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日産 パオのスペック、新車・中古車価格・内装、カスタム、似た車まで徹底解説!

日産 パオのスペック、新車・中古車価格・内装、カスタム、似た車まで徹底解説!

1980年代に登場した日産 パオの人気が再燃しています。今回は、パオのスペックや燃費と維持費、新車や中古車価格、内装やカスタムなど、気になる点を紹介します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


日産 パオとは?

《画像提供:Response》日産 パオ

日産パオはパイクカーとして、1987年の東京モーターショーで発表され、1989年1月~4月に期間限定で予約生産カーとして売り出されました。その間だけで、実に51,657台の売り上げがあった人気カーで、納車まで1年半かかりました。

パイクカーのパイクとは、槍のように尖っている武器を意味しています。日産はパオの先駆けとして、1987年初代マーチがベースになっているBe-1でした。それに続いたパイクカーは、パオの他にもエスカルゴやフィガロ、ラグーンがあり、それぞれ人気を博しました。

因みにパオは中国語の「包(パオ)」で、モンゴル民族が住居にしている円形型のテントを意味します。丸みを帯びたかわいらしいフォルムは、円形型テントからヒントを得たと思われます。

日産 パオのスペック

《画像提供:Response》日産 パオ

日産 パオの基本的なスペックを以下に挙げます。

日産 パオ スペック表
駆動方式2WD(FF)
エンジン1.0L直列4気筒OHC
トランスミッション3速ATまたは5速MT
ボディ3ドアハッチパック(キャンバストップ)
全長3,740mm
全幅1,570mm
全高1,475mm(キャンバストップ:1,480mm)
排気量987cc
(2022年10月現在 Responseより)

燃費と維持費

日産 パオの購入をお考えの方にとって気になるのは、値段もさることながら、燃費や維持費ではないでしょうか。

日産 パオの燃費は、排気量987ccの1989年1月モデルで見てみますと、10・15モードで18.4km/Lになっています。こちらを例に年間の維持費を考えてみます。その際に必要になる自動車税、保険料なども想定してみました。

自動車税は排気量が987ccなので、29,500円です。
走行距離は1ヶ月500kmとして、年間6,000km、任意車両保険は年間3万円~7万円が相場なので5万円、車検の法定費用として自動車税、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代も入れています。

その他の事項を以下に記載します。

・駐車場:10,000円(月額)
・ガソリン代:160円/L
・自賠責保険:20,010円(24ヶ月)
・自動車重量税:25,200円
・印紙代:2,100円

こちらを元に計算しますと、日産 パオの維持費は年間300,329円、月間維持費は25,027円となりお手頃といえます。

以下は内訳です。

駐車場120,000円
ガソリン代52,174円
任意・車両保険50,000円
自動車税29,500円
車検の検査料・手数料50,000円
重量税12,600円
自賠責保険(※)10,005円
印紙代1,050円
年間維持費300,329円
※自賠責保険は2年間のため20,010円を2で割って計算
※自動車重量税は2年間のため25,200円を2で割って計算

この数字はあくまでも仮定です。人によって走行距離や任意保険料の金額などが異なりますので、ひとつの参考としてください。

日産 パオの新車・中古車価格

《画像提供:Response》1/64 Nissan PAO コレクション

日産 パオは現在製造されていませんが、発売当時の新車価格は141.1万円~156.85万円(税抜)です。

中古車価格は2022年10月現在で46件あり、634,546円~2,172,728円(税抜)です。推移があるので気になる方は、インターネットでチェックしたり、中古車販売業者に尋ねたりしてみてください。

日産 パオ 中古車車検索 | レスポンス(Response.jp)

https://response.jp/assistance/usedcar/search/NI/S066/0/0/0/0/0/0/0/0/0/0/JPN/0/0/0/0/0/0/0/0/0/1/20/1/

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日産 パオの外装と内装

《画像提供:Response》〈撮影:島崎七生人〉日産パオ(1989~1991年)

ここからは気になる可愛い見た目と、レトロでおしゃれな外装と内装の主な特徴について紹介します。

外装の特徴

・サファリの冒険気分をモチーフにしたデザイン
・上下2分割・フリップアウト式リアクオーターウインドウ
・ガラスハッチ&ドロップゲートの上下開きのバックドア
・開閉式の三角窓
・シトロエンや2CV、ルノーにも似たレトロなスタイル
・当時はめずらしいバンパーやリヤハッチ、クオーターパネル、灯火類レンズを採用

内装の特徴

・K10型マーチ「コレット」で好評だった麻布を感じさせるシート
・美しくレイアウトされた一眼式メーター搭載
・レバー式の空調
・丸みを帯びたフォルム
・さわやかな色合いの4色(アクアグレー、オリーブグレー、アイボリー、テラコッタ)

新素材や新工法の投入

・フロントフェンダーとフロントエプロンに熱可塑性樹脂のフレックスパネルを使用
・エンジンフードにSMCといわれる成形樹脂などを採用
・バックドアやリヤエプロンの外部に新デュラスチールを使用
・高張力銅板を採用し、錆の抑制や強度、弾性力アップを図ったと考えられる

