トップへ戻る

引っ張りタイヤって車検は通るの?気になる疑問を解決!注意点も!

引っ張りタイヤって車検は通るの?気になる疑問を解決!注意点も!

引っ張りタイヤと聞いて何のことかわからな方も多いのではないでしょうか?今回は、主にドレスアップを目的として使用されることが多い引っ張りタイヤについて詳しく解説していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


引っ張りタイヤとは?

横浜ゴム ヨコハマホイール

横浜ゴム ヨコハマホイール

タイヤのドレスアップのセッティング方法の1つです。具体的には、ホイールよりも細めのタイヤを履かせて、タイヤの側面が外側に引っ張られ、ホイールが外側に飛び出しているセッティング方法となります。

車にはメーカー規定のマッチングがあるわけですが、ホイールの太さに対してメーカーの規定マッチングより細いタイヤを履かせる、そしてタイヤの肩部分を寝かせた状態で装着もしくは履かせるカスタムセッティングになります。

最近は一般的な乗用車でも普及してきており、愛車にも引っ張りタイヤのカスタムセッティングに挑戦してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

引っ張りタイヤを履かせる意味

レクサス GS

レクサス GS

引っ張りタイヤを履かせると、もちろんドレスアップのためのカスタムセッティングなので見た目もカッコよくなりますが、本来の意味とは少々ニュアンスが異なります。

ショルダーを寝かせて履かせた場合、車高を落とした際にフェンダーへの干渉が起こりにくくなるなどのメリットがあります。

引っ張りタイヤを履かせる場合の注意点

公認とれば日本でも走れます!かなりヤバそうなトヨタ86

公認とれば日本でも走れます!かなりヤバそうなトヨタ86

見た目がカッコいいからやってみたい!と考える人も多いのではないでしょうか。

カッコよさも演出できる引っ張りタイヤではありますが、高めの空気圧に設定したり、あまりにも無謀な引っ張りをしてしまうとタイヤが外れるなどのリスクがあるので注意しなければなりません。

タイヤにはもともと適応リム幅があるわけですが、これくらいのリム幅のホイールに組むための規定になります。

規定より細いタイヤを無理に履かせると固定されにくくなるので走行中に脱輪などの事故が起きる可能性があり、タイヤメーカーが指定している適応リム幅で選ぶのが安全で一般的となります。

規定よりも細いタイヤを履かせるのが引っ張りタイヤですから、脱輪の可能性もないわけではありません。カスタマイズを行う際は注意が必要となります。

引っ張りタイヤにする理由は、フェンダーなどに対して干渉しにくくなることや見た目のカッコよさなどが挙げられます。

干渉を避けることができれば、フェンダーぎりぎりを攻めることができます。しかし、ギリギリを攻めすぎてあまりにも細いタイヤを履かせると、タイヤの厚みでもある扁平も薄くなり、エアーを入れた際にタイヤがホイールのリム部分まで伸び切らなくなるので注意が必要となります。

引っ張りタイヤを履かせた場合のデメリット

見た目がカッコよくなって、ハンドリング(操作性)がアップするなどのメリットがありますが、いくつかのデメリットもあるので、これもしっかり押さえておくことが大切となります。

タイヤメーカー規定の範囲を超えているのが引っ張りタイヤ、言い換えるとタイヤメーカーの限界を超えたカスタムセッティングになります。

以前から、いろいろな問題が挙げられているのですが、その問題こそがデメリットであり、空気圧の低下・偏った摩擦・バースト・車検の際のリスクなどが挙げられます。

これらに加えて、無理な引っ張りは脱輪のリスクがあることも重要です。 タイヤにかかる車体の重量、タイヤ自体の負荷能力が足りなくて負荷が限界を超えてしまえば、バーストやセパレーションなどのタイヤそのものの損傷が起きてしまうことがあります。

負荷限界近くまでのセッティングですから当然のことです。なお、デメリットの一つでもある異常な空気圧は要注意となります。

空気圧が適性ではない状態はパンクやバーストなどのトラブルが起こりやすいため空気圧をしっかり管理することをおすすめします。

引っ張りタイヤを履かせるメリット

フェラーリ カリフォルニアT ハンドリング・スペチアーレ

フェラーリ カリフォルニアT ハンドリング・スペチアーレ

これまでの説明の中で、見た目がカッコよくなるなどの解説になっていますが、それ以外のメリットにハンドリング(操作性)の向上があります。

引っ張られたことで地面との接地面が増えると共に、余分な弾性が無くなり直に路面の状況を感じることができます。スポーツカーやレーシングカーで使用される片扁平タイヤに近い性能を得ることができます。

また、引っ張ることでタイヤの肩がフラットに近い状態になり、フェンダーにタイヤが干渉しずらくなるうえ、ホイールとフェンダーの面を揃えるツライチがやりやすくなります。

これに加えて、足回りのドレスアップなどのメリットがあり、結果的にワンランク上のカスタマイズカーにできるメリットもあるわけです。

おすすめの引っ張りタイヤ

HKSブース

HKSブース

タイヤメーカーはいろいろありますが、日本のタイヤメーカーの場合はサイズが少なかったり値段が高かったりと予算や希望のサイズを選べないこともあります。

その点、アジアエリアにあるアジア系のタイヤメーカーの場合は、サイズが豊富にありますし価格が安いなど引っ張りタイヤに向いている商品を数多く用意されています。

引っ張りタイヤのサイズ

17(8.5J)や19(9.5J)などのホイールは、乗り方や車種などに応じて多種多彩な引っ張りタイヤの限界が存在します。引っ張りタイヤを語る際には215や225などのように3桁の数値で表すことが多いのが特徴ですが、これはタイヤの幅を意味しています。

