トップへ戻る

日産 新型「リーフ」正式発表!8年ぶり全面刷新の新型は700km以上走れるB7グレードから導入

日産 新型「リーフ」正式発表!8年ぶり全面刷新の新型は700km以上走れるB7グレードから導入

日産は、2025年10月8日、第3世代目となる新型「日産リーフ」の日本仕様のB7グレードを発表しました。同年10月17日から全国の日産販売店にて注文の受付を開始し、2026年1月より納車を開始する予定です。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

700km以上走れるB7グレードから導入開始

《画像提供:Response》《写真提供 日産自動車》 日産 リーフ 新型

日産「リーフ」は、2010年に誕生した日産初の量産電気自動車。15年間でグローバルに約70万台を販売し、その推定累計走行距離は約280億キロメートルに及ぶといいます。

2017年には2代目が誕生。ゼロ・エミッションである事に加え、電動パワートレインならではのパワフルな加速、そして低重心を活かした軽快なハンドリングを実現し、さらに進化した自動運転技術を始めとする先進技術を合わせ持つ、「技術の日産」の粋を結集したクルマとなっています。

2025年6月17日にそんなリーフの第3世代目となる新型モデルがグローバル向けに公開されました。これまではハッチバックモデルでしたが新型モデルでは、クーペSUVのようなスタイリングに変化しています。

スリークで大胆なスタイルながら考え抜かれた室内空間を実現した、次世代のクロスオーバーEVとして全面刷新。2010年の初代リーフの発売から15年間積み重ねた知見と経験を最大限に活かして開発されたといいます。

そんな8年ぶりの全面刷新を遂げた3代目モデルの日本仕様のB7グレードが、2025年10月8日に公開されました。

《画像提供:Response》《写真提供 日産自動車》 日産 リーフ 新型

ボディサイズは、全長4,360mm×全幅1,810mm×全高1,550‐1,565mm。クロスオーバーモデルに変化しましたが、先代モデルと比較してむしろ全長は短くなっています。

エクステリアは、ファストバックスタイルのシルエットや空力を考慮しデザインされたホイール、電動格納式のアウトサイドドアハンドルやフラットな床下に至るまで、徹底的に空力性能を磨きあげ、同クラスとしてトップレベルの0.26という非常に優れた空気抵抗係数(Cd値)を実現。

フロントは、6つの丸みを帯びた長方形で構成されたシグネチャーランプと一文字のセンターLEDアクセントランプによって、一目で新型リーフであることがわかるデザインとなっています。

リヤはⅡ三(ニッサン)パターンがあしらわれたLEDリヤコンビネーションランプ(3Dホログラム)を採用し、先進感を高めています。

《画像提供:Response》《写真提供 日産自動車》 日産 リーフ 新型

インテリアは、CMF-EVプラットフォームの採用によりフラットなフロアと開放感のある足元空間、そして使い勝手のよい荷室を実現。

インストルメントパネルは横に広がるフローティングデザインにより、落ち着いたミニマルな雰囲気を演出しているほか、日産として初となる調光パノラミックガラスルーフ(遮熱機能付)を搭載しています。

開放感あふれるガラスルーフは、電子調光技術によりボタンひとつでガラスの透明度を変えられるだけでなく、遮熱機能を持たせることで年間を通じて快適な室内空間を実現しっています。

《画像提供:Response》《写真提供 日産自動車》 日産 リーフ 新型

さらに、Boseパーソナルプラスサウンドシステム(10スピーカー、運転席用アナウンス)を搭載しました。

新開発のEVパワートレインは、モーター、インバーター、減速機といった主要な3つのコンポーネントを一体化した3-in-1構造となっており、従来比でユニット容量を10%削減しながら、モーターの最大トルクを4%向上させています。

ローターを複数に分割し、それらを斜めにずらして配置した分割スキューローターの採用 や、ハウジングやモーターマウントブラケットを高剛性化することで、モーターの振動を大幅に低減し、より滑らかで気持ちの良い走りと、静粛性が高い快適な室内空間を実現しています。

