スバル初のストロングハイブリッド搭載車!
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバル・クロストレック e-BOXER(Premium S:HEV)
スバル「クロストレック」は、コンパクトなボディサイズと本格的なSUV性能を兼ね備えるクロスオーバーSUV。ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることにより、都会からアウトドアシーンまで幅広く活用できます。
日本市場では「インプレッサXV」の後継モデルとして、2012年に「SUBARU XV」の名称で登場しています。その後、2017年に2代目モデルへと進化したのち、現行モデルとなる3代目が2022年に登場する際に、国外で用いられていた“クロストレック”の名称に変更されました。
現行クロストレックは、従来型の個性的なデザインをさらに際立たせ、動的質感や使い勝手をはじめとした商品力に、より磨きをかけています。
また、FWD(前輪駆動)モデルも追加、より広い顧客層を獲得したほか、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)では、2023年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し、「自動車安全性能2023ファイブスター大賞」を受賞するなど、コンパクトながらしっかり安全性が確保されています。
そんなクロストレックに、2024年12月5日、最上級モデルとして、新型「クロストレック e-BOXER(ストロングハイブリッド)」の追加が発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバル・クロストレック e-BOXER(Premium S:HEV)
同モデルでは、スバル”初”のストロングハイブリッドを搭載し、走行性能と環境性能を高い次元で両立したほか、高度運転支援システムである「アイサイトX(エックス)」を搭載しているといいます。
パワートレインは、状況に応じて動力源であるエンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式のストロングハイブリッド。
最高出力160馬力、最大トルク209N・mを発揮する新開発の2.5リッター水平対向エンジンとストロングハイブリッド専用に新開発したトランスアクスルを組み合わせています。このトランスアクスルは、駆動用と発電用の2つの高出力モーター、フロントデファレンシャルギア、電子制御カップリングをワンパッケージにしたものです。
最高出力88kWを発生する駆動用モーターは、幅広い走行シーンをモーター駆動をメインとすることが可能です。また、発電用モーターから高電圧バッテリーへの電力供給を緻密に制御することで駆動用モーターの電力量を安定に保つことができます。
また、SUBARU独自のシンメトリカルAWDの基本レイアウトをそのまま継承しており、前後輪をプロペラシャフトでつなげる機械式AWDを装備することで、様々な路面でSUBARUらしい優れた走行安定性を発揮します。
さらに、回生ブレーキとメカニカルブレーキの協調制御により、ガソリン車と変わらない自然なブレーキフィールと高い制動力を実現するとともに、効率的に減速エネルギーを回収し、燃費性能向上を実現。
加えて、コンパクトな水平対向エンジンの特長を活かし、大型の駆動用バッテリーを搭載しながらも燃料タンク容量を燃料タンク容量を63Lに拡大。ハイブリッド化による省燃費化も相まって、歴代スバル最長となるワンタンク1,000kmを超える航続距離を実現するといいます。
また、上級モデルにふさわしいさらなる上質な乗り心地への進化と、ストロングハイブリッド化による重量の増加に合わせ、サスペンションを専用セッティング。マイルドハイブリッドモデルに対し、リヤダンパーロッドを延長したほか、入力を受けた際のフリクション荷重を減らすなどし、よりしなやかダンパーストロークを実現しています。
さらに、ボトム側にチェックバルブスプリングを追加することで、より車両の揺れを低減しています。
エクステリアでは、ストロングハイブリッドのモーター駆動のトルク感と先進性を表現した専用デザインのアルミホイールを新採用しています。
インテリアでは、ブラックと明るいグレーのコントラストが際立つ内装に、ブレイズガンメタリックのアクセントを加え、スポーティさを高めているほか、上位グレードとなるPremium S:HEV EXには、ファブリックシート同様の明るいグレー基調とする、本革シートもオプション設定されています。
《画像提供:Response》〈写真提供:スバル〉スバル・クロストレック e-BOXER(Premium S:HEV)
荷室は、ストロングハイブリッドシステムにより大型化したバッテリーパックを搭載しながらも、280L(床上:279L、床下サブトランク:1L)の荷室容量を確保しています。また、オプションでAC100Vのアクセサリーコンセントの装備も可能です。
先進安全装備では、上位グレードとなるPremium S:HEV EXに、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストといった、ドライバーの運転負荷を軽減する機能に加え、ドライバー異常時対応システムを装備したアイサイトXを採用。
また、形状に強度差を設けたガセットにより、衝突時のリヤフレームの潰れ方をコントロールすることでストロングハイブリッド搭載により大型化されたバッテリーパックに対する衝突安全性を確保しています。
コネクティッドサービスとして、「SUBARU STARLINK」を搭載。リモートエアコンやマイカー検索機能を追加し、利便性を高めています。
カラーは、「ピュアレッド」や「オアシスブルー」など全8色を用意しています。
価格は、ベースグレードとなる「Premium S:HEV」が383万3,500円から、上位グレードとなる「Premium S:HEV EX」が405万3,500円からです。
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