快適性が考え抜かれ、見た目のデザインも迫力満点です。

また、ヴェルファイア同様に高級感溢れる室内空間はまさにファーストクラスで、
運転手も同乗者もすべての人が気持ち良く快適に過ごすことができます。

価格は、通常のもので7人~8人乗りで320万円~550万円、エルグランドVIPは7人乗り600万円、4人乗りで800万円前後となっています。

車内空間・収納

シート比較

■トヨタ ヴェルファイアシートアレンジ

ヴェルファイアは車内の広さを有効的に使ったシートアレンジが様々にできるのが特徴のひとつです。

最大1,160mmのスーパーロングスライドが可能な助手席は、セカンドシートと同一レール上にシートを設置することにより助手席前の幅を拡大したり、助手席とセカンドシートを前にずらし後方を広くとることで長い荷物を積んだり出来ます。

さらに、フルフラットにしてベッドのようにして休憩したり、リラックスモードでリビングのような空間を作るなどアレンジの幅が大きく楽しく利用できます。


■日産 エルグランドシートアレンジ

エルグランドも用途に応じて自在にシートをアレンジすることが出来ます。

多くの荷物を積み込みたい時には、ラゲッジモードにして大きな収納スペースを作り出したり、
くつろぎたい時には1列目もしくは2列目をフラットにし、足を伸ばしてリラックスなんてことも出来ちゃいます。

さらにエルグランドの2列目シートには「中折れ機構」というものが採用されており、
これは背もたれの中間が折れることで腰の負担を軽減し快適にドライブを楽しむことができるシートです。

3列目の座り心地も抜群で、どのシートに座っても快適さは保たれています。

ドア・乗降性

ヴェルファイア、エルグランドともにワンタッチパワースライドドアを採用しているので、
両手に荷物を抱えたままでも開閉がしやすくとても便利です。

また、ステップの高さは低く作られており、ドア開口部の広さもとても大きくなっているので
小さなお子様やお年寄り、ワンちゃんなどのペットとのドライブも不自由なく行えます。

トヨタヴェルファイア 収納・バックドア

ヴェルファイアはラゲッジスペースもとても広いので荷物の積み下ろしも楽に出来ます。

特に3列目の収納ができるので、荷室を広げ観葉植物がそのまま入るほどの広さに出来る最大積載モードは圧巻の広さです。

また、バックドアにはパワーバックドアを採用したことでスイッチひとつで自動開閉ができ、
多くの荷物を積み込む際にストレスを感じることはないでしょう。

日産エルグランド 収納・バックドア

収納スペースに関してはエルグランドも相当な広さです。

3列目シートスライド機能で3列目の収納ができ、ゴルフバッグを最大6セットも積載可能なスペースを作り出せるのが特徴です。

さらにバックドアにはリモコンオートバックドアが採用されており、開ける時はナンバープレート下のボタンで、閉める時はバックドア内側についているボタンを押すことで電動で閉まるので便利で安全に開閉が可能です。

安全性・走行性

トヨタヴェルファイア 安全性

ヴェルファイアは、安全性能も非常に高くJNCAP新・安全性能総合評価の最高ランク「ファイブスター賞」を獲得しています。

さらに様々な安全性能が備わっており、例えば、進路上の先行車や障害物などをミリ波レーダーで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避を支援してくれる「プリクラッシュセーフシステム」や、
アクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステムの「インテリジェントクリアランスソナー(8センサー)」などの先進機能を搭載し、衝突安全性も非常に高い車となっています。

日産エルグランド 安全性

日産エルグランドは「SAFETY SHIELD」を謳い、通常運転から衝突後までクルマが状況に応じて様々なバリア機能を働かせ、少しでも危険に近づけないようサポートする取り組みをしています。

さらに自動車アセスメントの新・安全性能総合評価による評価で、最高の安全評価の5スターを獲得しその安全性の高さを示す形となりました。

予防安全に努め、さらに衝突安全性も高いエルグランドはファミリーカとしての存在感をまだまだ増しています。

走行性能比較

ヴェルファイアとエルグランドの環境性能・JC08モード燃費比較をします。

同タイプのエンジンで比較してヴェルファイアの燃費性能は11.6km/L、エルグランドは10.8km/Lと燃費性能に関してはヴェルファイアの方が良さそうです。

走行性能に関しては、ヴェルファイアはとてもスムーズで重量級ながらステアリング操作にボディが自然についてくる感覚で、
エルグランドは、走り出しから高回転域でのスポーティーな走りでミニバンクラスでもトップと言われる性能を持ち、セダン感覚で運転が出来るの程の身のこなしが特徴的です。

