マセラティのスポーツセダン!クアトロポルテ スペック・試乗記・価格ほか
イタリア生まれのスポーツカーメーカー、マセラティ。最近では日本の道路でも走っている所をよく見かけます。しかしまだまだあまり知られてない!?そんなわけで本記事では、マセラティのラグジュアリーなサルーン、クアトロポルテについてご紹介します。
■マセラティのクアトロポルテとは
クアトロポルテとは、イタリアのマセラティが生産するEセグメントからFセグメントに属するラグジュアリーサルーンです。
スポーツ走行時の性能、そしてサルーンの快適性を両立させたセダンであり、マセラティのフラッグシップ車でもあります。
車名はイタリア語で「4、4つの」を意味する「クアトロ」と「扉、門」の複数形を意味する「ポルテ」とを組み合わせできた複合語。
1963年に初代モデルが発売され、現行モデルは2013年に発売されています。
■マセラティ クアトロポルテ スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5262×1948×2128mm(ホイールベース:1481mm) | |
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燃費 | 11.2-11.2L / 100 km | |
エンジン種類 | V6 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 350 ps | |
駆動方式 | FR |
■マセラティ クアトロポルテ 試乗記
ドイツのMやBやAが常にライバル車を横目で見ているのとは対照的だ。乗るとまるで自分が自由の身になれたような、そんな魔力が備わるというか…。
マセラティ『クワトロポルテ』はコチラが羨ましくなるほど、相変わらず独創的に仕上げられている。歴史は50年以上だが、最上級の4枚ドアとしての威厳、オーラは相変わらず。最新モデルはフェイスリフトを受けたばかりで、フロントグリルの輪郭がわずかに強いデザインになり押し出し感が増したが、抑揚のある全体のフォルムは、ひと目でマセラティとわかる。全長が5mを切る『ギブリ』に対しコチラは5270mmと堂々たるものでホイールベースも3170mmと長い。
極上の設えのインテリアは「ああ、イタリア車だ」と思わせられるもの。トリム類やダッシュボード、ドアパネル、ゼニアのシルク糸を用いたシートはもちろん、ステアリングや天井、シートベルトまで広範囲な色、素材が選べ、まさにオートクチュールの世界。無論その風合いは極上。というか工業製品的な品質基準を超越して、風合い、感触、匂いを五感で味わう…そんな空間だ。シートもいたずらに硬過ぎず、後席はゆったりと寛いだ姿勢で身体を委ねるポジションになっている。
■マセラティ クアトロポルテ 気になるグレード別の価格は
■クアトロポルテ 1265万円~
■クアトロポルテS 1465万円~
■クアトロポルテS Q4 1555万円~
■クアトロポルテGT S 2000万円~
上記のようなラインアップになっています。