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【SUV人気に迫る】その理由から、歴史、おすすめのSUV紹介まで!

【SUV人気に迫る】その理由から、歴史、おすすめのSUV紹介まで!

SUVの人気は、とどまることを知らない状況。その需要を反映してか、発表される多くの新型車が、SUVタイプのクルマになっています。では、どうしてそれほどSUVは人気を博しているのでしょうか?今回は、SUVの歴史と、おすすめのSUVを紹介しています。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


いまSUVが大人気!

《写真提供:response》ランドローバー・ディフェンダー新型

いま、SUVは世界的に大人気です。もちろん、日本でも高い人気を誇り、一般社団法人日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した「乗用車ブランド通称名別順位(2020年1月~12月)」の販売台数データでは、トップ30の中にSUVが9台もランクインしました。

そのうち、ライズ、ハリアー、RAV4、C-HR、ランドクルーザーの5台をランクインさせたトヨタ自動車が力を入れていることは明らかですが、ホンダ、ダイハツ、マツダなどもランクインしてきており、各自動車メーカーがSUVに取り組み、結果を出してきています。

SUVとは?

《写真提供:response》マツダ CX-3 の2018年型

「SUV」とは、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)のそれぞれの頭文字をとった略語で、日本語では「スポーツ用多目的車」という意味になります。SUVという言葉そのものは、1980年代から普及しはじめたようです。しかし、SUVの概念を満たす利便性に優れたクルマという点では、1960年代にはアメリカで、すでに販売されていました。

「スポーツ」という言葉がつくことからも分かるように、荷室スペースが大きくて、サッカーや野球などのスポーツ用品、キャンプ、サーフィン、スキー、スノーボードなどのアウトドア用品を積み込みしやすく、スポーツ・レジャー・アウトドアを気軽に楽しめるクルマという概念があります。

SUVと似た言葉に「RV」というものがあります。RV車は、1990年代前半に第一次アウトドアブームが起った際、たいへん注目を集めました。RVとは、レクレーショナル・ビークル(Recreational Vehicle)のそれぞれの頭文字をとった略語で、日本語にすると「休暇を楽しむためのクルマ」という意味になります。

特徴や用途はSUVとよく似ていますが、アウトドアユースに強みがあるものの、現在のSUVと比較して、普段使いの利便性や快適性はそれほど考慮されていませんでした。そうした意味で、現在のSUVはスタイリッシュ性やプレミアム性が加わり、用途を選ばない便利さをもっています。

どうしてSUVが人気なのか?

《写真提供:response》メルセデスベンツ GLA ボルボ XC40 アウディ Q2 VW Tクロス シトロエンC3エアクロス

SUVの魅力は、なんといってもその利便性の高さ。街乗りでも、ドライブでも、アウトドアでも、買い物でたくさんの荷物を積む必要があっても、オールマイティに対応できます。

しかも、各自動車メーカーがこのカテゴリーに力を入れている状況も、人気を後押ししています。ボディサイズはコンパクトから大型まで揃い、デザインも個性派からスタイリッシュ系まで多様であるため、独身のクルマ好きにも、カップルやファミリーの世代にも、それぞれのライフスタイルとニーズにピッタリあった1台を見つけやすくなっているのです。

SUV人気が各自動車メーカーの開発を後押しし、その結果出てくる新型SUVによって、さらにSUV人気を引き起こすという流れになっています。

とくに最近のSUVは、燃費性能の向上が図られ、これまで大型のクルマが比較的弱いとされていた部分がネックではなくなってきました。こうした点で、SUVはまさに「いいとこ取り」の様相を呈しています。そのため、これまでSUVを選ばなかった人たちが、SUVを検討・購入するようになっています。

SUVをボディサイズで分けると?

