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【2023年】メルセデス・ベンツのセダンの一覧と各車種の特徴を紹介

【2023年】メルセデス・ベンツのセダンの一覧と各車種の特徴を紹介

メルセデス・ベンツはドイツ有数の自動車メーカーで、ドイツ国内外問わず、日本でも人気を博しています。この記事では、メルセデス・ベンツの車種のなかからセダンの現行ラインアップをピックアップし、各車種の特徴を紹介します。

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メルセデス・ベンツとは?

メルセデスベンツ Aクラスセダン 2018年

メルセデスベンツ Aクラスセダン 2018年

メルセデスベンツとはドイツの自動車メーカーで、高品質な自動車を製造していることで世界的に知られています。

日本では上位クラスの高級車タイプの乗用車を多く見かけますが、手頃な値段で購入できるコンパクトカーやトラック・バス・バンなどの商用車も多く製造する総合自動車メーカーです。

メルセデスベンツの歴史はとても古く、ドイツの技術者であったカール・ベンツが1886年にガソリンエンジンを搭載した原動機付き三輪車を製造してからその歴史がスタートしました。

メルセデスベンツは創業から現在に至るまで130年以上の長い歴史を持ち、安全性にこだわった自動車を製造し続けてきました。

メルセデスベンツの車種は種類が多いですが、全車種で共通していることは最新の安全技術が盛り込まれているという魅力がある点です。

次に、メルセデスベンツの概要や特徴・魅力をご紹介します。

メルセデス・ベンツのセダンの魅力とは

メルセデスベンツ Aクラスセダン 2019年

メルセデスベンツ Aクラスセダン 2019年

メルセデスベンツのセダンの外観上の特徴は、シンプルで飽きのこないデザインであることです。

シンプルさはセダンの全クラスに共通していることで、製造されてから10年以上が経過した車種でも古さや時代遅れを感じさせることがありません。

メルセデスベンツのセダンは小型車から大型車まで幅広く用意されていて、車体サイズの順にA・C・E・Sクラスの4種類に分けられます。

現行車種一覧!メルセデス・ベンツのセダン

【Aクラス】ベンツセダンの中で最もコンパクトなモデル

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉メルセデスベンツ A180セダン

1997年似登場したメルセデス・ベンツのコンパクトカー Aクラスですが、2018年に登場した4代目モデルに設定されたのが、そのセダン版となるAクラスセダンです。

セダンのフォーマルさと、Aクラスの持つ若々しいイメージを融合させたモデルで、狭い街中でも使いやすい、コンパクトなボディサイズが特長的。現在販売されるのもこのモデルで、2023年2月27日にはマイナーチェンジを果たした新型モデルが発売されています。

サイズは、全長4,565mm×全幅1,800mm×全高1,445mmとメルセデス・ベンツのセダンの中で最も小さなサイズ感。

エクステリアは、サメの尖った鼻先を想わせる前傾したフロントエンドや、ボンネットにパワードームを備えた疾走感あるプロポーション、シャープな印象を与える水平基調のヘッドランプデザイン、新デザインのリアディフューザーが採用されよりスポーティな印象となっています。

インテリアでは、新世代のステアリングホイールを採用、また、センターコンソールに設置されていたタッチパッドが廃止され、すっきりとしたデザインになっています。

パワートレインに、最高出136馬力・最大トルク200Nmを発揮する1.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載するA180、最高出150馬力・最大トルク320Nmを発揮する2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載するA200dを用意。ともにサイズ感に対し十二分にパワーを発揮するため、快適かつスポーティな走りを楽しめます。

価格は、A180が505万円から、A200dが570万円からと、メルセデス・ベンツらしくやすいとは言えない金額設定ですが、日本ではやはり大きすぎない車に乗りたい…だけど高級感のあるプレミアムなセダンに乗りたいという人にはぴったりな1台です。

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メルセデスベンツ Aクラスセダンのスペック

【メルセデス・ベンツ Aクラス A180】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,430mm×1,800mm×1,440mm
ホイールベース2,730mm
最大乗車定員5名
車両重量1,360kg
燃費WLTCモード:16.4km/L
エンジン種類直列4気筒
最高出力100kW(136ps)/5,500rpm
最大トルク200N・m/1,460-4,000rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッション電子制御7速A/T

