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イギリス車の各メーカーと人気車種8選!歴史や特徴まで解説!

イギリス車の各メーカーと人気車種8選!歴史や特徴まで解説!

日本と同じ島国のイギリス。伝統と格式を重んじる国で有名ですが、イギリスの車づくりにもそのマインドが息づいています。歴史上の名車と呼ばれる車がいくつもあるイギリス車。ここでは、イギリスを代表する自動車メーカーと人気モデルを紹介します。

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イギリス車ってどんな車?

イギリスでは、産業革命の時代から工業化の基盤が築かれた影響で、古くから自動車文化が発展してきました。そのため、イギリスでは長い歴史を持つ自動車メーカーが多く、伝統的なモデルが多く生み出されているのも特徴です。

もともとは王侯貴族が日常の足やレジャーで楽しむものでしたが、しだいに大衆向けの自動車もつくられはじめ、イギリスでは大小さまざまなメーカーが誕生してきました。

イギリスの自動車メーカーは、時には外国資本との吸収合併を繰り返しながら、時代に合わせて変化してきましたが、今日においても伝統とアイデンティティを大切にする車づくりを行っているところは大きな特徴といえるでしょう。

ここからは、イギリスの代表的な自動車メーカーについて、それぞれの歴史や特徴を紹介します。

主なイギリス車メーカー一覧

アストンマーティン

《画像提供:Response》《photo by Aston Martin》アストンマーティンの新「ウィングエンブレム」

1913年にレーシングドライバーでもある伯爵からの援助を受けて設立された、イギリスでは数少ない民族資本のメーカーです。レーシングカーの製造から始まったアストンマーティンは、創業以来一貫して高品質なスポーツカーを世に送り出しています。モータースポーツにおける活躍には長い伝統があり、1930年代にはすでにル・マン24時間レースで上位に入るなど成功を収めていました。

一方、多額の投資や経営悪化などにより、会社存続の危機にはたびたび見舞われ、一時はモータースポーツへの参戦を断念せざるをえない時期もありました。

しかし、モータースポーツで培った技術を開発に活かしたり、名門デザイナーと新しいボディを開発したりすることによって生み出される高性能な市販車は着実に支持を集め、1960年代にはロイヤルワラント(英国王室御用達) として認められるまでに成長します。映画「007」の主人公が乗る「ボンドカー」として、アストンマーティンが初めて採用されたのもこの頃です。以来、同映画シリーズではたびたび主力モデルが登場するようになり、アストンマーティンは大衆に広く知られる存在となりました。

ジャガー

《画像提供:Response》《撮影 松下宏》ジャガーFタイプ

ジャガーの歴史は1922年、創始者のウイリアム・ライオンズが友人とバイクのサイドカーを製造販売する事業を興したところから始まりました。このころの社名は「スワロー・サイドカー・カンパニー」といい、「ジャガー」を名乗るようになるのは1945年になってからのことです。

1930年代からイギリスの大衆車をベースに、高級感のあるボディをのせた車を廉価で売り出したことで、幅広い支持を集めました。エンジンやシャーシも自社で開発するようになると、見た目だけでなく性能にもこだわったスポーツモデルを世に送り出すようになります。そうして自動車メーカーとしての実力をつけたジャガーは、ル・マン24時間レースで他国のライバルを圧倒し、モータースポーツでも長く活躍するメーカーとなりました。

2008年にはフォードからインドのタタ・モーターズに売却されたジャガーですが、「美しいモデルは必ず売れる」という創始者のマインドを受け継ぎ、流麗なフォルムと俊敏な走りを兼ね備えたモデルを世に送り出し続けています。

ベントレー

《画像提供:Response》ベントレー・コンチネンタルGT(2016年モデル)

1919年、ベントレーはイギリスの首都、ロンドンで生まれました。1931年にロールス・ロイスに吸収されるまで、ル・マン24時間レースでたびたび優勝を重ね、世界のセレブに愛用されるスポーツカーメーカーとしての名声を獲得。

