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トヨタ RAV4、どうしてバカ売れ?!カンペキSUVの中身を知れば納得だ

トヨタ RAV4、どうしてバカ売れ?!カンペキSUVの中身を知れば納得だ

5代目となる現行型トヨタ RAV4は、2019年に発売されるやいなや爆発的ヒットを記録。しかし、4代目RAV4は国内では人気が出ないからという理由で投入すらされなかったのに、ひと世代でどうしてここまで差が出たのでしょうか? もちろん現行RAV4には、その高い人気を裏付ける魅力が満載。この記事で詳しくご紹介していくその魅力を知れば、あなたもRAV4の虜になってしまうかもしれませんよ。

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RAV4が販売快調!もはや同クラスで敵なしの人気か

トヨタ RAV4 PHV

トヨタ RAV4 PHV

2019年に発売されたRAV4は、SUVブームの波に乗ったとはいえ爆発的な人気を誇っています。

2020年1月〜6月の販売台数ランキングを見ると、SUVの1位は新車効果が続く割安なライズですが、続く2位にはなんとRAV4がランクイン。

2020年前半の半年だけで2.7万台あまりを売り上げており、ライバルであるCX-5やフォレスターが1.2万台前後であることを考えれば、もはや敵なしの人気といえそうですね。

北米などの海外で販売される仕様と同様の大柄なボディを持つ現行型RAV4は、一体どんな魅力でここまで多数のオーナーの心を射止めているのか、気になってきますよね。

まずは、RAV4の基本情報についておさらいしていきましょう。

クロスオーバーSUVを世に広めた張本人、RAV4

トヨタ RAV4 初代 カタログ

トヨタ RAV4 初代 カタログ

1994年に登場した初代RAV4は、後年振り返ってみれば自動車史に残るエポックメイキングな車の一台だったのかもしれません。

それ以前のSUVは、トラックなどと共用のラダーフレームシャシーを用いたものなど、悪路走破性能重視のモデルが主。北米などでは、ライフスタイルカーとしてSUVをファミリーカーとして用いるような流れも出現してきてはいましたが、乗り心地や操縦安定性など、舗装路上での普段使いには特化していないモデルが多かったのです。

そこに登場したRAV4は、カローラなどのコンポーネンツをうまく利用したことで、納得できるオフロード性能と、乗用車的なオンロード性能の両立に成功。キムタクを起用したCMも話題を呼び、若者に大変な人気を得ました。

RAV4は、乗用車の魅力とSUVの能力をクロスオーバーさせたはしりと言えるでしょう。

現行型は5代目、4代目は日本に導入されなかった

トヨタ RAV4 四代目(海外仕様車)

トヨタ RAV4 四代目(海外仕様車)

3ドアモデルで全長約3.7mと現代の基準で考えればかなりのコンパクトSUVとして登場したRAV4ですが、メイン市場となった北米からのサイズ拡大要求もあってか、世代を重ねるごとに大型化・高級化が進みます。

シティ派SUVとしての流れを確立したように見える三代目モデルまでは日本市場でも導入されていたのですが、より大型化された四代目モデルではなんと日本市場から撤退。

これは同時期に国内で三代目ハリアーが発売されたことにもよるもので、プラットフォームを共有する両車のキャラクター分けがあまりはっきりとしていないという判断もあった模様です。

日本には導入されずとも世界的には継続的な大人気車種で、四代目RAV4は、2016年・2017年と二年連続でSUV世界販売台数1位に輝きました。

実は世界的なトヨタの大黒柱、トヨタ3つの柱とは?

トヨタ RAV4 2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

トヨタ RAV4 2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞

今度は同じチーフエンジニアが五代目RAV4と四代目ハリアーを両方とも担当し、プラットフォームは共有しつつもよりそれぞれ明確なキャラクター分けがなされたことで、堂々国内に凱旋したRAV4。

先ほどもご紹介した通り、国内最大手のトヨタの中でも最も重要な車種の一台であるRAV4は、カローラ、ハイラックスに次ぐ最量販車種の座を手にしているのです。

ボディタイプの違う複数シリーズが合算された台数によるカローラに対して、ハイラックスやRAV4は基本的に単一車種。それを考えれば、RAV4の世界的な重要度がいかに高いかも分かりますよね。

人気すぎてPHVは販売中止中?! 驚きのパワフルさ!

