日産が誇るスーパースポーツ。GT-R
日産の車と言えば?と聞かれて、思い浮かぶ車の一つが、「GT-R」という方も多いのではないでしょうか。
GT-Rは、2007年より日産から発売されているクーペタイプの車です。
スカイラインGT-Rの後継車として有名ですよね。
■日産のGT-R 2017年モデルが発売
そんな『GT-R』ですが、2017年モデルを2016年7月より発売しています。
新型GT-Rは、2007年の発売以来最大規模となるエクステリアやインテリアのデザイン変更に加え、新技術の採用によりドライビングパフォーマンスの向上を実現。
3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンは、GT-R NISMOの技術を採用した気筒別点火時期制御を採用するなど、さらに強化されました。
最大出力は570psと、従来比で20ps引き上げに成功しています。
■そしてついにGT-R次期型が!?発売は2020年か
日産が世界に誇るスーパースポーツ、「GT-R」次期型に関する最新レポートを海外から入手、編集部では期待を込めた予想CGを作成した。
現在、最新モデルとして販売されている「R35」型から、新章「R36」型へと移り変わる次期型はどのような進化を見せるのだろうか。
エクステリアは2014年に公開された、「2020ビジョンGTグランツーリスモ」からインスピレーションを得たデザインが有力だ。
ヘッドライトはフェラーリ「458イタリア」を彷彿させ、ボンネットにはエアーバルジ、フェンダーにはエアブリーザー、「GTグランツーリスモ」からさらに進化を遂げたフロントエアスプリッター付きエアダクト、大型リアスポイラーなどを装備させた。
最新レポートには、次期GT-Rはマクラーレンやメルセデスから発売が予定されている、3億円クラスのハイパーカー同等のモデルと予想されており、それに恥じないアグレッシブなエクステリアに仕上げた。
心臓部には 日産の最新エンジン、3リットルV型6気筒ツインターボ「VR30」エンジンと「R-ハイブリッド」を組み合わせ、最高馬力は700ps超えとも噂されている。
予想販売価格もぐっと高く設定されるはずだ。現在の価格帯は1,100万円から1,300万円だが、次期型では1,500万円から2,000万円級も予想される。
ワールドプレミアは2020年と期待されている一方、開発が遅れているという情報もあり流動的だ。
GT-Rの次期型も待ち遠しいですね。
そんな話題のGT-R。
本記事では現行の日産GT-Rについてまとめてみました。
日産 GT-R 基本情報
■GT-R スペック
■エンジン:VR38DETT
■エンジン最高出力:419kW(570ps)
■エンジン最大トルク:637kW(65.0kgm)
■全長×全幅×全高:4710×1895×1370(mm)
■ホイールベース:2780(mm)
■車両重量:1770kg
■JC08モード燃費:8.8km/L
※プレミアムエディション参考
■GT-R インテリア
高級感のある内装。
エクステリアもインテリアもグレードアップしたGT-R。
いつも目に触れるインストルメントパネルには、高級本革として知られるナッパレザーを贅沢にも“一枚使い”しています。
この一枚使いにより、コックピット全体に圧倒的な質感を醸し出しています(GT-R Premium editionにメーカーオプション設定)。
過去モデル(2015モデル)とインテリア比較してみた
2015年モデル
2015年モデル
■GT-R エクステリア
さらなるパフォーマンスと質感の向上を実現するため、過去最大規模のデザイン変更を行っています。
エンジン出力の向上に伴い、空力性能を含めトータルでバランスを取り直しました。
デザインは、GT-Rらしさを極めたエクステリアデザインを追求しています。
過去モデル(2015年モデル)とエクステリア比較してみた
2015年モデル
2015年モデル
■GT-R グレード別価格
■GT-R Pure edition 9,960,840 円
■GT-R Black edition 11,869,200 円
■GT-R Premium edition 11,705,040 円
■GT-R Track edition engineered by nismo 13,699,800 円
■GT-R GT-R NISMO 18,700,200 円
さすがスーパーカー。
お値段もほとんどのグレードが1000万円超えですね。
■GT-R 2017年モデルの評価はどうか
新旧を並べると、旧型(現行)が丸みを帯びてホンワカ優しい印象に対して新型はフロント回りが特に引き締まった!! そのカタチの違いだけでも触手が延びるのは理解できる。そのくらい素直にカッコいい。だいたい’17モデルといえば、デビューが2007年だから10年になる。10年間世界の一線級でいられるスポーツカー、その事実だけでも凄いが、さらに進化した事に驚く。
’14モデルから開発責任者が現在の田村宏志氏に変ってから、クルマとは開発陣の思いでこうも変化する、と言う事を改めて教えられる。何よりもクルマを操る「ヒトと対話しながら操縦する、血の通ったクルマとの関係」。’17 GT-Rを前に、かつてGT-Rでレース活動を行い、2度もチャンピオンに輝いたR32時代のGT-R愛が蘇った。親近感が持てるGT-R、と変革した事は間違いない。
一番恐れ入るのは、この期に及んでボディ剛性が向上し、しかもエンジン性能もアップしている点。この両方、実はデビューした2007年以来、基本は何ら変わっていないのである。それこそ、細かい点の煮詰めと潰しを、年を経るごとに行ってきた成果の賜物ではないかと思う。2017年はある意味ではその集大成と言われているが、その集大成に試乗した結果がタイトルに書いたようにその凄さを改めて思い知ったというわけである。
ボディ耐性も向上、エンジン性能もアップし、おまけにエクステリアが文句なしにカッコイイ、日産のGT-R。買わない手はないですね!!
外国車のスポーツカーを購入予定だった人…この機会にGT-Rを候補の車に入れてみてはいかがでしょうか。
そして、GT-Rを購入予定の人、2020年お披露目予定のGT-Rを待つか、それとも今買ってしまうか、むしろどちらも買うか…。
これは悩みどころですね。
1990年~2006年まで、NSX。2016年に2代目となるNSXが発売されて大変話題になりました。今回は改めて2016年に発売された2代目NSXについてまとめています。
■【おまけ】あの大坂なおみ選手もGT-Rがお好き!?
大坂なおみ(日産グローバル本社ギャラリー、9月13日)
『リーフ』を贈る設定でステージをつくり込んだのに、まさかの『GT-Rが好き』発言。テニス四大大会、全米オープン覇者は、エコカーよりもスーパーカーに乗って『練習に行きたい』と…。
日産自動車は、プロテニスプレイヤーである大坂なおみ選手とスポンサーシップ契約を締結。大坂は、日産ブランドアンバサダーに就任した。
『GT-Rが好き。uuuum、速い』なるコメントは、日産グローバル本社ギャラリーで行われた就任会見でのひとこと。
この発言には、同席した同社 星野朝子 専務執行役員もびっくり。ステージには、大坂に贈る白いリーフが置かれていた。大坂のGT-R好き発言に、星野専務は「わ、わかりました。GT-R、贈りましょう」とややたじろぎながらも即答。
大坂なおみ(日産グローバル本社ギャラリー、9月13日)