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ルノーの小型MPV カングー|中古価格・燃費・評価一覧 最新情報も

ルノーの小型MPV カングー|中古価格・燃費・評価一覧 最新情報も

フランスの自動車メーカーといえばルノーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ルノーが手がける車の中でも「カングー」は日本でもファンが多く、高い積載性能とおしゃれな外観が人気を呼んできた車です。今回はカングーの歴代モデルの性能や評価、中古価格などをまとめてみました。


ルノーの小型MPV カングー

みなさんは、ルノーのカングーをご存知でしょうか。

ルノーのカングーとはフランスの自動車会社ルノーが1997年(日本国内では2002年)から販売している小型MPVで、2016年4月に累計販売台数100万台を突破したベストセラー車種でもあります。

MPVとは「Multi Purpose Vehicle」の略で、様々な用途に使える車という意味で、国産車ではミニバンやトールワゴンにこの呼び名が使われることもあります。

ルノーのカングーは多目的性に優れた車!

ルノー カングー

ルノー カングー

カングーもMPVの名の通り多目的性を持った車で、乗用の他に商用車としても様々な目的に使われてきました。例えば、フランスでは郵便局や警察、病院などいたるところで業務に活躍するカングーを見られます。

カングーの前身にあたるルノーエクスプレスは乗用車を貨物車に改造した車であったため、カングーは高い積載性能を持たされて設計されています。加えて、加速性能もそれなりに良く、くせが無く運転しやすいという特徴もあります。

もしもあなたが「外車に乗りたい」、「たくさん積める車が欲しい」、「おしゃれな車に乗りたい」などと考えているなら、カングーは非常におすすめできる車です。

ルノー カングーの先代モデルと現行モデル

カングーには大きく分けて先代モデルである「カングー1」、そして現行モデルである「カングー2」が存在します。それぞれの主な特徴は以下の通りです。

カングー1 初代モデル 2002年3月~

乗用車「ルノーシュペール5」の貨物車バリエーションとして、「ルノーエクスプレス」という車が1985年に発売されたことがありました。乗用車でありながら高い積載性能を誇ったルノーエクスプレスは好調な売れ行きを収め、やがて同じコンセプトの後継車種が発売されます。その後継車種がカングー1で、海外では1997年10月から販売されました。

カングーは高い積載性能や運転のしやすさが人気を博し、やがて外国にも輸出されるようになりました。2002年3月には日本でも乗用モデルの「カングー」のみが発売されます。諸外国のように、日本国内でもカングーはファンからの根強い支持を獲得しました。

カングー1が人気を博した理由で最も大きなものはその積載性能です。カングー1は全長4.035mmと比較的小さな車体にも関わらず全高が1,810mmもあり、内張りの薄さもあいまって大きな荷物を積めました。しかも、両開きのダブルバックドアを備えている(2003年8月以前のモデルを除く)ため、積み下ろしも簡単に行えます。

さらに、カングー1は高い走行性能も持っており、低速時からトルクを発揮できていたために、良好な直進性能を得られていました。また、ステアリングの効きも良く、サスペンション性能や車体安定性も良かったため気持ちよく走れる車でもありました。

もちろん、カングー1にも欠点はあり、ユーザーの不満はインテリアの作り込みや燃費性能に集中しています。カングー1はインテリアに外国車らしい作りこみの甘さがあり、例えばドリンクホルダーが存在しないなど国産車に快適装備で負けている点があります。燃費性能では、カングー1の実燃費は市街地走行で10km未満というやや悪い数値で、しかもガソリン使用車はハイオクガソリンを使用していました。

国内でも人気を得たカングー1は2010年に生産終了となりましたが、味のあるフォルムはフルモデルチェンジ後のカングー2とは違ったかっこよさがあります。車はある程度時間が経つとデザインが見苦しくなる場合もありますが、今見てもシンプルな美しさが感じられるところはさすがフランス車でしょうか。日常にレトロな味わいが欲しい方はカングー1の購入をぜひ検討してみてください。

カングー1のスペック

「カングー1」(2008年4月発売モデル)
乗員定員:5名
全長:4,035mm
全幅:1,675mm
全高:1,810mm
ホイールベース:2,600mm
車両重量:1,200kg

最高出力:95ps(70kW)/5,000rpm
最大トルク:15.1kg・m(148N・m)/3,750rpm
エンジンの種類:直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1,598cc
燃料タンク容量:50L
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:不明(実燃費は10km未満程度)
駆動方式:FF
トランスミッション:4速AT

カングー2 二代目モデル 2009年9月~

カングー1が好評を博したため、2009年9月に後継車両であるカングー2が発売されます。積載性能の高さと運転のしやすさを併せ持つ点は同じですが、カングー2はいくつかカングー1と違う部分を持っています。
まず、カングー2は車体がより大型に設計されています。カングー2の車体全長は4,215mmで、カングー1の全長より180mmも延長されていました。あわせて全幅と全高も拡大されており、積載性能や居住性が良くなった反面、コンパクトな乗りやすさが多少失われるというデメリットも見られました。

