アメ車SUVの魅力は?
アメ車のSUVといえば、なんといってもその外見でしょう。 大型でゴツゴツしたイメージは「戦車」を彷彿とさせてくれます。 その見た目通り、内部には鉄骨を配置して、そう簡単には潰れない頑丈さもアメ車SUVの魅力。
もちろん、馬力も規格外で、SUVといえば「アメ車」と言っても過言ではありません。 内装もゴージャスな装丁が多く、気分もリッチになれます。
アメ車SUVを購入しよう!
街中で走るアメ車SUVを見て「これどこのメーカーのなんて車?」とついつい魅了されてしまうこともあるのではないでしょうか。
その外見からして、ちょっと手が届かないと思っている方も多いと思います。 ただ、アメ車SUVの購入はそれほど難しくはありません。 中古であれば手の届く範囲で購入することもできます。 この機会に夢のアメ車SUVを購入してみましょう。
■アメ車SUVの人気車種は?
アメ車といえばSUVというほど車種は豊富です。 なかでも、キャデラックエスカレード、ハマーH2、リンカーンナビゲーター、フォードエクスプローラー、ジープラングラーアンリミテッド、ダッジナイトロなど、大型で厳つい外見のSUVは、その人気が衰えることはありません。 ハマーなどは「軍事用?」と思うほど大きくて厳つく、人気の車種となっています。
■アメ車SUVの人気メーカー
アメ車SUVは、アメリカのほとんどメーカーが製造しています。 人気のメーカーは、キャデラック、ハマーをはじめ、ジープやフォードなどが有名。
日本では販売から撤退を決めているメーカーもありますが、中古市場であれば、まだまだ安価で良いものを購入することができます。
アメ車SUVの中古の選び方
■アメ車SUVの中古を探す
アメ車SUVといえば、「高額」なイメージが拭えません。 ただ、中古市場であれば100万円を切るものも多数あり、意外と安価で購入できることも魅力の一つとなっています。 実は、年式を落として探せば、30万円程度で購入できるものも沢山あるのです。 例えば、キャデラックエスカレードでは、新車で購入すると1300万円程度もする超高額な車種。 それでも、型式、年式を落として中古で探すと30万円から70万円程度で購入することができます。
■アメ車SUVのおすすめ中古車はこれ
アメ車SUVの中古車は、最新型から型式の古いものまでさまざまな車種が市場に出回っています。 値段も、高額なものから数十万円程度のモノまで幅があります。 中古車であっても自分にあったアメ車SUVを自由に選べるというわけです。
アメ車SUVを選ぶときの決め手は、「直感」が大切。 「これが欲しい!」「これに乗りたい!」という「直感」で決めても、ハズレはほとんどありません。 その理由は、見た目に負けない馬力、内装が備わっていることが挙げられます。
もともとアメ車SUVの魅力の一つは「見た目」にありますので、「見た目」でガツンと一目惚れしてしまった車を選ぶのも、アメ車SUVの楽しみ方と言えます。 それは、馬力と装丁がしっかりしているアメ車SUVだからこそ。
ただし、「何に使うか」という目的の部分は外すことはできません。 SUVですので、もちろんアウトドアに向いていることは当然。 そのため、長時間ドライブしても疲れないことや、オフロードでも問題なく走行できることが重要なポイントとなります。 なかには街乗りにも考慮した車種がありますので、「普段使いでも乗りたい」という方にはそうしたものがおすすめです。
見た目で選ぶならコレ ハマー H2
見た目の厳つさでアメ車SUVを選ぶなら、「ハマーH2」がおすすめ。 軍用車を一般道では知らせたいというコンセプトから生まれたSUVです。
排気量6600ccの超大型SUVの見た目は、まさに「戦車」あるいは「軍用車」といった趣きで、ファンにはたまらない外観です。 パワーも398馬力という怪物。 これが中古では40万円台から購入できます。
街乗りも考慮するならコレ フォード エコスポーツ
街乗りも考慮するなら、小型で燃費の良いフォードのエコスポーツがおすすめです。 アメ車SUVは、車幅が2mを超え、日本の駐車場では入りきらないという大型SUVが主流。 そんな中車幅が1765mmとコンパクトなのがこのエコスポーツです。
エコスポーツは燃費もリッター14.5㎞と、アメ車SUVでは圧倒的。 街乗りも考慮するならこの一台しかありえません。 中古車市場では、50万円程度から購入が可能です。
馬力で選ぶならコレ ジープグランドチェロキートラックホーク
アメ車SUVでもっとも出力が大きいのが、ジープグランドチェロキートラックホークです。 こちらの最大出力はなんと707馬力! 新車で購入すると1230万円もします。 中古市場でも、昨年発売したばかりとあって1千万円台となっています。
燃費で選ぶならコレ ジープ チェロキー
アメ車SUVは、馬力重視で燃費の悪いものが多く、リッター5㎞程度の車種が主流です。 そこでおすすめなのがジープチェロキー。 こちらの車種はリッター10.5㎞と、アメ車SUVの中では圧倒的な燃費を誇っています。 それを上回るのがフォードのエコスポーツ。 こちらの燃費はリッター14.5㎞と、このサイズとしてはかなりの高性能です。 このように、燃費で選ぶならフォードかジープがおすすめ。 ジープチェロキーは30万円弱で購入可能です。
アメ車SUVといえばカスタム!
