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ブレーキパッドの交換目安や交換費用は?放置はヤバすぎ!だんだんすり減るパッド

ブレーキパッドの交換目安や交換費用は?放置はヤバすぎ!だんだんすり減るパッド

車パーツの中でも、安全を語る上で欠かせない最重要パーツ、ブレーキ。摩耗してくるため、ブレーキパッドは定期的な確認が大切です。本記事ではブレーキパッドの確認方法と交換時期の目安を「ブレーキパッドの厚さ」「異音」「走行距離」の3種類から紹介します。さらにブレーキパッドが減りやすい走り方や、交換費用・方法についてもまとめました。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


車の命綱「ブレーキパッド」は消耗品!

ブレーキパッドとは、車輪と一緒に回転するディスクローターを2枚のディスクブレーキが挟み、摩擦で減速させて停止させます。

ブレーキペダルを踏むと、その都度ブレーキパッドが摩擦と熱を吸収し、消耗するため定期的な交換が必要です。

交換せずに放置するとブレーキ性能喪失?!周辺部品にも大ダメージ

走行中に回転しているブレーキディスクを、両側からブレーキパッドが挟み込んで押さえつけることにより、車が停止します。

ブレーキパッドは、ブレーキをかけるたびに少しずつすり減っていくので、厚みが薄くなると、しっかりとブレーキで停止できなくなり、思わぬ事故につながる場合もあります。

ブレーキパッド交換時期の確認方法と目安

ブレーキパッド

ブレーキパッド

ブレーキパッドの交換時期は、「ブレーキパッドのメーカー」や「走り方」などに強く影響を受けます。

そのため、ブレーキパッドの交換時期に明確な基準は設けられませんが、ここでは一般的な確認方法と目安を「厚さ」「音」「走行距離」「オイル」の4種類から紹介します。

ブレーキパッド交換時期の確認方法① 厚さで確認

ブレーキパッドはすり減りによって交換が必要な消耗部品ですが、交換が必要だと知らずに放置してしまうケースもみられます。

その場合、パッドの摩擦材部分が擦り切れてしまって、本来ブレーキディスクに触れないパッドの金属部分が接触してディスクに傷をつけたり、損傷がひどく交換が必要になれば、余計な出費がかさんでしまうことに。

出費だけで済めばまだいいものの、ブレーキパッドがすり切れたままではブレーキ力が著しく低下するので、事故にもつながりかねません。

単品では安いブレーキパッドの交換を怠ったがために、車が故障してしまった!なんていう結果にならないように、交換が必要になったら、早めの対応を心がけましょう。

新品のブレーキパッドは、10mmほどのものが多いのですが、このブレーキパッドの残りの厚さが、2~3mm以下になってきたら交換の目安です。

ブレーキパッド交換時期(厚さ)
5mm以下
次回の点検・車検までに走行距離が2万kmを超える場合は交換を検討してください。
3〜2mm以下交換時期の目安です。
1mm以下早急に交換が必要です。ディスクブレーキに損傷を与え、重大な事故に繋がる可能性があります。

ブレーキパッド交換時期の確認方法② 音で確認

ブレーキパッドにはパッドウェアインジケーター(パッドセンサー)と呼ばれる機能があり、ブレーキがすり減っていることを知らせます。

パッドウェアインジケーターには、機械式と電気式の2種類があります。

ブレーキパッド交換時期(音)
機械式
ブレーキパッドに取り付けられた金属片がローターに接触して異音をわざと鳴らす。
電気式ブレーキパッドに取り付けられた電線が断線することでインパネのブレーキ警告灯ランプが点灯する。

国産車は主に機械式で、一部の高級国産車と輸入車の多くは電気式を採用しています。

国産車のタイヤ部分からキーっと異音がする場合は、ブレーキパッドの交換目安です。

ブレーキパッド交換時期の確認方法③ 走行距離で確認

ブレーキパッドの交換目安は走行距離からも確認ができます。

一般的にブレーキパッドは1万kmの走行で1mmすり減るといわれています。

ブレーキパッド交換時期(走行距離)
普通車
走行距離:3〜4万km
軽自動車走行距離:4〜5万km

上記の走行距離を超えると、ブレーキパッドの厚さが5mm以下になっている可能性があります。

1万kmで1mmのすり減りを単純計算すると5万kmで5mmになるのでは?と思うかもしれませんが、ブレーキパッドがすり減ると熱を持ちやすくなります。熱を持ったブレーキパッドはよりすり減りやすくなることから、上記の走行距離がひとつの目安になります。