次に、サスペンションの設定が変更された点もカングー1との違いとして挙げられます。カングー2ではサスペンションが柔らかめに変更されました。この変更については「ふにゃふにゃしていて好きになれない」という反対意見もあれば、「疲れなくて良い」と肯定的に受け止める方もいます。
その他、エクステリアも一新され、よりソリッドな印象を受ける外観に変わりました。カングー1のようなレトロな暖かみは失われましたが、商用車らしいかっこよさにあふれています。

このように、カングー2はカングー1の改良形とも言うべき姿を見せており、カングー1の欠点も似たような形で残っています。カングー2も燃費性能は良くはなく、実燃費では10km前後と多少改良されたもののやはり難のある数字です。しかも、カングー2からは全ての車両がハイオクガソリン車となりました。その他、カングー1に見られた欠点として内装の荒さがありましたが、カングー2でも細部に粗が目立つなど基本的な傾向は変わっていません。

カングー2はマイナーチェンジによってモデルの仕様が異なっているため注意が必要です。

主なマイナーチェンジでは2013年8月に行われたものがあり、この時に5速MTモデルが廃止され、2014年1月に復活するまで5速MTモデルは廃止されたままでした。また、2014年5月にはターボチャージャー搭載モデルが登場し、このモデルからMT車は6速に変更されます。

その後、2016年6月にはターボチャージャーを搭載したEDC車が追加されました。EDCとは「Efficient Dual Cratch」というルノー独自のオートマチックトランスミッション技術の略で、2枚のクラッチを交互に使ってシフトアップができるため効率よく加速ができるなどの利点があります。

以降、カングー2は「EDC+ターボチャージャー」または「6速MT+ターボチャージャー」の2種類のグレード設定がなされ、今日に至っています。

カングー2 スペック

「カングー」(ゼン EDC、2018年4月発売モデル)
乗車定員:5名
全長:4,280mm
全幅:1,830mm
全高:1,810mm
ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,450kg
最高出力:115ps(84kW)/4,500rpm
最大トルク:19.4kg・m(190N・m)/1,750rpm
エンジンの種類:直列4気筒DOHC16バルブターボ
総排気量:1,197cc
燃料タンク容量:56L
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:14.7km/L(MT車のカタログ燃費数値は不明)
最小回転半径:5.4m
駆動方式:FF
トランスミッション:6AT

ルノー カングーの口コミや評価

街乗りで10km/L弱、遠出で13km/L。思ってたより良くないかな。まだ400kmチョイだしこれからですな。

カングーは外車らしくあまり燃費性能が高くなく、しかもハイオクガソリンを燃料としています。そのため、燃費の悪さが数少ない難点の一つとして挙げられます。ただ、日常使用できるほどの燃費性能は備えています。

乗車定員は5人を確保し、荷物もタップリと積めるのだからワゴン的な使い方にも十分と耐える。しかもいわゆるステーションワゴンとは異なり、背の高いワゴンなので搭載量は相当なものとなる

カングーはフランスで商用車として使われているだけのことはあり、様々な業務に使える車内容積の広さを誇ります。日本国内では商用車として使う人はあまりいませんが、車内空間の広さは行楽時などに重宝します。

10分乗っているだけでなんでこんなに愛着がわいちゃうの? ふんわりふにゅっと沈み込むサスが、最近、固くなりがちなフランス車への反抗精神たっぷりで。そうだ、これでこそラテンな車だと、応援旗をふりまわしたくなる。やっぱりラテンって、オリコウよりも、自分勝手な奔放さが魅力なわけだ。

カングーは日本車ほど綿密に作りこまれているわけではなく、インテリアに粗が見られたりと作り込みの甘さが目立ちます。ただ、甘い作りこみも乗っているうちに愛らしく思える点がカングーの不思議なところです。日本車には無い独特のゆるさが人気の秘訣なのかもしれません。

ルノー カングーの中古価格

カングーの中古車価格は11~325万円で、平均価格は107.5万円です。2002年に発売された先代モデルも十分な数が流通しており、初代カングーの愛らしいフォルムを好む人も安心して買い求められます。本体価格100万円ほどから現行モデルが購入できるため、性能面を重視する人も安価に購入できます。また、2010年代後半に発売された車両は220万円ほどと新車価格(249.9万円~259.9万円)より1割ほど安いため、新品同様の車をお得に購入できる場合もあるかもしれません。

2019年内?カングーベースの車が日産から発売予定

ルノーは2018年度の利益は減少しています。「ルノー・日産・三菱アライアンス」を構成するルノー、日産自動車、三菱自動車は「アライアンス2022」という名で提携計画を推進しており、各社のプラットフォームや技術を提供しあうことを約束しています。

ただ不安要素をうまく解決できなければ、カングーベースの新型車両の開発プロジェクトは挫折してしまうかもしれません。

幸い、2019年4月に新型カングーのコンセプトカーである「Kangoo ZE Concept」が発表されました。「Kangoo ZE Concept」はEV(電気自動車)として設計されており、2020年の発売を予定しているとのことです。

カングーはルノーの人気車種であるため、現状を新型カングーの発売で打開したいねらいも経営陣にはあるのかもしれません。ルノーにはぜひ苦しい状況を切り抜け、新型カングーを無事発売してもらいたいところです。

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