現行ハスラーの歴史
スズキ・ハスラー新型
2013年に開催された第43回東京モーターショーによって世界初公開され、翌年の2014年の1月8日に発売されました。
発表から現在で早6年は経過しています。ハスラーは、5代目ワゴンRのコンポーネンツを流用し、ワゴンRゆずりの広い室内環境を備えています。
車名のハスラーは英語の「HUSTLER(活動家・敏腕家)」であり、あらゆる事に行動的に取り組み、俊敏に行動する人というイメージからきています。
「楽しく」「明るく」「オシャレ」をコンセプトに女性にも好かれるデザインとしてハスラーは仕上がっています。
新ジャンルになった軽クロスオーバーの魅力
ハスラーコンセプト
2017年に発売されたスズキ・クロスビーはハイトワゴン×SUVという新ジャンルのクロスオーバーモデルを発売しています。
このように違うジャンルを取り入れてつくられたのがクロスオーバーモデルといい、軽ハイトワゴン×SUVで出されたものが「ハスラー」です。
クロスオーバーモデルはスズキの最も得意なところで、SUVとクロスオーバーは悪路走行性にも大変優れています。ハスラーは165/60R15という大径タイヤを採用しており、最低地上高180mmを確保しています。そのため、起伏のある悪路で前後のバンパーが地面をこすってしまうことを回避できます。
ハスラーは遊べる軽SUV
ハスラーは悪路走行性の車で、キャンプやアウトドアを楽しむことだけではありません。広い室内空間も同じように遊び心のあるカラーパネルを採用したインテリアも特徴的です。インストルメントパネルはホワイト・イエロー・オレンジの3色からボディカラーと合わせて選ぶことができ、より自身の趣味に合わせることができるのがポイントです。
シートについては、ボディカラーに合わせて5色のシートパイピングが施され、インストルメントパネルとの組み合わせによって個性的な楽しい空間を作り出せます。助手席と後席の背もたれを倒せば、荷室までほぼフラットになりくつろぐこともでき、長い荷物も収納することが可能です。車中泊をするようなドライブが好きな人でも、横になって眠れることができれば安心して運転を楽しむことができます。
安全性はグレードによって変化あり
最上級グレードのXターボ/Xにはステレオカメラを採用している衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」を採用しています。左右2つのカメラには、前方のクルマだけではなく人も認識してくれます。
また、特別使用車のFリミテッドⅡやFリミテッドⅢは、安全装備を充実させて販売しています。
価格はFリミテッドⅡが約143万1000~155万7360円、FリミテッドⅢは約158万4360~180万7360円といったリーズナブルな価格で、車内が上質な質感にこだわっていて落ち着きある印象に仕上がっています。
次世代ハスラーの登場
新型ハスラー
現行車は遊べる軽SUVとして「絶対的なる人気」を得ていますが、そのハスラーがフルモデルチェンジした登場しました。新型は「タフさと力強さ」が加わっています。ハスラーはアウトドアが似合うだけでなく、都会の街中にも似合うクルマで人気を呼んでいます。
車体は全長3395mm×全幅1475mm×全高1680mmで、ホイールベースは2460mmと現行車より35mm延長されています。安全性もデュアルカメラブレーキサポートを搭載、さらに標識認識機能が追加されています。
デザインもより際立ったバンパーデザインや車内には3連のプロテクションフレームやカラフルな色が揃えられています。
ハスラーのライバル車になる!軽SUVは?
■ダイハツ キャスト
ダイハツ キャストアクティバ Gターボ プライムコレクション SAII
まず、ハスラーのライバル車として挙げられるのが、ダイハツのキャストアクティバです。
キャストアクティバは、キャストシリーズの中でもSUV風をモチーフにした軽ワゴン。
駆動方式はFFで、4人乗り。ボディサイズもほぼ同じ(キャストは3,395×1,475×1,630mm)となっています。
キャストアクティバの価格は1,512,500円(税込)から
■三菱 eKクロス
三菱 eKクロス
2019年3月に発売された三菱の軽トールワゴン、それがeKクロスです。
SUV風テイストで、押し出し感があるフロントフェイスが特徴です。
eKクロスの価格は144万1000円から。
日産のデイズと同様にプラットフォームを刷新し、パワートレインなども新設計とした。エンジンは659ccのBR06型直列3気筒DOHCだ。自然吸気エンジンとインタークーラー付きターボを設定するが、eKクロスは両方ともモーターとリチウムイオンバッテリーを組み合わせたスマートハイブリッドとした。トランスミッションはステップ変速を追加した無段変速機のCVTだ。
一般的にはマイルドハイブリッドと呼ばれるものだが、ドライバビリティは優秀だった。注目のDOHCターボは47kW(64ps)/ 5600rpm、100Nm(10.2kg-m)/ 2400~4000rpmを発生する。ターボは2000回転を超えたあたりからパンチを増し、加速すると気持ちよくスピードを上げていく。再加速したときの応答レスポンスも鋭いから追い越しはラクだ。だが、流れに乗って走ると、CVTは回転数の変動を抑えながらトルクの出やすい回転域を選ぶ。後追い感が薄く、意思通りにスピードを乗せていくのがいい。
まとめ
本記事では、人気の高い軽SUV、ハスラーに関する情報と、ハスラーのライバル車について見てきましたがいかがでしたか?
軽SUVは2020年もホットな車と言えます。もっと2020年のSUV、軽SUVが気になるという方は下記記事も合わせてご覧ください。