【Cクラス】日本の道路でも扱いやすい

メルセデス・ベンツ Cクラス

Cクラスセダンは、ドイツ本国で2021年6月にフルモデルチェンジを実施。エクステリアは、最近のメルセデスの流儀にならって、グリルの開口部がダース・ベイダー型になりましたが、旧型から大幅に変わったという印象はありません。

ボディは旧型と比較し65mm長くなっていて、旧型で不評だったリアシートのスペースが拡大されています。また、ホイールベースも長くなっていますが、小回り性能にはどのメーカーよりもこだわるメルセデスらしく、今回新たに「リアアクスルステアリング」と呼ばれる後輪操舵を投入。装着車の最小回転半はわずか5m!という驚異の小回り性能となっています。そのため、全長は伸びたものの、旧型とあまり変わらない使い勝手を実現していると言っていいでしょう。

《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》メルセデスベンツ Cクラス 新型

一方、インテリアは大幅に変わり、まるでSクラスと見まごうばかりの巨大なディスプレイが鎮座しています。旧型のモニターがエアコンの吹出口の上にチョコンと乗っていたのとは大違いで、メーターパネルもディスプレイなので、Cクラスのインパネは実質的にモニターが2つしかついていない!という状況になっています。

エアコンの温度調節も含め、様々な機能が巨大な液晶ディスプレイに統合されたことにより、物理スイッチの数も大幅に減っています。そのインテリアの見た目は、まんまSクラスそのもので、新型CクラスがミニSクラスに見えてきます。

また、エンジンは純ガソリンエンジンモデルがランナップから落とされ、全車、ハイブリッド化されています。新たに、ISG(インテグレーテッド スターター アンド ジェネレーター)と呼ばれる48V駆動のモーターが組み込まれ、ガソリンエンジンモデルで204psを発揮します。

このように、性能面で大幅に進化を遂げたCクラスですが、その分価格も大幅に進化し、最もベーシックなグレードでも654万(消費税込み)からとなっていて、今までの「手の届きやすい」メルセデスからはちょっと遠いところにいってしまったような気がします。

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メルセデスベンツ Cクラスセダンのスペック

【メルセデス・ベンツ Cクラス C180 アバンギャルド】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,755mm×1,820mm×1,435mm
ホイールベース2,865mm
最大乗車定員5名
車両重量1,650kg
燃費WLTCモード:16.8km/L
エンジン種類DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付
最高出力125kW(170ps)/5,500~6,100rpm
最大トルク250N・m(25.5kgf・m)/1,800~4,000rpm
駆動方式後輪駆動(FR)
トランスミッション電子制御9速A/T

【Eクラス】ワンランク上の快適さ

メルセデスベンツ E200 4MATIC スポーツ

現行Eクラスは2016年にデビューし、高度運転支援システムを満載したハイテクっぷりが、世界に衝撃を与えました。その後、2020年にマイナーチェンジを実施し、グリルの開口部がダース・ベイダー型となり、ナビゲーションには日本初のAR(Augmented Reality=拡張現実)機能が搭載されています。

Eクラスの魅力は、5mに達せんとするボディサイズから生まれる「余裕」です。もちろん、Cクラスでも十分に快適なのですが、やはりEクラスと比べると、若干、室内空間に狭さを感じたり、トランクルームの容量が足りないかな・・・、などと思ってしまいます。Eクラスは、そんな不満をすべて取り去り、オーナーに満ち足りた満足感を与える事のできるクルマとなっています。

Eクラス インテリア

そんな大きなEクラスですが、E200に搭載されているのはたった1.5Lのエンジン。カローラに積んであるエンジンと排気量は変わらないのです。

そんなエンジンで大丈夫なのか?と思いますが、魔法の飛び道具のターボと、ハイブリット技術の一種であるBSG(ベルトドリブン スターター アンド ジェネレーター)と言われるモーターを組み合わせることで、なんの不満もなくEクラスを走らせてしまいます。まさに、驚異のメルセデスの技術力ですね!