軽SUV

《写真提供:response》三菱 eKクロス スズキ ジムニー ハスラー ダイハツ タフト

SUVというと、比較的ボディサイズの大きなクルマをイメージされる方は少なくないかもしれませんが、軽自動車にもSUVがあり、非常に人気があります。

もちろん、軽自動車と名乗るためには条件があり、ボディサイズが「全長3,400mm以内×全幅1,480mm以内×全高2,000mm以内」、排気量は「660cc以下」といった制約をクリアしなくてはなりません。そのぶん、SUVとしてのスペックには限りがあります。

それでも、車内を広く使う工夫が随所に凝らされており、燃費や税金など軽自動車特有のメリットも享受できるという点で、軽SUVは魅力ある選択肢です。2台目のクルマとして、ちょっと遊べるSUVが欲しいといったニーズに当てはまる方は多いかもしれません。

コンパクトSUV

《写真提供:response》トヨタ C-HR G ホンダ ヴェゼル ツーリング マツダ CX-30 ダイハツ ロッキー

コンパクトSUVは、いまSUV界でもっとも賑わいがあるクラスです。

盛んに「コンパクトSUV」という言葉が使われていますが、この言葉に明確な定義はないようです。発売している各メーカーが、「このクルマはコンパクトSUV」といえば、それでイコール、コンパクトSUVということになります。ただし、概ね『コンパクトカーのプラットフォームやノウハウが生かされたSUVで、全長が4,000mm~4,500mm程度のもの』が該当します。

コンパクトSUVであれば、軽SUVと比べると後部座席や運転性能に余裕があり、ミドルサイズSUVと比べると価格面や取り回しのしやすさにメリットがあります。

ミドルサイズSUV

《写真提供:response》ホンダ CR-V、マツダ CX-5、スバル・フォレスター、トヨタ RAV4、トヨタ・ハリアー

ミドルサイズSUVは、コンパクトSUVよりもボディサイズが大きく、スタイリッシュなクロスオーバー系のSUVが多いクラスです。オンロードでの走行も、質の高いものが提供されており、セダンに引けを取りません。

室内の広さはミニバンにおよばないものの、後部座席は概ね快適といえるレベル。シートアレンジの豊富さも手伝って、広いラゲッジスペースを得られるため、アウトドアやレジャー好きのファミリーが使用しても、十分満足できるスペックといえるでしょう。

フルサイズSUV


《写真提供:response》トヨタ・セコイア のTRDプロ(シカゴモーターショー2019)

こちらは、ミドルサイズSUVよりもさらに一段大きくなったクラス。広いラゲッジスペースと居住性の高さがポイントです。ただし、ひと口にフルサイズといっても、方向性の異なる2つのタイプが存在しています。ひとつは「本格SUV」、もうひとつは「ハイエンドな高級SUV」です。

本格SUVは、森林地帯や砂漠地帯、荒れたオフロードなど、日本ではなかなかお目にかかれないほどの悪路であっても、タフに走ることのできるSUVで、ボートやトレーラー、キャンピングカーなどを牽引するのも苦にしないエンジン性能を持っています。

一方、高級車がそのままSUVになったと思えるほどの、ステイタス性にあふれたハイエンドな高級SUVも、フルサイズであることが多いでしょう。「BMW X7」や「レクサス LX」などは、全長が5,000mmを超え、価格は1,000万円オーバーです。ラグジュアSUVとして鮮烈な印象を与えた「ベントレー ベンテイガ」にいたっては、3,000万円近い価格です。

SUVの歴史とは?

SUVはどんな変遷で、いまのような形となったのでしょうか?ここでは、SUVの歴史を少し振り返ってみたいと思います。

~1970年代

《写真提供:response》フォード F-150 ラプター 新型 スーパークルー(デトロイトモーターショー16)

SUVというジャンルは、もともとアメリカで誕生しました。その歴史は、ピックアップトラックにあるといわれています。このピックアップトラックの荷台に、シェルを被せて、トラックよりもさらに多目的に使えるようにしたことが、SUVの流れになりました。

日本では、ピックアップトラックをそこまで見ることはないかもしれませんが、アメリカでは今でも大人気です。

1948年に誕生したフォードの「Fシリーズ」は、発売以来70年以上が経過していますが、モデルチェンジを繰り返しながら、売れ続けています。2017年に報じられたニュースによれば、1日に平均2,400台以上が販売されており、1分に1台以上が売れている計算になります。

SUVの誕生に深くかかわっているピックアップトラック、人気はいまも健在です。

1980年代~1990年代

《写真提供:response》ハイラックス・サーフ(3代目)

1980年代には、国産SUVの名車がいくつも誕生します。代表的なのは、1984年に日本で販売を開始した「トヨタ ハイラックスサーフ」です。

1990年代に入ると、自動車関連の技術が進歩し、後輪駆動のトラックではなく、前輪駆動乗用車のプラットフォームを利用したSUVが生まれてきます。先駆けとなったのは、1994年に発表された「トヨタ RAV4」。いまのRAV4とはだいぶボディサイズが異なり、「5ナンバーサイズ」に収まることを目指したSUVでした。

