ダイハツの新型タントカスタムとは?
新型タントカスタム
2019年7月9日にフルモデルチェンジして発売された新型タントは4代目になります。
同時に「タントカスタム」も発売されました。
新型タントカスタムは、ボディに厚みをもたせたメリハリのあるフロントフェイス・サイドボディ形状を一体感の造形として造りあげられました。
存在感のあるスタイルを表現しながら、明快な造りも実現しています。
フルLEDヘッドランプには、アダプティブドライビングビーム(ADB)・リヤにはクリアクリスタルLEDリヤコンビネーションランプを採用し、先進機能と特徴的なデザイン性の高さを両立しています。
ではタントカスタムとタントの違いを詳しく見ていきましょう。
ダイハツのタントカスタムとタントの違いって?
ダイハツ タント
ダイハツ タントカスタム(RS)新型
2019年にフルモデルチェンジを果たしたダイハツの人気スーパーハイトクラスの軽自動車。「タント」と「タントカスタム」。この両モデル、購入する際にどちらのモデルを購入するか悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、見た目だけではなく性能面からも簡単に両モデルの違いをお伝えしていきます。
①価格
タントとタントカスタムの価格の違いは、タントカスタムの方が金額も高くなっています。
タントの新車価格帯は124万3,000円~176万5,500円。
タントカスタムの新車価格は157万8,500円~197万4,500円です。
※2020年2月時点
②外装(エクステリア)
外装(エクステリア)の違いは、どちらかと言えばタントは優しいイメージのデザインで女性も乗りやすそうな雰囲気があります。
一方のタントカスタムは、随所にメッキを施し、ワイルドで高級感のあるデザインになっています。
また、タントカスタムでは、フロント・リヤ・エアロ版バー・大型リヤスポイラー・バッグドアガーニッシュが全グレードに標準装備されています。
タントではこれらのエアロをオプションで選択することはできなくなっています。
また、LEDヘッドランプは両者が標準装備になっていますが、両者で違いがあります。
タントカスタム:オートレベリング
タント:マニュアルレベリング
③内装(インテリア)
・タントカスタムは黒を基調としたデザインで、ブルーパネルの専用メーターを装備
・タントカスタム専用シート素材とアームレスト
・タントのシート素材は撥水加工フルファブリックを採用
・タントカスタム(トップエディションSAⅢ)専用ファブリック+シルバーステッチのソフトレザー調シート
・アームレスト
タント:ブラウン
タントカスタム:プレミアムシャインブラック&ファブリック、プレミアムシャインディープブルー(マーブル柄)&専用ファブリック
簡単にタントとタントカスタムの違いを説明してきましたが、タントカスタムの方が価格が高い分、機能も充実していることがわかりますね。
では新型タントカスタムの最新情報を見ていきましょう。
タントについて詳しく知りたい方はこちら
ダイハツの新型タントカスタム最新情報
ダイハツ タントカスタム新型
■ダイハツ 新型タントカスタムにはDNGA搭載
新しいDNGAと名付けられた最新のプラットフォームを纏って誕生したダイハツ『タント』シリーズ。DNGAだけじゃなく、新しさと革新性に溢れた出来に仕上がっている。
「カスタム」とノーマルタントの違いは、外観ではフロントエンドのデザイン、内装ではカスタムにブラックの引き締まった内装が与えられているほか、試乗した「カスタムRS」では本革巻きステアリングや本革のシフトレバーなど、どちらかと言えば男心をくすぐるアイテムがちりばめられている。
2019年7月9日にフルモデルチェンジを果たしたダイハツ「タント」。
その4代目には「DNGA」を搭載しました。
この技術で「ダイハツ」は全て部品をゼロベースで見直し、再構築しました。
また、これによっていくつかの世界初を実現しています。
■世界初+軽自動車初+日本初(全部で7つの初)
・予防安全機能「スマートアシスト」
・最大540mmスライドする運転席(世界初)
・パワースライドドアにロック予約機能(軽自動車初)
・ウェルカムオープン機能(軽自動車初)
・駐車支援システム(軽自動車初)
・マルチスパーク(複数回点火)エンジン(日本初)
・ギアとベルトのハイブリッド(D-CVT)(世界初)
このように並べると圧巻ですね。
そもそもDNGAとは
DNGAとは、ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(英: Daihatsu New Global Architecture)のこと。
ダイハツ工業が開発した、新プラットフォームを基幹とし商品力の飛躍的向上と原価低減を同時に達成するための車両作りのシステムの総称です。
ちなみに、トヨタはトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(英: Toyota New Global Architecture、以下 TNGA)です。
それでは次に新型タントカスタムの内装(インテリア)をチェックしていきましょう。
■新型タントカスタムの内装(インテリア)
新型タントカスタム
新型タントカスタム
新型タントカスタム
新型タントカスタム
内装(インテリア)では、ブラックを基調とした洗練された室内空間を演出しています。メッキ加飾やプレミアムシャインブラックを随所に施しています。
上質感と高級感は軽自動車を感じさせない雰囲気を作りあげていますね。
タントカスタムの外装(エクステリア)はどうなっているのでしょうか。
■新型タントカスタムの外装(エクステリア)
新型タントカスタム
新型タントカスタム
新型タントカスタム