バッテリー容量52kWhのグレードでは最高出力130kW・最大トルク 345Nmを、75kWhのグレードでは、最高出力160kW・最大トルク355Nmを発揮します。

ちなみに、今回発表となったB7グレードには、最高出力160kWのモーターが搭載されています。

B7グレードの最大航続距離は702km。最大150kWの急速充電に対応しています。150kWの急速充電機を使えば、35分で充電量10%から80%までリカバリーすることができます。

また、車載充電器(OBC)から発生する熱を利用してバッテリーを効率的に加温するなど、クルマ全体の冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステムを搭載。これにより、特に寒冷時の回生性能を高めています。

更に、ナビゲーションと連動したナビリンクバッテリーコンディショニングも採用することで、走行ルートに応じてバッテリーの温度を最適化することが可能です。

サスペンションは、リヤにマルチリンク式を採用するとともに、日本の道路環境に合わせて専用のサスペンションチューニングを施しています。

これにより、街中から高速道路まであらゆるシーンにおいてフラットで快適な乗り心地を実現しています。

このほか、シーンに合わせて加速感や減速量を変更できるドライブモードに、加速と減速力を好みによってカスタマイズできるPERSONALモードを新たに設定。ワンペダル感覚を楽しめるe-Pedal Step、パドルで回生量を調整できる回生ブレーキコントロールパドルを採用し、EVならではの走りを楽しめます。

先進安全装備では、自動車専用道路においてハンズオフドライブが可能で、長距離運転の疲労を低減する「プロパイロット2.0」、スムースな駐車を支援する「プロパイロットパーキング」と「プロパイロット リモート パーキング」、後方視界を確保する「インテリジェントルームミラー」を設定するとともに、万が一の交通トラブルの際の映像を記録できる「ドライブレコーダー(前後セット)」も採用するなど、日本の道路環境やユーザーのニーズを踏まえた日本専用の装備も多く搭載しています。

更に、加減速を繰り返すシーンでも車間を一定に保ち、先行車両に合わせて減速し停止までサポートする「インテリジェント ディスタンスコントロール」、先進のカメラ技術を用いた「インテリジェントアラウンドビューモニター」、「3Dビュー」、「フロントワイドビュー」、「インビジブルフードビュー」などの日常の運転をサポートする機能も多数搭載されます。

先進感あふれる12.3インチの大型デュアルディスプレイには、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを採用。同システムは「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応し、多彩な情報とエンターテインメントにシームレスにコネクトできます。

また、日本仕様では「V2H(Vehicle-to-Home)」機能も継続して採用されており、V2H機器と接続することで、車両のバッテリーから家庭へ電力を供給したり、太陽光発電の電力を車両に蓄電することも可能です。

新型リーフは、日本の栃木工場およびイギリス北東部のサンダーランド工場で生産される予定。価格は、ベースグレードとなるB7 Xが518万8,700円から、上位グレードとなるB7 Gが599万9,400円からです。

今回発表となったB7は、2025年10月17日から全国の日産販売店にて注文の受付を開始し、2026年1月より納車が開始される予定です。一方、55kWhバッテリーを搭載したB5は2026年2月頃の発表を予定しています。

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

自動車ローン申込ランキング

こちらの記事もおすすめ

  • カービュー査定

関連するキーワード


リーフ

関連する投稿


2022年のおすすめ最新電気自動車(EV)厳選6台!国産モデルも充実

2022年のおすすめ最新電気自動車(EV)厳選6台!国産モデルも充実

2022年は、日本国内でも電気自動車が爆発的に普及するだろうと言われるほど、電気自動車のニューモデルが充実した年になりそう。航続距離やゆとりの室内空間など、魅力いっぱいの電気自動車が揃うだけでなく、よりお求めやすい価格帯のモデルも充実し、いよいよ国産メーカーからも本格量産EVが多数登場する見込みです。2022年に注目したい最新の電気自動車のおすすめモデルを6台紹介していきます。


日産 リーフを普段使いってどうなの?最先端電気自動車の真実!

日産 リーフを普段使いってどうなの?最先端電気自動車の真実!