この走行距離で交換必須というわけではありませんが、上記の走行距離を目安に、どの程度摩耗しているのか確認しましょう。

ブレーキパッド交換時期の確認方法④ ブレーキフルードで確認

ブレーキフルードはブレーキオイルのことで、ブレーキペダルの力をブレーキパッドに伝える大事な役割があります。吸湿性に優れているため、頻繁にブレーキを使用すると沸騰して気泡が発生しブレーキパッドに伝える力が弱くなります。ブレーキフルードの交換の目安は走行状態にもよりますが、一般的に2年が目安です。

ちょっと早めの交換を勧められることも!

ブレーキパッドの厚さが5mm以上残っていても、交換を勧められる場合もあります。これは、運転状況などによっても交換時期が変わってくるためです。

例えば、残りの厚さが7mmあったとしても
・次の点検や車検までに、走行距離が2万kmを超えそうな方
・普段から攻めた走りをしている方
はブレーキパッドの交換を勧められるでしょう。

整備士は、「ブレーキパッドの厚さ」「走行距離や走り方」「次の点検・車検までの期間」などから総合的に判断して、交換を提案しています。

もし、疑問に思った場合には、整備士にブレーキパッド交換の理由を聞いてみましょう。

車検で必要なブレーキパッドの残量はどれぐらい?

ブレーキパッドは新品で10mm程度なので、半分以下となる5mm以下になったら交換が必要です。車検に必要なブレーキパッドの残量はというと、車検ではブレーキパッドの減り具合は確認されません。あくまでもブレーキの利き具合を調べるだけなので、検査場次第となります。しかし、ブレーキは安全面で大変重要なパーツになるので、新品の半分となる5mm以下を目安に考えておきましょう。

ブレーキパッドの交換にかかる費用は?

まず、多くの方が気になるブレーキパッドの交換費用を紹介します。

ブレーキパッドの本体費用

ブレーキパッドは、軽自動車やSUV、高級セダンなど、車種によってサイズが違うため、費用も異なります。

ブレーキパッド本体の部品代
軽自動車
フロントとリア、それぞれ1セットで税抜7,000円~
普通自動車フロントとリア、それぞれ1セットで税抜8,000円~

上記が目安ですが、高性能な大径ディスクブレーキなどはより割高になります。

ブレーキパッドの交換工賃

ブレーキパッドの交換費用・工賃は、選ぶブレーキパッドや整備工場によって違います。

参考として、オートバックスとイエローハット公式HPに記載の工賃を記載します。

オートバックス ブレーキパッド交換費用

オートバックス

オートバックス

【目安工賃】1ヶ所(1輪) 5,000円~(税込5,500円~)
【目安時間】30分~

オートバックスのブレーキパッド交換費用は上記のようになります。(※2022年9月時点)

イエローハット ブレーキパッド交換費用

【作業工賃】左右2箇所交換 税込6,600円~
【作業時間】30分~

イエローハットの交換は2ヶ所で6,600円と、オートバックスよりもいくらか割安です。(※2022年9月時点)

オートマ車(AT車)はフットブレーキに頼りがち、パッドの摩耗も早い!

車は、ブレーキパッドをブレーキディスクに押し付けることでブレーキをかけています。

運転の仕方にもよりますが、オートマ車(AT車)はマニュアル車(MT車)と比べてエンジンブレーキの使用頻度が少ないため、ブレーキパッドのすり減りが早いといわれています。

ブレーキパッドの交換は自分で行ってもいいの?