1997年には、同じくトヨタから、RAV4よりもサイズの大きいSUVとして、カムリのプラットフォームをベースにした「ハリアー」が発売されます。「高級クロスオーバーSUV」という新たなジャンルを開拓しました。初代と2代目のハリアーは、日本以外では「レクサス RX」として販売されています。

RAV4やハリアーの登場により、乗用車のプラットフォームをベースにしたSUV、モダンでスポーティーなデザイン、セダン並みの高級感や走行性能を加えたSUV、といった流れが出来上がりました。現在の「コンパクトSUV」や「高級SUV」につながるものです。

この時期はほかにも、「パリ・ダカールラリー」で輝かしい成績を収め、一大ブームを引き起こした三菱 パジェロなど、時代を彩ったSUVが誕生・活躍した時代です。

2000年代~

《写真提供:response》日産 キャシュカイ

「ハリアー/レクサス RX」のコンセプトが市場に受け入れられると、各国の自動車メーカーが高級SUVに参入しはじめます。BMWは2000年に「X5」、ポルシェは2002年に「カイエン」を発売。ヨーロッパを中心に大ヒットを記録します。そうなると、次に求められるのは、ひとまわり小さいサイズのSUV。

そこで、いまの流れにつながるSUVのコンセプトが生まれてきます。とくに日産が「キャシュカイ(日本名はデュアリス)」と「ジューク」を発売してヒットさせ、ミドルサイズSUVやコンパクトSUVの可能性を示しました。

2010年以降、日本ではスバルが「スバル XV」、マツダが「CX-5」、ホンダが「ヴェゼル」といったSUVを発売し、SUVの多様性を広げています。

最近のSUV事情

《写真提供:response》トヨタ・ヤリスクロス

ここ最近では、コンパクトSUVが注目を集めて、人気となっています。

その代表といえるのが、2020年夏に発売を開始した「トヨタ ヤリスクロス」。当初の月販目標は4,100台でしたが、発売からわずか1か月の間に約3万9,000台を受注しました。2021年1月には、9,350台を販売し、引き続き好調な売れ行きです。

軽SUVも注目されています。軽トールワゴンとSUV要素の融合が図られ、街乗りでも快適なクルマを目指した「スズキ ハスラー」が2代目を発売したり、ダイハツがこれまでの軽SUVにはあまり見られなかった武骨な雰囲気が漂う「ダイハツ タフト」を発売するなど、バリエーションが豊富になってきています。

ジャンル別おすすめSUV

このように、SUVは車種が豊富で、軽自動車からハイエンドな高級車まで、幅広い選択肢があります。そこで今回は、特徴的なジャンルに分けて、おすすめのSUVを紹介したいと思います。

軽SUV・コンパクトSUV

トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー

《写真提供:response》ダイハツ・ロッキー(赤)/トヨタ・ライズ(青)報道発表会

「トヨタ ライズ」と「ダイハツ ロッキー」は、トヨタとダイハツが共同開発したコンパクトSUV。ダイハツが新世代のクルマづくりと位置づける「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」に基づいたモデルで、ダイハツ車としては「タント」に続く第二弾、トヨタ車としてははじめてのDNGAモデルです。

ボディサイズは全長が4,000mmを切った、「全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm」と、5ナンバーに収まるサイズ。運転席の着座高は665mmと、見晴らしがよく、運転もしやすい高さになっています。

最小回転半径は4.9mでSUVとは思えないほど小回りがきくため、狭い街中を運転でも、ストレスはあまりないでしょう。ラゲッジスペースは、床下にも容量十分のサブトランクが用意されており、収納力も十分です。エンジンは、1.0リッター直列3気筒ターボを搭載し、軽快な走りを体感させてくれます。

ライズとロッキーは、兄弟車ですから、多くの部分は共通になっていますが、それぞれグレード体系や装備には若干の違いがあります。価格も同じではありません。

2021年4月現在、それぞれの価格は、トヨタ ライズが167万9,000円~228万2,200円、ダイハツ ロッキーが170万5,000円~236万7,200円となっています。

ダイハツ タフト

《写真提供:response》新型ダイハツ・タフト(G/2WD)