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メルセデスベンツ Eクラスセダンのスペック

【メルセデス・ベンツ E200 スポーツ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,940×1,850×1,455mm
ホイールベース 2,940mm
最大乗車定員5名
車両重量1,720kg
燃費WLTCモード:13.1km/L
エンジン種類DOHC直列4気筒ターボチャージャー付
最高出力135kW(184ps)/5,800~6,100rpm
最大トルク280N・m(28.6kgf・m)/3,000~4,000rpm
駆動方式後輪駆動(FR)
トランスミッション電子制御9速A/T

【Sクラス】究極のセダンを目指して

《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》メルセデスベンツ Sクラス 新型

Sクラスは、究極のセダンを目指して作られています。デザインやメカニズムにおいて、すべての妥協を排し、Sクラスに乗る人に究極のコンフォートライドを届ける事。それが、Sクラスの存在意義です。

Sクラスは2021年に本国でフルモデルチェンジを受けました。旧型のSクラスもすごい車でしたが、新型のSクラスのモデルチェンジは気合入りまくりで、様々な新機軸をこれでもかとてんこ盛りで投入していて、それだけで本が一冊書ける程です。

新型Sクラスはその大胆なインテリアで世界を驚かせました。従来のエレガント路線とは完全に決別する、12.8インチの巨大な有機ELディスプレイが鎮座するインテリアは、様々な議論を巻き起こしましたが、メルセデスのインテリアデザインが完全に次のステージに入ったことを宣言しました。

《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》メルセデスベンツ Sクラス 新型

Sクラスのインテリアの特徴は、ほぼすべてのコントロール機能を巨大な12.8インチ有機ELディスプレイに統合した事で、おかげて物理スイッチの数が極端に少なくなっています。旧型では、センターコンソールに鎮座していたコマンドコントローラーも廃止され、MBUXの音声コマンドやジェスチャーコントロールで様々な操作が可能になっています。

ナビゲーションでは、新たにフロントガラスに投影される「ARヘッドアップディスプレイ」も選べ、視線をずらすことなく目的地までたどり着けます。

シャシーでは、新たにEアクティブボディコントロールと呼ばれる新機軸を採用。エアサスペンションの減衰力を、フロントガラス上部のステレオマルチパーパスカメラで認識し、他の様々なセンサーからの情報も統合して、究極のフラットライドを目指すシステムとなっています。

このように、新型Sクラスは全てにおいて究極を目指すという目標を達成するために、メルセデスの持つありとあらゆる最新技術を惜しみなくつぎ込んでいます。

いかがですか?あなたもSクラスのオーナーになって、究極のドライビングの世界を体験してみませんか?

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メルセデスベンツ Sクラスセダンのスペック

【メルセデス・ベンツ Sクラス S 400 d 4MATIC】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,180mm×1,920mm×1,505mm
ホイールベース3,105mm
最大乗車定員5名
車両重量2,090kg
燃費WLTCモード:14.3km/L
エンジン種類DOHC 直列6気筒 ターボチャージャー付
最高出力243kW(330ps)/3,600-4,200rpm
最大トルク700N・m(71.4kgf・m)/1,200-3,200rpm
駆動方式四輪駆動(4WD)
トランスミッション電子制御9速A/T

【メルセデス・マイバッハ Sクラス】伝説の名車の現代版

マイバッハ Sクラス

マイバッハは1909年にドイツで創業したエンジンメーカーで、有名なツェッペリン飛行船のエンジンを製造した事で知られます。ドイツのティーガー戦車などのエンジンもマイバッハで製造しており、総合的なエンジンメーカーとして事業を行っていました。また、自動車の生産も行っていて、1920年代から30年代にかけてV12エンジン搭載車を始めとする高級車を発売していました。

マイバッハは2002年にメルセデスの上位ブランドとして復活し、マイバッハ 57/62と呼ばれる超高級リムジンを発売しました。しかし、マイバッハ57/62の後継車は発売されず、一旦、マイバッハの譜系は途絶えてしまいます。その後、2014年にメルセデスのサブブラント「メルセデス・マイバッハ」として再度復活し、Sクラスをベースとした超高級車として発売されています。

メカニズム的には、メルセデスのSクラスクラスと大部分を共有しますが、Sクラスファミリーとしては唯一のV型12気筒ユニットを搭載するのが特徴です。612psを発揮するV12ユニットは、マイバッハを時にはジェントルに、時にはスポーツカーのように走らせます。

メルセデスマイバッハ Sクラス

マイバッハのインテリアは、リアシートに座る人に一切の我慢をさせない、広大な空間を誇ります。リアシートには当然オットマンもついていて、その広さは飛行機のファーストクラスを彷彿とさせます。当然のように、オプションで、シャンパンンクーラーとシャンパングラスも用意されていて、贅沢なひとときをさらに豊かにしてくれます。

マイバッハ=至高の快適さ。これに乗れる人が本当に羨ましいですね!

