ヤマハSR400は復活する・・・!?
9月1日にYAMAHAより飛び込んできた悲報。こちらの記事を読んでいる方であれば周知の事実と思いますが、YAMAHAが排ガス規制の影響などを原因とし、全9車種の生産終了を発表しました。
生産終了とされた車種は
SR400
ドラッグスター400
ドラッグスタークラシック400
セロー250
トリッカー
マグザム
BW’S
アクシス トリート
VOX デラックス
※画像はヤマハ創業60周年記念カラーのSR400「60th アニバーサリー」
上記の9車種。中でも「SR400」は1978年に発売され、約40年間もの間愛され続けた歴史のある名車。他社種も同様ですがセローやドラッグスター等も人気のあるバイクたちでした。この悲報には多くの「落胆」の声が散見され、ドラッグスター400(クラシック含む)が生産終了となることで、国内の400ccクラスのアメリカンは絶滅するという状態となってしまいました。
詳しくは下記の記事にてご覧下さい。
YAMAHAの名車SR・ドラスタなど生産終了…。400ccアメリカンは絶滅…
https://matome.response.jp/articles/8372017年9月1日、YAMAHAは夏の終わりと共に「SR」「ドラッグスター」など全9車種の生産終了を相次いで発表しました。ドラッグスターが生産終了となったことにより国内で生産されていたアメリカンバイク(400cc)が全て絶版となることなりました。こちらの記事にて詳細をお届けします。
そんな一つの"時代"を築き上げたと言っても過言ではないバイクたちの生産終了の報せに、居ても立ってもいられなくなってしまった当編集部(主に筆者個人)は、本当にSR400やドラッグスター、セローなどは生産終了となるのか?復活の可能性は無いのか?をYAMAHAに直接ぶつけてみることに!
■ヤマハからの回答は・・・!?
YAMAHAに質問させて頂いた事項は主に2点で、下記内容を問い合わせさせて頂きました。
1・全9車種を生産終了と発表したが、生産終了に至った背景は「排ガス規制による影響」以外にもあるのか?
2・SR400は約40年、ドラッグスター400は約20年と続く人気モデルだったが、排ガス規制に対応したモデルや、今後の後継車種の開発予定はないのか?
と、ややストレート過ぎる質問だったため、正式な回答は返ってこないかなと思っていたところ、下記の通りの返信が編集部に届いたのです!
1・「排ガス規制による影響」以外の生産終了の背景は?
■生産終了に至った背景は、モデルによって異なりますので詳細は 申し訳ございませんが お答えいたしかねます。
■また SR、セロー、トリッカーに関しては 今モデルに関しては 生産終了となりましたが
後継モデルの開発を進めております(発売時期、価格未定)
2・人気車種の排ガス規制対応モデル、後継モデルの開発は?
■SR400
・今モデルに関しては 生産終了となりましたが 後継モデルの開発を進めております(発売時期、価格未定)
■ドラッグスター400
現時点で後継モデルの予定はございません。将来の再生産有無につきましては現時点でお答えいたしかねます。
なんと!SR400、セロー、トリッカーは復活!
驚くべきことに、SR400、セロー、トリッカーに関しては発売時期や、価格は未定とするものの後継も出るの開発を進めていると言うのです!
SR400
セロー250
トリッカー
※追記
ヤマハから回答をいただいたのが9月5日でしたが、同日、ヤマハ公式サイト内にも下記の発表がなされていました。
なお、SR400、セロー250、トリッカーは後継モデルの開発に取組んでおります。(発売時期は未定)
■復活の時期は・・・?
ヤマハから正式な回答として、頂いたSR400、セロー、トリッカー復活の朗報。販売時期などは未定としていますが、実際のところ「いつ」なのでしょうか。
ことSR400に関して言えば、生産終了後に復活となるのは今回が初めてのことではないのです。
先日書かせて頂いた記事にても紹介していますが、2008年にも排ガス規制の影響を受け生産終了となったが、翌年の東京モーターショー2009にて発表された「SR400(F.I.)」が規制をクリアし、そのまま2009年12月に2010年モデルのSR400として復活を果たした過去もあります。
今年は東京モーターショー開催の年!
過去の背景を考えると、東京モーターショーに出展したコンセプトモデルが次期型に。そして今年は東京モーターショー2017が開催される年・・・。
生産終了の報せを9月に公表し、10月開催の東京モーターショーで復活!というのはヤマハからの回答にも「開発をすすめている」とあったため、そのような急展開にはならない可能性も大いにあるが、2年に1度の東京モーターショー。どうしても期待はしてしまいます。
【9月20日更新】東京モーターショー2017 予想されてる出展車両一覧!
https://matome.response.jp/articles/661【9/20情報更新】2017年10月27日~11月5日の10日間で開催される東京モーターショー。本記事では2017年10月開催の東京モーターショーのトレンド、見どころ(出展社、出展車両予想)をまとめて掲載しています。最新の情報を随時更新してお届けしますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
追記:ヤマハ「SR400」の復活は2018年11月22日
ヤマハ「SR400」が2018年11月22日から販売されることが発表しました。新型「SR400」に関する記事はこちらを御覧ください。
他のバイクの復活はあるのか・・・?
ヤマハからの回答では残念ながらドラッグスターの復活は今のところ予定していないとされてしまい、やはり400ccクラスのアメリカンは絶滅となってしまいましたが、他メーカーの人気車種の復活はないのでしょうか?
残念ながら後継モデルの開発は無いとされたドラッグスター400
有名なところで言えば、ホンダの50ccバイクで50年もの歴史を誇っていたモンキーや、25年の歴史を誇るカワサキのエストレヤ、30年以上の歴史を誇るヤマハV-MAXなど、歴史も人気もあった車種たちが生産終了となってしまいましたが、今回のSRのようなケースも充分に考えられます。
少しだけ期待しながらそんな朗報がくるのを、当サイト(特に筆者個人)では願うばかりです。
生産終了となってしまったバイクたち・・・記事はこちらから
ホンダの原付50ccバイク「モンキー」が2017年8月末に生産終了することが明らかになりました。こちらの記事では生産終了に至った経緯や、過去のモデルからモンキーの歴史を振ると共に今後のモンキー復活の可能性についてもまとめます。
カワサキ、エストレヤ生産終了…6月1日よりファイナルエディション発売中!
https://matome.response.jp/articles/487カワサキモータースジャパンは、トラディショナルシングル『エストレヤ』の生産終了を発表、ファイナルエディションを6月1日より発売します。2017年に生産終了するバイクは他にも様々。まとめてみました。