マツダのクロスオーバーSUV・CX-5が改良!
マツダは、クロスオーバーSUV『CX-5』の商品改良を発表しました。2017年に発売されて以来、改良は2度目のこととなります。
マツダ CX-5商品改良でどこが変わる?
前回の商品改良では、「i-ACTIVSENCE」技術の標準装備化などが実施されました。
今回の商品改良では、国内向けSUV最上位モデルである新型『CX-8』にも搭載している進化したクリーンディーゼルエンジンに加え、新技術を採用したガソリンエンジンを搭載するなど、最新SKYACTIVエンジンを全面展開する予定です。
■ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」変更点
SKYACTIV-D 2.2
マツダのCX-5に搭載されているディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」には、少量の燃料を多段かつ高圧で微細噴霧化して噴射することで静粛性と燃焼効率、高い環境性能を両立する「急速多段燃焼」を採用しました。
「段付きエッグシェイプピストン」、「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」、「可変ジオメトリーターボチャージャー」などの新技術により、最高出力を従来の175psから190psに、最大トルクを420Nmから450Nmに向上させるとともに、より優れた燃費性能を可能にしています。
■ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」「SKYACTIV-G 2.5」変更点
また、ガソリンエンジンについても変更がありました。
「SKYACTIV-G 2.0」および「SKYACTIV-G 2.5」では、耐ノック性向上のため、ピストンのエッジカット形状の変更や排気ポート形状の見直しを実施しています。
そのほか、ピストンスカート部の形状を最適化した「低抵抗ピストン」を採用することで機械抵抗を低減。
加えて「SKYACTIV-G 2.5」には「気筒休止」技術をマツダとして初採用しました。これにより、高速道路やバイパスでの走行等、一定の速度で巡航している状態での実用燃費を向上を図っています。
■メーカーオプションも新たに設定
また他の改良点としては、メーカーセットオプションで最新の「360°ビュー・モニター」を設定したことです。
ほか、「車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)」を全グレードに標準装備するなど、安全性や利便性も向上しています。
さらにフロントドア/リアドアのパワーウインドーに「自動反転機構およびワンタッチ&タイマー付」を採用したほか、パワーリフトゲートのメーカーセットオプション設定をガソリンエンジン車にも拡大することで、機能性も高まっています。
■マツダ CX-5 気になる新車価格は?
気になる新車価格は249万4800円から352万6200円です。
最後に
3月8日に、マツダのクロスオーバーSUV・CX-5が登場します。最新SKYACTIVエンジンを全面展開した注目のCX-5をお見逃しなく。