兄弟車それぞれの個性がさらに明確に
《画像提供:Response》アルファード・Zグレード(PHEVモデル)
トヨタ自動車は2026年6月3日、基本構造を共有しながらも異なるキャラクターを持つ高級ミニバン「アルファード」および「ヴェルファイア」の一部仕様変更(改良モデル)を発表しました。今回の改良では、それぞれの強みを伸ばす形で装備やパワートレインが見直され、兄弟車の個性がさらに明確に打ち出されています。
「アルファード」では、電動化モデルのラインアップ拡充が図られました。「Z」グレードへプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを追加設定し、出先での急速充電にくわえ、大容量の電力を家庭へ供給できる「V2H(Vehicle to Home)」対応の充電インレットを標準装備しています。また、ハイブリッド(HEV)モデルにも、3眼LEDヘッドランプや14インチHDディスプレイオーディオを備えた「G」グレードが追加されました。
《画像提供:Response》アルファード・Zグレード(PHEVモデル)
さらに、アルファードにおける走行性能の要として、「周波数感応型ショックアブソーバー」が全車に標準装備化されました。路面状況に応じて減衰力を自動調整することで段差の突き上げを軽減し、快適性をより高い次元へと引き上げています。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ヴェルファイアExecutive Lounge(プラグインハイブリッド・E-Four・オプション装着車)
一方、「ヴェルファイア」では、走行性能を重視するユーザーから支持を集める2.4リッター直列4気筒ターボエンジン(T24A-FTS)が継続して設定されました。これはアルファードには設定のないヴェルファイア専用のパワートレインであり、Direct Shift-8ATとの組み合わせにより、大柄なボディを軽快に引っ張る力強い走行性能を提供します。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ヴェルファイア Executive Lounge
インテリアにおいては、ヴェルファイアの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」の内装加飾が「ブロンズスパッタリング」に統一されました。これにより、スポーティさの中に落ち着きのあるラグジュアリーな室内空間を演出しています。
両モデル共通のアップデートとしては、重厚感を際立たせる新たなカラー「ニュートラルブラック」が追加設定され、エクステリアの選択肢が広がりました。
価格は、アルファードが559万9,000円から1,069万9,700円、ヴェルファイアが674万9,600円から1,089万9,900円です。環境性能、走行性能、そして快適性を全方位で底上げした両モデルは、プレミアムミニバン市場での王座をさらに強固なものにしそうです。


