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レッカー移動の気になる費用は?レッカー車の運転に必要な免許って?

レッカー移動の気になる費用は?レッカー車の運転に必要な免許って?

子どもの頃、レッカー車の存在感に憧れていた方も多くいらっしゃることと思います。普段はお世話になることはなくても、愛車の調子が悪くなった時にこそ頼れるレッカー車は、大人にとってもありがたい特別な存在ですよね。そんなレッカー車、近くで見る機会もなかなかありませんし、実際利用するとどれくらい費用がかかるのか気になりませんか? 詳しくご紹介していきます。

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みんなの憧れ、レッカー車! 意外と知られていないその詳細

《画像提供:Response 》JAF ロードサービスカー

普段あまり見かけないけど、いざというときに頼れるカーライフの救世主のひとつは、レッカー車ではないでしょうか。

故障して動けなくなってしまった車を牽引して移動させてくれるレッカー車は、あまりお世話になりたいものではないかもしれませんが、トラブルが発生した時こそ、そのありがたみを感じることでしょう。

また、駐車禁止場所などに停めていた車をレッカー移動されてしまった、なんてこともあるかもしれませんね。一般的には駐車違反の際には、黄色の確認標章がフロントガラスなどに貼られているシーンがよく見られますが、その違法駐車車両によって交通の円滑な流れが妨げられる場合に運転手が近くにいない時などには、レッカー車で移動させられてしまいます。

このように、普段はなかなかお世話にならないレッカー車。あまり詳しく知らない方もいらっしゃるかと思いますので、ご紹介していきます。

レッカー車とキャリアカーの違いはなに?

日野 デュトロX ローダー(大阪オートメッセ2014 出展車両)

日野 デュトロX ローダー(大阪オートメッセ2014 出展車両)

レッカー車とは、車の前輪や後輪を持ち上げて固定し、牽引することのできるもので、トラックをベースとした車体の後部には小型のクレーンやウインチが備わっていたりします。有名なところでは、JAFのロードサービスに用いられる青いトラックの印象も強いかと思います。

また最近では、ロードサービスを依頼すると、トラックがやってきて荷台部分に車を積み込んでいく場合もしばしば見られます。こちらにも小型のクレーンが装備されている場合もあるのですが、このようにトラックの荷台に故障車などを載せる車は、レッカー車ではなくキャリアカーや積載車と呼ばれます。

JAFを例にとれば、レッカー車だけでなく、キャリアカーも拠点によって配備されており、柔軟な対応を可能にしています。

レッカー車とキャリアカーは、それぞれに利点があることからどちらも併用されています。

レッカー車は前輪か後輪のどちらかを持ち上げられるだけではなく、ドーリーと呼ばれるタイヤ用の滑車を組み合わせることで、四輪全てを持ち上げてけん引することもできるので、扱いの難しい四輪駆動車や電気自動車なども安全にけん引することが可能です。

さらに、乗用車用のレッカー車では比較的小型のトラックをベースとした車両も多いので、狭い道でもスイスイ。搭載したクレーンで脱輪した車を復帰させるなど、複合的な作業にも対応できます。

キャリアカーは荷台部分に車両を載せて運ぶため、速度制限の厳しいレッカー車でのけん引に比べて移動が容易な点はメリットではありますが、車を載せられるほどの荷台を持つためにサイズが大きめで小回りが利きにくいですし、車両の積載にも大きめのスペースが必要など、扱いにくくなる場面も。

実際には、どのような手段で故障車を移動するのがベストなのか、ロードサービス提供者が総合的に判断した適切な車両を派遣してもらえることでしょう。

レッカー車を呼ぶべきなのはどんな時?

《画像提供:Response 》JAF 災害訓練

車にあまり詳しくない方なら、故障してしまったことは分かっていても、それがこの場で直すことのできる軽度なものなのか、整備工場での作業が必要になるような重度なものなのか、判断がつきにくいところでしょう。

そのため、レッカー車が必要かどうかをご自分で判断するのではなく、まずはロードサービスに問い合わせてみて、判断を仰ぐ方が確実かもしれませんね。

具体的には、エンジン内部や駆動系の故障などで車が動かなくなってしまった場合や、事故車両の移動などではレッカー車が必要になります。

また、タイヤのパンクなどといった軽度な故障では、ご自分でその場で対応できる場合もあると思われますが、近年ではスペアタイヤを積まずにパンク修理剤を装備した車が主流になってきている点は注意ポイント。

パンク修理剤を使って応急処置したタイヤは、その後新しいタイヤへ入れ替える作業が煩雑になることから、後でタイヤを入れ替える際に業者に嫌がられる場合もあるようですので、ロードサービスを利用してレッカー移動してもらったほうが修理が簡便に済んでしまう場合もあるようです。

やはり判断はプロにまかせ、故障した内容などと一緒に問い合わせてみるのがよいでしょう。

誰に頼めばレッカー車を利用できるの?

