山梨県に道の駅は何箇所ある?
写真はイメージです。
山梨県内には、道の駅が21箇所あります。富士山の麓にある立地を活かした道の駅が多くあるのが特徴です。たとえば、富士山やその周辺の湖の景色を楽しめたり、富士山から湧き出た美味しい天然水が飲めたり、ユニークな特産品が購入できたりします。
それぞれの道の駅で、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。
山梨県のおすすめ道の駅10選
ここでは、山梨県にあるおすすめの道の駅を10箇所、厳選して紹介していきます。
近くを立ち寄った際には、ぜひ利用してみてください。
■①道の駅 なるさわ(南都留郡鳴沢村)
写真はイメージです。
道の駅「なるさわ」は国道139号線沿いにあり、富士五湖の中心に位置します。目の前には富士山の綺麗な景色を眺めることができます。駐車場は普通車が250台以上停められるほどの大きな駐車場です。
地元食材やお土産が豊富にあり、ユニークなメニューの食事処もありますので、休憩がてらに気軽に立ち寄ることができます。
◯おすすめポイント1:お土産や食事が充実
道の駅なるさわには、地元食材が販売されている直売店や、お土産が購入できる物産展などが充実しています。
お土産のおすすめは、「富士高原ビール」です。飲みやすくて美味しいビールですから、贈り物に最適です。
軽食が中心の食堂では、地元料理「せんどそば」・ビスケットの天ぷら・ドーナツ型のコロッケなど、ここでしか食べられない料理がたくさんあります。ぜひ、鳴沢村独特の美味しい料理を堪能してください。
◯おすすめポイント2:温泉施設が隣接で便利
道の駅なるさわのすぐ近くには、「富士眺望の湯ゆらり」という大きな日帰り温泉施設があります。
雄大な富士山を眺めながらゆったりと温泉に浸かることができます。アメニティが充実しているので、手ぶらで行くことができますよ。
ここで旅の疲れを洗い流して、ゆっくりと富士山の眺望を楽しみましょう。
■アクセス情報
■②道の駅 はくしゅう(北杜市白州町)
写真はイメージです。
道の駅「はくしゅう」は、山梨県北杜市白州町のほぼ中央に位置する道の駅です。20号線沿いにあるので、アクセスしやすいです。
大自然に囲まれた白州の美味しい地元野菜や、旬の食材をたくさん使ったレストランなどがあります。
また、春〜秋の間に訪れれば、約400本ほどのバラを見ることができますよ。
◯おすすめポイント1:日本の名水百選天然水を持ち帰りできる
道の駅はくしゅうでは、尾白川から流れ出た名水が無料で飲めたり、持ち帰りすることができます。天然水は定期的に水質調査を実施していますので、安全性に問題ありません。
夏には天然水の持ち帰りたい人が並ぶので、長い行列ができるほどの人気ぶりです。持ち帰りをするには、空のペットボトルなどの容器を用意しましょう。
◯おすすめポイント2:天然水のかき氷
上記で紹介した、名水百選に選定された天然水を使用したかき氷です。2種類のシロップがかかっているので、2つの味が楽しめます。7月から10月の間に販売されていますので、夏の暑さをかき氷でクールダウンさせましょう。
■アクセス情報
■③道の駅 どうし(南都留郡道志村)
道の駅「どうし」は、道志川のすぐそばにある道の駅です。周りは山や川に囲まれた静かな環境なので、ゆったりと過ごすことができます。
とくに、旬の食材を利用したお土産や、名物の「クレソン」を利用した料理が人気です。
◯おすすめポイント1:日本の生産出荷量No.1「クレソン」
道の駅 どうしがある道志村では、クレソンが日本生産量第一位を誇ります。そんなクレソンを活用したお土産や加工食品がたくさん販売されています。
とくにクレソンを混ぜ込んだうどんは、独特な歯ごたえと、もちもちした食感が人気です。ほかにも、クレソンそば、クレソンパスタなど、オリジナルの麺類が多数販売されています。構内にあるレストランで、クレソンつけ麺を味わうこともできます。
◯おすすめポイント2:地元の食材を使った「おふくろの味」が楽しめる
