トップへ戻る

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツ不正問題で一気に“番狂わせ”!軽のランキングはどう変わった?

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツ不正問題で一気に“番狂わせ”!軽のランキングはどう変わった?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年1月新車販売台数ランキングによると、様々な車が順位を上げている一方、「タント」「ミラ」「ムーブ」などダイハツ車が一気に下落しました。ダイハツの不正問題による出荷停止の影響が出てきたようです。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

2024年1月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉スズキ スペーシア 新型

2024年1月は、日産の新型軽商用EVバン「新型クリッパーEV」が発表されましたが、それ以外に新型車の発表・発売で特筆すべきものはなく、今後に影響しそうなものはありませんでした。

しかし、2023年11月に発売となった新型スズキ「スペーシア」、2023年10月に登場したホンダ新型「N-BOX」などの戦いが注目されるところです。また、軽自動車を多く展開するダイハツの一連の不正問題の影響が如実に出てきました。

数多くの車が一気にランキングを上げた

《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉ホンダ N-BOX

1位はいつも通りホンダ「N-BOX」、10月に3代目となる新型が登場しており、今後の動向が注目されていましたが、ここまで、その地位を維持し続けています。しかし前年比は88.1%と控えめ。今後の売れ行きが注目されます。以下順に「スペーシア」、「ハスラー」、「ルークス」と続いてランクを一つずつ上げています。これは、ダイハツの不正問題により、強力なライバルが抜けたことによるものでしょう。

この他、「ワゴンR」が9位から6位、「アルト」が11位から6位、「デリカミニ/eK」が10位から7位と大きく順位を上げていますが、その要因は同様かと思われます。さらに9位「デイズ」、10位「N−WGN」も順位を上げていますが、これも同じでしょう。

逆にスズキ「ジムニー」や日産「サクラ」といった車は、あまり影響を受けておらず、順位に大きな変動がありません。これは、これらが独自路線の車種で、ダイハツに同様の車種が存在しないためでしょう。

一方サクラは、ここまで、高い前年比を保ち販売台数が好調でしたが1月に入り54.9%に。N-BOXと同様、今後の動向が注目されます。

ダイハツ車が一気に下落

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉ダイハツ タント 新型

2023年1月のランキングでは、比較的上位にいた「タント」「ミラ」「タフト」「ムーブ」ですが、2024年1月のランキングでは、タントは8位、ミラは11位、タフトは15位、ムーブは12位となり大きく下落しています。

いずれもすべてダイハツ車で、前述の通り一連の不正問題発覚の影響により、出荷停止となったため、ランキングに大きな影響を与えています。

そんな影響によって、順位を上げたルークス、ワゴンRも前年比80%代と好調とは言えません。「N-WGN」も同様に76.9%と引き続き厳しい状況と言えるでしょう。

ダイハツの復帰後、再興はあるのか

《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉ダイハツ タフト

2024年1月は、ダイハツの不正問題の影響が如実に現れた結果となりました。また新型スペーシアが登場してから時間が経ちましたが、やはり直接のライバルである、N-BOXが強力すぎるため、ここを崩すことはできませんでした。

不正問題解決後、下落したダイハツ車が勢いを取り戻すことでしょう。現在でも、主に商用車などから、出荷を再開しています。どこまで再興できるのか、今後の軽自動車のランキングに注目です。

2024年1月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 N-BOX ホンダ 17,446 88.1
2(↑) 3 スペーシア スズキ 11,316 111.1
3(↑) 4 ハスラー スズキ 8,211 114.4
4(↑) 5 ルークス 日産 6,943 87.3
5(↑) 9 ワゴンR スズキ 5,983 83.6
6(↑) 11 アルト スズキ 5,225 95.8
7(↑) 10 デリカミニ/eK 三菱 5,170 236.8
8(↓) 2 タント ダイハツ 4,849 33.8
9(↑) 12 デイズ 日産 4,644 223.5
10(↑) 14 N-WGN ホンダ 2,837 76.9
11(↓) 6 ミラ ダイハツ 2,625 53.6
12(↓) 8 ムーヴ ダイハツ 2,611 25.5
13(ー) 13 ジムニー スズキ 2,474 90.3
14(↑) 15 サクラ 日産 2,314 54.9
15(↓) 7 タフト ダイハツ 2,035 42.5
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

2024年~2025年 新車情報はこちら

【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ | カーナリズム

https://matome.response.jp/articles/6142

2024年から2025年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2024年2月8日更新)

