トップへ戻る

カーオーディオの外部アンプは設置すべき?選び方や設置方法まで徹底解説

カーオーディオの外部アンプは設置すべき?選び方や設置方法まで徹底解説

カーオーディオには内蔵アンプがあるにも関わらず、外部アンプを取りつける人は多いものです。 カーライフをより一層楽しむためにも、スピーカー交換に加えて外部のパワーアンプが取り付けられます。 あまり音響やオーディオに詳しくない人にとっては、既に内蔵されたアンプ以外に取り付けて意味があるのかと疑問に感じることでしょう。 そこで、今回はカーオーディオの外部アンプの役割や選び方、設置方法まで詳しく解説していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


アンプの役割と外部アンプの必要性

そもそもアンプがどんな役割を果たしている機材なのか、音楽や音響に詳しくない限りはあまり知識を持っている人は少ないでしょう。

まずはアンプの役割や、外部アンプの必要性について見ていきましょう。

アンプとは

アンプは「amplifier」という言葉が元となっており、増幅させるという意味になります。

オーディオはCDなどを電気信号によって読み取りますが、その信号は非常に小さいのでスピーカーに届いても非常に小さな音になってしまいます。

そこで、アンプによって信号を増幅させることでスピーカーからしっかりと音が聞えるようになっているのです。
つまり、アンプはオーディオからスピーカーへと音を繋ぐ架け橋のような存在なのです。

純正オーディオにもアンプは搭載されている

車を購入した際に搭載されているオーディオにも、もちろんアンプは内蔵されています。
搭載されていなければスピーカーから十分な音を出すことはできないので、必ずアンプで信号が増幅されているのです。

オーディオ本体の中にアンプはあるので目にすることはできませんが、どんなオーディオにも組み込まれています。

外部アンプは必要なのか?

純正オーディオにアンプが内蔵されているのであれば、わざわざ外部アンプを車に設置することに意味がないのではないかと考える人も多いでしょう。

もちろんスピーカーから音を出すという意味では内蔵アンプで十分。

本当に、外部アンプは必要なのでしょうか?

外部アンプは内蔵アンプよりも性能が高い

オーディオ内には内蔵アンプ以外にもさまざまな部品が入っているので、小さいアンプが詰め込まれた状態になっています。
そのため、内蔵アンプだけでは出力や性能に限界があるのです。

一方で、外部アンプは信号を増幅する専用の機器となるので、内蔵アンプで増幅しきれない信号も増幅することができます。
そのため、外部アンプを設置することで性能をパワーアップさせることができるのです。

現在のカーオーディオの音質やボリュームに不満がなければ外部アンプを取りつける必要はありませんが、音質や補正が必要だと感じている場合には外部アンプの設置がおすすめです。

外部アンプで得られる効果

外部アンプを設置することで、カーオーディオは電気信号をより増幅させることができるようになるので音質を高めることができます。

それだけではなく、増幅させた際に起こる歪みも補正することができるので、ボリュームを上げた際に生じるような歪み音を改善することができます。

また、カーオーディオ特有のノイズが発生してしまうことも外部アンプを設置することで多少の改善が見込めます。
オーディオから離れた場所にアンプが設置されるので、ノイズの影響を受けにくくなるのです。

外部アンプの選び方

音のこもりや歪み、ノイズといったような悩みを抱えている場合には、外部アンプを設置することで解消することができます。
クリアで不快感のない音を楽しむために外部アンプを設置しようと考えた時、最も悩んでしまうのが外部アンプ選びです。

外部アンプにはたくさんの種類があるので、どのように選べばいいのか紹介していきます。

クラスを決める

カーオーディオ用のアンプは、4つのクラスに分けられています。
A・B・AB・Dの4つのクラスですが、クラスによって特徴が異なります。

A級が最も音質が良く、クリアで美しい音を再現することができます。
しかし、その分他のクラスのアンプよりも電力が必要となり、電力消費が大きいので車種によっては装着に向きません。

B級は大きい出力が特徴となるので、大音量で音楽を楽しみたい人に向いています。
また、電力消費の効率は良いので、A級のように電力消費の心配がありません。

そして、AB級はA級とB級の良い部分を合わせ持ったクラスになります。
クリアで美しい音を再現しながら、ボリュームを上げると迫力のある音となるので人気のアンプクラスです。