2020年6月にダイハツから発売された「タフト」。スズキ ハスラーのライバル車種にあたり、使い勝手の良いクルマに仕上がっています。ただし、ハスラーとは差別化も図られており、ハスラーが可愛らしさを特徴としたデザインであるのに対し、タフトはスクエアでより武骨な印象。エクステリアも、同様の雰囲気を醸し出しています。

タフトの名前の由来は、「タフ&オールマイティ ファンツール(Tough & Almighty Fun Tool)」で、それぞれの頭文字をとって「TAFT(タフト)」になりました。まったく新しいクルマと思われるかもしれませんが、実は30数年前に、同じ名前のクルマがありました。ですから、今回は「2代目タフト」となります。

ボディサイズは「全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mm」で、全長・全幅ともに軽自動車規格を目いっぱい使っています(軽自動車規格は全長が3,400mm・全幅が1,480mm以下)。最低地上高は、本格SUVにも引けを取らない190mmを確保し、アウトドアやレジャーでの悪路走破性も高められています。

ほかにも、スカイフィールトップを全車に標準装備しており、開閉はできないものの、フロントシートの頭上にあるシェードを開くことで、抜群の解放感をもたらしてくれるでしょう。

街乗りもこなすスタイリッシュ系・個性派SUV

トヨタ ハリアー

《写真提供:response》トヨタ ハリアー 新型

スタイリッシュなデザインが、まさに都会派という印象を与えるトヨタ ハリアー。2020年「乗用車ブランド通称名別順位」の販売台数データでも、第13位の6万6,067台となり、人気のほどを見せつけました。2020年6月には、4代目となる新型ハリアーが発売され、より深みのある高級感が加わりました。

この新型ハリアーは、プラットフォームが刷新され、5代目RAV4と共通の「TNGA-Kプラットフォーム」が採用されています。このプラットフォームは、レクサス ESやトヨタ カムリにも採用されている基本骨格です。

この結果、ボディ剛性が大きく向上し、乗り心地のよさを後押しするものとなりました。ボディサイズは「全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm」となり、先代となる3代目ハリアーと比べて、全長と全幅が若干大きくなった一方、全高が30mmほど低くなって、より流麗なフォルムが強調されています。

エンジンは、3代目ハリアーの選択肢にあった「2.0リッターターボ」が廃止され、「2.0リッターNAガソリン」と「2.5リッターハイブリッド」の2種類が用意されています。駆動方式は、2WDと4WDの選択肢があります。なお、いがいに大きな変更点と思われるのが、エンブレム。初代から続いてきた「鷹(タカ科のチュウヒ)」のエンブレムが、トヨタのエンブレムに変更されています。

マツダ CX-8

《写真提供:response》マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)

SUVでありながら、高級車の質感を堪能させてくれる「マツダ CX-8」。マツダが国内向けに発売しているSUVラインアップでは、最上位モデルになります。

大きな特徴は堂々たるサイズ。「全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm」と、日本のSUVとしてはかなり大型です。3列目を含む、すべてのシートにおいて快適であることを目指し、ミニバンに近い空間居住性をもっています。3列目に大人が座る長時間のドライブであっても、不満がない仕上がりになっているでしょう。

エンジンのラインアップは、「2.2リッタークリーンディーゼルエンジン」、「2.5リッター直噴ガソリンエンジン」、「2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン」の3種類が用意されており、ガソリン・ディーゼルそれぞれで、マツダ独自の「スカイアクティブ(SKYACTIV)」が採用されています。

いずれのエンジンを選択しても、通常の用途であれば必要十分ですが、せっかくマツダを選ぶのであれば、クリーンディーゼルエンジンがおすすめ。アクセルワークにキビキビと反応し、気持ちの良いドライブを楽しめるとともに、FFで15.8km/L(WLTCモード)、4WDで15.4km/L(WLTCモード)という優れた燃費も魅力的です。

シトロエン C3エアクロスSUV(C3 AIRCROSS SUV)

《写真提供:response》シトロエン C3エアクロスSUV

シトロエンが販売するクロスオーバー「C3エアクロスSUV」は、現在のモデルで2代目。日本では2019年7月に発売が開始されました。ボディサイズは「全長4,160mm×全幅1,765mm×全高1,630mm」で、日本でも使いやすいサイズになっています。プラットフォームは、第1世代プジョー「2008」などと同じ、小型車用の「PF1」が用いられています。