ロールス・ロイスに買収されてからのベントレーは、オーナーが自らハンドルを握り運転を楽しむモデルとして、ロールス・ロイスのラインアップの一部となりました。ロールス・ロイスは運転手付きでオーナーは後席でくつろぐことをコンセプトにつくられているのに対し、ベントレーはオーナーが運転を楽しめるよう、スポーツ性能を重視してつくられているのが特徴です。

現在ではドイツのフォルクスワーゲングループが買収し、同社とのパーツ共有化などで生産効率を向上。2002年にはエリザベス2世の公務専用車として「ベントレー・ステートリムジン」がつくられ、話題となりました。

現在、日本では4車種がラインアップされており、いずれも高性能なスポーツ・ラグジュアリーカーとして富裕層に親しまれています。

マクラーレン

《画像提供:Response》マクラーレン・スピードテールの18金エンブレム

2010年に設立された「マクラーレン・オートモーティブ」。前身の「マクラーレン・カーズ」という会社は、かつて「マクラーレン・F1」という伝説のスーパーカーをつくっていました。フォーミュラ1で鍛えた技術をもとに、市販車でもっとも高性能なスポーツカーを目指して開発されたのが「マクラーレン・F1」です。1992年から1998年までに生産された台数は100台あまり。現在では希少な名車としてプレミア価格で取引されています。

いったんは市販車の製造から退いていたマクラーレンでしたが、2010年にメーカーとしての活動を再スタート。現在、スーパーカーでは5種のラインアップがあります。

MINI

《画像提供:Response》《写真提供 ビー・エム・ダブリュー》MINI クロスオーバー アンテイムドエディション

ミニの歴史は1959年、ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)が1台の小型乗用車を発売したところから始まりました。当初から一般大衆向けの自動車として開発されたミニは、エンジン等の機関部分をできるだけコンパクトにまとめ、室内空間を極限まで広げたパッケージングにより、小さいボディながら使い勝手のよい車として大人気となりました。

もともとイギリスに乱立していた小規模メーカーが合併してできたBMC。その後も統廃合を繰り返し、ミニはさまざまなメーカーが製造販売していきますが、1959年の登場から2000年まで、大きなモデルチェンジなくつくり続けられました。

ミニの製造販売権を取得していたドイツのBMWが、2001年にまったく新しい設計のミニを発表。BMC時代のミニをモチーフにしながら、時代にあわせて生まれ変わったミニは、現在でも世界各国で親しまれる存在になりました。

モーガン

《画像提供:Response》《photo by Morgan》モーガン・プラス6 の2023年モデル(欧州仕様)

1913年に誕生したモーガンは、現在に至るまで創業地で創業者一族による家族経営を続けている珍しいメーカーです。もともとは鉄道技術者だった創始者ですが、1910年、3ホイーラーという3輪のスポーツカーを発表。この車は当時のモータースポーツで成功をおさめ、会社の基盤をつくりました。

その後3ホイーラーをベースに4輪自動車を製造。「4/4」と名付けられたこのモデルが、現在に至るまでモーガンの製造するモデルの基本構造です。車の土台を支えるフレームに木材を使用し、内外装の仕立てをすべて手作業で行うなど、コンセプトをほぼ変えることなく現在まで車づくりを続けています。その伝統を守り続ける姿勢と、クラシックカーさながらの車が新車で手に入ることからファンも多く、現在日本でも2モデルが正規輸入されています。

ランドローバー

《画像提供:Response》《撮影者 松下宏》レンジローバー・ヴォーグ

もともとイギリスの自動車メーカー「ローバー」が製造するオフロード・SUVモデルのブランド名だったランドローバーが、メーカーとして独立するのは1978年のこと。第二次世界大戦で活躍したアメリカのジープをモチーフにしてつくられた「ランドローバー シリーズI」は本格的なオフロード性能を備え、主に軍用車として活躍していました。

メーカーの再編の中で親会社はBMWやフォードに変わっていきますが、そのたびに各メーカーのノウハウが投入され、性能やデザインも大きく進化していきました。
2008年からはジャガーと同じくインドのタタ・モータースの傘下となり、本格的なオフロード性能を持つ「ディフェンダー」から、ラグジュアリーな内外装が特徴の「レンジローバー」まで、どのモデルも高い人気を誇っています。

