メルセデス・マイバッハとは?
メルセデス・マイバッハ
メルセデスベンツ、というと誰もが、あの有名なスリーポインテッドスター(ベンツのエンブレムのデザインのこと)を思い浮かべますよね。
このメルセデスベンツとは別に、マイバッハ、というクラスがあることをご存知ですか。
■メルセデス・マイバッハはダイムラー最高峰、日本でも購入可能!
1909年に、エンジン製造会社として誕生したのがマイバッハ。このマイバッハ、の名前の由来は優秀な技術者であった「ヴィルヘルム・マイバッハ」からとっています。
1966年に、「ダイムラー・ベンツ」の傘下に入りました。マイバッハブランドは2012年に廃止されましたが、2014年に、メルセデスのサブブランド「メルセデス・マイバッハ」として復活を果たしました。
価格や購入方法などを見ても実質今のダイムラー社の最上級クラスと言えます。
日本では、「メルセデス・マイバッハ Sクラス」として販売されています。
メルセデス・マイバッハ Sクラス 新型
メルセデス・マイバッハ
メルセデス・ベンツ日本は2017年の9月8日より、新型メルセデス・マイバッハ『Sクラス』の予約受付を開始したと発表しています。
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は同日都内で開いた発表会で「量産車として世界最高の後席の静粛性を実現できた」と述べました。
メルセデス・マイバッハ
上野社長は「メルセデス・マイバッハは、メルセデスベンツブランドの傘のもとで究極のハイパフォーマンスを追求するメルセデスAMGと並び、究極のエクスクルーシブ性を追求する威厳と風格を備えたブランド」と、改めてマイバッハブランドの位置づけを強調。
その上で新型メルセデス・マイバッハ Sクラスについて「メルセデスベンツ『Sクラス』のロングモデルよりもさらに20cm長いホールベースを備え、しかもその延長分をすべて後席乗員の快適性向上のために充てることで、ゆったりとそして余裕のある後席の空間を実現した」と紹介。
■メルセデス・マイバッハSクラス 内装
メルセデス・マイバッハ S560
メルセデス・マイバッハ S560
メルセデス・マイバッハ S560
■メルセデス・マイバッハSクラス 室内空間
メルセデス・マイバッハ
メルセデスベンツ日本の上野金太郎社長が「メルセデスベンツ『Sクラス』のロングモデルよりもさらに20cm長いホールベースを備え、しかもその延長分をすべて後席乗員の快適性向上のために充てることで、ゆったりとそして余裕のある後席の空間を実現した」と紹介されるだけあって、室内空間は広々としています。また特筆したいのが後席空間。
後席空間に関しては「シートは左右ともにオットマンを備え、43.5度までのリクライニングが可能なエグゼクティブシートを採用。またホットストーン式リラクゼーション機能を含む6種類のマッサージプログラム、左右のフロントシート背面には10インチ大画面モニターとワイヤレスヘッドホンによる移動中でも映画やテレビ番組などを楽しめるリアエンターテインメントシステム、アームレストなど手に触れる部分を快適な温度に温める各種ヒーター、高級素材をクラフトマンシップで丹念に仕上げたインテリアが、その快適性をさらに高める」とあって、まさにラグジュアリーな空間を楽しめます。
優れたエアロダイナミクスにより風切り音の低減と、後席を大きく囲む遮音材、特殊なシーリング技術などにより量産車として、静粛性についても安心です。
メルセデス・マイバッハ
■メルセデス・マイバッハSクラス 基本スペック
メルセデス・マイバッハ
【メルセデス・マイバッハ 4WD S560 4MATIC 】
■全長×全幅×全高:5645×1915×1495mm
■ホイールベース:3365mm
■車両重量:2330kg
重量が2トン越えとあって、かなりの重厚感です。
このサイズ感ですと、やっぱりオーナーが運転する…のではなく、お抱え運転手に「〇〇君、どこどこまでお願いね」なんて行先を告げて、ゆったりとしたリヤシートに座って優雅なひと時を過ごしてみたいですよね。
いつか乗ってみたいものです。
■メルセデス・マイバッハ Sクラス、価格・値段はいくらくらい?
