ステーションワゴン「カローラ ツーリング」の装備を強化
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ カローラ ツーリング W×B(2WD)
トヨタのカローラシリーズは、1966年に誕生、世界中のユーザーの期待や時代のニーズを超える「プラスα」の思想を基に、常に進化と挑戦を重ねてきた歴史あるモデルです。
時代とともに変わりゆくユーザーのライフスタイルに合わせ様々なボディタイプをラインアップし、現在では世界で最も売れているブランドの一つです。
現行モデルとしては、セダンの「カローラ」、ステーションワゴンの「カローラ ツーリング」、5ドアハッチバックの「カローラ スポーツ」、本格スポーツモデルの「GRカローラ」、SUVの「カローラ クロス」など多彩なラインアップを展開しています。
そんなカローラシリーズの中でもステーションワゴンのカローラ ツーリングの一部改良モデルが、2025年5月9日に発表されました。
現行モデルとなる12代目カローラシリーズのカローラ ツーリングは2019年に発売されました。日本仕様では、TNGAプラットフォームを活用しつつ、国内専用の設計をすることで、低重心でスポーティなスタイリング、走る楽しさと、取り回しの良さを両立下モデルに仕上がっています。
また、最新の「Toyota Safety Sense」の全車標準化といった安全性能の強化や、当時国内トヨタ初となるディスプレイオーディオの標準搭載とスマートフォンとの連携など、比較的安価なモデルながら優れた装備が搭載されています。
ボディサイズは、全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,460mmと、日本の公道にちょうどいいコンパクトなサイズ感。ホイールベースは、2,640mmです。
エクステリアは、前後のホイールフレアが張り出したダイナミックな造形でワイドなスタンス。サイドビューは、後方への抜けの良いサイドウインドウグラフィックとドアショルダー部で伸びやかさを表現しています。
また、樹脂バックドアを採用することで、立体的な造形を実現しました。
インテリアでは、インストルメントパネルを、薄型・ワイド化することで開放感を演出したほか部品の合わせや形状・質感の統一感など感性品質にこだわり、上質感を表現。
また、リバーシブルデッキボードを設定し、荷室床面の高さを2段階に調節可能に。上段にセットし、後席を倒せば長い荷物の積載に便利なフラットなスペースが生まれ、下段にセットすれば、背の高い荷物の積載が可能です。
デッキボードの裏面は樹脂製とし、タフユースにも対応、ワゴンとしての実用性を高めています。
パワートレインは、最高出力98馬力、最大トルク142N・mを発揮する1.8リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド車。組み合わせるトランスミッションはCVTです。
また、TNGAプラットフォームを採用したことに加え、運転中の目線の動き、旋回時の姿勢、ライントレース性などドライバーが感じる動きを解析し、サスペンションを最適化することで、運転のしやすさを追求。
サスペンションには、フロントはマクファーソンストラット式を採用し、旋回時の安心感・安定性を向上。リヤはダブルウィッシュボーン式とし、路面をつかむような安定した走りを実現しました。
そんなカローラ ツーリングの今回の一部改良では、メーカーオプションとなっていた機能・装備の一部を標準設定とすることで、商品力を高めています。
具体的には、ドライブレコーダー 前方+バックガイドモニター (簡易録画機能付)(W×Bグレード)、ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)(W×B、Gグレード)、205/55R16タイヤ&16×7Jアルミホイール、LEDフロントフォグランプ(Gグレード)、デジタルキー、ディスプレイオーディオplus(W×Bグレード)を標準装備としています。
また、 “カーボンニュートラルの実現に向けて”ガソリン車を廃止、ハイブリッドモデル(HEV)のみの展開としています。
このほか、メーカーオプションであるアクセサリーコンセントを選択した場合、給電アタッチメントが標準装備となりました。
価格は、通常モデルが235万9,500円から334万2,900円まで、特別仕様車 ACTIVE SPORTが320万2,100円から341万6,600円まで。
実際の発売は、2025年5月19日から開始される予定です。
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