マツダ CX-3の最新情報
マツダ CX-3 100周年特別記念車
マツダのクロスオーバーSUV、CX-3にはマツダの前身である東洋コルク工業の創業から100周年を迎える2020年に100周年を祝した特別仕様車が用意されています。
100周年特別記念車には、マツダ初の量産型四輪乗用車であるR360クーペに用意されていた、クリーム色のボディに鮮やかな赤色のルーフとインテリアという組み合わせからインスピレーションを受けた、スノーフレイクホワイトパールマイカのボディと、赤と白を組み合わせてカラーコーディネートされたインテリア、創立100周年スペシャルロゴ入りヘッドレスト、センターホイールキャップ、キーフォブなど、他とは異なる魅力満載です。
尚、この特別仕様車の受注期間は、2020年4月3日から2021年3月31日までです。
また、100周年特別記念車とは別のトピックとして、6月4日より新たに、ポリメタルグレーメタリックのボディカラーが追加されたほか、新たに1.5Lガソリンエンジン車もラインナップされています。
マツダ CX-3とは
マツダ CX-3
マツダ CX-3とはマツダが製造販売を行っているクロスオーバーSUVで、快適な室内空間および乗り心地、そしてパフォーマンスや燃費性能など、魅力にあふれた車です。
CX-3のエンジンは、ディーゼルとガソリンの2種類が用意されており、2014年11月19日に世界初公開、発売開始は2015年2月27日です。
日本国内での発売当初は、1.5リッターのディーゼルエンジン車のみの設定でしたが、2017年6月から2.0リッターのガソリンエンジンが追加され、2018年5月の改良ではディーゼルエンジンが1.8リッターのものに変更になったほか、2020年5月からは1.5リッターのガソリンエンジン仕様も導入されました。
■CX-3の外装
CX-3の外装は、マツダ車共通のデザインテーマでもある「魂動-SOUL of MOTION」を最もスタイリッシュに表現したデザインのひとつです。
塊感を持つ両サイドとこれらに対比させる伸びやかなキャビン、タイヤをボディ四隅に配置して、短いオーバーハングによりコンセプトカーを思わせる存在感あるこだわりの外観デザインが魅力といえましょう。
”走行しているCX-3を見かけたときに、他のどのクルマにも似ていない流れるような美しいサイドヴューに一目惚れしたのがきっかけです。”
ネットの口コミサイトを見てみると、CX-3のデザインに一目ぼれしたユーザーも多くいる様です。
■CX-3の内装
CX-3の内装は、斬新な外観デザインに呼応する世界観と先鋭的でありながら上質なインテリアデザインになっているのが特徴です。
空間造形の統一感や素材の質感、色の合わせ方などに徹底的なこだわりを感じさせる、室内は包み込まれるような印象と開放感を同時に味わえる空間づくりが行われていて、外観の高めのベルトラインとの繋がりをより深く感じさせてくれます。
■CX-3の安全性能
CX-3は、マツダの安全思想でもあるマツダ・プロアクティブ・セーフティに基づき、ドライバーが安全であると同時に安心して運転できる状態をサポートする安全性能を持ちます。
アクティブセーフティは、交通事故などのリスクを認識を支援して被害の低減を図り様々な走りの中で常に安心して走りを楽しめるように先進安全技術のアイ・アクティブセンスを搭載しています。
高強度・安全ボディのSKYACTIV-BODYをベースに、シートベルト・エアバッグシステムなどのパッシブセーフティ技術、歩行者保護性能のボディデザインなどの事故発生時の被害軽減技術が採用されているなどの特徴を持ちます。
CX-3の詳細スペック
マツダ CX-3 改良新型のガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」
現行のCX-3の日本仕様車は、1.5リッターガソリンエンジンのSKYACTIV-G 1.5、2.0リッターガソリンエンジンのSKYACTIV-G 2.0、そして1.8リッターディーゼルエンジンのSKYACTIV-D 1.8の3種類の設定があります。
1.5リッターガソリンエンジンはP5-VPS型を搭載、グレードは15Sと15S Touringの2タイプ、2.0リッターガソリンエンジンはPE-VPS型を搭載、グレードは20S PROACTIVEと20S Exclusive Modsの2タイプ、1.8リッターディーゼルエンジンはS8-DPTS型を搭載、グレードはXDおよびXD PROACTIVE S PackageとXD Exclusive Modsの3タイプです。
いずれも2輪駆動(FF)および4輪駆動(i-ACTIV AWD)の設定です。
各モデルの詳細スペックは下記の表にまとめていますが、それ以外の項目として、18インチ(215/50R18)タイヤとアルミホイールが、2.0リッターガソリン車と1.8リッターディーゼル車の全グレードに標準装備されます。
SKYACTIV-G 1.5搭載車