トヨタ RAV4 PHV

トヨタ RAV4 PHV

RAV4人気を如実に表したエピソードであるとともに、日本国内も進む電動化の流れを感じさせる出来事ですが、RAV4のプラグインハイブリッド仕様「RAV4 PHV」は、需要の爆発的な高まりを受けてなんと受注を停止中。

バッテリー生産キャパシティによって生産台数の上限が決まっているためとされていますが、ただでさえ人気のRAV4に、同社の2ドアスポーツクーペ「GRスープラ」に次ぐという0-100km/h 6.0秒の俊足っぷりや、内外装の特別意匠によって高められた高級感を持つとなれば、売れて当然ですよね。

同社のPHVとしてはプリウスPHVが先行していますが、電池容量を向上させたRAV4 PHVではプリウス以上に注目されており、早期の販売再開が待たれているところです。

トヨタ RAV4のスペック

【トヨタ RAV4 アドベンチャー】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,610mm×1,865mm×1,685mm
ホイールベース2,690mm
最大乗車定員5名
車両重量1,630kg
燃費WLTCモード:15.2km/L
エンジン種類直列4気筒ガソリン 1,986cc
エンジン最高出力126kW(171PS)/6,600rpm
エンジン最大トルク207N・m(21.1kgf・m)/4,800rpm
駆動方式四輪駆動(4WD)
トランスミッションCVT
新車価格3,009,091円(消費税抜き)
(2020年12月現在 トヨタ公式サイトより)
【トヨタ RAV4 ハイブリッドX E-Four】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,600mm×1,855mm×1,685mm
ホイールベース2,690mm
最大乗車定員5名
車両重量1,670kg
燃費WLTCモード:20.6km/L
エンジン種類直列4気筒ガソリンハイブリッド 2,487cc
エンジン最高出力131kW(178PS)/5,700rpm
エンジン最大トルク221N・m(22.5kgf・m)/3,600〜5,200rpm
モーター種類交流同期電動機
モーター最高出力フロント:88kW(120PS)
リヤ:40kW(54PS)
モーター最大トルクフロント:202N・m(20.6kgf・m)
リヤ:121N・m(12.3kgf・m)
駆動方式電気式四輪駆動(E-Four)
トランスミッション電気式無段変速機
新車価格3,269,091円(消費税抜き)
(2020年12月現在 トヨタ公式サイトより)
【トヨタ RAV4 PHV G】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,600mm×1,855mm×1,690mm
ホイールベース2,690mm
最大乗車定員5名
車両重量1,900kg
ハイブリッド燃費WLTCモード:22.2km/L
等価EVレンジWLTCモード:95.0km
電力量消費率WLTCモード:6.45km/kWh
エンジン種類直列4気筒ガソリンプラグインハイブリッド 2,487cc
エンジン最高出力130kW(177PS)/6,000rpm
エンジン最大トルク219N・m(22.3kgf・m)/3,600rpm
モーター種類交流同期電動機
モーター最高出力フロント:134kW(182PS)
リヤ:40kW(54PS)
モーター最大トルクフロント:270N・m(27.5kgf・m)
リヤ:121N・m(12.3kgf・m)
システム最高出力225kW(306PS)
駆動方式電気式四輪駆動(E-Four)
トランスミッション電気式無段変速機
新車価格4,263,637円(消費税抜き)
(2020年12月現在 トヨタ公式サイトより)

RAV4人気の秘訣、厳選4つにまとめました

デカいのに安い!リーズナブルな「価格設定」

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4

RAV4の大人気の理由は、アメリカンな存在感すら感じさせる大きめのボディサイズに対し、価格設定が非常にリーズナブルなことも大きいと思われます。

存在感のあるボディによって室内の余裕もかなり大きく、荷室も広いとあって、かなりコスパが良い点がポイントですね。

ちょいブス?!な愛着のわく「デザイン」

トヨタ RAV4 アドベンチャー

トヨタ RAV4 アドベンチャー

力強さを持ちつつ、どこかオモチャのような雰囲気を備えた快活なエクステリアデザインも、人気の理由の一つでしょう。

近年ではクーペSUVの隆盛など、スタイリッシュ派のSUVも幅を利かせていますが、その役目をハリアーに任せ切ったRAV4は、どちらかといえば泥臭いデザインが魅力的。