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メルセデス・マイバッハSクラスのスペック

【メルセデス・マイバッハ S680 4MATIC】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,470mm×1,920mm×1,510mm
ホイールベース3,395mm
最大乗車定員5名
車両重量2,370kg
燃費非公表
エンジン種類DOHCV型12気筒ツインターボチャージャー付
最高出力450kW(612ps)5,250〜5,500rpm
最大トルク900N・m(91.8kgf・m)/2,000〜4,000rpm
駆動方式四輪駆動(4WD)
トランスミッション電子制御9速A/T

【メルセデス・ベンツ EQE】パワフルすぎるEQシリーズ初のミッドサイズセダン

《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデス・ベンツ EQE

メルセデス・ベンツ EQEは、メルセデス・ベンツの純電動車ブランド「EQシリーズ」初のミドルサイズセダン。

プラットフォームには、電気自動車専用プラットフォームを採用、バッテリーはアンダーボディ内のボディシェル構造内に組み込まれており、衝撃に備えられています。

ボディサイズは、全長4,955~4,970mm×全幅1,905mm×全高1,495mmで5名乗り。やや大きめのサイズですが、リア・アクスルステアリングが搭載されており、小回りが効きます。

エクステリアでは、EVだからこそ、フロントにエンジンやトランスミッションを縦置きする必要がないため、他のメルセデス・ベンツのセダンモデルで典型的なシルエットとは異なるキャブフォワードデザインを採用。通常よりも前方に位置するAピラーと前後のショートオーバーハングにより、ゆったりとしたキャビンスペースが確保されています。

また、“ワン・ボウ(弓)シルエット“のサイドビューとクーペのようなサッシュレスドア、高い位置をアーチ状に走るベルトラインがEQEならではのデザインです。

インテリアは、これまでの車とは一線を画する先進的な仕上がり。上位モデルではダッシュボード全体がモニターとなっているようなシームレスなデザインで、まるでSF映画に出てくるようなデザインになっています。

パワートレインとして、最高出力292馬力・最大トルク565Nmを発揮するモーターをリアに配置し、90.6kWhのバッテリーを組み合わせ最大航続距離624kmに達する「EQE 350+」と、システム最高出力687馬力・システム最大トルク1000Nmを発揮するフロントおよびリアに配置したモーターと、90.6kWhのバッテリーを組み合わせ最大航続距離549kmに達する「AMG EQE 53 4MATIC+」の2種類を用意。いずれも並のガソリンエンジン車とは比較にならないパフォーマンスです。

価格は、EQE 350+でも1,248万円から、AMG EQE 53 4MATIC+では1,922万円からと、かなり高額ですが、搭載されている装備やパワートレインを考えれば割高とは言えないでしょう。

EVならではの美しいデザインと優れたパフォーマンスを両立する1台です。

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【メルセデス・ベンツ EQE 350+】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,955mm×1,905mm×1,495mm
ホイールベース3,120mm
最大乗車定員5名
車両重量2,360kg
一充電走行距離624km
モーター種類交流同期電動機
最高出力215kW/3,559-15,913rpm
最大トルク565N・m/0-3,559rpm
駆動方式後輪駆動
トランスミッション-

【メルセデス・ベンツ EQS】唯一無二の最上級EVセダン

《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデス・ベンツ EQS

メルセデス・ベンツ EQSは、メルセデス・ベンツの純電動車ブランド「EQシリーズ」の最上級セダン。

サイズは、全長5,225mm×全幅19,25mm×全高1,520mmで5名乗り。フラッグシップモデルらしい堂々とした大柄なボディを持ちますが、メルセデス・ベンツはこの車の開発目標として、“大きなボディを持つEQSをコンパクトカー並みに扱いやすくする”ことだったため、リア・アクスルステアリングを搭載。後輪も操舵されるだけでなく、ブレーキやサスペンションなどを統合制御し、このサイズとしては異例の取り回し性能を実現しています。

エクステリアでは、ひと目見ただけで“EV”とわかる、先進的で特異なデザイン。車輪は限りなく四隅に配置され、ゆったりとしたキャビンスペースを確保するほか、継ぎ目の少ない、シームレスな仕上がりで、量産自動車として世界で最も優れた空力性能“Cd値0.20”を実現しています。

