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車を避難場所として使うことも検討している方は約7割!一方で車に防災グッズを積んでいる人は1割未満に【ナイル調査】

車を避難場所として使うことも検討している方は約7割!一方で車に防災グッズを積んでいる人は1割未満に【ナイル調査】

ナイル株式会社は、同社が提供する個人向けカーリースサービス「カーリースカルモくん」にて、自家用車を所有する全国の男女を対象に、震災に対する車の防災意識についてインターネット調査を実施し、結果を公開しました。

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車に防災グッズを「積んでいる」人の34.4%は関東エリア在住

自家用車を所有する全国の男女3,384人に、車内に防災グッズを常備しているか聞いたところ、「積んでいない」が56.6%で最多となりました。

次いで多かった「車の防災はまったく考えていない」の20.0%と合わせると、76.6%の方が車における防災を意識していないことがわかります。

一方、2割程度は車の防災意識があるものの、実際に車に防災グッズを「積んでいる」と回答したのは9.8%で、全体の1割にも満たないという結果になりました。

なお、「積んでいる」と回答した9.8%の方を居住地別で見てみると、最多は「東京都」の14.5%で、次いで多かった7.9%の「大阪府」と6ポイント以上の差がありました。

また、「神奈川県」「千葉県」「埼玉県」も上位7都道府県に入っており、1都3県で全体の34.4%を占めています。このことから、関東エリアは車の防災意識が高い傾向にあるといえそうです。

移動中の被災や車中泊を想定した防災グッズを車に積んでいる人が多い

では、Q1で車に防災グッズを「積んでいる」と回答した方に常備しているグッズを具体的に聞いたところ、「飲料水」が67.3%、「モバイルバッテリー/電源」が55.5%、「毛布・防寒具」が53.6%、「非常食」が52.3%でそれぞれ半数を超えています。

外出中の被災や、車を避難場所にするケースを想定している方が多い様子が伺えます。

また、約3人に1人が「地図やラジオ」、ハンマーやシートベルトカッターなどの「車外脱出用グッズ」といった、通信遮断時の情報確保や車内閉じ込め時の緊急脱出に備えたグッズを積んでいることもわかりました。

約半数が「状況によって」車を避難場所として使うか検討すると回答

続いて、全国の男女3,384人に、地震で被災した際に車を避難場所として使う可能性があるか聞いたところ、半数以上となる51.6%の方が「状況によっては使うと思う」と回答しました。

想定される状況については、「自宅が損壊した場合」「避難所まで行けないと判断したとき」「避難所が混雑していたら」といった声が多く寄せられました。また、「短期間なら避難所より車を選ぶ」という回答も見られました。

18.5%で2番目に多かった「使わないと思う」では、「コンパクトカーなので体を横にできない」「家族全員で寝泊まりできるほどの広さがない」といった物理的な車内空間の問題と、「阪神淡路大震災から車中泊は危ないイメージがある」「二次災害リスクが高そうだから」など車を避難場所にすることの危険性を理由に挙げる声が多くを占めました。

一方、「使うと思う」と回答した15.0%の方の理由では、「ペットを飼っているから」「避難所は衛生面やプライバシーの問題が気になる」「避難所はストレスが溜まりそう」「女性にとって避難所は危険なので、車のほうが安心」など、避難所を利用できないまたは利用したくないという意見が大半でした。

なお、車を避難場所として「使うと思う」「状況によっては使うと思う」と回答した方のうち、Q1で車に防災グッズを「積んでいる」と回答した方の割合は14.0%で、「使うと思う」と回答した方だけで見ても3割程度に留まっています。

このことから、被災時に車を使う可能性があると感じながらも、備えるまでは至っていない方が多いこともわかりました。

「安全な場所に車を停め、徒歩で避難する」が5割を超えるも、実際は車外に出られない状況に

次に、被災時の行動意識として、車で移動中に地震が起きた場合、どのような対応が望ましいと思うか聞いてみました。

その結果、「安全な場所に車を停め、徒歩で避難する」が53.7%と半数以上を占めました。

しかし、このたびの調査対象者のうち、自身や家族、知人が車の移動中に被災した経験を持つという方に、実際の様子を聞いたところ、「車を道路の脇に寄せて停車したが、オフロードを走行しているかのような強い横揺れが続いた」「車体は左右に揺れ、道路は波打っていた」「車から出たが立っていられないほどで、車につかまって揺れが収まるのを待った。地面が割れるのも目にし、とても怖かった」など、車外に出られる状況ではなかったという声が多く聞かれました。

また、揺れが収まった後も、「橋が崩落して帰れなくなり、車中泊を余儀なくされた」「道路が陥没したり、大きな段差ができたりして通れなくなっていた」など、徒歩での避難が困難なケースもありました。

そのほか、「ブロック塀が倒れてきて車が下敷きになった」「落ちてきた石や看板で車のガラスが割れた」「倒れてきた電柱に車が押しつぶされた」といった事例もあり、徒歩での避難が容易ではない可能性が高い一方、車内に留まることが安全ともいい切れないことがわかりました。車を停車する場所、周囲や道路の状況、また、揺れの強さによって判断することが、命を守る行動につながるといえそうです。

出典元:ナイル株式会社

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引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000613.000055900.html

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