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【2022年】新型エクストレイル発表!特徴とライバル車をあわせて紹介

【2022年】新型エクストレイル発表!特徴とライバル車をあわせて紹介

日産 エクストレイル(X-TRAIL)が、9年ぶりにフルモデルチェンジ。パワートレインは、新開発のターボエンジンとハイブリッドシステムの「e-POWER」、四輪をモーターで駆動する「e-4orce」の3種類から選択可能です。生まれ変わった新型エクストレイルは、SUV市場でどのような立ち位置にあるのでしょうか?その特徴や魅力とあわせて、どのようなライバル車があるのかも紹介します。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


常に日産の主力SUVであり続けた「エクストレイル」

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉日産 エクストレイル 新型

日産のミドルサイズSUVである「エクストレイル」が、2022年7月19日にフルモデルチェンジを受けました。国内では4代目となるモデルです。

初代モデルは、スノーボードなどのレジャーを楽しむための車として200万円台の価格で登場。2代目モデルは、日本国内の乗用車初のクリーンディーゼルエンジン搭載モデルとなり、3代目は日産オリジナルのハイブリッドシステムを搭載するなど、常に国内市場における日産の主力SUVとして歴史を重ねました。

3代目エクストレイルが販売されている間に、国内のSUV市場は大きく成長しました。市場はオフロード走行を意図しない都市型SUVと、オフロードのイメージを持った本格的なモデルに二分しています。

SUVは、現在ではいずれのメーカーも力を入れているジャンルであり、市場には強力なライバルがいます。今回は、新型エクストレイルの特徴や魅力、比較して検討したいライバル車を紹介します。

新型エクストレイル、何が進化した?

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉日産 エクストレイル 新型(AUTECH)

電動4WDシステム「e-4ORCE」を搭載

新型エクストレイル最大の特徴は、電動4WDシステムの「e-4ORCE」モデル。前輪駆動用と後輪駆動用にそれぞれ電動モーターを搭載し、ブレーキ制御と協調しながら四輪それぞれの駆動力を緻密に制御するシステムです。

滑りやすい路面で、いずれかの車輪がスリップすると、スリップした車輪だけにブレーキをかけつつ駆動力を抑制して車を安定させたり、カーブでは後輪モーターを前輪モーターよりも強めたり、カーブ内側の車輪にブレーキをかけてより曲がりやすくするなどの制御をしています。

これまでのエンジン車でも似た制御を行っている車はありましたが、電気モーターならではの素早い応答性と、前後独立してモーターを搭載することの特徴を最大限に生かした制御で、安全で高度な走行が可能になっています。

こちらは他車にはない、新型エクストレイルならではの最大の特徴です。もちろん、そこまでの走行性能を求めない方向けに、前二輪駆動モデルもラインアップされています。

高出力と省燃費を実現

エンジンには、日産が他社に先駆けて開発した、「VC(可変圧縮比)ターボエンジン」を採用。高圧縮運転と過給運転をバランスさせたエンジンで、1.5リッターながら大排気量エンジン並みの出力と小排気量エンジン並みの低燃費を両立しています。

新型エクストレイルのエンジンは発電機を回転させて発電に専念しており、直接車輪を回すことはありません。これによりエンジンの振動が車体に伝わりづらく、車の運転状態とは無関係に回転できます。エンジンは理想的な回転数を維持できるので、低燃費運転をしつつ、モーターによる高出力運転が可能になっています。

ボディは新開発の非常に剛性が高く、しなやかでしっかりとした乗り心地を実現しています。車内は高級感を増し、旧型と比較して2クラス上のデザインに変化しました。

一方で販売価格帯も上昇し、内外装のデザインも価格も若い層からは離れてしまいました。

比較して検討したい!新型エクストレイルのライバル車

三菱 アウトランダー/エクリプス クロスPHEV

《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉三菱 アウトランダーPHEV

新型エクストレイルと共通の部分も

アウトランダーは、新型エクストレイルとボディ骨格や駆動系統の多くを共通とし、エクリプス クロスPHEVは同じくアウトランダーと駆動系統の多くを共通としています。いずれも新型エクストレイルと同様の、電動駆動式4WDを採用しています。

アウトランダーとエクリプス クロスPHEVと新型エクストレイルの大きな違いは、アウトランダーとエクリプス クロスPHEVは外部充電が可能はPHEVモデルであることです。

外部充電により車を使用しないときには充電し、一定の距離を充電した電気のみで走行することが可能なので、通勤など毎日走行するような移動距離なら電気自動車のように使用することも可能です。

そしてこの3車種は、駆動系統のシステムこそ共通性が高いものの、駆動力制御はそれぞれ別のもの。システムが同様だからといって、乗った印象が同じとは限りません。また、アウトランダーは価格がより高い領域のモデルとなっています。

予算や外部充電機能の要否、そして駆動力制御の好みなどを検討しつつ、どの車があっているか検討しましょう。

トヨタ RAV4

《画像提供:Response》トヨタ RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージII(ハイブリッド車)

「ライトクロカン」というジャンルを確立させたモデル

RAV4は、1994年に新しいジャンルの「ライトクロカン」として登場しました。オフロード性能を追求しない4WDモデルのパイオニア的存在でしたが、3代目モデルで一時終了してしまいます。しかし、日本国内でのSUV市場の盛り上がりを受けて、2019年に復活しました。

現行モデルのRAV4は、これまでのライトクロカンの趣とは異なり、ややオフロード的な雰囲気を持つSUVとなりました。特に、オフロード風の意匠を持つ「アドベンチャー」グレードは顕著で、未塗装バンパーなどが力強い本格オフロード車らしさを演出しています。

