■ダイハツ ミラトコット 試乗記
やっぱり、気になるのが試乗記ですよね。実際に乗ってみた感想を調べてみました。
そしていざ試乗。確かにかなりソフトな足回りを持っていて、ふんわりとした触感のシートと相まって、走りは快適そのもの。意地悪に早い転舵を入れて、スラロームまがいをしてみても、「ダメだこりゃ」という印象は皆無である。むしろ千葉県木更津市近郊の田舎道を走ると清々しくて(キヨキヨしいではないぞ)、爽快感すら感じる。
その後高速道路に。流石に52ps、60Nmの直列3気筒エンジンでは、加速も巡行もこれで十分満足というわけにはいかず、登り坂に差し掛かると徐々にスピードは落ち始めてしまうが、一つ驚かされたのは、軽くしたと言っていたステアリングの予想以上の正確さと、何よりも直進付近の落ち着き感の高さである。最近のEPSは軽くして、直安性を上げるチューニングが上手くできるようになったのか、操舵感は予想外に良い。再び一般道に降りて、今度はタイトなコーナーを少し走ってみたが、ちゃんとキャスターアクションがあるから、ステアリングが忙しくならない。
トコットの名は、「田舎道をトコトコ走って気持ちよい」から来るのではないかと思うほど、60km/h程度で走れる一般道が気持ちよい。極めてシンプル、色使いも有りがちな白やシルバーメタリック(白はあるけれど)ではなく、かと言って派手派手なパステルカラーというわけでもなく、どことなく少しくすみのある渋い色が目立つ。ズバリ、このコンセプト有りだと思います。それにこれならのんびり長距離ドライブしても疲れなさそうだし。何より上限でもFWDなら130万円を切る価格設定は嬉しい限りだろう。
■ダイハツ ミラトコット 競合車・ライバルはズバリ…
スズキ ラパン
ダイハツのミラトコット、ズバリライバル車は何でしょうか。
先にも書きましたが、ミラトコットは若い女性をメインターゲットに置いた軽自動車ですので、スズキのラパンが主要なライバルと言えそうです。
また、そのほかにもスズキのワゴンR、日産のデイズなどが挙げられそうですね。
■ダイハツ ミラトコット 新車価格
新車価格は下記のとおりです。
エントリー価格はLの2WDの1,074,600円で一番高価なグレードはG“SA Ⅲ”4WDの1,425,600円です。
※北海道地区では値段が異なります。ご注意ください
グレード名 | スマートアシストⅢ | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|
G“SA Ⅲ” | 〇 | 2WD | 1,296,000円 |
G“SA Ⅲ” | 〇 | 4WD | 1,425,600円 |
X “SA Ⅲ” | 〇 | 2WD | 1,220,400円 |
X “SA Ⅲ” | 〇 | 4WD | 1,350,000円 |
L “SA Ⅲ” | 〇 | 2WD | 1,139,400円 |
L “SA Ⅲ” | 〇 | 4WD | 1,269,000円 |
L | × | 2WD | 1,074,600円 |
L | × | 4WD | 1,204,200円 |
■ダイハツ ミラトコット 人気グレードは
ダイハツによると、想定の約9割を上回る、ほぼすべての購入客がスマートアシストIII搭載グレードを選択しているようです。
これから購入される方、迷われたらぜひ、スマアシⅢ搭載グレードを検討してみてはいかがでしょうか。
■ダイハツ ミラトコット 御託はわかった!でも人気はあるの?
何となく、ミラトコットのことはわかった気がする…。
でも、本当に人気はあるの?なんて少し世間の目を気にしてしまうそこの貴方。安心してください。
ミラトコットはなんと、発売後1か月で、月販目標(3000台)の3倍を売り上げるほどに好調なんです。
ミラトコットの購入層はメインターゲットの若年女性はもとより、子離れやシニアなど幅広い年齢層に渡っているとのこと。
ダイハツは、6月25日に発売した新型軽乗用車『ミラトコット』の累計受注台数が、発売後1か月で、月販目標(3000台)の3倍となる約9000台となったと発表した。
最後に
いかがでしたか。
本記事では、ミライースの派生モデル、ミラトコットについてご紹介いたしました。
女性はもちろんのこと、男性にも乗ってほしい、そんな一台になっています。
軽自動車を買い替えようと思っていた方、シンプルな車が欲しかった方にオススメです。
今後もミラトコットの情報が入り次第更新いたしますのでお楽しみに!