ロールス・ロイス

《画像提供:Response》ロールスロイス 102EX ティーザーイメージ

1906年に自動車や航空機エンジンを製造するメーカーとして創業。ギリシャのパルテノン神殿をモチーフにしたラジエーターグリルや、「スピリット・オブ・エクスタシー」と呼ばれるボンネットマスコットは、ロールス・ロイスのトレードマークとして1910年代からすでに定着していました。

製造品質にこだわり、高い精度で組み上げられた自動車は当時から静粛性や耐久性に優れており、最高級車として世界の富裕層から支持を集めました。日本においても大正天皇の御料車として採用されたり、戦後最初の内閣総理大臣となった吉田茂が生涯愛用したりと、古くから数々の著名人に愛されてきたメーカーでもあります。

現在は、ドイツのBMWの傘下に入ったロールス・ロイスですが、長い歴史の中で培われてきた伝統を受け継いだモデルを今でもつくり続けています。

【イギリス車】メーカー別人気車種8選!

ここまで紹介したように、古くから自動車産業がさかんなイギリスですが、一時は経済の停滞から様々なメーカーが統廃合や廃業・復活を繰り返してきた歴史もあります。

一方、伝統を重んじる国民性ゆえに、ひとつひとつのモデルのルーツを大切に車づくりを行ってきたのも特徴のひとつです。

ここからは、そんなイギリス車の中でも、特に人気の車種を紹介します。

アストンマーティン DBX

《画像提供:Response》《photo by Aston Martin》アストンマーティン DBX 707

アストンマーティン初のSUVモデルとなるDBXは、高性能スポーツカーの開発で培った技術により、軽量で堅牢な専用ボディ設計となっています。

足回りに採用されたアダプティブ・トリプルチャンバー・エアサスペンションは、スポーツカーらしい俊敏な走りとSUVならではの快適な乗り心地を高次元で両立させています。

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【アストンマーチン DBX】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,039mm×1,998mm×1,680mm
ホイールベース 3,060mm
最大乗車定員 5名
車両重量 2,245kg
燃費 WLTPモード:23.2L/100km
エンジン種類 DOHCツインターボ V8 ガソリン 3,982cc
エンジン最高出力 405Kw(550ps)/6,500rpm
エンジン最大トルク 700N・m/2,000-5,000rpm
駆動方式 AWD
トランスミッション 9速オートマチック
新車価格 23,545,455円(消費税抜)
中古車価格 1490.0~3960.0万円
(2023年4月現在 アストンマーティン公式サイト/レスポンス中古車より)

ジャガー XJ R-スポーツ

《画像提供:Response》ジャガー XJ 改良新型のR-スポーツ

1968年に登場したジャガーのフラッグシップセダン、XJシリーズ。最終モデルは2009年にフルモデルチェンジしたものです。ジャガーの伝統である流れるようなフォルムは、フルサイズセダンでありながらスポーツカーらしいデザインが特徴。室内にはレザーとウッドがふんだんに奢られ、豪華かつ落ち着きのある居住空間を演出しています。

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【ジャガー XJ Rスポーツ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,135mm×1,900mm×1,455mm
ホイールベース 3,030mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,890kg
燃費 JC08モード:7.6km/L
エンジン種類 水冷V型6気筒DOHCSチャージャー ガソリン 2,994cc
エンジン最高出力 250kW(340ps)/6,500rpm
エンジン最大トルク 450N・m(45.9kg・m)/2,500rpm
駆動方式 FR
トランスミッション 8AT
新車価格 13,281,818円(消費税抜)
中古車価格 45.0~1090.0万円
(2023年4月現在 グーネット/レスポンス中古車より)
※中古車価格はジャガーXJ全体のものです。

