トップへ戻る

ホンダ新型「CR-V」世界初公開!2年ぶり復活のSUVは充電可能なFCEV、2024年夏登場へ

ホンダ新型「CR-V」世界初公開!2年ぶり復活のSUVは充電可能なFCEV、2024年夏登場へ

2024年2月28日、ホンダは新型燃料電池車「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」を世界初公開しました。日本での発売は、2024年夏を予定しています。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ホンダ「CR-V」2年ぶり復活!パワートレインはなんとFCEV

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ CR-V e:FCEV

ホンダ「CR-V」は、1995年に初代モデルが誕生したクロスオーバーSUV。「オデッセイ」に続くクリエイティブ・ムーバーシリーズの第2弾として登場しました。

以後6代にわたり販売され、世界に展開されるグローバルモデルとなった同車ですが、日本では2022年に5代目の販売が終了すると、以後は展開されず、現行モデルとなる6代目も同年発表されていますが、日本での展開については触れられておらず“海外専売車種”となっています。

そんなCR-Vですが、6代目と基本構造を共有する“燃料電池車版”とも呼ぶべき新型「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」が世界初公開。同車は、日本での販売も行われると明かされ、実際の発売は2024年夏と発表されました。

国外で展開されるガソリンエンジンモデルとは異なりますが、2022年の販売終了以来、CR-Vとしては実に2年ぶりの復活となります。

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ CR-V e:FCEV

そんな新型CR-V e:FCEVは、日本の自動車メーカーが発売するモデルとして初めて、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池車。つまり三菱「アウトランダーPHEV」やトヨタ「プリウスPHEV」が、ガソリンエンジンに加えバッテリーへの給電機能を持つように、新型CR-V e:FCEVは水素で発電する機構とともに、バッテリーへの給電をプラグから直接行うことができる機構を持っているのです。

燃料電池車が持つ長い航続距離と水素の充填時間の短さといった特長はそのままに、家庭や外出先で充電できるため、通常のFCV(燃料電池車)と比較して、利便性が高められています。

新型CR-V e:FCEVのグランドコンセプトは「E-Life Generator」。およそ3分で水素を充填できるストレスフリーな長距離ドライブと、日常走行でEVのような使い勝手を提供するプラグイン充電機能にSUVの走破性・機能性をあわせ持つ、身近に使える燃料電池車として開発されました。

また、外部給電器による高出力な電力供給に加え、普通充電ポートに接続する給電専用コネクターにより気軽に電気を取り出すことができ、日常やレジャー、停電時など、あらゆるシーンでの利便性が追求されています。

エクステリアでは、歴代のCR-Vが持つスポーティーかつ機能的なスタイリングのなかに、「クリーン」「タフ」「アイコニック」をキーワードとしたFCEVらしい知的な佇まいと力強さを表現。

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ CR-V e:FCEV

また、インテリアはCR-Vの持つ上質さとタフネスさはそのままに、環境に配慮した素材としてシートにバイオ合皮を採用するなど、人と環境に寄り添う“FCEVのスタイル”を提案しています。

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ CR-V e:FCEV

GMと共同開発したという燃料電池システムは、「CLARITY FUEL CELL」に搭載していたものと比較し、白金使用量の削減やセル数の削減、量産効果などでコストを3分の1にするとともに、耐久性を2倍に向上させ、さらに耐低温性も大幅に向上させています。

また、燃料電池システムを中心としたパワーユニットを一体化することで小型軽量化を実現。ベースのCR-Vのエンジンマウントをそのまま活用でき、コスト低減に寄与するとともに、衝突安全性も向上させました。さらに振動や騒音がCLARITY FUEL CELLと比較し大幅に低下し、走りの上質感が大きく向上しました。

これにより、CR-V e:FCEVの一充填走行距離は600km以上、EV走行可能距離は60km以上となる見込みだとされています。

また、北米地域や中国などで販売している6代目CR-Vをベースにすることで、SUVならではのユーティリティーやパッケージングで、多様なニーズにも応えることができます。

CR-V e:FCEVには、Hondaとゼネラルモーターズ(GM)が共同開発し、両社の合弁会社であるFuel Cell System Manufacturing, LLC(米国ミシガン州)で生産される燃料電池システムが搭載され、Performance Manufacturing Center(米国オハイオ州)で生産、日本に輸出される予定です。

