2018年8月からナンバープレートにローマ字が導入か
国土交通省は、今年の8月上旬を目処にナンバープレートの「分類番号」にローマ字表記を導入予定であることを発表しました。
本記事では、「分類番号」がナンバープレートのどこにあたるのか、なぜローマ字表記を導入する予定なのかといった背景についてご紹介します。
■ローマ字が導入されるのはどこの部分?
今回、ローマ字表記の導入が予定されているのは、ナンバープレート右上の「分類番号」です。良く「ナンバープレート」と言われてイメージされる4桁のアラビア数字部分は、「一連指定番号」と呼ばれています。
分類番号導入の背景は?
軽自動車のナンバープレートは2005年1月から希望したナンバー(一連指定番号)を受け取ることができる「希望ナンバー制度」を実施してきました。
しかし、「7777」「1111」などのナンバー(一連指定番号)は非常に人気のため、抽選に当選した人にナンバーを渡していました。
しあし、一部の人気ナンバー(一連指定番号)は取得が進み地域によっては枯渇する見込みです。人気ナンバーの枯渇の解決策として挙げられたのが、分類番号へのローマ字の導入です。
■分類番号はどのように変わる?
具体的には、軽自動車の分類番号の文字は現行3ケタ以下のアラビア数字とされていますが、
・2字以下のアラビア数字
・最初の字がアラビア数字でその他の字がアラビア数字またはローマ字を組み合わせた3字
となる予定です。
まとめ
ナンバープレートの分類番号にローマ字が導入される予定なのは、人気のナンバー(一連特定番号)の枯渇にあることをご紹介しました。国土交通省では、変更について一般から意見を受け付けた上で問題がなければ8月上旬にも道路交通法施行規則を改正する予定です。