オリックス カーリース・オンラインにデメリットはある？メリットや特徴も解説

オリックス カーリース・オンラインは、プロ野球球団「オリックス・バッファローズ」でも有名な日本の大手総合金融サービス企業「オリックス株式会社」のオートリース部門「オリックス自動車株式会社」が手掛けるカーリースサービスです。

1984年にマイカーリースのサービスを開始した老舗でもあり、個人向けカーリース市場の第一線で、常に時代とユーザーのニーズに応えるサービスを提供し続け、モノやサービスを比較する雑誌「MONOQLO」の「カーリース」部門ではA評価を獲得しています。

5年・7年・9年・11年契約で新車に乗れる「いまのりシリーズ」と、2年～9年の契約で最後は車がもらえる「中古車リース・マイカー」があり、こまめに新車を乗り換えたい方や同じ車に長く乗り続けたい方など、ユーザーの幅広い要望に応えられる豊富なプランで対応しています。

オリックス カーリース・オンラインが提供するサービスの基本情報は以下になります。

どのカーリースサービスでもデメリットはつきものですが、オリックス カーリース・オンラインで考えられるデメリットは5つです。ここでは、具体的なデメリットについて詳しく解説します。

オリックス カーリース・オンラインは、新車リースで月間2,000kmの走行距離制限を設けています。これは、リースする車の残価（価値）を下げないようにするためです。もし、この上限距離を超過すると超過距離に対し「8円/km」の追加請求がされますので注意が必要です。

ただし、この走行距離制限が適用されるのは、乗り換えなどにより契約満了よりも前に解約し車を返却する場合に限られており、契約満了後に車を返却する場合や車をそのままもらう場合は、走行距離制限はなくなります。

車の走行距離は、一般的な使い方で年間約10,000kmといわれています。遠距離を毎日通勤するなどたくさん走る方でなければ月間2,000kmを超える可能性は低いですが、なんらかの理由で途中解約せざるを得ない事態になることも想定し、月間の走行距離制限を守るようにしておくと安心です。

オリックス カーリース・オンラインでは原則、途中解約はできませんが「事故で車が廃車になった」「車を盗まれた」などのやむを得ない事情がある場合に限り、途中解約が可能です。その場合、解約金（違約金）を支払わなければなりません。解約金の金額は、契約満了時までの残月数×月々のリース料金が一般的で、解約金の支払いは一括となるので注意が必要です。

解約金なしで途中解約をするには、一定期間を経過してからになります。各プランの解約金なしで解約可能なタイミングは以下になります。

・いまのくん：2年経過後
・いまのりセブン：5年経過後
・いまのりナイン：7年経過後
・いまのりイレブン：9年経過後

オリックス カーリース・オンラインを利用する場合、上記の解約金がかからないタイミングを意識してリースプランを選択するといいでしょう。ただし、途中解約した場合のリース車両は返却となります。買い取りや車をもらうことはできないので注意しましょう。

オリックスカーリースのリース料金には、任意保険（自動車保険）料は含まれていないため、別途契約しなければなりません。加入手続きがわからなかったり面倒だったりする場合は、オリックスカーリースで任意保険を紹介してもらえるので、契約時に相談してみましょう。

なお、今の車で任意保険に加入している方は、その等級を引き継ぐことができるので、オリックスカーリースを契約する前に保険会社に連絡しましょう。また、安心のためにリース車両の修理費や途中解約で発生する解約金を補償してくれる「カーリース車両保険特約」にも加入することをオススメします。

オリックス カーリース・オンラインのリース料金には、メンテナンス代が含まれていないため、リース車両の点検や消耗品交換は自己負担となります。具体的な項目は以下です。

・タイヤ交換・バッテリー交換など無料となるサービスに含まれない部品代金・交換工賃
・代車
・鈑金修理

タイヤやバッテリーといった数万円ほどかかる高額な交換部品や工賃は自己負担となるので、交換タイミングまでに費用を用意しておく必要があります。車検で預けている間も車が必要な方は、代車も自己負担になるので注意しましょう。

オリックス カーリース・オンラインでは、リース車両のオイル交換や車検を行う場合、オリックス カーリース・オンラインが提携している整備工場のみでの対応となるので、今まで利用していたなじみの整備工場やディーラーがあっても選ぶことができません。

