車のシートカバーを取り付けるメリット
■車内の雰囲気を変えたい
車内の内装を変えたい時、まず思い浮かぶのがシートカバーではないでしょうか。
自分の部屋の絨毯やカーテンなどを変えるのと同じ感覚で、カバーを付けるだけで雰囲気を変えれるので、手軽なのも嬉しいですよね。
■掃除が簡単
車内での飲食する機会が多い方やお子様がいる方などは、特にシートの汚れが気になるところでしょう。シートに食べこぼしや飲み物のシミがついてしまうとなかなかとるのが大変です。
しかし、防水や合成皮革などのカバーを使用すれば、食べ物や飲み物をこぼしてしまってもシミになりにくくウェットティッシュなどで簡単にお手入れすることもできます。
また、取り外して洗濯することができるシートカバーを選ぶことで、掃除やお手入れがとても楽になります。
■下取りの査定時にも有利になる
下取りに出す際の査定では、シートの汚れや劣化はマイナス査定の原因になります。
シートは、繰り返し乗り降りをするとそれだけで劣化してしまい、ひび割れや擦り傷・よれなど、見た目が悪くなっていくのも当たり前なのです。
しかし、カバーを付けるだけで劣化の度合が各段に違ってきます。売却時のことも頭に入れ、シートを出来るだけ綺麗な状態にしておくよう心がけましょう。
■喫煙者の安全も守る
タバコを吸う方は、耐熱性に優れたシートカバーがおすすめです。
タバコの灰でシートに穴をあけてしまうことを防ぐことができ、普通のカバーに比べると安心感が格段に上がります。
また、頑固なタバコのヤニによるシートの変色も防ぐことができます。
シートカバーを取り付けるには?
シートカバーはどうやって取り付ける?
最近のシートカバーはピタっとしているものが多いため作業にはコツがいります。
シートカバーの取り付け方法とポイントをざっくりと説明します。
■用意するもの
内装はがし・レンチ・ラジオペンチ・カッター・ドライバー・ゴミ袋(ビニール袋)
■1列目:座面
①まずは、肘掛を外していきます。内装はがし(へらのようなもの)を使用してキズをつけないようにプラスチックのキャップを外します。
②キャップの奥にある固定ボルトをラチェットレンチで緩めます。
③座席の後方にまわり、座面裏の下にあるパネルを取り外します。
④純正のシート生地を止めているクリップを取り外します。
⑤座面全体にシートカバーを被せてから、背面との間に入れ込みます。
⑥座面サイド部分は、純正シートの下を覆っているパネルの間に内装はがしを使って入れ込んでいきます。
⑦シートの後方にまわり座面の端にたるみを防止するためのバンドを付属のフックに引っかけて固定します。
- カバーの装着の際、1列目と2列目のポイントとして、「座面」から作業していくこと!
- ピッタリサイズなため、装着の際に摩擦が起きて取り付けにくい場合があります。これを解消するためには、ゴミ袋を使います。ゴミ袋の両サイドを切り開き座面に被せて摩擦を減らし装着すると楽に作業できます。
■1列目:背面
①準備しておいたビニール袋を背面に被せます。カバーの両端を持ち少しずつ左右のバランスを確認しながら被せていきます。肘掛部分は鉄軸が出ていますので隙間を作りながら下まで被せます。
②カバーを被せたら、後ろにまわりビニール袋を引き抜きます。
③シート本体のラインとカバーのラインを合わせて背面と座面の間にカバーを入れ込んでいきます。
④シートの後ろにまわり入れ込んだカバーをしっかりと引っ張り出します。背面裏部分の純正シートにベルクロで固定します。
⑤「座面」の④で外したフックを戻し、シートカバー自体のバンドをかけて固定します。
⑥背面のカバーをたるまないように被せたら、ボルト位置を確認してカッターで肘掛用の穴を開けます。
⑦肘掛のカバーをボルトで留める部分以外に被せたら、シート本体に固定します。仮締めをして動作確認をしておきます。
⑧「座面」の①で外したキャップを戻し、肘掛のカバーを完全に被せます。肘掛と座面サイドの間は内装はがしを使い入れ込みます。
■2列目
①2列目も肘掛から外します。純正シートの内側に付けられたファスナーを開け、ファスナーを外し生地をめくりあげると生地を固定しているワイヤーが見えますので、それをラジオペンチで切ります。
