マツダの人気SUV・CX-9に2018年モデル登場!?
マツダの米国法人、北米マツダは2017年の9月5日、中型SUVの『CX-9』の2018年モデルを発表しました。
中型SUV! CX-9について知りたい
■マツダのCXシリーズと、CX-9
CX-3 | 日本販売 | |
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CX-4 | 中国向け販売 | CX-5 | 日本販売 |
CX-7 | 2011年に販売終了 | |
CX-8 | 2017年販売開始予定 | |
CX-9 | 北米向け販売 |
CXシリーズのこの「CX」とはそもそも何なのでしょうか。
最低地上高を上げ、オフロードや雪道の走破性を高めたSUVに「CX」とマツダは名付けています。
CXシリーズの、『CX-3』『CX-5』は日本で販売されており、『CX-8』については、2017年の9月14日に公式発表が行われます。
今、日本販売されているCX-3、CX-5と、CX-8との決定的な違いはシート配列。
CX-8は3列シートで、乗車定員は6名仕様と7名仕様が存在します。5人乗りであったCX-3、CX-5に比べてより大人数の乗員が可能になり、またボディサイズも大きくなっています。
このCX-8よりもさらに大きいサイズなのが、本記事で扱う『CX-9』です。
■マツダ CX-9 特徴
現行CX-9
初代CX-9は2006年4月に発表されました。
『CX-7』(生産終了)よりもひと回り大きいSUVで、3列シートを装備しています。
現行の2代目CX-9は2015年秋に発表。
マツダの魂動デザインを採用し、力強いルックスを追求しているのが特徴的です。
■マツダ CX-9 ボディサイズは
マツダのCX-9、2018年モデルについて見てみましょう。
ボディサイズは、全長5,065mm×全幅1,930mm×1,728mm
ホイールベースは、2,870mm。
スバルから販売されている、アセントと同じくらいの大きさになっています。
ボディサイズ(全長 x 全幅 x 全高):5,050 x 1,990 x 1,840 mm
ちなみにですが、
CX-3は、全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mm
CX-5は、全長4,633mm×全幅1,840mm×全高1,690mm
CX-8は、全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm
と、比較してみると、車種ごとのサイズの違いが明らかですね。
スバル アセント
スバルのアセント、発売日はいつ?日本発売の予定は?価格はいくらくらい?
http://matome.response.jp/articles/702CX-9と同程度の大きさ!スバルアセントについてまとめています。
■マツダ CX-9 パワートレインは
パワートレインには、新開発の「SKYACYIV-G 2.5T」を採用。
初代の自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンからダウンサイズした2.5リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力250hp/5000rpm、最大トルク42.8kgm/2000rpmを発生します。
初代比で車両重量を最大約130kg軽量化した効果もあり、動力性能と燃費性能を両立させています。
■マツダ CX-9 安全面は
今回発表された2018年モデルでは、最新のADAS(先進運転支援システム)を搭載しました。
2018年型CX-9の全車に、「i-ACTIVSENSE」の一環として、スマートシティブレーキサポート(SCBS)を標準装備。
30km/h以下で走行中、緊急時に自動ブレーキをかけます。ブラインドスポットモニタリングとリアクロストラフィックアラートも標準化しました。
また、ベースグレードでも、自動オン/オフヘッドライト、ハイビームコントロール、レーン逸脱警告、レーンキープアシスト、雨滴感知ワイパーと、装備が充実しています。
「スポーツパッケージ」では、レーダークルーズコントロールが採用されます。
上級グレードの「グランドツーリング」には、アダプティブフロントライトシステム、交通標識認識付きアクティブヘッドアップディスプレイなどを装備しています。
安全性最高得点!マツダ「i-アクティブセンス」の性能と搭載車種
http://matome.response.jp/articles/157自動車事故対策機構(NASVA)が公表した2016年度前期自動車アセスメントの評価結果によると、評価が行われた11車種すべてが予防安全性能の総合評価で最高ランク「ASV++」を獲得、最高得点は、総合70.5点(71点満点)を獲得したマツダ『アクセラ』となりました。
【気になる】マツダのCX-9 日本導入・日本発売はあるのか
3列シートのCX-8
一番気になる点。マツダのCX-9は、今後日本発売されるのでしょうか。
この疑問を考えるにあたって、CX-8の存在が重要になってきます。
CX-8ですが、公表されたボディサイズは全長4900×全幅1840×全高1730mm。
横幅はCX-5(全長4545×全幅1840×全高1690mm)と同じで、また、車高はCX-9(全長5,065mm×全幅1,930mm×1,728mm)に比べて少し高いです。
このことと公開された内装写真から想像するに、日本向けの3列シートとして、2列目、3列目の居住性に配慮されたパッケージングだということがわかります。
このCX-8が日本で発売されることを考えると、CX-9の日本発売は希望薄、と言えるのではないでしょうか。
日本ではSUVというと、コンパクトSUVなどの売れ行きは良いものの、中型~のSUV、例えばCX-7 などは、あまり売れ行きが芳しくなく、生産中止になっています。
とはいえ、CX-8のような3列シートSUVの、日本での今後の売れ行きによっては、CX-9が発売されることも現実になるかもしれません。
さらなる続報に期待しましょう。