次にブレーキパッドの交換に関する規則を紹介します。

「自分の車」ならOK!でもハードルは高め…

ブレーキパッドの交換は、道路運送車両法施行規則に関連規則があります。

ご自身所有の車のブレーキパッドを交換する場合

法律的に問題ありません。

他人の車のブレーキパッドを交換する場合

第三条 法第四十九条第二項の特定整備とは、第一号から第七号までのいずれかに該当するもの(以下「分解整備」という。)又は第八号若しくは第九号に該当するもの(以下「電子制御装置整備」という。)をいう。
一 原動機を取り外して行う自動車の整備又は改造
二 動力伝達装置のクラッチ(二輪の小型自動車のクラッチを除く。)、トランスミッション、プロペラ・シャフト又はデファレンシャルを取り外して行う自動車の整備又は改造
三 走行装置のフロント・アクスル、前輪独立懸架装置(ストラットを除く。)又はリア・アクスル・シャフトを取り外して行う自動車(二輪の小型自動車を除く。)の整備又は改造
四 かじ取り装置のギヤ・ボックス、リンク装置の連結部又はかじ取りホークを取り外して行う自動車の整備又は改造
五 制動装置のマスタ・シリンダ、バルブ類、ホース、パイプ、倍力装置、ブレーキ・チャンバ、ブレーキ・ドラム(二輪の小型自動車のブレーキ・ドラムを除く。)若しくはディスク・ブレーキのキャリパを取り外し、又は二輪の小型自動車のブレーキ・ライニングを交換するためにブレーキ・シューを取り外して行う自動車の整備又は改造
六 緩衝装置のシャシばね(コイルばね及びトーションバー・スプリングを除く。)を取り外して行う自動車の整備又は改造
七 けん引自動車又は被けん引自動車の連結装置(トレーラ・ヒッチ及びボール・カプラを除く。)を取り外して行う自動車の整備又は改造
八 次に掲げるもの(以下「運行補助装置」という。)の取り外し、取付位置若しくは取付角度の変更又は機能の調整を行う自動車の整備又は改造(かじ取り装置又は制動装置の作動に影響を及ぼすおそれがあるものに限り、次号に掲げるものを除く。)
イ 自動車の運行時の状態及び前方の状況を検知するためのセンサー
ロ イに規定するセンサーから送信された情報を処理するための電子計算機
ハ イに規定するセンサーが取り付けられた自動車の車体前部又は窓ガラス
九 自動運行装置を取り外して行う自動車の整備又は改造その他の当該自動運行装置の作動に影響を及ぼすおそれがある自動車の整備又は改造

参考:https://www.mlit.go.jp/common/001270264.pdf

他人の自動車ブレーキパッドの交換は、上記の「分解整備」にあたるため、国の認証を受けた工場でしか交換できません。また、自分の車であっても、知識がない方は安易に手を出さないほうがいいでしょう。

【動画でチェック】DIYでブレーキパッド交換!交換方法

ブレーキパッドを自分で交換したい方のために、参考になる動画を紹介します。

神戸市北区にてタイヤ交換・販売をする「エムズタイヤ」が公開している動画で、スズキ アルトのブレーキパッドを実際に交換しています。

用意する物

・ジャッキ
・十字レンチ
・作業用の手袋
・コンビネーションレンチ
・トルクレンチ
・C型クランプ

作業の流れ

1. ジャッキアップして車体を上げ、タイヤ・ホイールを外す
2. ブレーキキャリパーを開ける
3. 古いブレーキパッドを取り外し、清掃などをしたうえで新しいブレーキパッドを取り付ける
4. ピストンを押し戻す
5. キャリパーを取り付ける
6. タイヤを装着する
7. ブレーキテストをする

ブレーキパッドを自分で交換するには、平坦な場所と工具を揃える必要があります。また、作業は簡単そうに見えても、自分の車以外の作業は認証整備工場でないと違法になってしまうほど重要な制御装置ということを考えると、初心者にはハードルが高い作業といえるでしょう。

まとめ

ブレーキパッドの交換時期の目安と確認方法や、ブレーキパッドの交換費用について紹介しました。

本記事が、納得のいくブレーキパッド交換に役立てば幸いです。

よくある質問

ブレーキパッドってどこにある部品?

ブレーキパッドは、自動車のタイヤの内側にあり、タイヤと一緒に回っているブレーキローターに押さえつけられる部品で、回転エネルギーを摩擦による熱エネルギーに変換することで、自動車の速度を落とす役割をしています。

ブレーキパッドは交換が必要なの?

一般的な乗用車のブレーキパッドはブレーキローターよりもやわらかい素材で作られていて、ブレーキをかけるごとに少しずつすり減っていきます。最終的にはブレーキパッド部分がなくなってしまい、ブレーキ力が著しく損なわれるので、ブレーキパッドの交換が必要になります。

ブレーキをかけると、キーッと高い音がするのはなぜ?

一部の車両では、ブレーキパッドがすり減ってくると、ブレーキをかけた際に金属製の爪がローターに接触して、キーッという異音が発生します。異音がしたら、ブレーキパッドが減ってきているサインです。放置するとブレーキが効かなくなるおそれもあるので、早めにディーラーや整備工場などでブレーキパッドを交換してもらいましょう。

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