パオはコンパクトな中にさまざまな装備がありました。限定販売であっただけに、より個性的な車を作ろうと尽力したのがわかります。

日産 パオおすすめカスタム

《画像提供:Response》〈撮影:大野雅人(GazinAirlines)〉日産 パオ

レトロ感のある日産 パオは、そのまま個性を楽しむのもいいですが、カスタムもおすすめです。
購入前のカスタム化はもちろんのこと、部品交換が必要な時もカスタム化するタイミングです。

今回はフロントリップ・ハーフスポイラー、フロントグリル、ホイール、マフラー、キャンバストップにおけるカスタムを紹介します。ご紹介した以外にも、ボディのカラーを変えるなど、大胆なカスタムも存在します。

フロントリップ・ハーフスポイラー

車のフロント部分に取りつけるフロントリップ・ハーフスポイラーをカスタムすることで、雰囲気が変わるものです。お好みの物を購入して、日産 パオに取り付けてみるのもおすすめです。

カスタムの効果は、フロント部分をしゃれた感じにしたり、空気の流れを利用して快適な走行を促します。

ただし、保安基準を満たした商品でないと車検が通らないので、購入前に保安基準を満たしているのかの確認が必要です。

フロントグリル

ラジエーターへの空気の流れ口となるフロントグリルは、車の顔のような部分です。エンブレムが目立つタイプなどが多く存在し、このカスタムで車全体の雰囲気が変わってきます。

日産 パオのフロントグリルにも控えめのエンブレムがあり、カスタムすることで、また違った雰囲気のパオを味わえます。

ホイール

ホイールはタイヤの内側にあるパーツです。車のスピード調整をタイヤに伝える、車の重量を支えて走行性を高める、個性的なデザイン性を演出するといった役割があります。

ホイールは日産 パオに関わらず、カスタマイズする人が多く、車の雰囲気がガラッと変わるので、人気のあるカスタマイズのひとつです。

本来のパオのホイールはシンプルですが、カラーや艶のある物などにカスタマイズできます。

マフラー

排気ガスを排出させる筒部分がマフラーです。排気ガスはマフラーを通して排出されることにより、排気ガス量や音を抑えます。

マフラーをカスタマイズすると、ドレスアップ効果やエンジンのパワーアップの効果が楽しめます。その反面、エンジンの騒音問題や相性の悪さによるパワーダウンも考えられるので販売店とよく相談してから、カスタマイズしてください。

キャンバストップ

日産 パオのキャンバストップの張り替えでカスタマイズできます。販売から30年の歳月が流れているので、生地が傷んだり縮んだりするのは仕方がありません。とくに縮んで開閉できなくなると困ります。

そのキャンバストップの老朽化が気になる方は、カラーも選べるジャーマントップという縮みにくく丈夫な生地に張り替えてカスタマイズも可能です。

日産 パオに似た車はあるの?

日産 パオに似た車として有名なのは、同じころに製造されたフィガロやBe-1です。どちらも人気を博した車でした。それぞれの特徴を紹介します。

フィガロ

《画像提供:Response》日産 フィガロ

1991年から1992年にかけて製造された、日産のパイクカーシリーズ第三弾がフィガロです。名前の由来はモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の主人公フィガロです。賢く思いやりにあふれたヒーローに因んで、機知に満ちた走行性を追求したのではないかと考えられます。

レトロな雰囲気の小型オープンカーで、開閉できるようになっているトップや本革シートなど、高級感あふれる外装や内装が特徴的です。コンセプトが「日常の中の非日常」であったことからも、エレガントさを追求した姿勢がうかがえます。パイクカーシリーズで唯一、ターボエンジンを搭載していました。

Be-1

《画像提供:Response》〈写真提供:日本自動車殿堂〉日産 Be-1

Be-1は、1982年発売の初代マーチをレトロな雰囲気にしたBK10型のパイクカーです。販売開始は1987年で、フィガロやパオの先駆けとなりました。

パオと同じように限定販売されたbe-1は大変な人気でした。当時の自動車業界はいかに馬力をつけるかが課題でしたが、馬力のみでなくデザインでの勝負に出たと考えられます。メインだった四角いフォルムから丸みを帯びたフォルムに変化させる先端を行った車です。

また、パイクカーシリーズの第一弾として、車にレトロなデザインを取り入れたのもBe-1が最初でした。機能性重視だった当時の車業界に一石を投じたといえるでしょう。

まとめ

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産パオ

日産のパイクカーシリーズの一つとして、1980年代後半に限定販売された日産 パオは現代にも通じるおしゃれなデザインの車です。尖ったという意味のパイクや中国語で丸いテントを意味するパオに由来して、独特のフォルムを作り出しています。

現在は中古車として市場にも出回っていますので、ご興味のある方は販売店でご相談ください。

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パオ 中古車 燃費

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