道の駅湯の川はどこにある?
道の駅湯の川と聞くと、湯の町として知られる北海道は函館市の湯の川温泉を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
けれど、実は道の駅湯の川は縁結びの神様として有名な出雲大社で知られる島根県出雲市にあり、えんむすび空港近くの国道9号線沿いにあります。
今でこそ道の駅は、地域の特産品を販売したり、特産品を使った料理を食べたりすることができるドライバーのための休憩スポットとして人気ですが、高速道路と違って国道や県道などにあるのが特徴です。
高速道路では休憩スポットであるサービスエリアやパーキングエリアがあるのに、国道にはないのが不便ということで、工夫を凝らした休憩スポットができたのが、今の道の駅人気につながっています。
道の駅湯の川も、休憩スポットとして数多くの魅力を詰め込んでおり、時間をかけて滞在したい施設がたくさんあるのが特徴です。
とんがった赤い屋根の建物がかわいく、さまざまな楽しみが待っています。
道の駅湯の川
住所:〒699-0501 島根県出雲市斐川町学頭825-2
TEL:(0853) 73-9327
■アクセス情報
温泉の町だからこその設備
湯の川という名前からもわかるように、道の駅湯の川は日本三美人の湯で知られる湯の川温泉のお膝元にあるため、湯の川温泉を引いた足湯が設置されています。
ホウ酸を含む泉質はツルスベの美肌を作ってくれるとあって、観光で訪れた人だけでなく、地元の人たちも多く通う人気のスポットです。
足をつけているだけなのに、体全体がポカポカと温まってくるのが特徴で、寒い日や冷え性の女性には特におすすめです。
足から体全体が温まることで疲れも取れることから、温泉の効能の確かさが実感できます。
広大な斐川は花の産地としても有名
広大な斐川平野と斐伊川が流れる自然豊かな斐川地域は花の町としても知られており、花好きな人ならじっくりと時間をかけて見て回りたい花ハウスがあります。
ハウスになっているため、四季折々に咲く花が一年中美しく咲いていて、花好きが多く訪れる道の駅なのも特徴です。
見るだけでなく販売もしていますので、地元で栽培された花や植物を買って帰るのがおすすめです。
斐川5大花と呼ばれる花があり、春のチューリップとツツジ、梅雨時期のハス、夏のひまわり、秋から冬のシクラメンで、特にシクラメンは西日本一の生産量となっていて、全国各地へ出荷されています。
買わずに見るだけという人は、四季折々に変わる5大花を観賞しに訪れるのもいいでしょう。
買い物好きにはたまらない特産品がズラリ
たいていの道の駅には地元の特産品を販売する物販所や物販コーナー、あるいは売店などがあります。
道の駅湯の川でも地元で作られているこだわりの特産品を販売していますので、楽しくお土産選びができます。
地元特産の品としては、宍道湖のしじみや出西生姜、地元で作ったトマトを使ったトマトケチャップから、出雲茶までいろいろ揃っていて目移りすること必至です。
しじみや生姜、トマトなどを使って作った加工品も多く、出雲の特産品はじっくりと選ぶ価値ありです。
定番の出雲土産や伝統工芸品も揃っているため、ここでお土産はすべて買えるといっていいでしょう。
もちろん、新鮮な地場産の野菜も豊富に揃っており、お値段もうれしい価格となっています。
道の駅湯の川で人気のグルメは
新鮮な食材ほど、地元で食べるのがおいしいのは間違いないことから、食事は欠かせません。
道の駅湯の川は地元でとれた食材を使った、オリジナルメニューが豊富に揃っており、出西生姜を使った出西生姜カレーや出西生姜うどんはジンジャラーと呼ばれる生姜好きな人におすすめです。
さらにもう1つの特産品であるしじみを使ったしじみご飯も、人気メニューとなっています。
出雲のグルメと言えば出雲そばが有名で、道の駅湯の川でも出雲そばを食べることができますし、島根県のご当地メニューもあることから、いろいろなグルメが味わえそうです。
縁結びの神様にちなんで、天然酵母で作ったほんのり甘いバンズをハート型にしたご縁バーガーは手軽に食べられることから、時間がないときやカップルにおすすめです。
地域の情報発信も
今でこそ道の駅はグルメや買い物に注目が集まっていますが、どこの道の駅も地域の情報発信センターという役割を担っています。
道の駅湯の川では、パンフレットや情報冊子を取り揃えているほか、タッチパネルの操作によって情報を得ることもできますので、お好みで観光やイベントの情報を手に入れることが可能です。
縁結びの神様に出会えるかもしれない道の駅
道の駅湯の川についていろいろと魅力を探ってきましたが、何といっても縁結びの神様として知られる出雲にある道の駅ということで、ここに来れば恋愛が成就しそうな気になってきます。
そのほかにもたくさんの楽しみがあり、出雲を訪れたらぜひ行ってみたい道の駅です。