走り自体を楽しみたいという方にはエルグランドの方がオススメかもしれません。

試乗記

ヴェルファイアとエルグランドを試乗した方の感想をまとめてみます。

まずヴェルファイアは、乗り心地や静寂性がミニバン最上レベルという意見がありました。

運転席から3列目のシートまでどこに座っても快適で気持ち良いドライブが堪能出来るようです。

エルグランドの感想としては、走りの安定感とインテリアの充実さが感じられたようです。

座り心地の良いシートは走行中の静寂性も高め、自宅のリビングでくつろいでいるような感覚になるようです。

甲乙を付けがたいこの2台、是非一度試乗して比べてみてはいかがでしょうか。

  • カービュー査定

関連する投稿


日産 新型「エルグランド」初公開!15年ぶり全面刷新を正式発表…2026年投入へ

日産 新型「エルグランド」初公開!15年ぶり全面刷新を正式発表…2026年投入へ

日産は2025年4月22日、日産ブランドの新しいコミュニケーションを発表するイベント「NISSAN START AGAIN 2025」にて、新型「エルグランド」を今年度後半に公開し、2026年度の発売を予定していると発表。そのデザインの一部を公開しました。これで新型エルグランドの登場が正式にアナウンスされたことになります。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


トヨタ新型「アルファード/ヴェルファイア」発表!510万円の最安価グレードも登場

トヨタ新型「アルファード/ヴェルファイア」発表!510万円の最安価グレードも登場

トヨタは2024年12月20日、高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」の一部改良モデルを発表。同時にプラグインハイブリッドモデルの追加や、豪華な”4座仕様”の追加も発表しました。一部改良モデルは2025年1月7日より、PHEVモデルは2025年1月31日より販売される予定です。


日産 新型「エルグランド」発表! 先進安全装備が進化

日産 新型「エルグランド」発表! 先進安全装備が進化

日産は、2024年3月28日、高級ミニバン「エルグランド」の一部改良モデルを発表。4月中旬より発売すると発表しました。


新型フェアレディZ NISMO初公開!2024モデルやカスタマイズドエディション追加も今すぐは買えない?

新型フェアレディZ NISMO初公開!2024モデルやカスタマイズドエディション追加も今すぐは買えない?

日産は、2023年8月1日、一部仕様を向上した新たな「フェアレディZ 2024年モデル」を発表しました。合わせてパフォーマンスを向上させた「フェアレディZ NISMO」を新たに追加しました。さらに、「東京オートサロン2023」に出展された「フェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージも同年10月下旬に発売するようです。


最新の投稿


 1~5年で車を買い替えた方の約6割が後悔!?乗り換えるまでの期間が短いほど後悔する方が多く"もっと長く乗ればよかった"と感じやすい【ナイル調査】

1~5年で車を買い替えた方の約6割が後悔!?乗り換えるまでの期間が短いほど後悔する方が多く"もっと長く乗ればよかった"と感じやすい【ナイル調査】

ナイル株式会社は、同社が運営する個人向けカーリースサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」にて、自家用車を所有している全国の男女を対象に、車の買い替え時期や理由などについてインターネット調査を実施し、結果を公開しました。


クルマを毎日利用する人の半数以上がガソリン価格に応じてクルマの利用頻度を「変えたいが、変えられない」【パーク24調査】

クルマを毎日利用する人の半数以上がガソリン価格に応じてクルマの利用頻度を「変えたいが、変えられない」【パーク24調査】

パーク24株式会社は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象「ガソリン価格」に関するアンケート実施し、結果を公開しました。


【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年4月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、5位以下では「アクア」や「ノア」「ヴォクシー」などトヨタ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


mobiAI、韓国Ciel Mobility社およびインドネシアJasnita社とオンデマンド型公共交通に関する戦略的MOUを締結

mobiAI、韓国Ciel Mobility社およびインドネシアJasnita社とオンデマンド型公共交通に関する戦略的MOUを締結

日本を拠点とするモビリティ・物流向けAIソリューション企業 mobiAI株式会社は、インドネシアの通信技術企業 PT Jasnita Telekomindo Tbkおよび韓国のモビリティプラットフォーム企業 Ciel Mobilityと、オンデマンド型公共交通(Demand Responsive Transport、以下「DRT」)事業の共同展開に関する覚書(MOU)を締結したことを発表しました。


ダイハツ新型「ムーヴ」発表へ!11年ぶりの全面刷新を実施へ

ダイハツ新型「ムーヴ」発表へ!11年ぶりの全面刷新を実施へ

2025年5月12日、ダイハツは、2年ぶりの復活、そして11年ぶりの全面刷新を遂げた7代目となる新型軽乗用車「ムーヴ(MOVE)」に関する情報を先行公開しました。発売は同年6月を予定しています。