道の駅 どうしのレストランでは、地元の主婦の人たちが作った手作りの料理が味わえます。いろいろな種類のそばやうどん・カレー・ポトフ・ソフトクリームまで、多種多様なメニューが揃っています。とくにおすすめは、「道志ポーク串焼き」です。土日祝日の店頭販売限定ですが、油の乗ったバラ肉がたまりません。
■アクセス情報
■④道の駅 とよとみ(中央市)
道の駅「とよとみ」は、山梨県の中央に位置する道の駅です。豊かな自然や風土を活かした農産物が人気で、なんと直売所甲子園の初代グランドチャンピオンです。
新鮮な農産物が安く購入できることからも、開店前から行列ができるくらいの人気があります。
◯おすすめポイント1:直売所甲子園の初代グランドチャンピオン
実は道の駅とよとみの特売所は、直売所甲子園の2009年チャンピオンです。全国にある直売施設の中の頂点に立つほど、道の駅とよとみには新鮮な農産物や地元の名産品が豊富に販売されています。
そのため、いつ行っても観光客や地元の人たちでいつも混雑しています。
◯おすすめポイント2:特産品のとうもろこし
道の駅とよとみの特産品のとうもろこしは、特設売り場があるほどの人気があり、いつも行列ができます。店頭ではその場でとうもろこしを焼いてくれるので、辺りには香ばしい匂いが漂っています。
とうもろこしを目的に買っていく観光客が多いので、午前中には完売してしまうほどです。とうもろこしを狙うなら、早い時間に行くことをおすすめします。
■アクセス情報
■⑤道の駅 こぶちざわ(北杜市)
写真はイメージです。
道の駅「こぶちざわ」は、八ヶ岳南麓の自然に囲まれた立地にあります。2019年春にリニューアルオープンされ、野菜直売所はもちろんのこと、本格的なイタリアンレストラン・足湯の温泉・手作り工房もある複合施設へと生まれ変わりました。
◯おすすめポイント1:体験工房で手作り体験を楽しもう
併設されている体験工房では、「パン作り」「ガラス絵付け」「羊毛フェルト」など、13種類の体験ができます。自分の好きなアクセサリーを作ったり、そばやパンを作ってみんなで分け合って食べたりと、さまざまな楽しみ方ができます。
またフリーマーケットも開催されているので、お気に入りのものを売ったり買ったりすることができますよ。
◯おすすめポイント2:足湯でホッと癒されよう
道の駅 こぶちざわには、天然の温泉の足湯「延命の足湯」があります。延命の湯とは、日本にある巨大な裂け目で蓄積された日本有数の温泉となっており、ミネラル豊富です。足を浸かるだけでも、体の芯からあたたまり、リラックスすることができるでしょう。ぜひ、大自然の中の足湯を楽しんでください。
■アクセス情報
■⑥道の駅 富士吉田(富士吉田市)
富士山の麓にある道の駅「富士吉田」の景色はとても雄大。まさに富士山の偉大さを景色や空気で感じることができる場所です。
新鮮野菜が販売されている物産展・軽食コーナーや、無料の富士山の水を汲める場所もあります。とくに野菜売り場は、山梨県にある道の駅でも最大規模の大きさで、新鮮な野菜を安く買うことができます。
◯おすすめポイント1:富士吉田うどんが大人気
富士吉田市の人気グルメといえば、「吉田のうどん」です。
醤油と味噌がベースとなったつゆに、キャベツ・馬肉・人参・油揚げなどの具材が盛り付けられたうどんです。手間暇かけて作られた「ねじれ麺」はとてもコシがあって、噛むほどに味が口の中に染み渡ります。一度食べれば、きっとやみつきになりますよ。
◯おすすめポイント2:地ビールが楽しめる
道の駅 富士吉田では、地元の美味しい水で作られたビール「ふじやまビール」を販売しています。本場ドイツのマイスターが作った本格的なビールで、すっきりとした飲み口とホップの香りが人気の秘密です。
富士山を眺めながら、ゆったりと地ビールを楽しんでみませんか?ただし、飲酒運転はやめましょう。
■アクセス情報
■⑦道の駅 南きよさと(北杜市)
写真はイメージです。
道の駅「南きよさと」は、広大な敷地の道の駅で有名です。公園やドッグラン、展望台やベリーファームを楽しめる場所もあるので、家族で1日過ごすこともできます。バーベキューができる施設もあるので、道の駅内にある直売所にて八ヶ岳の新鮮野菜を購入し、そのままバーベキューで楽しむこともできます。