インテリアは、シンプルでありつつも高級感のある仕上がり。ダッシュボード全体に広がるスクリーン「MBUX ハイパースクリーン」が先進性を高めています。

パワートレインとして、最高出力333馬力・最大トルク568Nmを発揮するモーターをリアに配置し、107.8kWhのバッテリーを組み合わせ最大航続距離700kmと日本で販売されるEVの中で最も長い航続距離を誇る「EQS 450+」と、システム最高出力761馬力・システム最大トルク1020Nmを発揮するフロントおよびリアに配置したモーターと、107.8kWhのバッテリーを組み合わせたエンジン車では考えられないパフォーマンスを発揮する「AMG EQS 53 4MATIC+」の2種類を用意しています。

価格は、EQS 450+でも1,578万円から、AMG EQS 53 4MATIC+では2,372万円からと、フラッグシップらしい価格ですが、静粛性や先進性など、これまでのガソリン車の大型セダンにはない、EVならではの魅力がたっぷり詰まった1台です。

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【メルセデス・ベンツ EQS 450+】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,225mm×1,925mm×1,520mm
ホイールベース3,210mm
最大乗車定員5名
車両重量2,530kg
一充電走行距離700km
モーター種類交流同期電動機
最高出力245kW/4,147-11,544rpm
最大トルク568N・m/0-4,060rpm
駆動方式後輪駆動
トランスミッション-

【メルセデス・ベンツ CLAクーペ】扱いやすいサイズにギュッと高級感を詰め込んだコンパクトセダン

《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデス・ベンツ CLA 新型(CLA200d)

メルセデス・ベンツ CLAクーペは、美しいクーペのようなボディラインやデザインを持つコンパクトセダン。その初代モデルは2013年に登場、現在販売されるモデルは2019年に登場した2代目モデルです。

サイズは、全長4,690mm×全幅1,830mm×全高1,430mmとメルセデスのセダンの中では比較的コンパクトな位置づけながら、トランク容量は460Lと広く確保されています。

エクステリアは、コンパクトながらメルセデスらしい気品と高級感あふれるデザイン。なだらかなルーフラインを持ち、メルセデス・ベンツが4ドアクーペと呼称するのも納得の仕上がりです。

インテリアは、シンプルで無駄のない美しい仕上がり。隅々にまであしらわれた上質な素材やフラットなディスプレイが、次世代の洗練されたスポーティな空間を演出しています。

パワートレインとして、最高出力136馬力・最大トルク200Nmを発揮する1.3リッター直列4気筒エンジンを搭載する「CLA180」と、最高出力150馬力・システム最大トルク320Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する「CLA 200d」、最高出力306馬力・最大トルク400Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載する「AMG CLA 35」、最高出力421馬力・最大トルク500Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンを搭載する「AMG CLA 45」との4種類を用意しています。

これに組み合わされるトランスミッションは、CLA180とAMG CLA 35が7速AT、CLA 200dとAMG CLA 45が8速ATです。

価格は、ベースグレードとなるCLA180でも532万円からと、メルセデス・ベンツらしく高額ですが、日本での取り回しもしやすいサイズ感にギュッと高級感を詰め込んだCLAに不満を持つことはないでしょう。

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【メルセデス・ベンツ CLA180】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,690mm×1,830mm×1,430mm
ホイールベース2,730mm
最大乗車定員5名
車両重量1,420kg
燃費WLTCモード:15.3km/L
エンジン種類直列4気筒
最高出力100kW(136ps)/5,500rpm
最大トルク200N・m/1,460-4,000rpm
駆動方式前輪駆動
トランスミッション電子制御7速A/T

【メルセデス・ベンツ CLSクーペ】4ドアクーペというジャンルを確立したクルマ

《画像提供:Response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスベンツ CLSクーペ 改良新型

メルセデス・ベンツ CLSは、サッシュレスウィンドウを採用したクーペのような流麗なスタイリングを持つセダン。初代モデルは2005年に登場し、「4ドアクーペ」というジャンルの先駆者とも言えます。

