トップへ戻る

お値段2739万円!ベントレー ベンテイガに乗ってみた結果

お値段2739万円!ベントレー ベンテイガに乗ってみた結果

その名前、『ベンテイガ』。それはベントレーという、超が付く高級ブランドが初めて試みたSUVという作品。しかしベントレーのホームページには、「SUVではない。ベントレーだ。」という文字が。一体ベンテイガは何者なんだ!!!

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


別世界に連れて行かれる乗り心地を体験せよ

その内装。さすがは超が付くブランドが渾身の一作として仕上げてきただけに、ここでも別世界感がビシバシと伝わる。3番目はボンネットに収まるW12という複雑な機構を持つパワーユニット。600psを超える(正確には608ps)最高出力は、少なくとも世界最強の一つであることは間違いなく、そこから湧き上がる途方もないパワーはこれも別世界感満載で、実は本当に別世界に連れて行かれる心境にさせてくれる。

もう一つおまけの話をすると、このクルマにはオプションでブライトリング社製のトゥールビヨンメカニカルウォッチが用意されるのだが、そのお値段はあちらの価格で何と15万ユーロ!ベントレーのホームページを見ても、お値段は書かれておらず、おおよそ2000万円ともいわれているが、とにかくこれも別世界のお話である。

ベンテイガの乗り心地とは

さて、その別世界感満載のベンテイガを、ほんのわずかな時間ながら、東京都内で満喫させてもらった。3サイズ5150mm×1995mm×1775mm、ホイールベース2995mmだから、都内で楽しむにはいささかというか、だいぶデカい。お値段考えるとさすがに踏み込む右足の力が少し抜ける。ただ、抜けようが抜けまいが、その走りは常にジェントルで、静々と。少なくとも都内の雑踏の中では、それが限界である。快適?言うまでもない。静か?同じく言うまでもない。

そして一度だけ、本当に一度だけ前が空いて、グッと踏み込める瞬間がやって来た時に、意を決してそれを試してみた。W12、608psと900Nmの最大トルクが目覚めた瞬間だったかもしれないが、それこそ底なし沼に引きずり込まれるような、とてつもない力がドライバーにも降りかかってくる。パフォーマンスとしてはこれと同様なものは過去にも体験したと思うのだが、車両重量2530kgのクルマでは、恐らくこれが初めてだったのではないかと思う。巨大なマスがとてつもない速さで加速を開始した時のフィーリングはまさに別世界。空前絶後である。

ところがそんなクルマでありながら、郊外を流した時の燃費は11.0km/リットルだという。まあ実際にやってみたわけではなく、あくまでもメーカー発表の値ではあるが、結構な優等生だ。

今、SUVの世界は上から下まで、つまり大きいモデルから小さいモデルまで、そして高価なモデルから安価なモデルまで世界的に大流行り。ベントレーに続いてロールスロイスもどうやらSUVを投入するようだし、ランボルギーニだって負けちゃいないとばかりにSUVを投入する。今や伝統的にスポーツカーメーカーだったり高級車メーカーだったりという不文律はなくなり、売れるものを作る時代になってきた。正直、何となくさもしい感じがするのだが、仕方ないのだろうか。

しかしベンテイガ!ボルトが緩む恐れがあるぞ!気を付けろ

英国の高級車メーカー、ベントレーが属するフォルクスワーゲングループジャパンは1月中旬、新型SUVのベントレー『ベンテイガ』のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。

今回のリコールは、車両製造時の作業管理が不適切なため、サイドエアバッグ、助手席エアバッグ、前席シートベルトバックル、前席シート背もたれ、後席シートベルト、ステアリングコラム、ウィンカーおよびワイパー操作レバーユニット、アクセルペダルなどの取付ボルトが、規定のトルクで締め付けられていないものがあるのが原因とのこと。

そのために、走行振動などによって取付ボルトに緩みが生じ、そのままの状態で使用を続けると、ボルトが外れて、ウィンカー、ワイパー、ハンドル、アクセルが操作できなくなったり、衝突時に乗員を正しく拘束できなくなったり、エアバッグが正しく展開しないおそれがあるんだそうです。

リコールの対象となるのは、2015年12月21日から2016年9月24日までに輸入された41台。

同社は販売店において点検を行い、適切なトルクで締め付けられていない場合は、規定のトルクで締め付けるリコール作業を実施します。

ベンテイガを持っている方は、気を付けてくださいね。

関連するキーワード


ベントレー ベンテイガ

関連する投稿


ベントレー新型「フライングスパー」初公開!史上最強の高級セダンが誕生

ベントレー新型「フライングスパー」初公開!史上最強の高級セダンが誕生

2024年9月11日、ベントレーは、4世代目の新型「フライングスパー」を公開しました。新パワートレイン「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」を搭載し、これまでのベントレーのセダンの中で最も高性能なモデルだといいます。


ベントレー新型「コンチネンタルGT」初公開!史上最強のクーペ/コンバーチブル誕生

ベントレー新型「コンチネンタルGT」初公開!史上最強のクーペ/コンバーチブル誕生

2024年6月25日、ベントレーモーターズは発売21年目を迎えたコンチネンタルGTシリーズの第4世代となる新型「コンチネンタルGTスピード」を公開しました。ベントレー史上最もパワフルなロードカーに仕上がっています。


ベントレー最後の「W12」搭載モデル! 生産は限定16台の新型「バトゥール コンバーチブル」初公開

ベントレー最後の「W12」搭載モデル! 生産は限定16台の新型「バトゥール コンバーチブル」初公開

ベントレーは2024年5月7日、マリナーによって製作された現代車で3番目となるコーチビルト ベントレー新型「バトゥール コンバーチブル」を初公開しました。世界16台限定となるようです。


イギリス車の各メーカーと人気車種8選!歴史や特徴まで解説!

イギリス車の各メーカーと人気車種8選!歴史や特徴まで解説!

日本と同じ島国のイギリス。伝統と格式を重んじる国で有名ですが、イギリスの車づくりにもそのマインドが息づいています。歴史上の名車と呼ばれる車がいくつもあるイギリス車。ここでは、イギリスを代表する自動車メーカーと人気モデルを紹介します。


フェラーリ初のSUV「プロサングエ」発表! フェラーリだけじゃない超高級SUVを紹介

フェラーリ初のSUV「プロサングエ」発表! フェラーリだけじゃない超高級SUVを紹介

2022年9月13日、フェラーリは同社初となる4ドア車でSUVの「プロサングエ」を発表しました。今まで2ドアクーペのスーパーカーしか販売してこなかったフェラーリですが、ついにSUVをリリース。近年では他にも今までSUVを販売してこなかった高級車メーカーがSUVを投入しています。この記事ではプロサングエを含めた各メーカーの高級SUVを紹介します。


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。