◯おすすめポイント1:雄大な鯉のぼりが見られる
道の駅 南きよさとに行くのなら、おすすめは鯉のぼりの時期(4月〜5月初旬)です。こどもの日に合わせ、およそ400匹以上のこいのぼりが空を泳いでいる姿を見ることができますよ。その雄大な景色に、思わず驚くことでしょう。
その時期には芝桜も同時に咲くので、両方の景色を一緒に楽しむことができるのも魅力です。
◯おすすめポイント2:発祥の地で「信玄ソフト」を食べよう
信玄ソフトは山梨県のいたるところで販売されていますが、実は道の駅 南きよさとが発祥だと言われています。
きなこたっぷりの信玄餅が添えられたソフトクリームに黒蜜をかけて食べるスイーツで、濃厚なクリームときなこの甘い味がたまりません。
まさに和と洋のハーモニーが楽しめるスイーツ、ぜひ味わってみてくださいね。
■アクセス情報
■⑧道の駅 かつやま(南都留郡富士河口湖町)
写真はイメージです。
道の駅「かつやま」は、富士河口湖に隣接している道の駅です。県道710号沿いにあり、自然に囲まれた静かな環境にあります。
近くには、小海公園・湖畔遊歩道・円形展望台などのスポットがありますので、河口湖を眺めながらのんびりと休憩することができます。
◯おすすめポイント1:4種類のカレーが楽しめる
道の駅かつやまにあるレストランでは、富士吉田から発祥したカレーを楽しむことができます。その人気のカレーは「イトリキカレー」と呼ばれ、4種類の味から選ぶことができます。糸井重里さんが絶賛したことで有名になったのだとか。ぜひその味を楽しんでみてくださいね。
◯おすすめポイント2:河口湖を眺めよう
道の駅 かつやまには、河口湖を眺めることができる「円形展望台」があります。おすすめは夕刻ごろ。湖に映る夕日はとても美しいです。
また、河口湖の周辺1.6kmを歩くことができる「湖畔遊歩道」も整備されていますから、散歩がてらに湖を眺めるのもおすすめです。
■アクセス情報
■⑨道の駅 みとみ(山梨市)
道の駅「みとみ」は、山梨県と埼玉県の境界線沿いにある道の駅です。近くには笛吹川が流れており、西沢渓谷のすぐ近くにあるので、登山者や観光客でいつも賑わっています。
特産品を販売している売店や食堂などが充実しています。
◯おすすめポイント1:地元の食材を利用したオリジナル料理
道の駅内にある食堂では、「宝刀コロッケ定食」「彩甲斐カレーライス」などのユニークな料理を楽しむことができます。
宝刀コロッケはその名の通り「ほうとう」をコロッケの具材としており、とてもやわらかくて美味しいコロッケが楽しめます。
また軽食コーナーでは、いのぶたラーメンやカレーパン、山菜そばなどが食べられます。軽くお腹を満たしたいときには、ぜひ利用してみてくださいね。
◯おすすめポイント2:地域の特産品が揃った売店
道の駅 みとみの売店には、その地域で収穫された新鮮な野菜や、特産品が豊富に販売されています。
おすすめは手作りの「権三郎の米こうじみそ」です。この地域の古くから伝わっている「笛吹権三郎」から由来している味噌で、手作りながらの風味が楽しめます。
ほかにも、地元で作られたワインやいちごジャムなどがあります。
■アクセス情報
■⑩道の駅 甲斐大和(甲州市)
写真はイメージです。
道の駅「甲斐大和」は、山梨県の国道20号線沿いにあります。長い新笹子トンネル付近にあり、ピラミッド型の屋根が特徴的。大月ICと勝沼ICの間にありますので、アクセスがしやすいです。
道の駅には、名物料理を堪能できるレストラン、地元の野菜が販売している直売所、勝沼ワインなどの売店コーナーなどがあります。
◯おすすめポイント1:甲斐市の特産品がたくさん
道の駅 甲斐大和には、この地域の特産品が充実しています。
「うらじろまんじゅう」は、うらじろの葉を使用したまんじゅうで、昔懐かしい味が楽しめます。
「不動尊みそ」は村の手作り味噌で、じっくりと熟成させた深い味わいが魅力です。
販売されているワインは村の完熟プラムを使用して作られており、優しい甘さが特徴的です。