新型タントカスタム
新型タントカスタム
新形タントカスタムのカラー展開は、「シャイニングパールホワイト」や「パールブラック」など新色3色を含む全8色と、2トーン3色を設定しています。
※2トーン選択時には、サイドガーニッシュを装着します。
タントカスタムでは、「プレミアム」「プレミアムプラス」「プレミアム スポーツフェイス」と3種類の用品パッケージも設定しています。
プレミアム・プレミアムプラス:メッキ加飾
プレミアムスポーツフェイス:ダークブラックメッキ
■新型タントカスタムのスペック
駆動方式 | フルタイム4WD | |
---|---|---|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,425mm×1,775mm | |
室内寸法(長さ×幅×高さ) | 2,180mm×1,350mm×1,370mm | |
車両重量 | 970㎏ | |
最大乗車定員 | 4名 | |
燃費 | WLTCモード18.8km/L | |
最小回転半径 | 4.7m | |
総排気量 | 658cc | |
最高出力 | 47kW (64PS)/ 6400rpm | |
最大トルク | 100N・m (10.2kg・m)/ 3,600rpm | |
燃料タンク容量 | 30L |
■新型タントカスタムの試乗記・口コミ
ダイハツ タントカスタム(RS)新型
パーキングアシストそのものは、すでに多くのクルマに取り入れられていることはご存知の通り。僕もこれまで数多くの装着車に試乗したが、正直言って一度として使ったことがない。その理由は使用できる場所が限定的であることや、使用するための手順が面倒だったりして、結局は自分の眼と付いている後方カメラなどを利用した方が早いからだ。
ところが今回のスマートパノラマパーキングアシストは、初めて街中で使ってみたいと思った装備である。何故かと言うと、一つは場所を選ばないこと。多くのパーキングアシストは車庫入れなどのケースでは両側にクルマが止まっていることが前提となっているが、ダイハツのこれは白線を読むシステムなので、クルマがいなくても使える。
新型タントカスタムでは、スマートパノラマアシストを使用すると、車庫入れが簡単にできるとの記載があります。
車庫入れが苦手な人にはうれしい機能となっています。
新型タントカスタム
また、このほかにも
走行感の良さや、ドアの開閉・加速度・走行安定性・静寂性・視野の広さ、車内の広さについて評価されているようです。
さすが最新の軽自動車は装備も機能も整っていますね。
■新型タントカスタムのおすすめグレードは?
ダイハツ タント
ターボ車はさすがにパワフルで、NAから乗り替えてみるとその違いを痛感し、まずはこちらがイイと感じる。しかし、ノーマルタントにだってターボ仕様はあるのだがどこが違うかと言うと、カスタムRSだけはタイヤが15インチを装着するのだ。
タイヤそのものは同じブリヂストン・エコピアだったが、正直言って14インチと15インチでは走りがまるで違っていた。路面からのインフォメーションの入り方も15インチの方が確実に上で、ステアリングを切った時のノーズの入り方などは15インチの方が正確でライントレース性もこちらが上である。
ダイハツ タント
新型タントカスタムでおすすめのグレードは「RS」になります。
理由は2つあり、
①15インチのタイヤ
②アダプティブドライビングビーム
が大きな理由と言えます。
15インチのタイヤを装着すると、見た目のかっこよさも増します。そして、タイヤが大きくなった分、少しばかりか走行性も安定。
そして、アダプティブドライビングビームがつくことで、夜間の自動ハイビームなどで安心感も増します。
■新型タントカスタムの価格
タントカスタム価格表
カスタムL 2WD | 1,578,500 |
カスタムX 2WD | 1,699,500 |
カスタムXセレクション 2WD | 1,721,500 |
カスタムRS 2WD | 1,782,500 |
カスタムRSセレクション 2WD | 1,853,500 |
カスタムL 4WD | 1,705,000 |
カスタムX 4WD | 1,826,000 |
カスタムXセレクション 4WD | 1,842,500 |
カスタムRS 4WD | 1,908,500 |
カスタムRSセレクション 4WD | 1,974,500 |
2020年2月現在公式サイト調べ
ちなみに、新型タントの新車価格帯は124万3,000円~176万5,500円です。
■新型 タントカスタム エアロパーツ
新型タントカスタムには専用のカスタムパーツをネットなどで仕入れることができます。
ぜひ、専用パーツを選んでオシャレにカスタマイズしてみてください。
■新型タントカスタムの発売日は
新型タントカスタムは2019年7月9日に「タント」と同時に発売されました。初代タントは2003年から製造販売されています。
車名の由来はイタリア語で「とても広い、たくさんの」という意味があります。軽自動車なのに広い室内設定は人気がある理由の一つでしょう。
このコンセプトの元に発売されて17年も経過していますが、売れ続けているのも納得ですね。
まとめ
ダイハツ タント
・新型タントカスタムは2019年7月9日にフルモデルチェンジして発売された4代目のタント
・「DNGA」をダイハツで初めて使用した車種
・新型タントカスタムのおすすめグレードは「RS」
・新型タントカスタムはRSを選ぶとアダプティブドライビングビームがついているので夜間は安全
新型タントカスタムはスタイリッシュでカッコよく、走りも中身も申し分ない軽自動車です。軽自動車だけどスタイリッシュさを求める方に特におすすめの車種になっています。
気になった方は是非一度チェックしてみてくださいね。