トップへ戻る

惜しまれつつ消えたマツダ プレマシー|中古車情報、後継車は?

惜しまれつつ消えたマツダ プレマシー|中古車情報、後継車は?

1999年に5ナンバー車としてマツダファミリアをベースに開発され、ミニバンとして登場した車がマツダ プレマシーでした。その後、幾たびか変更を加えながら3代目まで進化しながら販売されましたが、2018年に製造販売が終了になりました。今回はこのプレマシーを見てみましょう。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


マツダ プレマシーとは?

マツダ5(プレマシー)

マツダ5(プレマシー)

マツダ プレマシーとは自動車メーカーマツダにより、1999年から製造販売が行なわれたコンパクトミニバンとなります。初代プレマシーは5ナンバーサイズで設計されており、コンパクトカーを意識して製造開発されました。

その後、モデルチェンジによりコンパクトな使いやすさより、ファミリーカーとして使いやすさをイメージして3ナンバーへと変わっています。

室内にゆとりの間を造り出し居住空間の向上によって、ミニバンの激戦時代真っ只中にカーライフとしてユーザーからの人気を集めてきました。

プレマシーはマツダの車種としてスタイリッシュなデザイン性、ミニバンらしからぬ走行性能、環境性能を確実に進化させてきましたが、2018年には生産終了と終止符を打ちました。

マツダ プレマシーの評判

プレマシーはなかなかの好評判を得ています。一人でドライビングを楽しむのもよし、家族で楽しむにもよしと「プレマシーを購入してよかった」などの情報が多く、仕事から私生活、休日のお出かけなど様々な面で活躍できる車種となっています。

このようなクルマユーザーからの評判バランスを維持することは、かなり難しいとされています。そんな不満要素が出る前に、マツダは改良を加えていきました。

時代の流れに乗り切れなかったプレマシー

マツダ5(プレマシー)米国仕様

マツダ5(プレマシー)米国仕様

これまで紹介したように、優れた車種なのですがプレマシーが製造販売終了ということは、やはり何らかの理由があり、その先へと進み出すことができなかったのでしょう。それには2つの理由が考えられます。

1つは開発コストへの負担があったこと、もう1つはブームの流れに追い付けなかった、ということです。

マツダは自動車メーカーとして有名ではありますが、他車と比較すると小会社となっているため、ミニバンという激戦区では他車のように、製造開発へ高額な費用を掛けて生き延びることが厳しい状況とされていました。

そのため、マツダはプレマシーの撤退とともに、ミニバン市場のジャンルからも撤退をしていくこととなりました。

さらに、現在ではSUVブームを筆頭にハイブリッド、EV(電気自動車)など環境配慮技術へと自動車市場のブームは流れ始めています。その流れにプレマシーは一歩乗り遅れたことが原因で、製造販売の終了と痛手を負いました。

どんなに優れた技術を施された車種であっても、一歩でも遅れることなくその時代のブームの流れに乗らなければ、消えていってしまいます。このことにより、自動車業界が厳しい争いの場となっていることが分かります。

マツダ プレマシーのエクステリア 

3代目プレマシーでは、先代から燃費、手頃なサイズを維持しつつ、新たに「NAGARE(流れ)」造形を内外装に採用することで、イメージを一新しています。

プレマシーのデザイン性はスタイリッシュだけに拘っただけではなく、凄いのは何と言ってもダイナミクスではないかと思います。Cd値0.30という、ミニバンジャンル上では驚異的な空力性能をもっています。

正面フロントデザインもマツダ車であるインパクトが伝わりやすく、シグネチャーである5角形のグリルが印象的です。

マツダ プレマシーのインテリア

短時間の移動なら我慢するというようなきつさを感じる内装ではなく、広々した空間で車中泊にも適した車種として使用可能でしょう。

コンパクトミニバンということで、3列目の最後部シートは「補助席」としての使用位置づけとなっています。

マツダ プレマシーの中古価格 

初代(1999年4月〜2005年1月生産モデル)
中古平均価格 25.5万円
2代目(2005年2月〜2010年6月生産モデル)
中古平均価格 23.5万円
3代目(2010年7月〜2017年12月生産モデル)
中古平均価格 54.2万円

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2021年1月現在)

2021年1月現在、2代目モデルでは10万円以下の車両本体価格から在庫が確認できるなど、7人乗りの使い勝手の良さを思えばかなりお安めな中古車相場となっています。

まだ間に合うマツダ プレマシーの購入の仕方

プレマシー インテリア

プレマシー インテリア

プレマシーは製造販売終了してそこまでの年月は経っておらず、まだ中古車販売店でも購入可能な車種となっています。そのためさまざまな年式・グレードを見つけることができます。

満足度が高いのは2013年1月以降後期型とされ、スカイアクティブ技術(超高圧縮比ガソリンエンジン+最新6速AT)が搭載されているグレードとなっています。

お好みの年式・グレード・オプションまで絞り込んでから、その後にカラーバリエーションを選択すると、自分の好みに合ったプレマシーまで近づくことが出来ると思います。

マツダ プレマシーの後継車

マツダ CX-8

マツダ CX-8

ミニバンからの撤退後にマツダはプレマシーの後継車として、市場にCX-8を筆頭に参戦の道を切り開き始めています。

全長4,900mm、全幅1,840mm、全高1,730mmの大型ボディと3列シートを採用し、最大乗員数7人と室内はミニバン並みの広さを誇り、ミニバンユーザーも納得の車種となっています。

デザインはロングノーズでスポーティな外観が印象的となっており、走行性能としてもパワフルなディーゼルエンジンやガソリンターボエンジンが選べますし、ハンドリングもシャープに切れることから、ミニバンよりスポーティな走りを実現しています。

