南八ヶ岳の道の駅~道の駅 南きよさと~
八ヶ岳は山梨県と長野県の境目にあることから、夏季は避暑地として関東を中心に観光客が訪れます。首都圏と比べ涼しくて過ごしやすいことからペンションなどが多数建設され、夏のリゾート地として知名度が高く、山という意味では海=海水浴の沖縄や南房総、湘南や南紀などと対をなす存在です。
最初に紹介する道の駅南きよさとは、清里エリアの南部に位置しています。公園へはリフトカーという小さなケーブルカーのような鉄道に乗って移動し、広大な公園が広がっていますので愛犬を連れてのドライブや家族連れやグループ客のバーベキューなどができ、ここから望む八ヶ岳は迫力満点です。
◎住所:〒408-0001 山梨県北杜市高根町長澤760番地
◎お問合せ先:0551-20-7224
◎営業時間:9:00~17:00(レストラン→9:30~16:00)
◎休業日:1・2月は火曜日(原則無休)
◎交通アクセス:中央自動車道長坂インターから11分
◎各種設備
・駐車場→312台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
新たな出発~道の駅 こぶちさわ~
八ヶ岳高原への玄関口の小淵沢は、長野県南東部の富士見町と隣接しており、後者については約20年前に鉄道を題材とした某在京テレビ局のドラマの舞台として有名になりました。それを差し引いても小淵沢と富士見町の関係は八ヶ岳と信濃と甲斐の境目が取り持っているといっても過言ではありません。
道の駅こぶちさわは改築工事がようやく終わり、リニューアルオープンすることができました。八ヶ岳の自然の幸を活用した特産品の販売やレストランのメニューが設定され、八ヶ岳で収穫した野菜は新鮮味があり、ドライブがてら夕食の買い物に最適です。その他足湯や温泉、体験施設や授乳施設がそろっていることから、家族連れにも最適な道の駅として生まれ変わりました。
また、宿泊施設も隣接していますのでここを拠点として八ヶ岳方面への観光に最適です。
◎住所:〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町2968番地1号
◎お問合せ先:0551-36-3280
◎営業時間
9:00~18:00(10月から4月)
9:00~19:00(5月から9月)
◎休業日:6月の第1木曜日、2月の第1火曜日と水曜日(それ以外は無休)
◎交通アクセス:中央自動車道小淵沢インターから2分
◎各種設備
・駐車場→45台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、温泉、足湯、体験施設
・食事→有(レストラン)
◎備考:宿泊施設あり
アクセス情報
名水とワインの里 白州~道の駅 はくしゅう~
甲斐駒ヶ岳がよく見える白州へと車を走らせると、ワインのワイナリーが多数点在します。ここ白秋は山梨県におけるワインのメッカの一つとされ、海外ではヨーロッパになりますがフランスのボルドーあたりに相当します。では、なぜ白州ではワインづくりが盛んなのでしょうか?
駒ケ岳からの名水と甲州盆地の環境そのものがブドウの栽培に適していることから、山梨はブドウを活かしたワイン造りが盛んです。道の駅はくしゅうはそんな環境を活かしながらワインやぶどうジュースなどを中心とした特産品の販売や野菜などの農産物の販売もしています。何と湧き水が湧いて出ることから、バケツや空いている容器を持参すれば無料で湧き水が入手できます。
◎住所:〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須1308番地
◎お問合せ先:0551-20-4711
◎営業時間:9:00~18:00
◎休業日:毎週水曜日と年末年始
◎交通アクセス:中央自動車道長坂インターから14分
◎各種設備
・駐車場→71台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、湧き水
・食事→有(レストラン)
◎備考:湧き水については、容器類を持参していない方のために容器を販売中
アクセス情報
温泉施設と同居~道の駅 にらさき~
韮崎は武田八幡宮があり、武田信玄ゆかりの地の一つとされています。また、本殿自体は国の重要文化財の指定を受けており、武田信玄ゆかりの地をたどる旅人にとっては欠かすことができない神社の一つです。
道の駅にらさきは釜無川から分かれた塩川沿いにあり、温泉施設の真向かいにあるのが特徴です。甲州街道を旅してきたドライバーさんにとって疲れがたまっているでしょうし、温泉施設で疲れをいやした後、韮崎の特産品でおなかを満たしてから休憩ができるスポットの一つです。期間限定のソフトクリームがおすすめで、巨峰ソフトクリームが味わえるほか、夏になるとモモのソフトクリームで子供を中心に人気を博しています。