提携している整備工場は非公開のため事前に知ることはできず、契約後にオリックス カーリース・オンラインから指定されるため、どこの指定工場になるのかもわかりません。しかし、提携している整備工場は日本全国にあるため、近くで便利なところになる可能性もあり、契約途中に転勤などで引っ越しとなっても安心です。

オリックス カーリース・オンラインには、デメリット以上にメリットとなる特徴が多くあります。代表的なメリットを取り上げ、それぞれを詳しく解説します。

オリックス カーリース・オンラインは、国産全メーカーの全車種から好きな車を選べるのがメリットです。以下の選択肢から、利用したい車を選択でき、グレードをはじめ、カラーやメーカー純正オプション、寒冷地仕様まで選択できるので、新車を購入するのと同じ感覚で車が選べます。

なお、取り扱いメーカーには表記されていませんが、メーカーを選択せずにタイプだけ「セダン」および「クーペ/オープン」を選択して検索すれば、レクサスの車種が表示されますので、レクサスも選択可能です。

オリックス カーリース・オンラインの契約期間は、5年・7年・9年・11年の4つから選択できるので、「短期間だけ車を利用したい」「マメに新車を乗り換えたい」「同じ車を長く乗りたい」など、あらゆるユーザーの要望に応えられる特徴があります。

また、契約後に一定期間経過すれば契約途中でも返却や乗り換えが可能なため、フレキシブルにリース車を利用できるメリットも。各リース契約プランの返却・乗り換えが可能になるタイミングは以下です。

例えば「いまのりくん」の場合、2年経過後はいつでも返却・乗り換えが可能となるため「2年だけ車に乗りたい」や「車検が来る直前の3年で乗り換えたい」という要望にも応えてくれることになります。

新車をローンで購入する場合、審査通過のために頭金が必要となったり、ボーナス併用払いにしなければならなかったりする場合があります。しかし、オリックス カーリース・オンラインなら頭金・ボーナス払いが不要なので、貯金やボーナスがなくても憧れの新車にすぐ乗れます。

なお、5年契約の「いまのりくん」以外は頭金を設定することも可能です。頭金の金額は、110,000円・220,000円・330,000円（すべて税込）と事前に決まっており、この中からの選択となります。

オリックス カーリース・オンラインは、新車を月々1万円台からリースできることから、月額リース料金が安いというメリットがあります。安さの理由は、大量購入、大量保有というスケールメリットによるものです。大量に車を仕入れることで、1台当たりの仕入れ金額が安くなるため、その分をリース料金に反映させ、安さを実現しています。

オリックス カーリース・オンラインは、先述のように通常のリースプランでも安いという特徴がありますが、さらにお得なキャンペーンや企画商品が複数用意されています。2024年7月時点で実施されているキャンペーン・企画商品は以下です。

車を購入で手に入れた場合、毎年の自動車税や、車検ごとの自動車重量税および自賠責保険料は、その都度支払わなければならないため、特定の時期にまとまった費用を用意する必要があり、面倒かつ家計に負担をかけます。

オリックス カーリース・オンラインの月額リース料金には、これらの各種税金や自賠責保険料といった維持費が含まれているため、毎月一定額の支払いのみで新車に乗れます。いちいちお金を準備する必要がなくなり、支出が安定するのはメリットです。

オリックス カーリース・オンラインは、オイル交換・オイルエレメント交換が無料でできる「オイル交換無料クーポン」と、車検費用が無料になる「車検無料クーポン」がもらえます。オイル交換は6ヶ月ごとに、オイルエレメント交換は1年ごとに無料で交換でき、車検では以下の内容が無料です。

・基本点検整備費用（総合検査料・代行料・印紙代）
・エンジンオイル・オイルエレメント交換
・タイヤローテーション
・バッテリー液・ウォッシャー液補充
・ブレーキオイル交換
・ロングライフクーラント交換