現行モデルは2018年に登場した3代目モデルで、その美しい内外装がさらに磨き上げられるほか、MBUXなど、さらに充実した先進装備などで快適性が追求されています。

サイズは、全長4,995mm×全幅1,895mm×全高1,425mmと全長は5m近い堂々としたボディを持つ大型セダン。トランク容量は520Lと絞られたスタイルイングながら広く確保されています。

エクステリアは、大柄なボディながら引き締まった伸びやかで躍動的なプロポーション。キャラクターラインの少ない滑らかな平面と曲面が、洗練された印象を与えます。

インテリアは、上位モデルのCLSらしい高級感と先進性、シンプルな使いやすさがうまく調和した上質な仕上がり。内装色は、ブラック、ブラック/シルバーグレーパール、マキアートベージュ/マグマグレー、ベンガルレッド/ブラック、といった豊富な選択肢が用意され、好みに合わせて選択できるようになっています。

パワートレインは、最高出力194馬力・最大トルク400Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載する「CLS 200d スポーツ」と、最高出力435馬力・システム最大トルク520Nmを発揮する3.0リッター直列6気筒エンジン+モーターのマイルドハイブリッドシステムを搭載する「AMG CLS 53」の2種類。

これに組み合わされるトランスミッションは、どちらも9速ATです。

価格は、ベースグレードとなるCLS 200d スポーツで1,017万円から、AMG CLS 53では1,592万円とかなり高額ですが、価格に見合った美しさとパフォーマンスを兼ね備える優れた1台です。

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【メルセデス・ベンツ CLS 220 d スポーツ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,995mm×1,895mm×1,430mm
ホイールベース2,940mm
最大乗車定員5名
車両重量1,820kg
燃費WLTCモード:16.5km/L
エンジン種類直列4気筒
最高出力143kW(194ps)/3,800rpm
最大トルク400N・m(40.8kgf・m)/1,600-2,800rpm
駆動方式後輪駆動(FR)
トランスミッション電子制御9速A/T

【メルセデス・ベンツAMG GT 4ドアクーペ】メルセデス・ベンツの4ドアクーペ最上級モデル

《画像提供:Response〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG GT 53 4MATIC+ 4ドアクーペ の改良モデル

メルセデス・ベンツAMG GT 4ドアクーペは、2019年登場の高級スポーツカーAMG GTの4ドア版とも呼ぶべきクルマ。メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランド「メルセデスAMG」のアイデンティティである“究極のハイパフォーマンス”と、官能的なデザイン、広い室内空間および4ドアの利便性を兼ね備えたモデルです。

サイズは、全長5,050mm×全幅1,955mm×全高1,455mmとメルセデス・ベンツの4ドアクーペの中で最も大きなボディを持ちます。

エクステリアは、迫力ある堂々としたサイズながら、フロントバンパーに設けられた大きな開口部や4本出しマフラーなど、随所にスポーツカーらしい印象が施され、ハイパフォーマンスモデルであることを示しています。

インテリアは、上位モデルらしい高級感をもたせながら、パフォーマンスの高さも感じさせるデザイン。面積が広く、流れるようなデザインでワイドさを強調するインテリアトリムやタービンエンジンを想起させるエアアウトレット、2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイなど、基本的なデザインは、他の最新のメルセデス・ベンツモデルと共通です。

パワートレインは、3.0リッター直列6気筒エンジン+モーターのマイルドハイブリッドシステムですが、同じパワートレインで、最高出力367馬力・最大トルク500Nmを発揮する「GT 43」と最高出力435馬力・最大トルク520Nmを発揮する「GT 53」に別れます。これに組み合わされるトランスミッションは、どちらも9速ATが設定されます。

価格は、ベースグレードとなるGT 43で1,440万円からと、メルセデス・ベンツ4ドアクーペ最上位モデルに相応しい堂々とした価格ですが、圧倒的なハイパフォーマンスと4ドアの利便性、高級感のすべてを兼ね備えた1台に仕上がっています。

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【メルセデス・ベンツAMG GT 43】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,050mm×1,955mm×1,455mm
ホイールベース2,950mm
最大乗車定員5名
車両重量2,060kg
燃費WLTCモード:9.3km/L
エンジン種類直列6気筒
最高出力270kW(367ps)/5,500-6,100rpm
最大トルク500N・m(51.0kgf・m)/1,600-4,500rpm
駆動方式四輪駆動(4WD)
トランスミッション電子制御9速A/T

まとめ

メルセデスベンツのセダンは一般の人が購入できるAクラスから2千万円を超えるマイバッハSクラスまで幅広く用意されており、いずれのクラスも130年以上をかけて培われてきた信頼性や安全技術が盛り込まれています。

新たに乗用車の購入をお考えの方は、ベンツのセダンも候補に加えて検討するのはいかがでしょうか。

よくある質問

ベンツのセダンには、高いモデルしかないの?