このようにマツダのアイデンティティが多く備わったCX-8は、プレマシーの後継車としても将来的な活躍が期待できる一台となっています。

今後のマツダの戦略

マツダ5 プレマシー

マツダ5 プレマシー

現在の自動車経済は、新型コロナウイルスの影響により、世界各地のあらゆる自動車メーカーが痛手を負っています。マツダも例外ではなく、前年同期比で販売台数が半減した月もあったなど、赤字状態となっています。

今後、この赤字を取り戻すには長い年月が掛かると考えられているため、ユーザーニーズに対応した性能、装備などを製造せざるを得ないでしょう。

まずは現在の不安定な現状をどうにか安定させるために、これから訪れるEV(電気自動車)、エコテクノロジーへ力を入れることが考えられています。

国内だけではなく欧州等でも販売予定とされ、販売台数を増やして収入源を確保し、それをさらに次の車種へと注ぎ込んでいくという戦略方法になるでしょう。

ここで流れに乗り遅れてしまっては倒産まで考えられる時代とも言われており、そうならないようにマツダの開発技術を搭載された車種が、市場に現れる可能性も考えられています。

まとめ

マツダ プレマシー

マツダ プレマシー

マツダ プレマシーは車内空間が広く、欠点が少ない車種となります。製造販売が終了してしまったのもブームの流れに乗れなかっただけであり、今でもミニバンを求める方におススメできる車種となります。

関連する投稿


世界で愛されるマツダの「顔」!マツダ3へと生まれ変わったアクセラの魅力を徹底解剖

世界で愛されるマツダの「顔」!マツダ3へと生まれ変わったアクセラの魅力を徹底解剖

マツダの世界戦略車として開発され、国内のみでなく欧米諸国でも高い人気を誇るマツダのアクセラ(現マツダ3)の特徴や魅力をご紹介します。セダンやハッチバックなどモデルラインナップも多いので、それぞれの特徴、そして新車価格・中古車価格などについても解説していきます。


往年の名車であるマツダ RX-7の人気の理由を徹底解説

往年の名車であるマツダ RX-7の人気の理由を徹底解説

スポーツカー好きなら誰もが通る日本車の名車、マツダ RX-7は、高性能なロータリーエンジンと唯一無二のスタイルで特に高い人気を誇ります。今回はマツダ RX-7が人気を博した理由と購入時のポイントについてご紹介していきます。


見た目だけじゃない!マツダ フレアの魅力を徹底紹介

見た目だけじゃない!マツダ フレアの魅力を徹底紹介

使い勝手の良い車が欲しいけど、見た目も重視したいという方も多いのではないでしょうか。マツダ フレアはそのキュートな見た目だけでなく広々とした室内にはたくさんの便利機能を搭載しています。今回はそのマツダ フレアについて魅力を徹底的に紹介していきます。


マツダ CX-8の室内空間とインテリア、そして荷室はどうなの?

マツダ CX-8の室内空間とインテリア、そして荷室はどうなの?

2017年12月に発売されたマツダのCX-8は、3列シートのSUVということで注目を集めています。そこで、マツダの看板車種になったCX-8の特長である3列シートを備えたインテリアと荷室の特徴を、グレードごとにご紹介します。


マツダ CX-5のグレードを解説、ベストチョイスはこれだ!

マツダ CX-5のグレードを解説、ベストチョイスはこれだ!

欲しい車種が決まったら次はグレード選びです。そこで、まず車種のグレードの内容と特長を把握して自分に必要なグレードを判断することが重要になります。今回はマツダの人気SUVであるCX-5のグレードについて解説し、CX-5を検討する人のお役に立ちたいと思います。


最新の投稿


トヨタ シエンタの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

トヨタ シエンタの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

ミニバンの使い勝手とコンパクトカーの乗りやすさが高度にバランスされていて人気の「トヨタ シエンタ」。混み合う駅へのお出迎えや、狭めな駐車場のお店でのお買い物だって楽々こなせます。そんなシエンタ、普段使いで気になるのはやっぱり燃費性能ですよね。この記事では、カタログ燃費や実燃費をチェックしつつ、ライバルとの比較なども通して、シエンタの燃費情報を詳しくご紹介していきます。


自動車保険の比較・検討|見積もりには比較サイトが便利でお得!

自動車保険の比較・検討|見積もりには比較サイトが便利でお得!

自動車保険は、比較・検討することで、自分に合った補償内容に調整しつつ、保険料を安くできます。今回は、見積もりを取るのに比較サイトが便利な理由と、各種キャンペーンについてまとめました。


自動車保険はどこがおすすめ?|自動車保険の基本とおすすめ保険会社

自動車保険はどこがおすすめ?|自動車保険の基本とおすすめ保険会社

自動車保険の更新時期になると、保険料をもっと安くできないか、もっといい保険はないか、と検討される方は多いかもしれません。そこで今回は、自動車保険の基本的な部分と、おすすめ保険会社をまとめました。


自動車ローンはどこがお得?|金利の仕組みとシミュレーション!

自動車ローンはどこがお得?|金利の仕組みとシミュレーション!

自動車ローンは、どこで、どのように借りるとお得なのでしょうか?今回は、金利やローン審査、シミュレーションなどについてまとめました。また、低金利を選ぶ際の注意点についても取り上げます。


日産 キックスの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

日産 キックスの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

売れ筋のコンパクトSUVジャンルで、パワートレインはハイブリッド「e-POWER」のみと割り切ったラインナップが特徴的なのが「日産 キックス」。軽快なルックスと爽快な走りで人気を得ています。そんなキックス、普段使いで気になるのはやっぱり燃費性能ですよね。この記事では、カタログ燃費や実燃費をチェックしつつ、ライバルとの比較なども通して、キックスの燃費情報を詳しくご紹介していきます。