カーコンビニ俱楽部とは
そもそもカーコンビニ俱楽部って?
カーコンビニ倶楽部は、主に車体の傷やへこみなどの修理をする自動車板金修理業に携わっている企業になります。
自動車整備のカーコン車検と共に全国的にフランチャイズ展開しています。
車体の軽板金修理において、独自の工法をシステム化して2000年の設立より急成長を果たしています。板金修理や自動車整備・車検の他に、中古車両の買い取りや販売事業も並行して行っている企業となります。
カーコンカーリースとは?
カーコンカーリースって何?
カーコンカーリースは、カーコンビニ倶楽部が修理・整備業とは別に運営しているカーリース業になります。国産車の全車種を網羅しており、カーリースの契約満了後は車を貰い受けることができます。
サービス名の「もろコミ」とは、登録費や自動車税など諸々の費用込みのプランであることが由来となっており、乗っている期間中の車検基本料や自賠責保険料、自動車重量税なども全て含まれています。
月額料金がかなり低価格であること、毎月の支払い額は固定なので家計を回しやすいのが利点となります。リース料金の中には、税金や自賠責保険も含まれているため突然の出費の心配がない構造となっています。
大きな金額をすぐに用意できないけれど車が欲しい方におすすめなのが、カーコンカーリースとなりますが、平常時のメンテナンスはプランに組み込まれているものの、事故の際の修理費用は自己負担となる為安全運転を心掛けましょう。
■カーコンカーリース(もろコミ)のからくり
どんなカラクリになっているの?
カーコンカーリースの、契約満了後に車を貰えるのは一体どんなからくりなのかを詳しく見ていきましょう。この構造のポイントは、カーコンカーリースがクローズドエンド方式を採用しているという点が大きいです。
まずカーリースとは、リース会社が車を購入して契約者から利用料を貰うという構図になっています。そのため契約時において車は利用者の所有物ではなく、サブスクリプションサービスの状態になります。
さらに契約満了時の精算の有無によって、カーリースは主に2つの方式に分かれています。契約満了時の清算が不要なのがクローズドエンド方式、清算が必要なのがオープンエンド方式になります。
通常のリース会社はオープンエンド方式であり、返却時に車の査定を行い残価設定との差額を清算します。
残価の設定をしている場合、契約満了の時点で利用者から得たリース料では車の購入代金に届きません。これを解決するために、契約終了後の車を中古車市場へと出して車の残りの分の価値を回収します。
カーコンカーリースでは、もろコミ7ともろコミ9の2つのプランともにプランがクローズドエンド方式を採用しています。契約満了の時点で残価がなく、利用者からのリース代だけで車の代金の回収が全て終了している方式となります。
その結果リース会社が中古車市場に車を出す必要がなく、利用者が車を貰えるという 仕組みになります。
覚えておきたいポイントとして、トータルでの支払い額が安くなる訳ではないという点が挙げられます。リースを利用する上で、ローンで購入する時と同じように毎月の支払い額に金利も含まれています。
ただし、これは現金一括で購入できる方にとってのデメリットで、それ以外の方にとってはお得になります。
また、平常時のメンテナンスや修理などの諸費用は、リーズナブルに抑え込むことができます。カーコンビニ倶楽部が板金修理や整備業を行っていて、自社サービスで完結できる仕組みとなっています。
■車種はどんなものがある?
日産リーフ
人気のある車種を中心に、国産のさまざまなスタイルの車を取り揃えているのが大きな特徴になります。
軽自動車では販売定価90万円前後の車種が、月額8,000から9,000円で利用でき、定価150万円前後クラスの軽ハイトワゴンは、月額11,000から12,000円あたりで乗車可能となります。
近年人気のハイブリッドカーは、定価200万円クラスの車を13,000円前後からリースでき、車好きにおすすめのコンパクトSUVに関しては、月25,000円前後から利用できます。
他にもさまざまな種類・カテゴリーの車種が用意されているため、お気に入りのモデルを探してみましょう。
カーコンカーリース(もろコミ)のメリット
もろコミで利用可能な超小型モビリティ、コムス
契約満了時に車を貰えるカーコンカーリースの仕組みが分かったところで、その利点も見ていきます。通常のカーリースにはないサービス・オプションなど、利用する前にしっかりと把握しておきましょう。
カーコンカーリースは、ローン購入とは異なり基本的に利用の際に高額な頭金は必要ありません。まとまった初期費用や資金を用意することなく、お手軽な価格で新車に乗り始めることができます。
ローン購入の際は、税金を中心に支払い時期が散発的になってしまい計画が立てにくいですが、カーコンカーリースだと本体価格や自動車税・重量税、自賠責保険料が全てリース料に含まれており支払額は毎月固定となり、毎月決まった日に支払うため経済的に安定して家計を回すことができます。
なおカーコンカーリースでは、軽自動車に限られますが、月々定額料金を別途追加することで、タイヤやバッテリーといった消耗品交換や、オイル交換などのメンテナンス作業を、リース期間中に決められた回数分無料でできるメンテナンスパックが用意されています。
車のメンテナンスやその手続きが苦手だという方や、定期的なメンテが面倒という方にお得なメリットになります。
車が貰えるもろコミ9や7では、リース期間中であっても返却や乗り換えができるという利点もあります。もろコミ9では7年経過してから、7は5年経過した時点で原則的に解約金なしで返却・乗り換え可能となります。
店舗の場所
FC店でHVの整備対応
カーコンカーリースの販売店は、北海道から沖縄まで全国的に幅広い範囲に展開しています。ただ近畿地方の中で和歌山県と、四国地方の中の香川県には販売店がないため近隣地区を利用しましょう。
それぞれの地域の大都市圏には、かなりの数の店舗が用意されており車種のラインナップも豊富にあります。特に北海道においては主要都市である札幌市、同じく東北地方では宮城県仙台市に店舗が集中しています。
関東地方は都心の東京都はもちろん、神奈川県や埼玉県にも非常に多くの店舗が存在しています。
他には中部地方の静岡県と愛知県に集中しており、全国的に見てもかなり店舗数が多くあります。近畿地方では特に大阪が多く、大阪府内の全域にわたって展開しており品揃えも豊富となっています。
まとめ
オートリース車両保有台数規模推移と予測
カーコンカーリースを利用すれば、購入の際に必要なまとまった一時金や多額のお金がいりません。期間中の各種税金や自賠責保険料などは、月々のリース料に含まれており、期間中の車検代金までもろもろがリース料に含まれています。
用意されている車種は実に豊富であり、経済状況や家計を考慮しつつ、どのプラン・形式で利用すれば良いか、欲しい車種をじっくりと検討した上で選ぶのがポイントとなります。
全国各地に販売店が設置されているため、プランや車種に迷ったらスタッフに相談してみると良いでしょう。