たしかに、メルセデス・ベンツの最高級セダンの「メルセデス・マイバッハ S580 4MATIC」は、消費税抜きで2,910万円もします。
しかし、メルセデス・ベンツの全てのクルマがそんなに高価なわけではなく、A180セダンは消費税抜きで380万円からラインナップされています。また、メルセデス・ベンツの認定中古車であれば、よりお買い得にメルセデス・ベンツのセダンを手に入れる事ができるでしょう。

メルセデス・ベンツのセダンの魅力って、何?

メルセデス・ベンツのセダンの魅力は、全ての性能において高次元でパランスしている事でしょう。
メルセデス・ベンツのセダンは、一部の高性能モデルを除き、突出して高いパワーがある訳ではありません。しかし、各性能が極めて高いポイントでバランスしているため、長時間運転していても疲れない、非常に小回りが聞くため、狭い道路でも運転がしやすい等の魅力があります。

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ファミリーカーとして人気を博しているミニバンに待ったをかけるのが、多人数も乗れるSUV。最近では3列シート・7人乗りSUVが続々市場に導入されています。本記事では、現在日本で購入可能な、現役の国産車から外車まで、ありとあらゆるメーカーの「3列シート/7人乗り SUV」についてまとめてご紹介します。


【2023年】セダンの人気車種10選!国産車・輸入車の販売台数ランキングから紹介

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車には様々なボディタイプがありますが、多くの人が車と聞いて最初に思い浮かべる、最もオーソドックスな形状の車がセダンです。最近のセダンは流れるルーフラインでクーペのような美しいデザインも多く、セダンの定義やイメージも時代とともに少しずつ変わってきています。この記事では、現在販売されている新車のセダンで販売台数ランキングトップ5の国産車と輸入車をそれぞれ5台ずつ、計10台紹介します。


リセールバリューが高い中古セダン10選!値落ちしにくく高くなるかも!?

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中古車を購入した事がある方の中には、中古車を選ぶ際に購入価格は気にしているけれど、売却価格は気にしていないという方も多いのではないでしょうか。 中古車は一般的に新車に比べて売却時の値下がり幅が小さいメリットがありますが、中古車の中でも一部のセダンは、ほとんど値下がりせず、むしろ値上がりするという事もあります。この記事では、そんなリセールバリューの高いセダンの条件と、代表的な車種を10台ピックアップして紹介します。


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車のワイパーは、雨天時の視界を確保するために欠かせない存在です。突然雨に降られた時に使おうとすると、なんとなく違和感がある、水がきちんと拭えない、といった経験がある方も多いのではないでしょうか。ワイパーの交換は、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店やガソリンスタンドで依頼することもできますが、自分でも交換可能です。この記事では、ワイパー交換時期や料金の目安をはじめ、ワイパー交換方法と長持ちさせるためのコツを解説します。


走行距離課税(走行税)はいつから実施?仕組みや海外で導入している内容についても解説!

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毎年5月になると送られてくる自動車税の納付書。家計の出費が増え、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。そんな自動車税に、「走行距離課税(走行税)」という新しい税制が導入される可能性があると話題になっています。ネット上では、「誰が言い出したのか」「いつから始まるのか」「また出費が増える」など、新しい税制が導入されるかもしれないことについて、不安の声も多いようです。今回は「走行距離課税」について、いま分かっていることや今後の見通しについて解説します。


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車のカスタムやドレスアップ情報が共有できるSNS「CARTUNE(カーチューン)」の「本日のPickUP!」で紹介された車が一堂に会する「PickUp Cars 2023」が2023年5月28日に開催されます。「PickUp Cars 2023」の開催概要と参加予定の車両を紹介します。


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3~5月の黄砂の時期は、その洗車方法にも特別な注意が必要になるのをご存知でしょうか。この記事では、黄砂が車に与える影響や、黄砂対策としての洗車のポイントやタイミング、おすすめの洗車アイテムや車のダメージを予防する方法について紹介します。


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