マツダの大人気SUV「CX-5」がマイナーチェンジ!
マツダは、クロスオーバーSUVのCX-5をマイナーチェンジすることを発表しました。
■2月8日予約開始。3月8日発売!
2月8日(木)から予約が開始し、3月8日から販売が開始されます。
本記事ではマイナーチェンジで変更された点をご紹介します。
マツダ CX-5 マイナーチェンジで変更された点
今回のマイナーチェンジの主な変更点は、
■ガソリンエンジン搭載車の実燃費向上
■ディーゼルエンジン車の出力向上とトルク向上
■安全性能の向上
以上3点が主な変更点となっています。
それぞれの変更点について、詳しく紹介していきます。
CX-8にも搭載されていたディーゼルエンジン採用で、車の出力&トルク向上
SKYACTIV D-2.2
CX-8にも搭載されていたクリーンディーゼルエンジンが、CX-5の全てのディーゼルエンジン車に搭載されました。
今回搭載されたクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV D2.2」は、昨年12月に発売された「CX-8」と同じクリーンディーゼルエンジンです。
「CX-5」に以前から搭載されていた「SKYACTIV D2.2」と名前は同じですが、性能は進化しています。
急速多段燃焼で静粛性能と燃費がアップ
まず、注目したいのは「急速多段燃焼」です。
ディーゼルエンジン車は、ガソリン車と違いエンジンプラグでの着火ではなく燃料を噴霧することで着火をしているのはご存知の方も多いと思います。
今回採用された「急速多段燃焼」とは最大6回の短い間隔で微細な霧状にした噴霧を行うこと。
これにより、急な熱の上昇を抑えノッキング音の低減に貢献します。ディーゼルエンジンの弱点である、音が大きいといった問題も、急速多段燃焼で抑えることができ静粛性が向上しています。
デンソーと開発を行った「超高応答マルチホールピエゾインジェクター」は従来よりも燃料の噴霧への時間を短縮し、「急速多段燃焼」の実現を支えています。
上記に伴い、エネルギーロスを減らすために形を変えた、「段付きエッグシェイプピストン」や、ツインターボの片方を「可変ジオメトリターボチャージャー」を使うことで低回転域から高回転域までのターボに対応できるようにしました。
これらの新技術を合わさった結果、最高出力が従来の129kWから140kWへ、最大トルクが420N・mから450N・mに向上しています。
CX-5 ガソリンエンジン車に新技術が採用
今回のマイナーチェンジで、CX-5のガソリンエンジン車も燃費向上が見込まれます。
「20S」「20S PROACTIV」に搭載されたSKYACTIV-G2.0にはエッジカットピストンの形状変更、低抵抗ピストンの採用で実燃費の向上へが期待されます。
また、「25S」「25S PROACTIV」「25S L Package」にはエッジカットピストンの形状変更、低抵抗ピストンに加えて気筒休止システムがマツダ車ではじめて採用されました。
安全性能の向上
360度ビューモニターのオプション選択可能車を拡大
360度ビューモニターをメーカーセットオプションで「20S」「XD」以外に設定することができるようになりました。
車両の前後左右にある4つのカメラが、車内のディスプレイに表示され障害物を確認することが出来ます。
ガソリン車、ディーゼル車のグレードが低いランクには搭載されませんが、安全のためにつけておきたい機能です。
子どもの挟み込み防止にパワーリフトドアのオプション選択可能車を拡大
パワーリフトゲートのメーカーセットオプション設定グレードを拡大し「20S PROACTIV」「25S PROACTIV」にも適用されました。
パワーリフトゲートは、車のハッチドアを閉める際に力がかかるとゆっくりと閉め降ろす機能です。
キッズデザイン協議会から第11回キッズデザイン賞を受賞したこの機能は、お子様がいらっしゃる家庭には是非つけたい機能ですよね。
車速感応式オートドアロックが全グレードに標準装備
車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム)をが全グレードに標準装備されました。
ドアロックをせずに走り出しても、車速を感じて自動でロックをかけてくれるので安心ですね。
まとめ
いかがでしたか?
マイナーチェンジ後のCX-5は全体として実燃費の向上が見込まれています。
特にディーゼルエンジン車の出力やトルクの向上と、安全性能の向上はうれしいですよね。
大人気のCX-5ですがマイナーチェンジを経てさらに魅力的になりました。
CX-5を買うか悩んでいた人も、是非この機会にマツダのお店へ足を運んでみてはいかがでしょうか?