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,275mm×1,765mm×1,550mm | |
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ホイールベース | 2,570mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,210kg | |
燃費 | WLTCモード:17.0km/L | |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ | |
最高出力 | 82kW(111PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 144N・m(14.7kgf・m)/4,000rpm | |
駆動方式 | 2WD(FF) | |
トランスミッション | 6EC-AT |
SKYACTIV-G 2.0搭載車
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,275mm×1,765mm×1,550mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,570mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,250kg | |
燃費 | WLTCモード:16.0km/L | |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ | |
最高出力 | 110kW(150PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 195N・m(19.9kgf・m)/2,800rpm | |
駆動方式 | 2WD(FF) | |
トランスミッション | 6EC-AT |
SKYACTIV-D 1.8搭載車
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,275mm×1,765mm×1,550mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,570mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,300kg | |
燃費 | WLTCモード:20.0km/L | |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC直噴ターボ | |
最高出力 | 85kW(116PS)/4,000rpm | |
最大トルク | 270N・m(27.5kgf・m)/1,600-2,600rpm | |
駆動方式 | 2WD(FF) | |
トランスミッション | 6EC-AT |
CX-3の全グレード、価格や燃費を徹底紹介!
マツダ CX-3
CX-3のグレードはいくつあるの?それぞれの新車価格は?燃費は?といったことが気になっている方も多いかと思いますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
■ガソリンエンジン車
CX-3のガソリン車は1.5リッターと2.0リッターの2タイプが用意されていて、2輪駆動と4輪駆動が全グレードで選択できます
先に登場していたディーゼルエンジン程のトルクはないものの、癖のない扱いやすいガソリンエンジンはディーゼルエンジン車同等グレード比で50kgほど軽い車両重量と相まって、走行性能は必要十分。6速ATトランスミッションとの相性も良く、快適なツーリングに使えるモデルとなっています。
”1ヶ月ぐらい経ち 2000Km 以上乗りましたが、いろいろついている機能もなかなか便利に使え、山道もストレスなく走れ、シート生地の材質以外は、気に入らないこともなく良い感じです。”
口コミサイトを見てみると、乗り心地についても高評価の様です。
CX-3 15S
CX-3 15Sには、2WD仕様と4WD仕様があります。 まず、2WDは燃費はリッターあたり17.0km(WLTCモード)、新車での車両価格は1,892,000円(税込)となっています。
続いて4WDです。燃費はリッター当たり15.7km(WLTCモード)、新車価格2,122,200円(税込)となっており、共にこのクラスのガソリン車の中ではローコストの位置づけです。
CX-3 15S Touring
CX-3 15S Touringにも2WD仕様と4WD仕様があります。
2WD仕様では、燃費はリッターあたり17.0km(WLTCモード)、新車での車両価格は1,991,000円(税込)です。
続いて4WDはの燃費はリッター当たり15.7km(WLTCモード)、新車での車両価格は2,221,200円(税込)です。
CX-3 20S PROACTIVE S Package