ベントレー コンチネンタルGT

《画像提供:Response》《photo by Bentley》ベントレー・コンチネンタル GT マリナーW12

ベントレーがラインアップする伝統的なグランドツアラーであるコンチネンタルGT。2017年にフルモデルチェンジした現行モデルは、迫力あるフロントマスクに宝石のように輝くLEDヘッドランプ・テールランプが特徴的です。内外装は多彩なオプションからオーダーメイドで仕立てることができ、オーナーがハンドルを握り、長距離を快適にドライブする最高級車として、所有する喜びを感じられる一台に仕上がっています。

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【ベントレー コンチネンタルGT】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,880mm×1,965mm×1,405mm
ホイールベース 2,850mm
最大乗車定員 4名
車両重量 2,200kg
燃費 WLTPモード:12.1L/100km
エンジン種類 V8気筒ツインターボ ガソリン 3,996cc
エンジン最高出力 404kW(550ps)/5,750-6,000rpm
エンジン最大トルク 770N・m/2,000-4,500rpm
駆動方式 アクティブAWD
トランスミッション 8DCT
新車価格 26,780,000円(消費税抜)
中古車価格 239.9~3980.0万円
(2023年4月現在 ベントレー公式サイト/レスポンス中古車より)

マクラーレン 720S

《画像提供:Response》《撮影 雪岡直樹》マクラーレン 720S

マクラーレンのフラッグシップモデルであるスーパーシリーズとして2017年に登場した720Sは、伝統的なディヘドラルドアや照射角度がハンドル操作によって変化するLEDマトリックスヘッドランプを装備。サイドのエアインテークや折り畳み式のメーターパネルは本格的なサーキット走行を想定してつくられており、まさに公道を走れるレーシングカーといった車です。車名の720Sは、720馬力であることを意味しています。

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【マクラーレン 720S】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,544mm×2,161mm×1,196mm
ホイールベース 2,670mm
最大乗車定員 2名
車両重量 1,283kg
燃費 WLTPモード:23.3L/100km
エンジン種類 V8 ガソリン 3,994cc
エンジン最高出力 720ps/7,500rpm
エンジン最大トルク 770N・m/5,500rpm
駆動方式 MR
トランスミッション 7AT
新車価格 32,090,909円(消費税抜)
中古車価格 -
(2023年4月現在 マクラーレン公式サイトより)

MINI MINI 3 DOOR

《画像提供:Response》《写真撮影 宮崎壮人》MINI クーパー(3ドア)

2002年にBMWから新発売されたMINI。現行モデルは2021年にマイナーチェンジされ、丸型ヘッドランプや台形のフォルムなどMINIらしさを保ちながら、LEDヘッドランプやグリルまわりのフェイスラインなど、最新技術を盛り込んだ仕上がりになりました。グレードはエントリーモデルのONE、スポーツモデルのクーパー・クーパーDの3種類が用意されています。

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【MINI MINI 3 DOOR ONE】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3,865mm×1,725mm×1,430mm
ホイールベース 2,495mm
最大乗車定員 4名
車両重量 1,210kg
燃費 WLTCモード:16.2km/L
エンジン種類 3気筒DOHC ガソリン 1,498cc
エンジン最高出力 75kW(102ps)/3,900rpm
エンジン最大トルク 190N・m/1,380-3,600rpm
駆動方式 前輪駆動
トランスミッション 7速DCT
新車価格 2,818,182円(消費税抜)
中古車価格 9.9~630.9万円
(2023年4月現在 MINI公式サイト/レスポンス中古車より)

モーガン4/4

《画像提供:Response》《撮影 内田俊一》モーガン 4/4

創業当時から変わらずほぼ手作業で車づくりを続けているモーガン。4/4は同社のベーシックモデルに位置する2シーターオープンカーです。もともとは木製のラダ―フレームが同モデルのトレードマークでしたが、現在ではスチール製に変更され、剛性を高めたことで、より機敏な走りを実現しています。軽量かつ低重心の設計は、まさにイギリス伝統のライトウエイトスポーツを現在に伝えるものです。