◎住所:〒407-0262 山梨県韮崎市中田町中条1795番地
◎お問合せ先:0551-25-5021
◎営業時間:9:00~17:00
◎休業日:毎週月曜日と年末年始
◎交通アクセス
中央自動車道須玉インターから5分
◎各種設備
・駐車場→37台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、温泉
・食事→有(レストラン)
◎備考:温泉併設
アクセス情報
甲武の道の駅~道の駅 みとみ~
ついに来ました、甲武山脈です。この山脈は山梨と埼玉の県境にわたって広がる山々で、山梨県北部はこの甲武山脈と八ヶ岳に覆われています。国道140号線を雁坂トンネルを経由して走り続けると、そこはもう埼玉県秩父山地です。この山脈は冬は雪で覆われますが、秋になると紅葉シーズンで甲武の山々と秩父の山々は紅の葉で山を包み込んでくれます。
道の駅みとみは笛吹川の上流となる西沢渓谷の拠点として、ハイキングシーズンにはシェルパの人たちの基地として機能します。また、近くには沢釣りができる小さな川とキャンプ場があり、夏を中心に家族連れでにぎわいます。甲武の山々に囲まれながら夜空を眺めるのもまた、旅の楽しみの一つですね。
◎住所:〒404-0201 山梨県山梨市三富川浦1822番地1号
◎お問合せ先:0553-39-2580
◎営業時間:9:00~17:00
◎休業日:毎週火曜日と年末年始
◎交通アクセス:中央自動車道勝沼インターから45分
◎各種設備
・駐車場→85台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
多摩川の源流~道の駅 たばやま~
多摩川といえば、東京や神奈川を流れる川の一つですが、その源流はどこになるのでしょうか。その源流は山梨です。一ノ瀬川がその源流となり、途中で丹波川と名前を変えて東へと流れていきます。やがては奥多摩湖へと流れ、そこから東京湾へと向かって多摩川として流れていきます。
道の駅たばやまは丹波川の中盤となる区域にあり、山の中の小さな道の駅は奥多摩方面からドライブし続けてきた人たちにとって、ありがたい休憩スポットです。道の駅と温泉とはつり橋で結んでいることから、貴重なつり橋を体験することができます。丹波山のせせらぎの音を聞きながら温泉で疲れをいやし、丹波山の山の幸である野菜を販売しているのが特徴です。
◎住所:〒409-0300 山梨県北都留郡丹波山村2901番地
◎お問合せ先:0428-88-0026
◎営業時間:10:00~17:00
◎休業日:毎週木曜日
◎交通アクセス:中央自動車道上野原インターから1時間
◎各種設備
・駐車場→110台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、温泉
・食事→有(軽食)
アクセス情報
もう一つの奥多摩~道の駅 こすげ~
もう一つの奥多摩は丹波山だけではありません。小菅川は多摩川のもう一つの源流として奥多摩湖へ向かって流れ、前述の丹波川と合流する形で多摩川として東京目指して流れていきます。東京から神奈川へ渡るとき(その逆も然り)、多摩川の源流は山梨から流れているとは考えたことはないでしょう。
さて、もう一つの奥多摩として山間の村の中にある道の駅こすげは、自然を題材としたテーマパークや温泉が近隣にあることから、奥多摩方面からのドライブの目的地の一つとして訪問される方もいます。イタリア料理レストランやこんにゃく、燻製などが特産品として販売されています。なお、豪雪など大規模災害の時は避難所としての役割を担っています。
◎住所:〒409-0211 山梨県北都留郡小菅村大久保3445番地
◎お問合せ先:0428-87-0765
◎営業時間:9:00~18:00(レストラン→17:00まで)
◎休業日:レストランのみ毎週水曜日
◎交通アクセス:中央自動車道大月インターから20分
◎各種設備
・駐車場→93台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、温泉
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
富士山が見える場所~道の駅 花かげの里まきおか~
奥多摩方面の道の駅二件紹介した後は、再び山梨市側へと戻りましょう。今度は三富山脈方面へ再び針路を取り、北へと進みます。その途中に道の駅がありますが、ここが道の駅はなかげの里まきおかです。ブドウ畑と山々に囲まれたこの地は、山梨県内における富士山が見えるスポットの一つとされています。
道の駅の裏側には公園があり、お子さん連れの方は公園で遊ばせながら休憩をとることができ、さらに南へ進むと温泉があり、秩父や三富方面から運転し続けてきたドライバーさんにとって、道の駅と合わせて使うと疲れをいやすことができる場所です。