CX-3 20S PROACTIVE S Packageにも2WDと4WDが存在します。
2WDの燃費はリッターあたり16.0km(WLTCモード)、新車での車両価格は2,486,000円(税込)です。
続いて4WDの燃費です。リッター当たり15.2km(WLTCモード)、新車での車両価格は2,716,200円(税込)です。
CX-3 20S Exclusive Mods
ガソリン車の最後はCX-3 20S Exclusive Modsです。2WDの燃費はリッターあたり16.0km(WLTCモード)、新車での車両価格は2,657,600円(税込)です。
4WDの燃費はリッターあたり15.2km(WLTCモード)、新車価格は2,887,800円(税込)、となっており、ガソリン車の中では最高グレードの位置づけとなっています。
■ディーゼルエンジン車
CX-3のディーゼルエンジン車は1.8Lのみですが、XD/XD PROACTIVE S Package/XD Exclusive Modsの3タイプになります。
ディーゼルエンジン搭載モデルの最大のメリットはなんと言っても燃費性能の向上。低燃費で知られるSKYACTIV-Gガソリンエンジンのモデルに比べて、更に2から3割程度燃費が向上するほか、ディーゼルエンジン車が使用する燃料である軽油はレギュラーガソリンより安いのもうれしいポイントです。
”FFディーゼルなのでフロントの重さは感じますが、ステアリングの味付けが絶妙でコーナリングで思い通りのラインをトレースできます。直進安定性も高いです。
ナチュラルサウンドスムーザー無しですが巡航時の静粛性は中々です。踏み込めば独特のディーゼルサウンドともに大トルクで加速します。これに慣れるとガソリン車には戻れません。”
このサイズの車としてはそれなりに高価格な車かと思いますが、レーダークルーズコントローラーを装着すると、このクラスでは最も高い安全性を備えた唯一の存在となります。
エクステリア、インテリアを含めて、またガソリン車など蹴散らすディーゼルならではのトルクフルな走りといい、満足度の高い1台です。
気になる走行性能ですが、1.8リットルディーゼルエンジンのもたらす、トルクフルな重厚感ある走りに魅了されるユーザーも多い様です。
CX-3 XD
CX-3のXDは2輪駆動および4輪駆動の2タイプ、それぞれにオートマ仕様車とマニュアル仕様車が用意されているのが特徴です。
WLTCモードでの燃費はグレードにより異なりますが、リッターあたり20.0km〜23.2kmとなっています。
新車での車両価格は、2輪駆動車はオートマ仕様、マニュアル仕様ともに2,492,600円、4輪駆動車はオートマ仕様、マニュアル仕様ともに2,722,800円です。(いずれも税込み価格)
CX-3 XD PROACTIVE S Package
CX-3 XD PROACTIVE S PackageもXDと同じく、2輪駆動および4輪駆動の2タイプが用意されていて、それぞれにオートマ仕様車とマニュアル仕様車の設定があります。
WLTCモードでの燃費はグレードにより異なりますが、リッターあたり19.0km~23.2kmの性能を持ちます。
新車での販売価格は2輪駆車はオートマ仕様、マニュアル仕様ともに2,789,600円、4輪駆動車はオートマ仕様、マニュアル仕様ともに3,019,800円です。(いずれも税込み価格)
CX-3 XD Exclusive Mods
CX-3 XD Exclusive Modsは、2輪駆動および4輪駆動の2タイプの設定がありますが、トランスミッションタイプはオートマ仕様車のみです。
WLTCモードでの燃費は2輪駆動がリッターあたり20.0km、4輪駆動がリッターあたり19.0km、車両販売価格は2輪駆動が2,932,600円で4輪駆動が3,162,800円です(いずれも税込み価格です)。
CX-3 中古車相場は?ガソリン・ディーゼル別
マツダ CX-3 100周年特別記念車
CX-3は、新車での販売価格は1,892,000円から3,415,800円(税込)、中古車ではどのくらいの相場になるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
こちらでは、ガソリン車とディーゼルエンジン車の中古市場での相場をご紹介します。
■CX-3の中古ガソリンエンジン車
CX-3のガソリンエンジン車には1,500ccと2,000ccの2タイプあり、価格帯については、発売から間もない1,500cc車はまだ中古車情報がなく、2,000ccは119.8万円~260.7万円です。
■CX-3の中古ディーゼルエンジン車
CX-3のディーゼルエンジン車の価格帯は、83.8〜279.0万円です。
まとめ
マツダ CX-3
今回はマツダのCX-3の魅力をお伝えしました。
マツダのCX-3に既に乗っている方もこれから購入を検討している方も、 マツダのCX-3の新たな魅力に気付いていただけたのではないでしょうか?