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【モーガン4/4】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,010mm×1,630mm×1,220mm
ホイールベース 2,490mm
最大乗車定員 2名
車両重量 795kg
燃費 -
エンジン種類 4気筒DOHC ガソリン 1,595cc
エンジン最高出力 82kW(112ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 132N・m(13.4kgf・m)/6,000rpm
駆動方式 FR
トランスミッション 5MT
新車価格 7,100,000円(消費税抜)
中古車価格 628.0~974.7万円
(2023年4月現在 モーガン公式サイト/レスポンス中古車より)

ランドローバー レンジローバー

《画像提供:Response》撮影 島崎七生人レンジローバー・スポーツSE

ランドローバーのハイエンドモデルにあたるSUV、レンジローバー。初代モデルは1970年に登場し、本格的な悪路走破性を備えながら、高級車としての機能をふんだんに盛り込んだモデルでした。今日の世界的なSUVブームで、高級車ブランドがリリースするSUVとしては先駆けとなった車です。2021年に登場した5代目は先進技術を駆使し、パワートレインはハイブリッドがメイン、内装にはレザーレス仕様を用意するなど、環境に配慮した設計となっています。

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【ランドローバー レンジローバー スタンダードホイールベース RANGE ROVER SE/P530 AWD(AT)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,065mm×2,005mm×1,870mm
ホイールベース 2,995mm
最大乗車定員 5名
車両重量 2,560kg
燃費 WLTCモード:7.6km/L
エンジン種類 直列6気筒DOHC ガソリン 4,394cc
エンジン最高出力 390kW(530ps)/5,500-6,000rpm
エンジン最大トルク 750N・m/1,850-4,600rpm
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション 電子制御8速オートマチック
新車価格 17,136,364円(消費税抜)
中古車価格 89.0~3298.0万円
(2023年4月現在 ランドローバー公式サイト/レスポンス中古車より)

ロールス・ロイス ゴースト

《画像提供:Response》《photo by Rolls-Royce》ロールスロイス・ブラックバッジ・ゴースト

2010年に誕生したゴーストは、ロールス・ロイスのラインアップの中ではミドルサイズにあたるセダンです。ドアはロールス・ロイスのトレードマークである観音開きを採用。2020年には2代目が登場し、フロントグリル上に鎮座するマスコットとリアドアに格納された傘以外、すべてが刷新されました。「ポスト・オピュレンス(脱贅沢)」をテーマにデザインされた内外装は、シンプルでありながら質感の高さが感じられ、時代の先端をいくモデルにふさわしいものとなっています。

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【ロールス・ロイス ゴースト】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,545mm×2,000mm×1,570mm
ホイールベース 3,295mm
最大乗車定員 5名
車両重量 2,540kg
燃費 -
エンジン種類 V型12気筒48バルブ ガソリン 6,748cc
エンジン最高出力 420kW(571ps)/5,000rpm
エンジン最大トルク 850N・m/1,600rpm
駆動方式 全輪駆動
トランスミッション 電子制御8速AT
新車価格 34,427,273円(消費税抜)
中古車価格 1230.0~5780.0万円
(2023年4月現在 ロールス・ロイス公式サイト/レスポンス中古車より)

まとめ

《画像提供:Response》《photo by Bentley》ベントレー・ベンテイガ

ここまで紹介してきたように、イギリス車には、長い歴史を持つモデルが多くありました。現在も、ほぼ創業当時のまま生産されている車もあれば、資本の移り変わりにより、つくりが大きく変わった車もあります。しかし、どちらにも共通している点は、その車名や内外装の佇まいに伝統がしっかりと受け継がれているということです。みなさんもぜひ一度、イギリス車が持つ雰囲気に触れてみてはいかがでしょうか。

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よくある質問

イギリスの名車といえば?

イギリスの名車として最もメジャーな車といえばミニではないでしょうか。イギリスの人気コメディー番組「ミスタービーン」で主人公が乗る愛車としても、イエローのミニは有名ですね。また、映画「007」シリーズでは、ボンドカーとして登場するアストンマーティンDB5もよく知られた存在です。

イギリス車のハンドルはどっち?

イギリスは日本と同じく左側通行であるため、右ハンドルです。理由は諸説ありますが、自動車が普及する以前の、馬車の構造によるものだとする説があります。

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