よりオフロード仕様となる「アドベンチャー」グレードでは、もはやブルドッグを思わせるようなちょいブスさが愛らしいデザインになっており、SUVらしい存在感を感じさせます。

悪天候でも安心、本格派な「悪路走破性能」

トヨタ RAV4 アドベンチャー

トヨタ RAV4 アドベンチャー

SUVながら2WD仕様しかラインナップされない車もチラホラ見られますが、RAV4はグレード展開の大多数が4WDとなる本格仕様。

さらにグレードに応じて「ダイナミックトルクベクタリングAWD」「ダイナミックトルクコントロール4WD」、ハイブリッド車の「E-Four」と、本格派の四輪駆動システムまで選べる点は、悪路でも安心感をもたらしてくれることでしょう。

軽量でありつつ高剛性なGA-Bプラットフォームを活用して、悪路でも安定した走行が可能な強靭ボディを持ちつつ、「アドベンチャー」グレードでは200mmという余裕の最低地上高も、SUVらしい走破性を支える重要なポイントです。

充実の快適装備と「先進安全装備」!

トヨタ RAV4 アドベンチャー インテリア

トヨタ RAV4 アドベンチャー インテリア

最新のトヨタ車だけあって、予防安全・運転支援装備群の「トヨタセーフティセンス」は全車で標準装備される点も注目ポイント。

同パッケージに含まれる全車速追従機能付レーダークルーズコントロールとレーントレーシングアシストの組み合わせは、遠出した先でアクティビティを終えて疲れてしまった帰路でも、大いに役立ってくれることでしょう。

また、トヨタ車として国内初採用となるハンズフリーパワーバックドアや、パノラマムーンルーフなど、もはや高級SUVを思わせるような充実装備の用意がある点もRAV4のポイント。リーズナブルな価格ながら、装備内容で引け目を感じることはありませんね。

トヨタ RAV4 新車価格まとめ

トヨタ RAV4

トヨタ RAV4

先述した通りリーズナブルな価格設定が特徴的なRAV4。
3,662,728
2020年12月現在の税抜き新車価格では、ガソリン車が2,493,637〜3,217,273円、ハイブリッド車が3,039,091〜3,662,728円となっています。

クラス平均、または平均よりやや下程度の価格設定に見えますが、RAV4は標準装備の充実度がポイント。

最廉価グレードであっても8インチディスプレイの「ディスプレイオーディオ」が標準装備されるので、Apple CarPlayやAndroid Autoを利用したナビゲーションアプリの利用が可能ですね。

RAV4が世界初採用となる「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を選択しようと思うと、ガソリン車の最上位グレード系である「アドベンチャー」「G“Zパッケージ”」を選ぶ必要がある点はやや残念な点ではありますが、どちらも四輪駆動システムに留まらない専用装備の数々が魅力的。

特にアドベンチャーグレードでは、専用意匠の内外装など特別感が高いのに、意外とお安めなので、ぜひおすすめしたいグレードです。

トヨタ RAV4 メーター

トヨタ RAV4 メーター

トヨタ RAV4 PHV

トヨタ RAV4 PHV

また、新車受注が中止されているRAV4 PHVは、現在たった1台の中古車在庫が確認できます。

エモーショナルレッドのボディも眩しいその在庫車両は519.9万円の本体価格となっており、中古車に期待したい値下がりはしていませんが、それでも話題のハイパフォーマンスSUVをすぐに手に入れるまたとないチャンス。

そう遠くない時期に売れてしまうと思われるので、気になる方はぜひお早めに問い合わせするほうが良いでしょう。

まとめ

トヨタ RAV4 PHV

トヨタ RAV4 PHV

トヨタ RAV4がどうしてここまでの人気車種になっているのかの理由を探ってきました。

見た目がよくて装備充実でしかも安いなんて、売れる新車の黄金則そのものといった印象のRAV4。これからも中型SUV市場で強みを維持していくと思われますので、ライバル各社がどんな対応をしてくるかも気になるところですね。

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