2023年12月のランキングはこちら

【無料】ガリバーに中古車探しを依頼する

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

クラウドローンのマイカーローン

  • MOTA 車買取
  • カービュー査定

関連する投稿


軽自動車ユーザーの約9割が次回も軽自動車を購入予定!軽自動車の最大の魅力は"維持費の安さ"【トータス調査】

軽自動車ユーザーの約9割が次回も軽自動車を購入予定!軽自動車の最大の魅力は"維持費の安さ"【トータス調査】

株式会社トータスは、同社が運営する「tortoise」にて、軽自動車を保有している20代~60代の男女を対象に「軽自動車ユーザーの車への満足度」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年2月新車販売台数ランキングによると、いつも通りホンダ「N-BOX」が1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気車種の変わらぬ強さを見せつけました。ダイハツ「タント」が復活して以来、スーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、多少の変化はあります。


【新車販売台数ランキング】トヨタ「ヤリス」が首位を死守、コンパクトミニバン勢が躍進!

【新車販売台数ランキング】トヨタ「ヤリス」が首位を死守、コンパクトミニバン勢が躍進!

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年2月の新車販売台数ランキングによると、1〜2位はやはり不動でしたが、トヨタ「シエンタ」、ホンダ「フリード」といったコンパクトミニバンの順位が上昇し、上位を固めました。また、トヨタ「ライズ」「ルーミー」といったダイハツのOEM陣も躍進を続けているようです。


【新車販売台数ランキング】やっぱり強いトヨタ車!ダイハツOEMの人気車種「ルーミー」&「ライズ」が大幅上昇

【新車販売台数ランキング】やっぱり強いトヨタ車!ダイハツOEMの人気車種「ルーミー」&「ライズ」が大幅上昇

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年1月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位の上位陣に全く変化が見られなかったほか、トヨタ「ライズ」「ルーミー」といったダイハツのOEM車の順位が大幅に上昇、先月に引き続きトヨタ勢の力強さを見せつけたほか、日産で最も売れている普通車日産「ノート」も僅かですが上昇しています。しかしながら大きな変動はあまりみられなかったようです。


【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」VSスズキ「スペーシア」VSダイハツ「タント」!軽スーパーハイトワゴン一番人気は?

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」VSスズキ「スペーシア」VSダイハツ「タント」!軽スーパーハイトワゴン一番人気は?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年1月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が1位となり、相変わらず圧倒的人気ぶりを見せつけました。また、3位までの上位陣には入れ替わりなし、ダイハツ「タント」が復活して以来、膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、少しずつ変化があります。


最新の投稿


ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカ新型「M55」公開!250台限定の「1st Edition」

ミツオカは2025年3月27日、ハッチバック「M55 1st Edition(エムダブルファイブ ファーストエディション)」を公開。2026年の生産販売予定台数250 台の正式発売に先駆けて同日より全国のミツオカ取扱拠点にて先行予約の受付を開始しているといいます。


免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

免許不要でおしゃれに乗れる!MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のオススメ最新車種を解説!

MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)は、街乗り、通勤、アウトドアなど多様なシーンでスタイリッシュかつ快適な移動を実現する日本発の​折りたたみ式電動アシスト自転車(E-Bike)です。本記事では、MOVE.eBike(ムーブ・イーバイク)のラインアップや特徴、購入方法まで解説します。これから電動アシスト自転車の購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで電動アシスト自転車選びの参考にしてくださいね。


シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

シトロエン新型「C4」発表!扱いやすいコンパクトハッチにマイナーチェンジ実施

Stellantisジャパンは2025年3月27日、シトロエンのCセグメントハッチバックモデル「C4(シーフォー)」のマイナーチェンジモデルを発表しました。同日より、全国のシトロエン正規ディーラーで、販売が開始されています。


グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィットの電動バイク「GFR-02」の価格や評判について解説

グラフィット(glafit)の電動バイク「GFR-02」は、小型で折り畳みができるので、通勤や通学で気軽に乗れて、途中で電車やタクシー・バス移動をする際にも積み込めるといった「都合のいい」使い方ができる特徴があります。本記事では、グラフィットが製造・販売している電動バイク「GFR-02」などラインアップの紹介をはじめ、価格やスペックについて詳しく解説します。また、ユーザーの口コミ・評判についても紹介しますので、電動バイクの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRX:快適性、安全性、そして環境性能。全てを満たす次世代SUV

レクサスRXは、高級クロスオーバーSUVの先駆けとして、洗練されたデザイン・上質なインテリア・そして卓越した走行性能で、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきました。現行モデルは、快適性、安全性、環境性能を高い次元で融合。先進の安全技術「Lexus Safety System+」や、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルなど、次世代のSUVに求められる要素を全て満たしています。 この記事では、RXのエクステリアデザイン、インテリア、走行性能、安全性能、そして環境性能について詳しく解説。オーナーが語るRXのある暮らしや、RXがどんな人におすすめなのかもご紹介します。


MOTA 車買取