プジョーの508 SW 新型が欧州で発売!価格は約437万円
プジョーは5月27日、新型『508 SW』(Peugeot 508SW)を欧州市場で発売しました。フランス本国でのベース価格は、3万5650ユーロ(約437万円)と発表されています。
■プジョーの508SW新型とは
約8年ぶりにモデルチェンジを受けて登場した新型508SW は、大胆な4ドアクーペボディを持つ新型『508』のステーションワゴンタイプです。
新型508SWのボディサイズは、全長が4780mm。先代508SWよりは50mm短くなっていますが、新型508に対しては30mm長いです。荷室容量は530リットル。「マジックフラット」機能によって、後席を簡単に倒すことが可能で、荷室容量は最大で1780リットルに拡大。
■プジョーの508SW新型 1.6リットルエンジン+モーターの新開発プラグインハイブリッド
プラットフォームは、PSAグループの「EMP2」をベースに開発しました。
先代比で、平均70kgの軽量化を実現します。欧州仕様には、ガソリンとディーゼルエンジンを設定しました。ガソリンは1.6リットル直列4気筒ターボで、最大出力は180hpと225hpの2種類。トランスミッションには、8速ATの「EAT8」が設定されています。
新型508SWには、新開発のプラグインハイブリッド(PHV)パワートレイン搭載車もラインナップ。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「PureTech」エンジンが、最大出力180hpを発生。
フロントに置かれる電気モーターは最大出力が110hpで、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、225hpのパワーを引き出します。トランスミッションはPHV専用の8速AT「e-EAT8」を組み合わせています。バッテリーはリチウムイオン。
蓄電容量は11.8kWhで、EVモードでは最大40km以上(WLTP計測)をゼロエミッション走行が可能。欧州市場で重視されるCO2排出量は、49g/km以下に抑えています。
■コネクティビティを重視!i-Cockpit搭載
新型508SWには、最新の「i-Cockpit」を搭載。i-Cockpitは、コネクティビティを重視したプジョーの新世代コクピットで、直感的かつ、より自然なドライビングエクスペリエンスを目指してデザインされた操作パネルが特徴です。
人間工学に基づいたヘッドアップディスプレイやタッチスクリーンも装備されました。ステアリングホイールをよりコンパクトにし、ドライバーの視界や足下スペースを開放できるように配慮しています。