SUVには新たなV6、クーペとカブリオは走りを強化。3モデルの納車は2027年1月以降へ
《画像提供:Response》《Photo by Maserati》 マセラティ『グレカーレ』改良新型
マセラティ ジャパンは2026年10月20日、SUVの「グレカーレ」、クーペの「グラントゥーリズモ」、オープンモデルの「グランカブリオ」の改良モデルを発表しました。6月に世界初公開された3車種が、いよいよ日本に導入されます。
共通するのは、水平基調でシャープになったフロントデザイン。顔つきだけでなく、ステアリングホイールやダッシュボードのデジタルスマートウォッチなど、運転中に触れたり目にしたりする部分にも手が入りました。
グレカーレで注目したいのは、新たに加わった「モデナ V6」です。3.0リッターV6「ネットゥーノ」を搭載し、最高出力は390PS。低い回転域から最大トルクを引き出す設定により、街中から追い越しまで滑らかな加速を狙っています。
国内仕様は、300PSのベースグレード、330PSのモデナ、390PSのモデナ V6、530PSのトロフェオ V6という4本立て。車両本体価格は1,065万円~1,710万円で、新設定のモデナ V6は1,460万円です。日常の使いやすさを重視しながらV6を選びたい人に、新たな選択肢が加わりました。
《画像提供:Response》《Photo by Maserati》 マセラティ『グラントゥーリズモ』改良新型
一方、4人乗りクーペのグラントゥーリズモは、上級グレード「トロフェオ」のパワーアップが大きなトピック。フロント形状の変更で空気の流れを改善し、V6ネットゥーノの最高出力を従来より40PS高い590PSへ引き上げています。
エンジンとトランスミッションの制御も見直し、アクセル操作への応答性を向上。トロフェオにはセンターサイレンサーを省いたスポーツエキゾーストを標準装備し、音でも走りの高揚感を演出します。
490PSのベースモデルには、120km/hまで車高を20mm上げた状態を保てる「カントリーモード」を新設定。速さを追求するだけでなく、段差や起伏のある道への対応も磨いている点が、長距離旅行を楽しむGTらしいところです。車両本体価格はベースモデルが2,232万円、トロフェオが2,702万円となっています。
《画像提供:Response》《Photo by Maserati》 マセラティ『グランカブリオ』改良新型
その魅力を屋根を開けて味わえるのが、グランカブリオです。厚手のファブリック製ソフトトップを備えるフル4シーターで、新しいフロントデザインに加え、リアランプにはクリアレンズを採用。室内のステアリングホイールやデジタルスマートウォッチも新しくなりました。
こちらもV6ネットゥーノを搭載し、ベースモデルは490PS、トロフェオは従来比40PSアップの590PSを発揮。スポーツエキゾーストはトロフェオの標準装備です。肌寒い季節のオープンドライブを支えるエアスカーフは、ベースモデルでオプション、トロフェオでは標準としています。
車両本体価格はグランカブリオが2,400万円、トロフェオが2,870万円。3車種とも、納車開始は2027年1月以降の予定です。SUVで日常を楽しむか、クーペで遠くへ出かけるか、それとも屋根を開けて走るか。顔つきと走りを磨いた3モデルが、それぞれのスタイルで日本のラインアップを彩ります。