◎住所:〒404-0012 山梨県山梨市牧丘町室伏2120番地
◎お問合せ先:0553-35-4780
◎営業時間:9:00~17:30
◎休業日:毎週水曜日と年末年始
◎交通アクセス:中央自動車道勝沼インターから23分
◎各種設備
・駐車場→56台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園、郷土文化館
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
笹子の道の駅~道の駅 甲斐大和~
中央本線や中央自動車道を使って山梨・長野方面へ抜ける途中、越えなければならない箇所が笹子トンネルです。中央自動車道についてはトンネル内での事故が起きたことから、大月側の入口には慰霊碑が立つなど、事故を風化させないようにしています。また、甲州街道にも新笹子トンネルを経由する必要があることから、笹子は難所であるということを物語っています。
大月から甲州街道を西へと進むと新笹子トンネルです。長いトンネルを抜けてすぐのところに道の駅甲斐大和に到着します。この駅の特徴は特産品の販売だけでなく、地元の農産物の加工が体験できる施設が併設されていることから、特産品制作に携わってることを体験できます。なお、甲斐大和はそば切り発祥地です。
◎住所:〒409-1203 山梨県甲州市大和町初鹿野2248番地
◎お問合せ先:0553-48-2571
◎営業時間:9:00~18:00(そば処→16:00まで)
◎休業日:毎週水曜日と年末年始(そば処→毎週木曜日)
◎交通アクセス:中央自動車道勝沼インターから10分
◎各種設備
・駐車場→59台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園
・食事→有(そば処)
アクセス情報
インターチェンジのすぐ横~道の駅 しらね~
中央自動車道双葉ジャンクションから山梨県南西部となる身延方面への高速道路は、中部横断自動車道で、将来的には静岡県内へと延長されることが予想されます。もし、静岡県内への延長が実現できれば新東名高速道路とのアクセスは便利になることでしょう。その中部横断自動車道を白根インターで降り、かわいらしいブルーベリーの屋根をした建物が見えますが、この建物が、道の駅しらねです。
南アルプス市観光協会が同居していることから、観光情報発信コーナーに力を入れているほか、農作物発売所と内部の構造はシンプルで供食設備はありませんが、周辺を旅する際の観光情報を仕入れてから出かけることができますので、観光拠点として活用することができます。
◎住所:〒400-0221 山梨県南アルプス市在家原595番地1号
◎お問合せ先:055-282-6478
◎営業時間:9:00~17:00
◎休業日:11月から4月の毎週木曜日と年末年始
◎交通アクセス:中部横断自動車道白根インターすぐ
◎各種設備
・駐車場→60台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→無
アクセス情報
笛吹川の道の駅~道の駅 とよとみ~
山梨県も南部となれば、富士山が近くなっていくことでしょう。北部の八ヶ岳や甲武岳などといった信州の屋根とは対照的に、静岡との県境を象徴する富士山や富士川があることから、その魅力も違ってくることでしょう。車は南側へと進み、笛吹川沿いへとやってきました。この川沿いにある道の駅がとよとみです。
中央市の旧豊富村地区はかつて養蚕業が盛んで、あちこちでは蚕を飼育して絹糸を採取していました。現在は海外からの輸入へとシフトし、養蚕業は衰退していくかわりに農産業へとシフトしていきました。これらを活かす形で地域交流の場に活用できないかということで、道の駅とよとみを開業し、農作物を中心に販売しています。
◎住所:〒400-1514 山梨県中央市浅利1010番地1号
◎お問合せ先:055-269-3421
◎営業時間:9:00~18:00
◎休業日:毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)と年末年始
◎交通アクセス:中央自動車道甲府南インターから6分
◎各種設備
・駐車場→62台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
まとめ
山梨県北部地区の道の駅を中心に紹介しましたが、八ヶ岳などを中心とした信州側は雄大な自然と夜空がきれいに見える環境が整っていることから、ドライブ目的で訪問される方もいれば、長距離トラックで立ち寄る方もいるのが現状です。信州の自然を満喫する意味でも、山梨の自然を味わいながら道の駅訪問をしてみると山梨の魅力を感じることができます。