車体が小さな車は数字が小さい(205や215など)、車体が大きな車は数字が大きい(235や245など)などの特徴があります。

引っ張りタイヤの空気圧

空気圧点検

空気圧点検

タイヤの設計の中では2.9キロを限界にしているといわれています。例えば、タイヤにXLの表記があるエクストラロード規格のタイヤの場合、充填空気圧は最大2.9キロ、通常のスタンダードロードにおいては最大2.4キロです。

XL表記があるものは充填空気圧を上げても、タイヤの接地面が膨らまないよう設計が行われているため、2.9キロを限界にできるわけです。

引っ張りタイヤにすると空気圧が小さくなるわけですが、空気圧は3キロ前後がドレスアップカーの通説になっています。引っ張りタイヤの一般的な空気圧は3キロ前後のイメージがあります。

これは、組んだ時に3キロ前後にしておけば1週間後ぐらいには、空気圧が2.8キロ~2.9キロになっているだろうという予測のためです。

引っ張りタイヤで車検は通るの?

考える女性

車検についても知りたい

車検に通るのだろうか?このような不安を持つ人も多いのではないでしょうか。

車検に通るか否かは厳密な境界があるわけではありませんし、逆にNGなどのルールもありません。そのため、車検に通る可能性はあるけれどもタイヤに関する部分で指摘を受ける可能性はあります。

特に、ロードインデックス(荷重指数)タイヤが耐えられる最大負荷能力(重量)について、指摘される事が多く見られます。

引っ張りタイヤのお値段は?

お値段はいくらだろう?

お値段はいくらだろう?

タイヤおよびホイールの購入代金と技術料が別途必要です。タイヤとホイールがセットになっている物は、税抜き18,000円程から高い物は90,000円を超えるものまで幅広くあります。取り付け・セット作業は安全を考えて、専門の業者に依頼するのをおすすめします。

ただ、インチが変わっても作業自体に大きな差があるわけではありませんので、お店にもよりますが1本あたり500円(税別)で行っているお店もあります。

取扱店は全国至る所にあり、ネットを使えば販売しているお店を比較的簡単に見つけることができます。

まとめ

ダッジ チャレンジャー

ダッジ チャレンジャー

いかがでしたでしょうか。

デメリットがいくつかありますが、引っ張りタイヤにすることでフェンダーに干渉せず車高が落とせ、見た目もカッコよくなり、快適なカーライフを送ることができるでしょう。

関連するキーワード


タイヤ 豆知識

関連する投稿


オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

タイヤが安く買えることをテレビCMなどでアピールしている「オートウェイ」。本当に安く買えるのでしょうか。また、安く買えたとしても品質に問題はないのか不安に思われる方もいるでしょう。さらに、オートウェイはネットで簡単にタイヤが買えますが、取り付けはどうすればいいのか気になるところです。そこで本記事では、オートウェイの特徴や注意点をはじめ、本当に安いのか、品質は大丈夫なのかということや、購入して取り付けするまでの流れも解説します。そろそろタイヤ交換を考えている方は、この記事を読んで参考にしてください。


スタッドレスタイヤはいつ履き替える?交換費用の目安から安く交換するポイントまで徹底解説

スタッドレスタイヤはいつ履き替える?交換費用の目安から安く交換するポイントまで徹底解説

冬のドライブには欠かせない「スタッドレスタイヤ」。寒い季節に備えたスタッドレスタイヤへの交換は、冬の安全走行の重要なポイントになります。スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路でしっかりとグリップ力を発揮し、車が滑らないようにサポートする役目があります。しかし、適切なタイミングで交換しないと、本来の性能を十分に発揮できないだけでなく、思わぬ事故につながることも。この記事では、これからスタッドレスタイヤの交換を検討している方に向けてスタッドレスタイヤの寿命や交換時期、費用の相場、選び方や交換方法について詳しく解説します。


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


タイヤ購入の際に参考にする口コミ 長く使えるものを選ぶため「耐久性」が1位【レビュー調査】

タイヤ購入の際に参考にする口コミ 長く使えるものを選ぶため「耐久性」が1位【レビュー調査】

株式会社レビューは、日本全国の10代以上の方を対象にタイヤのどんな内容の口コミを参考にするのかについて調査を実施し、結果を公開しました。


スタッドレスタイヤの保管方法は?洗浄方法や保管サービスまで解説!

スタッドレスタイヤの保管方法は?洗浄方法や保管サービスまで解説!

スタッドレスタイヤは雪道や凍結路での安全な走行に必要不可欠です。ただ、積雪の多い地域であっても、ノーマルタイヤよりスタッドレスタイヤの使用期間は短いものです。一年のうち限られた期間しか使わないスタッドレスタイヤですが、大きくてかさばるタイヤを保管したり手入れしたりするのは一苦労。しかし、使いっぱなしではあっというまに寿命を迎えてしまうことも。できるだけ長持ちさせるためには、どうすればよいのでしょうか。


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。