概要・走行性能
■概要・特徴
ピクシスエポックはトヨタの軽自動車シリーズの第3弾で、ダイハツ ミライースのOEMです。シンプルな形の軽ハッチバックで79万円台から購入可能です。発売以降何度かマイナーチェンジがされ、燃費性能の向上はもちろん、安全装備も充実させ快適な運転のサポートをしてくれます。内装・外装ともに改良を重ね、より魅力的な車となりました。
■デザイン・ボディーカラー
誰にでもすぐに使いこなせるコンパクトなボディのピクシスエポック。取り揃えたボディーカラーは全14色で、ホワイトはDグレードのみに標準装備として用意されています。コンパクトでシンプルなデザインだからこそカラーで色々と楽しめるのもこの車の魅力です。
シックにカッコ良くするか、明るい色で可愛らしさを出すかそれぞれのスタイル、好みに合わせて選べますし、どれを選んでも飽きの来ない仕上がりになっています。
■エンジンシステム
車が止まる少し前から自動でエンジンを停止する「エコアイドル」を採用しています。アイドリングストップが可能な条件が揃い、車速が10km/h以上になった場合作動が可能となります。作動可能になると運転席にある「エコアイドルインジケーター」が緑色に点灯してお知らせしてくれます。
状況に応じてアイドリングストップの作動をコントロールしてくれるので、安心して快適に運転が出来ます。静粛性も非常に高く、普段どおりに走っているだけで自然とエコドライブが出来てしまいます。尚、アイドリングストップの作動を停止したいときには、「エコアイドルオフスイッチ」を押せばワンタッチで停止可能です。
■燃費(JC08モード)
ツインカムDVVT3気筒12バルブエンジンを搭載しており2WD車で35.2km/L、4WD車で32.2km/Lとかなりの低燃費を実現。さらにCVT(自動無段変速機)を採用することにより、変速ショックとタイムラグのないスムーズな加速を生んでくれるので燃費の向上に役立つとともになめらかで且つ力強い走りを実感できます。
また、エコドライブになっているかどうか自分ではわかりにくいと思いますが、エコドライブアシストディスプレイを採用しエコアイドルによって節約できたガソリンの量や航続可能距離などをわかりやすく表示してくれるのでエコアシストの体制もバッチリです。また、気になるエコカー減税も対象の車となっていますので初期投資も抑えられます。
車内空間・収納
■ラゲッジスペース
ラゲッジスペースは通常でも荷室容量を高く保っていますが、リヤシートを倒すなどのアレンジが可能なので荷物の量と人数に応じてさらに広く使えるのが魅力的です。さらにラゲージアンダーボックスもあるので、小物などはそこに整理していれて置くこともでき、取り出しもしやすくなっています。
コンパクトカーでありながら車内のスペースを無駄なく使うことが出来るので、大きな荷物や長い荷物を運ぶ際にも気にすることなく使用できます。
■搭乗人数・シート
コンパクトなボディからは予想もつかないぐらい広々としたリヤシーとが特徴のピクシスエポック。ひざ前もすっきりしていてリラックスできるスペースがしっかる確保されています。シートアレンジも可能なので、搭乗人数や荷物の量に応じて対応することが出来ます。
シートに関してはシンプルで落ち着いた雰囲気のものが装備されていますが、オプションで変更可能なのでご自身の好みに合わせて自分らしく飾ることも出来ます。
■快適性能
室内装備には快適に過ごすための気遣いがたくさん用意されています。フロントガラスにはスーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラスを採用しているので、紫外線を99%カットし、日焼けの防止と日差しの暑さによる社内の温度上昇を抑えてくれる役割を果たします。
フロントガラスと横のフロントドアガラスに採用しているので前からも横からも防いでくれます。ヘッドランプ自動消灯システムは、よくありがちなうっかりと消し忘れてしまうヘッドランプをエンジンを切ったあと一定時間後に自動的に消灯してくれるのでバッテリーが上がってしまうのを防いでくれます。
また、セキュリティアラームにより、不正にドアを開けると室内ブザーが作動し、外部に異常を伝えます。これにより不正侵入や車上荒らしなどの被害を防いでくれる役割を果たしてくれます。その他にも、便利な機能が標準装備されているので、車内を快適に過ごすことが出来ます。
■内装・オプション
ディスプレイ・メーターは自発光式デジタルメーターで、エコドライブアシスト機能もついていてとても見やすくなっています。標準の装備でも充分満喫できますが、インテリアは各種オプションにて変更や追加が可能で、細かい装飾品などもあるので自分流にオリジナルの一台が作れます。カーナビはオプションにてフルセグ、DVD、映像・音楽メディアや通信も楽しめるT-Connectナビを装着可能です。
装備・安全性
■安全装備
ピクシスエポックに採用されている安全装備をいくつかご紹介します。■低速域衝突回避支援ブレーキ機能渋滞中などうっかり前方不注意をしてしまって先行車との衝突の危険性が高まった場合に、緊急ブレーキで減速し衝突を回避したり被害を軽減するシステムです。
■誤発進抑制機能前方に障害物を検知している時に、アクセルペダルを強く踏み込んでしまったらエンジン出力を抑えて急発進を抑制してくれます。
■先行車発車お知らせ機能信号待ちなどで前の車が発進したことに気づかなかった時に、ブザー音で知らせてくれる機能です。この他にも安全のための装備はいくつも装備されているので安心して運転が出来ます。
■安全装備(予防安全・衝突安全)
万が一を事前に防ぐ予防安全にもテクノロジーを駆使しています。雨や雪など滑りやすい路面などで横滑りが発生してしまったときにブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールし車両の安定性を確保してくれるVSC&TRCを搭載。
そして、走行状況に応じてブレーキを制御するABSも併せて搭載されています。また、もしもやむを得ず衝突してしまった場合の衝突安全もしっかり考えられています。通常のエアバッグ以外にもサイドエアバッグによって事故の影響を最小限に抑えます。さらに歩行者傷害軽減ボディを採用することにより歩行者へも衝突の衝撃を軽減する配慮がされています。
■バリエーション・価格
各モデルの標準価格は、70万円台~130万円台です。グレードやサイドエアバッグが付いていなかったりなどの装備品によって値段の違いが生まれています。ただし、いずれのグレードにもエコアイドル機能は搭載されているのでどれを選んでも燃費の良さは体現出来ます。
■試乗記(伝聞形式)
試乗された方の意見を聞いてみました。今回はOEM元のダイハツミライースを試乗しての意見です。「実際の走りは、相変わらずのスムースさ(島崎氏)※OEM元ダイハツ ミライース」「後席スペースなど十分な広さではある(島崎氏)※OEM元ダイハツ ミライース」「CVTの制御はじめ、パワートレーン全体がさらに洗練された印象(島崎氏)※OEM元ダイハツミライース」
上記のように、走りやすさや乗車時の快適さ、さらに安全性能とエンジンの強さなど軽自動車だけどそれを感じさせない性能にみなさん驚いたようです。是非参考にしてみてください。