②切ったら、生地を上までめくりあげ、肘掛を止めているボルトを外します。
③固定しているボルトを外したら、手前に引き抜きます。その際、可動用のステーも外しておきましょう。
④肘掛にカバーを掛けますその際は、肘掛を立てて下に引っ張り下ろしながら被せていきます。
⑤全てに被せたら、ドリンクホルダーの部分は内装はがしを使って隙間に入れ込みます。
⑥座面・背面は1列目と同じ要領で取り付けます。最後に肘掛を戻して完了です。
- シートの跳ね上げ機能を使って取り付けましょう。
■3列目
①3列目に関しては、先に背面から取り付けるほうが効率的です。座面はシートの跳ね上げ機能を使い取り付けます。
②シートを跳ね上げて、カバーについている紐を引っ張ってピッタリとさせます。そして、スライドレバーのボルトを取り外します。
③レバーの動きを邪魔しないように注意して、スライドレバーの溝に紐を置き、レバーのパネルを元に戻します。
④後ろの隙間に合わせて紐を見えないようにし、カバーに付いている輪っかになった部分に通して縛り、完了です。
■ヘッドレスト
前後を確認し両サイドから生地を引っ張っる。
ヘッドレストすべてにカバーをして、取り付ければ完成です。
おすすめシートカバーのご紹介!
カバーを選ぶ際に気を付けて欲しいのは、汎用タイプや車種専用タイプなどタイプ別に分かれていることです。
また、車種専用の商品に関しては車種・年式・グレード・乗車人数などでカバーの種類も変わってくるため、商品のちょっとした違いでシートに合わないこともあるので注意してください。
■【おすすめシートカバーその1】防水シートカバー
防水シートカバーが活躍しそうなシーンは、海水浴・プール・マリンスポーツ・スキー(スノボ)・釣り・アウトドア(キャンプ)など多々あり、その他にもお子様をよく車に乗せる方にもおすすめです。
上記の商品以外にも汎用や車種によって専用の物もあり、取り外しが簡単なエプロン型が多く見られます。
■【おすすめシートカバーその2】アニマル柄シートカバー
アニマル柄は女性にも人気があり、車内の雰囲気をガラリと変えてくれます。
シートカバーだけでなく、ティッシュカバーやハンドルカバー、グリップカバーなどを同じ柄で揃えてみるのも良いかもしれませんね。
■【おすすめシートカバーその3】牛革シートカバー
牛革はそれだけで、高級感あふれる雰囲気に変えることができます。専用のシートカバーも多く色はブラック・ブラウンなどのシックなものが人気です。
値段はやはり少し高めですが、正規のシートを張り替えることを考えるとお得と言えるでしょう。
上記の商品以外にも汎用のシートカバーもありますので元々、レザーシートでない車でも取り付ければ雰囲気を一新できます。
■【おすすめシートカバーその4】モノトーンシートカバー
モノトーンのカバーは、男女問わず年代も関係なく無難に使用できるのでお勧めです。
上記の商品はアイボリー・ブラウン・ブラックのカラーと様々なデザインで落ち着いた雰囲気が漂います。
■【おすすめシートカバーその5】メッシュシートカバー
最後は、メッシュカバーです。
暑い日でもムレにくく、夏場や長時間運転する方に最適です。汎用タイプで、上記の商品以外にも耐久性を兼ね備えた商品も多くあります。
まとめ
とても便利なシートカバー
車の内装を変えるには結構な金額が必要になってきますが、シートカバーを変えるだけならそこまで費用はかかりません。
お部屋の模様替えのような感覚で、シートカバーを変えるだけで車の雰囲気も気分も一新できるとなると楽しいですね。
また、シートの汚れや劣化を防ぐための実用的観点からも愛車を綺麗に保つためには必要です。あなたも車の模様替えをしてみてはいかがでしょうか。
車を高く売るならナビクル!シェアNO.1・ご利用実績460万人突破
https://www.rentracks.jp/adx/r.html?idx=0.30850.245917.4802.7043&dna=96743車を「楽に、高く売る」ならナビクル!かんたん車査定で、優良な車買取業者・最大10社の買取額が比較できます。手間も時間もかけずに、買取相場がすぐ分かる!