また、各クーポンは契約期間分だけもらえますので、契約期間中はオイル交換代、オイルエレメント交換代、車検の基本点検整備費用代がずっと無料になります。

オリックス カーリース・オンラインは、「いまのりセブン」「いまのりナイン」「いまのりイレブン」でリース契約した場合、契約満了後には車がもらえます。また「いまのりセブン」のみ、車が不要な場合は返却も可能で、その場合は契約時の年間リース料の20％がキャッシュバックされるメリットも。

この3プランなら、契約満了時に状況によって発生する清算金支払いの心配もなく、最後は車がもらえるので安心して車を利用できます。

オリックス カーリース・オンラインは、新車よりお得な中古車のリース車両も選べます。中古車は新車に比べてトラブルなどの不安があると思われますが、オリックス カーリース・オンラインの中古車リース車両は、第三者機関による車両検査を全車実施しており、修復歴や機関部に問題のある車両は一切取り扱っていません。

また、目立つ傷はしっかり補修し、外装コーティングや内装クリーニングを行い、高品質な中古車のみをリース車両として提供しているので安心です。さらに、独自の「オリックス認定中古車保証」が全車に無料でついています。

車両納車日から1年間（走行距離は無制限）、消耗品を除くすべての部品を保証してくれるので、1年以内にナビが壊れたり、パワーウィンドウが動かなくなっても保証で修理できるので費用負担がありません。また、消耗品（ワイパーブレード、バッテリー、ランプ他指定品目）も、車両納車日から1ヶ月間は保証してもらえます。

リース期間は2年～9年と車両によって異なりますが、全車契約満了後は車がもらえます（返却も可能）。

オリックス カーリース・オンラインは実店舗を持たないリース会社なので、申し込み・審査・契約といった手続きはすべてWEBと郵送で完結できます。納車は自宅まで持ってきてくれるので、すべてユーザーの都合に合わせられるのがメリットです。

プラン選択で悩んだり聞きたいことがあったりすれば、「マイカーデスク」のプロにメールや電話で相談することもできるので、WEBや郵送のみだと心配という方も安心です。

ここでは、オリックス カーリース・オンラインを利用した場合の種別リース料金例を紹介します。

オーソドックスな軽自動車として人気のダイハツ ミライースが、7年契約で最後にもらえる「いまのりセブン」でも月々2万円を切る安さで乗ることができます。

コンパクトカーでは大人気のトヨタ ヤリスの場合、バランス良くニーズを満たすミドルモデルのGグレードが月々2万円台から乗れます。

SUVでは人気が高いホンダ ヴェゼルは、新車価格がガソリン車よりも高いハイブリッド車の「e:HEV」が月々3万円台から乗れます。また、2024年7月現在では特選車となっています。

Mサイズミニバンでは人気が高い日産 セレナは、契約満了後に車がもらえる「いまのりイレブン」で契約すれば、月々4万円を切るリース料金で乗れます。

オリックス カーリース・オンラインなら、高級ブランド「レクサス」のセダンもリース可能です。ミドルクラスのISが、月々7万円弱から乗ることができます。

長年愛されているライトウェイトスポーツオープンカーのマツダ ロードスターの現行型新車は、エントリーグレードの「S」を選択すれば、月々4万円ちょっとから乗れます。

オリックス カーリース・オンラインは車選びから納車まで、すべてWEBと郵送のみで完結できます。ここでは、その流れについて解説します。

オリックス カーリース・オンラインのWEBサイトで「新車を探す」のページへ行き、希望する車を見つけるための条件を入力・選択し検索します。希望する車をクリックし、グレードやカラーなどを選択し見積りを行います。希望するプランと料金に納得したら「申し込む」をクリック。この時、プランなどについて相談したい場合は「マイカーデスクに相談する」をクリックします。

名前・生年月日・住所などの個人情報をはじめ、リース審査に必要な内容を入力します。この時、本人確認のために免許証番号が必要になるので、事前に免許証を手元に用意しておくとスムーズに行えます。入力内容を確認し、問題なければ審査申し込みを完了させます。

リース審査を通過すれば、オリックス自動車から契約書が郵送で届きます。契約内容を確認し、問題なければ署名・捺印してオリックス自動車へ返送します。

オリックス自動車に契約書が届けば契約完了となり、オリックス自動車が自動車販売店へリースする車両を発注します。契約後は、車の登録に必要な書類などについて、自動車販売店の担当者から直接連絡が来ます。車の登録に必要な書類などを自動車販売店へ送り、車の登録手続きを進めてもらいます。