D級は小型軽量のアンプとなり、出力が大きいものの発熱量が少なくなります。
そのため音質は他のクラスに劣りますが、小型なので置く場所にも困りませんし、初心者向けのアンプと言えます。

チャンネル数を選ぶ

アンプには1ch・2ch・4chというチャンネル数があり、主に2chと4chが主要になります。

チャンネル数が多い方が繋げるスピーカーが増えるので、フロントスピーカーのみを使用するのであれば2chを選びます。

リアスピーカーも搭載しているような場合や、後からリアスピーカーも取り付けるような場合には4chを選びましょう。

また、4chよりも多い多chタイプも存在します。5ch、6ch、8chが主流です。多くのチャンネルを扱いながらも一台のアンプで済ませたい場合に有効です。

定格出力には要注意

定格出力は、決められた歪み率を超えることなく連続的に取り出せる出力を指します。

外部アンプの定格出力は、スピーカーの定格入力に合わせて選ばなくてはなりません。
もし定格出力が大幅に大きいような場合には、音割れを引き起こしたり、最悪の場合にはスピーカーが破損してしまいます。

もしスピーカーと同時に交換するのではなく、純正スピーカーのまま外部アンプを設置する際には必ず純正スピーカーの定格出力を調べましょう。

外部アンプの取り付けは自分でできる?

外部アンプを購入したら、後は取り付けるだけです。
持ちこみで専門店やディーラーに持っていくと工賃が必要になるので自分で取り付けたいという人も多いでしょう。

外部アンプは自分で取り付けることはできるのでしょうか?

外部アンプを取りつける位置

外部アンプを取りつける場所は、車種やアンプの大きさにもよっても異なります。
小型のアンプを取りつける場合であれば、助手席のシートの下やグルーブボックスの周りなどに取り付けることが一般的です。

しかし、アンプが大きい場合にはトランクなどスペースのある場所に置かなくてはなりません。
しかも、アンプは熱を発するため、放熱に備えて近くに機械や設備がない方が安全と言えます。

設置するには直接電源を取る必要がある

外部アンプは選ぶものによって出力は異なりますが、やはり消費電力も大きいので専用の電源を引き込む必要があります。

バッテリーから直接電源を取る方法としては、バッテリーのプラス端子から車内に電源を引き込むというもの。

この作業も自分で外部アンプを設置する際には必要なので、電源ケーブルキットなども用意しなくてはいけません。
もちろん自分自身で設置することも可能ですが、電気系統を触ることになるのでショートや感電といった危険はあります。

そのため、DIYに慣れていないという方は専門家に設置をおまかせした方が安心です。
また、カーオーディオ専門店であれば、外部アンプ選びから相談しながら設置も任せられるのでおすすめです。

「全国カーオーディオショップ検索」では、おすすめのカーオーディオ専門店を紹介しています。
お近くのカーオーディオ専門店を探してみてください。

まとめ

外部アンプを取りつけることで、音割れや音の濁りを改善することができます。

現在のカーオーディオに満足できないという人には、スピーカー交換と同時に外部アンプの取り付けを検討してみてはいかがでしょうか。

スピーカー交換で音質が改善でき、更に外部アンプによって車内とは思えないこもりのない音を堪能できるようになること間違いありません。

また、外部アンプの取り付けを更にパワーアップさせる方法もあるので、調べてみると良いかもしれません。

愛車のオーディオ周りを充実させて、より快適なカーライフを目指しましょう。

関連するキーワード


カスタム カーオーディオ

関連する投稿


【ホイール塗装】 DIYでホイール塗装にチャレンジ!塗装方法やおすすめ商品もご紹介

【ホイール塗装】 DIYでホイール塗装にチャレンジ!塗装方法やおすすめ商品もご紹介

ホイールのイメージチェンジで塗装をしたいけれど、塗装料金が高いことから断念しているといった方はいませんか?それならDIYでチャレンジしてみてもいいかもしれません!今回の記事では、缶スプレーを使ってホイール塗装をする方法をまとめています。おすすめ商品も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


「エアサス」って何?メリットは?構造や価格、乗り心地や車高調との違い

「エアサス」って何?メリットは?構造や価格、乗り心地や車高調との違い

エアサスとは、何かご存知でしょうか? エアサスのメリットやデメリットを知りたいと考えている人にも、エアサスの構造や値段、乗り心地を知りたいと思っている人にもわかりやすく簡単に「エアサスとは何か?」を理解できるように掲載します。


マフラーカッターとは?取り付けるとどんな効果がある?注意すべき点は?