JAF ロードサービス隊員

JAF ロードサービス隊員

先ほどもご紹介したJAFのほか、最近では任意保険にロードサービス特約が付いている場合も多く、専用の連絡先にロードサービスを依頼することで、レッカー車やキャリアカーで対応してもらえることでしょう。

ここで注意しておきたいのは、任意保険によるロードサービスは契約している車にしか使えない点と、回数に制限がある点。

JAFのロードサービスであれば、JAF会員であればレンタカーや社用車、お友達の車など、マイカーでなくても対応してもらえるほか、利用回数の制限はありませんが、任意保険のロードサービスではマイカー以外の場合対応できませんし、ロードサービスが無料なのは1年間で1回、などと回数の制限がある場合も。

ご自分のカーライフにはどちらがマッチしているのか、しっかり考えた上でどちらを利用するのか決めたほうがよさそうですね。

レッカー車による移動、費用はどのくらいかかるの?!

JAF 高速道路上での作業の様子

JAF 高速道路上での作業の様子

レッカー費用は、移動する距離や故障車の状況、何よりロードサービス提供会社の違いによっても異なってくるため一概には言えませんが、JAFを例にとってみましょう。

故障車の昼間・一般道におけるけん引なら、JAF会員なら15kmまでは無料、15kmを超過した分は1kmごとのけん引料がかかります。非会員なら基本料金と作業料で1万円以上、移動した1kmごとのけん引料がかかります。

また、会員の場合は高速道路でも同様に15kmの移動までは無料で対応してもらえますが、非会員の場合は基本料と作業料で2万円以上と値上がりしてしまいますし、一般道でも高速道路でも午後8時〜午前8時の夜間対応では基本料金が割高になります。

JAFの会費は年会費で4,000円ほどなので、1年に1度でもレッカー移動をJAFに依頼することがあれば、大幅に元が取れてしまう計算になりますね。

レッカーサービスの依頼先

レッカーサービスの依頼先

任意保険のロードサービス特約でも似ており、おおよそ15km程度は無料でけん引してもらえるものが多いようですし、保険会社によっては100kmまでとかなり長距離の移動に対応してくれるものも。

おおむね15kmあれば最寄りの整備工場へ到達できる可能性は高いと思われますが、できればおなじみの整備工場で愛車の主治医に修理してもらいたい、というようなこだわりの愛車なら、レッカー利用可能距離の長いプランを選択するとよいかもしれません。

また、距離ではなくレッカー移動費用の実費で〇〇万円まで、としている保険会社もありますし、自力走行不能の車両なら最寄り指定修理工場まで距離無制限で無料、というところもあるなど、保険会社によっても差が大きいことがわかります。

いざという時に料金にびっくりしてしまわないよう、契約しているロードサービスの内容に関して、見直してみるのもよさそうです。

レッカー車にも種類がある! コンパクトなもの、どデカいもの

《画像提供:Response 》レッカー車

普段お乗りの乗用車に対応してくれるレッカー車は比較的小型のタイプですが、もちろんレッカー移動が必要になるのは乗用車だけでなく、中型や大型のトラック、バスなどで移動が必要になる場合もあります。

そのため、けん引するレッカー車も非常に大型のものもあり、時折大型トラックを大型のレッカー車が引っ張っていく迫力のシーンを見かけることもありますよね。

たとえ平坦な場所で軽量な軽自動車であっても、いざ人力で押すとなると相当な力が必要になります。上り下りのある公道上で重量級の大型車を引っ張れるほどの力があるのですから、レッカー車のパワフルさが想像できますよね。

またこれは先にご紹介したキャリアカーであっても同じで、載せる車両がさまざまなサイズであることから、普通免許で運転できる小型タイプのキャリアカーから、大柄な大型タイプまで存在しています。

街中で見かけた際には、レッカー車やキャリアカーの大きさに注目してみてもおもしろいかもしれません。

レッカー車って個人でも買えるの? 牽引免許がいるの?

ここまでレッカー車に関して読んできて、自分でも運転してみたい!と思ってしまった方もいらっしゃることでしょう。

先ほどご紹介した通り、レッカー車は大きさのバリエーションがあり、2トントラックをベースとした小型なものなら準中型免許があれば運転ができるでしょう。より大型の車両の運転には中型免許や大型免許が必要となりますが、これは普通のトラックと同じですね。

また、レッカー車の運転自体には特別な免許は必要なく、そのレッカー車が該当する分類の運転免許を持っていれば運転できます。

さらに、レッカー車で故障車をけん引する際にはけん引免許が必要と思われがちですが、車両総重量と最大積載量には注意が必要なものの、けん引免許を持っていなくてもけん引を行うことは可能となっているとのこと。

趣味でレッカー車を手に入れる方はかなり稀とは思いますが、ネットオークションなどではレッカー車が出品されている場合もあり、特殊な設備を備える分高価になりがちではありますが、意外と手に入れるハードルは低いかもしれませんね。

まとめ

JAF レッカー作業の様子

JAF レッカー作業の様子

レッカー車について詳しくご紹介してきました。

普段は街中で見かけるくらいで関わりが薄いものの、いざというときに頼りになるレッカー車。自動車は急に故障してしまうこともありますので、スムーズにロードサービスが依頼できるよう、連絡先などはしっかり確認しておきたいところです。

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