車の登録が完了すれば、自動車販売店が車を自宅へ納車してくれます。

オリックス カーリース・オンラインに対する口コミから、実際の評判を見てみましょう。

大企業だからか、上から目線の接客対応だったという悪い口コミがありました。内容は、インボイス番号について問い合わせた時の対応のようです。インボイス番号を聞いても教えてもらえなかったとのことですが、オリックス カーリース・オンラインのよくある質問の回答には「個人とのご契約となるためインボイス対応はしておりません。」とあったので教えられなかった可能性も考えられます。

新古車とはいえ、傷だらけで納車されれば不快なものです。その後の対応も良くなかったという口コミです。

変更反映にかかる時間が記載よりも長くかかって困っているという口コミです。状況によっては時間がかかることもあるので、心配な場合は面倒でも直接問い合わせるなどするといいでしょう。

他社の方が安いという口コミです。プランの選び方によっては、たしかに他社の方が安くなる場合もあります。ただし、安くても含まれているものが少なければ単純に比較はできません。コスモカーリースは、オイル交換代・オイルエレメント交換代・車検代が込みのリース料金となっています。それらも含めて比較する必要があるでしょう。

オリックス カーリース・オンラインで「中古車リース・マイカー」を利用した人の口コミです。比較的新しい年式の車が2万円弱でリースできて、最後はもらえることにメリットを感じられているようです。

車を期間限定で乗るならリースがよくて、リースするならオリックス カーリース・オンラインを検討している方の口コミです。オプションでリース料金は変動しますが、オリックス カーリース・オンラインに安さを感じられているようです。

車の購入はいろいろと面倒だからカーリースを検討していて、オリックス カーリース・オンラインの5年契約の「いまのりくん」にメリットを感じているようです。

カーリースの多くは、残価設定はないけどリース料金は高いか、リース料金は安いと高額な残価設定があるというパターンがほとんど。しかし、オリックス カーリース・オンラインは残価設定なしでリース料金もリーズナブルで、いいとこ取りしてメリットがあると感じられている口コミです。

オリックス カーリース・オンラインの特徴やメリットから、オリックス カーリース・オンラインがオススメな人は以下のような方です。

・初期費用をかけずに新車に乗りたい
・車の維持費を毎月一定額の支払いにしたい
・車のメンテナンスや車検などの管理をプロに任せたい
・車はカスタムせずノーマルで乗る
・数年ごとに新車に乗り換えたい
・車の購入・売却手続きが面倒

これらのどれか一つにでも当てはまったら、オリックス カーリース・オンラインを検討してみましょう。

オリックス カーリース・オンラインには、5つのデメリットがありましたが、他社のカーリースサービスにもある内容がほとんどでした。また、デメリットの数を上回るメリットがあるため、カーリースの利用を検討している方にオリックス カーリース・オンラインはオススメです。

新車は国産全メーカー全車種から選べ、リーズナブルに利用したい場合は1,000台以上の良質な中古車から選ぶことも可能です。月々のリース料金も1万円台からと安く、7年以上の契約なら契約満了の2年前から乗り換えや返却することも可能なうえ、契約満了後に車がもらえます。

WEBで見積りまでしたけど、わからないことや不安があれば「マイカーデスク」に直接連絡して、プロの方に相談できたりアドバイスがもらえたりするので、初めてカーリースを利用する方でも安心です。

どこのカーリースを利用しようか悩んでいたら、オリックス カーリース・オンラインでひとまず見積りしてみましょう。

メーカーオプション・ディーラーオプションはすべて装着可能です。WEBページに掲載していないオプションをつけたい場合は、リース契約申し込みの際に備考欄に希望のオプション名を記入しましょう。

オリックス カーリース・オンラインの中古車リース車両は、第三者機関による車両検査を全車に実施し、修復歴や機関部に問題のある車両は一切取り扱わず、良質な車両のみを厳選しています。さらに、独自の「オリックス認定中古車保証」を全車に無料で1年間つけているので、万が一の故障やトラブルがあっても安心です。