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

クラウドローンのマイカーローン

こちらの記事もおすすめ

  • カービュー査定

関連するキーワード


ホンダ CR-V

関連する投稿


ホンダ新型「N-ONE」発表!MT専用のスポーティグレード「RS」も進化

ホンダ新型「N-ONE」発表!MT専用のスポーティグレード「RS」も進化

ホンダは2025年11月20日、軽トールワゴン「N-ONE(エヌワン)」の一部改良モデルを発表しました。翌11月21日より販売を開始しています。


ホンダ新型「オデッセイ」発表!最上級ミニバンがさらに進化

ホンダ新型「オデッセイ」発表!最上級ミニバンがさらに進化

ホンダは2025年11月6日、最上級ミニバン「オデッセイ」の一部改良モデルを発表しました。翌11月7日より販売を開始しています。


ホンダ新型「CR-V」発表!ついにガソリンエンジン搭載モデル登場へ

ホンダ新型「CR-V」発表!ついにガソリンエンジン搭載モデル登場へ

2025年10月29日、ホンダはジャパンモビリティショー2025の会場にて「CR-V(シーアールブイ)」の新たなハイブリッドモデルを日本初公開しました。今冬の発売を予定しているといい、日本での発売に先立ち、この新モデルに関する情報を、ホームページで先行公開しています。


ホンダ新型「ホンダ ゼロ アルファ」世界初公開!2027年導入予定のコンパクトSUV

ホンダ新型「ホンダ ゼロ アルファ」世界初公開!2027年導入予定のコンパクトSUV

ホンダは2025年10月29日、ジャパンモビリティショー2025の会場にて、Honda 0(ゼロ)シリーズの次世代EV「ホンダ ゼロ アルファ(Honda 0 α)」のプロトタイプを世界初公開しました。2027年から日本やインドを中心に、グローバルでの販売を予定しているといいます。


ホンダ新型「ヴェゼル」公開!料金改定で値上げに

ホンダ新型「ヴェゼル」公開!料金改定で値上げに

ホンダは2025年10月2日、コンパクトSUVの「ヴェゼル(VEZEL)」の一部改良モデルを発表しました。翌10月3日より販売開始されています。


最新の投稿


エアトリレンタカーの特徴と最安値比較|仕組みと使い方を徹底解説

エアトリレンタカーの特徴と最安値比較|仕組みと使い方を徹底解説

レンタカーを利用する際、会社ごとの料金や在庫、プラン内容を自分で比較するのは意外と手間がかかります。とくに、旅行や出張のスケジュールが決まっている場合は、できるだけ早く最安値を見つけてスムーズに予約したい方も多いはずです。エアトリレンタカーは、全国の主要レンタカー会社を一度に比較できる便利なサービスで、料金や補償内容、空港周辺の在庫などもまとめて確認できます。さらに、航空券やホテル予約と合わせて管理しやすい点も魅力です。本記事では、サービスの特徴からメリット・デメリット、口コミまで分かりやすく解説し、エアトリレンタカーの利用を検討している方が判断しやすくなるよう、具体的に紹介します。


トヨタ新型「GR GT」世界初公開! 4リッターV8ツインターボ搭載のスーパースポーツモデル

トヨタ新型「GR GT」世界初公開! 4リッターV8ツインターボ搭載のスーパースポーツモデル

トヨタは2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingのフラッグシップスポーツカーとなる新型「GR GT」を世界初公開しました。トヨタ初のオールアルミニウム骨格、4L V8ツインターボをはじめとする新技術、新製法を積極的に採用したスーパースポーツカーです。


ガリバー中古車在庫問い合わせで失敗しない選び方と評判解説

ガリバー中古車在庫問い合わせで失敗しない選び方と評判解説

中古車選びで「どの在庫が良いのか分からない」「予算内で状態の良い車を探すのが大変」と感じる人は少なくありません。そんな中、ガリバー中古車在庫問い合わせは、全国の豊富な中古車在庫から希望条件に合う車を提案してくれる無料サービスとして注目されています。車種・年式・予算を入力するだけで、プロのカーアドバイザーが最適な車を探してくれるため、手間をかけずに理想の1台へ近づけます。本記事では、ガリバー中古車在庫問い合わせの特徴や強み・弱み、評判、利用の流れまで分かりやすく解説し、購入検討に役立つ情報をまとめました。


自動車の購入検討期間、「2~3週間程度」以内の短期決戦派が6割超【アスマーク調査】

自動車の購入検討期間、「2~3週間程度」以内の短期決戦派が6割超【アスマーク調査】

株式会社アスマークは、運転免許および自身が選定した自家用車を保有しており、3か月に1日程度以上の頻度で運転をしている20~60代の男女に『日本における車保有者の実態を把握するアンケート調査』を実施し、その結果を公開しました。


748馬力のBMW新型「XM」発表!最強のハイパフォーマンスSUV

748馬力のBMW新型「XM」発表!最強のハイパフォーマンスSUV

BMWは2025年10月17日、Mハイ・パフォーマンス専用モデル「XM」のラインアップおよび装備内容を変更したに新たな改良モデル発表しました。また同時に、フローズン・ペイントを施した限定車「Label Frozen-Style Edition」も登場しています。