「カスタム」とは、「あつらえた」「特注の」という意味があり、自動車の世界では、自分なりに改造を加えることを指します。 アメ車SUVと言えば、その見た目をさらにかっこよくするためにエアロを組んだり、馬力をさらに上げるためにエンジンやマフラーに改造を加えるなど「カスタム」が当たり前。 自分のアメ車SUVを手に入れるなら、ぜひともカスタムしたいところです。
■アメ車SUVのカスタムカーの魅力とは
カスタムカーの魅力といえば「世界に一つしかない車」を作れること。 エアロパーツを組めば、外見も自分だけの専用のSUVを作ることができますし、マフラーや内部のパーツを改造すれば、性能を上げることもできます。 こうしたカスタムの組み合わせで、世界に一つしかない自分だけのSUVをつくることができるのです。
■アメ車SUVをカスタムする(ホイール、マフラーなど)
実際、アメ車SUVのカスタムパーツはたくさん販売されています。 なかでもハマーH2やキャデラックエスカレードなどは、カスタムカーとして人気の車種で、それでなくても十分厳つくて大きいボディが、カスタムすることで、さらに厳つく大型でかっこよく仕上がります。 外見以外でも、足回りのホイールや、マフラーなどを交換することで、走行時のエグゾーストノートも耳あたりのいいモノになります。ただし、違法改造車にならないように、注意してカスタマイズを楽しみましょう。
知って得するアメ車SUVの豆知識
ところで「SUV」という名称が当たり前のように浸透していますが、その意味はご存知でしょうか? 「SUV」は「スポーツユーティリティビークル」といい、「スポーツ用多目的車」と訳されることが多いようです。 ここからは、さらにアメ車のSUVについて豆知識を見ていきましょう。
■アメ車SUVは1ナンバーがお得?!デメリットも
ここまで見てきたように、アメ車SUVと言えば、新車では高額でちょっと簡単には手が出ませんが、中古であれば、すぐにでも購入できそうですよね。 このアメ車SUVの大きなデメリットとして、新車購入額以外にも「維持費」というモノがあります。
ハイブリッド時代の今、自動車の燃費は年々向上し、リッター走行距離が30㎞を超える車種も多くなってきています。 そんななか、アメ車SUVはリッター5㎞程度。 これではガソリン代だけでもバカになりません。 そこで「1ナンバー登録」がおすすめです。
「1ナンバー登録」とは、貨物車として登録することで、自動車税を安くする方法。 ただし、貨物車としての登録のため、セカンドシートやサードシートに人を乗せると違法となってしまうデメリットもありますので、登録は慎重に。また、全てのアメ車が登録可能なわけではないのでご注意を。
高速道路では、中型トラックと同じ料金になってしまいますし、車検の頻度も増えるので、メリットばかりではありません。
■アメ車SUVのデメリットやディーゼルについて
アメ車SUVのデメリットは、残念ながらたくさんあります。 まずは車体の大きさです。
車幅が2mを超すものもあり、日本の駐車場1台分では収まらないことも。 また、燃費が悪いのもそうですし、高級なSUVは「ハイオク」メインだというのも頭が痛いところです。
このように「維持費」がバカにならないことが大問題だと言えます。 キャデラックエスカレードでは、リッター3.9㎞ということで、年間のガソリン代が40万円近いという実例も。 自動車税でも、排気量が6lを超えるものでは、年間11万円となります。
重量税もキャデラックエスカレードでは7万円を超えています。 これに、自賠責保険37ヶ月分36,780円と、任意保険料が必要。 さらに、オイル交換も日本車より頻繁に行う必要があり、「維持費」においてはかなりの金額が必要となってきます。
もちろんディーゼルのSUVも存在しています。 シボレーK5ブレーザーなどがそうです。 細かな振動と音が気になることもありますが、これもアメ車SUVの醍醐味と考えれば悪くはありません。
まとめ
アメ車SUVについて見てきました。
アメ車SUVの魅力の一つはやはりその他とは違う迫力ある「外見」です。
中古車であれば30万円程度から購入できますし、一口にSUVといっても、ハマーやキャデラックのような超大型の戦車みたいなものから、チェロキーのように街乗りにも対応できるものもあります。
自分の好みに合わせて選べるのがいいところ。
さらには、カスタムによって自分専用のSUVをつくることができます。
維持費が高いなどのデメリットは確かにありますが、そんなことを忘れさせてくれるほど、アメ車SUVには魅力がありますよね。