マセラティのスポーツセダン!ギブリ スペック・燃費・試乗記・価格
イタリア生まれのスポーツカーメーカー、マセラティ。最近では日本の道路でも走っている所をよく見かけます。
しかしまだまだあまり知られてない!?そんなわけで本記事では、マセラティのスポーツセダン、ギブリについてご紹介します。
マセラティのギブリについて知りたい!
■マセラティ ギブリってどんな車?
イタリアのスポーツカーメーカー、マセラティのギブリは、高級な4ドアセダンです。
ギブリという名称は「リビアの高地から地中海地方に吹き込む埃を含んだ熱風」に由来しています。
初代モデルは1966年に発表され、あの有名なカーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインを手がけました。
当時のライバルは、フェラーリのデイトナや、ランボルギーニのミウラなど。1992年より2代目が発売され1997年に一度販売終了しました。
2013年にスポーツセダンとしてギブリの名称が復活し、今現在でも販売されています。
マセラティの人気車種であり、2WDと4WDのタイプがあります。
■マセラティ ギブリ スペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4971×1945×1461mm(ホイールベース:2998mm) | |
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燃費 | 11.0-11.1 / 100 km | |
エンジン種類 | V6 | |
最高出力(kW(PS)/rpm) | 350 ps | |
駆動方式 | 2WD/4WD |
■マセラティ ギブリ 試乗記
生まれて初めてマセラティというクルマに乗ったのは、確か1974年のことだと記憶する。その当時、マセラティは非常に特別なクルマだった。
どう特別かというと、当時のマセラティはいわゆるスーパーカーメーカーで、基本的には2シーターもしくは2+2のモデルしか作らないメーカーだった。しかもその性能はフェラーリ、ランボルギーニに匹敵し、生まれて初めて乗った『ギブリ』(当時モノ)も、美しいジウジアーロデザインのクーペボディを纏う2+2で、当時としてはずば抜けたパフォーマンスを持ったモデルだったから、ギブリに乗るということはフェラーリやランボルギーニに乗ることと同義語だった。しかも今のフェラーリやランボルギーニと違って、当時は極めて数が少なく、それゆえに特別だったのである。
まあ表現するならとてもコンベンショナルなモデルともいえる。それを「普通」と表現しても良いと思う。誰でも気楽に乗れて、ごく普通に走れるし、その気になればV6サウンドを一段高い音で奏でながら峠道でも楽しめそうな気配を漂わせるクルマなのである。
マセラティの4ドアモデルのなかで、『クワトロポルテ』の下に位置するのが『ギブリ』。全長4970mm、全幅1945mmの堂々としたボディに3リットルのV6エンジンを搭載する。
クワトロポルテと並べて比べれば、それなりにコンパクトさを感じることができるが、全長約5m×全幅2mののボディはかなりの存在感。たくさんのクルマが並んでいる駐車場への出し入れにはそれなりに気をつかう。また、走らせていても大きさを感じることは多い。ホイールベースも3mと長く、幅の狭い道路でも気をつかう存在だ。
機械感にあふれるドイツ車のインテリアとは異なり、大胆な色遣いでセダンとは思えないほどの華やかさを持つ室内もまたギブリの魅力。大人のデートカーはかくあるべきということを感じさせてくれる1台だ
■マセラティ ギブリ 気になるグレード別の価格は
■ギブリ 965万円~
■ギブリS 1140万円~
■ギブリS Q4 1215万円~
■ギブリディーゼル 875万円~
という設定になっています。
マセラティで、1000万円を下回るというのはある意味とても珍しいですので、気になる方はまずエントリーモデルのギブリを検討してみては?