マフラーカッターとは?取り付けるとどんな効果がある?注意すべき点は?

自動車のマフラー部分に取り付けるマフラーカッター。今回は、マフラーカッターを取り付けることによってどんな効果があるのか、また取り付け方や車検時の注意点、おすすめのマフラーカッターについても紹介します。


ハイラックスの荷台をカスタムするキャノピーの価格、車中泊、雨漏りについて

ハイラックスの荷台をカスタムするキャノピーの価格、車中泊、雨漏りについて

見た目がパワフルでかっこいいハイラックスのキャノピーは、街乗りはもちろんのことアウトドアにも便利だと注目を集めています。ここでは、ハイラックスのキャノピーが気になっている人のために価格と車中泊、そしてキャノピーのメリットとデメリットについて解説します。


ゼロクラウン(18クラウン)のスペック、カスタム、燃費、中古価格まで徹底解説!

ゼロクラウン(18クラウン)のスペック、カスタム、燃費、中古価格まで徹底解説!

1955年1月に発売が開始されたトヨタのクラウンは、2022年現在16代目まで続くロングセラー商品のひとつとなりました。高級車のイメージが強いクラウンですが、12代目となる180系クラウン(通称ゼロクラウン)が今、注目を集めています。ここでは、ゼロクラウンの意味や年式、スペックとおすすめのカスタムなどを解説します。


最新の投稿


トヨタ新型「スープラ」発表!高性能な最終モデル”A90 Final Edition”も登場へ

トヨタ新型「スープラ」発表!高性能な最終モデル”A90 Final Edition”も登場へ

2024年11月28日、TOYOTA GAZOO Racingは、トヨタ「スープラ(3.0Lモデル)」の一部改良モデルを発表し、合わせて特別仕様車「スープラ“A90 Final Edition”」を公開しました。一部改良モデルは2025年春以降順次発売予定、特別仕様車は検討中とのことです。


冬用タイヤ規制とは?発令条件や規制クリアできるタイヤ、高速道路走行中発令時の対応方法まで徹底解説

冬用タイヤ規制とは?発令条件や規制クリアできるタイヤ、高速道路走行中発令時の対応方法まで徹底解説

冬季になると日本の多くの地域で、道路が雪や氷で覆われるため、タイヤの滑り止め対策が必要になります。特に高速道路では、冬用タイヤ規制が導入されることがあり、安全な運転のために適切な対応が求められます。この規制は、タイヤが適切でない場合に道路を走行することを制限するもので、ドライバーにとって重要なルールとなっています。この記事では、冬季やスキーなどで山岳部への移動で高速道路をご利用される方に向けて、冬用タイヤ規制について詳しく解説します。


スポーツカーの高額成約事例多数!セルカが希少車に強い理由を徹底解説します

スポーツカーの高額成約事例多数!セルカが希少車に強い理由を徹底解説します

他を圧倒する高額成約で人気急上昇中の車売却サービス、セルカ。セルカの魅力とスポーツ系車種の実際の成約実績を紹介します。


オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

オールシーズンタイヤは、その名の通り、1年を通して使用できるタイヤとして注目されています。特に近年、雪が少ない地域や都市部で利用する方が増えており、「タイヤ交換の手間が省ける」といった利便性が評価されています。しかし、降雪シーズンを迎えるにあたり、オールシーズンタイヤへの履き替えで後悔しないのか不安を抱く人も多いのではないでしょうか。この記事では、オールシーズンタイヤの購入を検討されている方に向けて、基本的な特徴から、スタッドレスタイヤとの違い、メリット・デメリットまで徹底解説します。


2024-2025年 年末年始の渋滞、帰省ラッシュは12月29日と1月2日、Uターンラッシュは1月3日に!NEXCOが渋滞予測を発表

2024-2025年 年末年始の渋滞、帰省ラッシュは12月29日と1月2日、Uターンラッシュは1月3日に!NEXCOが渋滞予測を発表

NEXCO東日本/NEXCO中日本/NEXCO西日本/JB本四高速/(公財)日本道路交通情報センターは、2024-2025年の年末年始期間(2024年12月27日(金)~2025年1月5日(日)の10日間)における高速道路での交通集中による渋滞予測を発表しました。