日本で、世界で、量販EVのパイオニアとしての45万台以上の販売台数実績を誇る日産の電気自動車「リーフ」。現在では2代目が販売されており、街中で見かける頻度も高まってきていますよね。でも電気自動車って、普段の使い勝手はどうなの?と気になっているあなた。実は電気自動車は毎日の運転が楽しくなる特徴に溢れているのです。詳しくご紹介します。


【2020年度版】日産のNISMO一覧

【2020年度版】日産のNISMO一覧

数多くのモータースポーツに積極的に参加し、結果を残している日産NISMO。レースで技術を培いながら、一般ユーザー向けの市販車にもその技術が生かされています。今回は、そんな日産のNISMOについてご紹介します。


「日産 リーフe+」は日産リーフより性能が上?詳しく解説!

「日産 リーフe+」は日産リーフより性能が上?詳しく解説!

環境にやさしい電気自動車(EV)である日産リーフでも環境に配慮したカーライフを送ることはできますが、さらに性能がアップしたe+というクルマがあるのをご存じでしょうか?リーフとリーフe+とは、どこがどんな風に違うのか?気になる日産リーフe+について、さらにはリーフe+Gとリーフe+AUTECHについて詳しくみていきましょう。


【最新版】日産の電気自動車一覧!リーフ、セレナe-POWER、ノートe-POWER

【最新版】日産の電気自動車一覧!リーフ、セレナe-POWER、ノートe-POWER

”技術の日産”と呼ばれるほどの高い技術力を持つ日産は、電気自動車の開発にも力を入れています。今回は、これからの電気自動車業界をけん引していく存在へと成長しつつある日産の電気自動車について紹介します。


最新の投稿


日産 新型「リーフ」正式発表!8年ぶり全面刷新の新型は700km以上走れるB7グレードから導入

日産 新型「リーフ」正式発表!8年ぶり全面刷新の新型は700km以上走れるB7グレードから導入

日産は、2025年10月8日、第3世代目となる新型「日産リーフ」の日本仕様のB7グレードを発表しました。同年10月17日から全国の日産販売店にて注文の受付を開始し、2026年1月より納車を開始する予定です。


トヨタ新型「bZ4X」発表!342馬力の高性能仕様も登場

トヨタ新型「bZ4X」発表!342馬力の高性能仕様も登場

トヨタは2025年10月9日、BEV(バッテリーEV)でSUVの「bZ4X」の一部改良モデルを正式発表。同日発売しました。


ファスナー合流の認知度は約3割!実践する車に対し「ずるい」「せっかち」との感情も【ナイル調査】

ファスナー合流の認知度は約3割!実践する車に対し「ずるい」「せっかち」との感情も【ナイル調査】

ナイル株式会社は、同社が提供する個人向けカーリースサービス「カーリースカルモくん」にて、車を運転する機会がある全国の男女を対象に、「サンキューハザード」や「ファスナー合流」など暗黙のルールといわれる運転マナーについてインターネット調査を実施し、結果を公開しました。


2025-2026年末年始の新幹線 混雑予想・予測!指定席予約はいつから?自由席確保の豆知識も紹介

2025-2026年末年始の新幹線 混雑予想・予測!指定席予約はいつから?自由席確保の豆知識も紹介

2025年(令和7年)から2026年(令和8年)にかけての年末年始は、最長で9連休という大型連休となります。今年の年末年始の新幹線、帰省ラッシュやUターンラッシュはいつからはじまるのでしょうか。この記事では、昨年の年末年始期間に新幹線が混雑した日を参考に、2025~2026年の新幹線混雑日を予想します。


ルノー新型「ルーテシア」発表!スポーティな「エスプリ アルピーヌ」も新登場

ルノー新型「ルーテシア」発表!スポーティな「エスプリ アルピーヌ」も新登場

ルノー・ジャポンは2025年10月2日、マイナーチェンジを遂げ、機能と装備が大きく向上したルノー「ルーテシア」を発表。同年10月9日から全国のルノー正規販売店で販売を開始しました。