メルセデス・マイバッハ
気になる、メルセデス・マイバッハの値段ですが、日本市場に投入される新型マイバッハSクラスは、S560の2モデルがいずれも2253万円、S650が2761万円。
このうちS560 4MATICの納車が9月から、それ以外のモデルは12月を予定しているそうです。
■メルセデス・マイバッハSクラス 中古車価格は
なかなか新車でマイバッハSクラスは買えない、という方。中古車購入を検討してみてはいかがでしょうか。
気になるメルセデス・マイバッハの中古車価格は以下の通りです。
平均価格:1410万円
価格帯:850万円~1990万円
※2020年1月現在
中古車とはいえ、さすがはマイバッハ。1000万円超がほとんどのようです。
■メルセデス・マイバッハ Sクラス 試乗記
メルセデスベンツ・マイバッハSクラス 試乗記
メルセデスのトップグレード、マイバッハに乗った。このクルマの場合、本来乗ったというならば後席である。しかし、今回は運転をした。
全長5465mm。『S560』と付くから、メルセデスのそれと同じと思ったらいけない。メルセデスのS560は5255mmだから、マイバッハの方が240mm長い。そのうちの200mmがホイールベースで、実は前後オーバーハングはメルセデスの方が長い。フロントシートの寸法はメルセデスとマイバッハ共に完全に一致するのだが、後席はシート前後長で25mmマイバッハが大きく、逆に後席の座面から天井までの距離は30mmほどメルセデスの方が大きい。
メルセデスベンツ・マイバッハの乗り心地は
メルセデス マイバッハ S560
マイバッハをドライブすると、まさに運転手さんになった気分しかなかったのである。
■【最新】メルセデス・マイバッハに防弾仕様車?
メルセデス・マイバッハに防弾仕様モデル?
2019年10月、メルセデスベンツは、メルセデス・マイバッハ『Sクラス』(Mercedes-Maybach S Class)の防弾仕様車、「S650ガード」の最新モデルを欧州で発表しました。メルセデスベンツは90年以上に渡って、防弾対策などを施したリムジンを製作し、各国元首やVIPに納車してきた実績を持っています。
1980年以降、歴代『Sクラス』には、防弾仕様車が用意されてきましたが、このメルセデスベンツマイバッハSクラスの防弾仕様車が、S650ガードになります。
メルセデスベンツマイバッハSクラスの最上級グレード、「S650」がベースとなります。
■防弾仕様車の頂点「メルセデス・マイバッハ S 650プルマンガード」
メルセデス・マイバッハ Sクラス の防弾仕様車「S650プルマンガード」
防弾仕様車の頂点に位置するのが、リムジンのメルセデス・マイバッハ「S 650プルマンガード」。
2つのエグゼクティブシートを標準装備し、このセグメントで最も広い後席足元の空間を実現します。室内は、典型的なプルマンスタイルとなっており、最大4名の乗員が電動格納式パーティションの後ろに、向かい合って座ることができます。
メルセデス・マイバッハ最新情報
■メルセデス・マイバッハ ウルトララグジュアリーな初のSUV登場?
《photo by Mercedes-Benz》メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC
メルセデスベンツは11月21日、中国で開催した広州モーターショー2019のプレビューイベントにおいて、メルセデス・マイバッハ(Mercedes-Maybach)ブランド初のSUV、メルセデス・マイバッハ『GLS 600 4MATIC』を初公開しました。
広州モーターショー2019で初公開されたメルセデス・マイバッハGLS 600 4MATICは、ブランド初のSUV。
車名の「GLS」とは、メルセデス・ベンツのフルサイズSUV、GLSの新型がベースと示しています。
メルセデス・マイバッハGLS 600 4MATICと競合するのは、ロールスロイス『カリナン』やベントレー『ベンテイガ』など、ウルトララグジュアリーSUVになりそうです。
《photo by Mercedes-Benz》メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC
《photo by Mercedes-Benz》メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC
《photo by Mercedes-Benz》メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC
最後に
いかがでしたか。
本記事では、メルセデス・マイバッハについてご紹介いたしました。
泣く子も黙る、超高級車、メルセデス・マイバッハ。
一度乗ってみたい、マイガレージに納品したいという方は一度販売店へどうぞ!!