意識がはっきりしていない場合や意識がない場合は救急車をすぐに要請しましょう。
■対処方法② 涼しい場所に移動
熱中症だと気づいた場合、現場では速やかな処置が必要になってきます。
救急車を呼んだ場合や呼んでない場合でも熱中症だと疑われる場合は涼しい場所に移動させましょう。
■対処方法③ 体を冷やす
体を冷やすカップル
現場で涼しい場所に移動した後、必要になってくるのが体を冷やすことです。身に纏ってる衣服を脱がせたり、氷があれば布にくるむなどしてから首や腋の下、ももの付け根などを集中的に冷やします。
氷がなく水がある場合は、体にかけても抵抗がないぐらいで皮膚にかけてからうちわなどで風を送って冷やしてあげましょう。
■対処方法④ 水分補給
意識がある状態で水分補給ができる場合は、スポーツドリンクや経口補水液などを飲みましょう。
呼びかけに答えない状態で水分を飲ませると、空気の通り道である気道に流れる危険性があるため注意が必要です。
冬でもおきる熱中症!?
冬も注意が必要?!
暑い夏だけが熱中症を発生するだけでなく、冬でも日が車内に入り込むと熱中症が起こりやすい環境にあります。
日が入り込むことによって車内は熱を持ち、体内へと熱がうつっていきます。冬でもじりじりとした太陽の熱が輻射熱となり熱中症のもととなりますので、エアコンや換気による体温調節や水分補給などはしっかり行うようにしましょう。
快適なドライブの為に熱中症対策は知っておこう
トヨタ ハリアー
熱中症は、なかなか自身でも気づきづらいものです。もしドライブ中に熱中症になってしまったら、交通事故などにもつながり非常に危険です。
今回は、車内で熱中症の起こる原因・熱中症になる前の対策・熱中症になった際の対処方法などをご紹介しました。
万が一、車内で起こってしまった場合の熱中症の恐ろしさを知って、適切な用意と対策を知っておくことが大切といえます。快適なドライブの為に熱中症には充分気をつけましょう。