RAV4は、オフロードSUVの雰囲気とハイブリッドシステムの低燃費から非常に人気が高くなっています。欠点は、人気が高く多く売れているだけに街中で同型車が増えてしまい、特別感が小さくなってしまっていることかもしれません。

パワートレインは豊富な選択肢を用意

《画像提供:Response》〈撮影:小林岳夫〉トヨタ RAV4 ハイブリッド 新型

パワートレインには、2.0リッターガソリンエンジンと2.5リッターガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッドの2種類を用意し、それぞれ二輪駆動と四輪駆動のグレードが選択可能です。また、外部充電可能なPHEVモデルも設定されています。

駆動系統は、二輪駆動ではエンジン駆動またはハイブリッドシステムで駆動するのみとなりますが、四輪駆動には計3種類の方式があります。ガソリンエンジンモデルの四輪駆動は2種類、ハイブリッドモデルの四輪駆動は電気モーターによる方式です。

ガソリンエンジンの四輪駆動モデルは、舗装路などグリップ力が高い路面では後輪に駆動力を全く伝えていません。これにより摩擦を減らして燃費を向上させる一方で、滑りやすい路面では素早く後輪に駆動力を伝えます。

さらにグレードによっては、左右の後輪に独立して駆動力を配分する「トルクベクタリング」システムを搭載。コーナーなどでは外輪により多く駆動力を配分することで車の曲がる動きをサポートすることで、高度なコーナーリングを実現しています。

マツダ CX-5

《画像提供:Response》〈撮影:中野英幸〉マツダ CX-5 改良新型

クラス唯一のディーゼルエンジン搭載

現在のSUVブームの元祖となったのが先代のCX-5です。現行モデルは先代モデルのイメージを受け継ぎつつ、2017年により高級感を増したモデルとして登場しました。

先代モデルから継続してガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインアップしており、このクラスでは唯一のディーゼルエンジン搭載車となっています。

MTも設定あり

《画像提供:Response》〈撮影:中野英幸〉マツダ CX-5 改良新型

2.2リッターディーゼルエンジンは、最高出力200ps、最大トルク45.9kgf・mと非常に強力です。トランスミッションは、6速ATのみならず6速MTも用意されます。他車がCVTまたはハイブリッドシステムとの組み合わせになる中で、CX-5はMTが残る貴重な車です。

ディーゼルエンジン車は、性格上長距離を走行することが多い方に合う特性で、近距離走行が多い方ではメリットが小さい傾向があります。一方、ガソリンエンジンは経済性重視の2.0リッターエンジンとパワーと燃費がバランスされたの2.5リッターエンジンが用意されており、どのような使い方にもおすすめできます。

なかでも注目なのはディーゼルエンジンモデルのMT車。エンジン低回転時の高いトルクにより、エンストがしにくく、MT走行を楽しめます。そのため、MT初心者の方にも入門用としておすすめできます。SUVを休日に使用するレジャー用の車として扱うなら、腕を駆使して運転を楽しめることも一つの利点となるのではないでしょうか。

スバル フォレスター

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉スバル フォレスター 改良新型(X-BREAK)

高い基本性能

1997年に登場したフォレスター。初代は、地上高も車高も低くハイパワーなターボエンジンを搭載し、従来のRV車にはない走りとスタイルを実現していました。その後モデルチェンジを重ね、徐々に地上高も車高も上がり、現在ではいわゆるオフロードタイプのSUVに分類される車になりました。

現在のモデルは2018年に登場後、数回マイナーチェンジを受けたもの。エンジンは、2.0リッター水平対向エンジン+電気モーターのハイブリッド「e-boxer」と1.8リッター水平対向ターボエンジンから選択が可能で、いずれもCVTが組み合わされ、スバル独自の4WDである「アクティブトルクスプリットAWD」方式を採用しています。

この方式は、エンジンの出力を前輪60%、後輪40%に配分することを基本としています。四輪の車輪いずれかがスリップすると、前輪50%、後輪50%の直結状態として、走行安定性を確保。この技術は1970年代に登場したスバル レオーネの頃から導入され、進化してきたものなので完成度はかなり高められています。また、水平対向エンジンは重心が低く、さらに車体左右の重量配分も均等に近くなることから、車自体の曲がる基本的性能を高めています。

安全運転支援機能も高性能

《画像提供:Response》〈写真撮影:郡大二郎〉スバル フォレスター

運転支援システムの「アイサイト」の性能の高さもポイント。いまやスバルの車は、古参のファン以外にもおすすめできる車になっています。

欠点のひとつとして燃費が挙げられます。ハイブリッドシステムもエンジンを補助するもので、その燃費製のは他社のハイブリッドシステムと同列にはできません。また、昨年末のマイナーチェンジで個性的なフロントマスクに変更され、好みが分かれるようになりました。

とはいえ、基本性能の高さはフォレスターの大きな魅力です。他社の車に乗ってきた方も、この機会に一度はスバル車を試してみてはいかがでしょうか。

何を重視するかを考えて購入前には必ず試乗を!

レスポンス読者限定EV・PHEV試乗会

SUV市場は大変な盛り上がりを見せており、いずれの車もメーカーが非常に力を入れて開発しています。SUVを選ぶ上での大きな分かれ道が、SUVをレジャーの道具と考えて燃費を重視するか、休日の遊び道具と考えてMTや駆動方式、曲がる性能の高さを重視するかです。

燃費を重視するならばハイブリッド車が優位となり、運転の要素を重視する場合には、MT車や好みにあう駆動システムを搭載する車を優先すると良いでしょう。

運転の好みは人によって千差万別ですから、必ず試乗をして運転の心地を試すことが大切です。一回の試乗では気づかなかったことが、試乗を繰り返すうちに感じてくることもあります。また、助手席や後席に乗る方のことも考え、運転席以外の席での乗り心地もしっかり確認しておきましょう。

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