特徴は、その個性的なデザインです。ポップでかわいらしいルックスは、ヨーロッパならではといった感じ。スタイリッシュなSUVとは一線を画すボリューミーなラインは、違った魅力を感じさせてくれます。

ボディーカラーは6色、ルーフカラーは2色、カラーパックは3色あり、好みに合わせて組み合わせが可能。カラーチョイスによって、まったく違った顔を見せてくれるでしょう。

エンジンは、1.2リッター直列3気筒ターボエンジンが搭載され、必要十分な運動性能を確保しています。室内空間は広く、スポーツやレジャーにはもってこい。「SHINEグレード」では、リアシートにスライド機構が組み込まれており、シートをスライドさせることで520リットルまでラゲッジスペースを拡張できます。

いかにもヨーロッパのクルマらしい、質実剛健な部分を持ち合わせています。

本格アウトドア系・ハイエンドSUV

トヨタ ランドクルーザー

《写真提供:response》トヨタ ランドクルーザー ヘリテイジエディション(海外仕様車)

トヨタの大人気SUVであるランドクルーザーは、悪路走破性が高く、都会派SUVとは一線を画す硬派系。ラダーフレームを採用しており、乗用車をベースにしたモノコックボディを採用していることの多いクロスオーバーSUVとは、安定感と信頼性が違います。

全モデルで、高性能V8 4.6リッター Dual VVT‐iエンジン(1UR‐FE型)を搭載しており、力強さをいかんなく発揮します。それでもオフロードにだけ強いのではなく、オンロードの走行でも高い評価を得ており、路面の状況にかかわらず、安定した走りを体感できるでしょう。

ボディサイズは「全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,870~1,880mm」とビッグサイズ。当然、キャビンは広くて快適ですし、荷物の積み込みも苦にしません。輸入車とも肩を並べるサイズ・排気量があり、国内SUVの最高峰ともいえるランドクルーザーは、トヨタのフラッグシップSUVといえる存在です。

もちろん、武骨なだけでなく、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いた、歩行者をも認識し回避を支援する「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」を全車に標準装備しており、安全面でもぬかりはありません。

メルセデスベンツ Gクラス

《写真提供:response》メルセデスベンツ Gクラス の40周年記念車

レトロな見た目が独特の存在感を放っている、メルセデスベンツ Gクラス。1979年に「ゲレンデヴァーゲン」の名前で発売されて以来、クロスカントリーの代表モデルとして進化を遂げてきました。特徴は何といっても、その角張ったフォルム。流麗なデザインのクルマが多い現在において、二つとない独自性をもたらしています。

ボディサイズは「全長4,660mm×全幅1,975mm×全高1,930mm」で、全長に限っていえばトヨタ ハリアーよりも短く、運転しやすい大きさです。エンジンラインナップには、「3.0リッター直列6気筒クリーンディーゼルエンジン」と、「4.0リッター V8直噴ツインターボエンジン」があり、どちらも十分な性能を持っています。

価格は2021年4月現在、「G350d」が1251万円、「G550」が1705万円、そして「Mercedes-AMG G63」が2218万円となっています。メルセデスベンツならではの高級感を堪能でき、レーダーセーフティパッケージなどは標準装備されていますから、価格以外には死角の見つかりにくいクルマといえるかもしれません。

ポルシェ カイエン

《写真提供:response》ポルシェ・カイエンターボ S Eハイブリッド

ポルシェ初のSUVとして2002年に発売されたポルシェ カイエン。スポーツカーを手掛けてきたポルシェらしく、スポーティで洗練されたデザインです。実際、ポルシェは「新しい形のスポーツカー」といっており、流麗なフォルムと、秘められた運動性能は、スポーツカーの名に恥じぬものとなっています。「カイエンGTS」は、0-100km/hへの加速で4.5秒、最高速度は270km/hをマークしています。

ボディサイズはグレードによって多少異なり、2020年6月に発売のモデルで「全長4,918~4,929mm×全幅1,983~1,985mm×全高1,673~1,696mm」。レザーを基調にしたラグジュアリー感漂う内装は、ポルシェならではのデザインとともに、最上級クラスのSUVを存分に堪能させてくれるでしょう。

まとめ

《写真提供:response》光岡 バディ

世界的にも、国内でも人気が沸騰しているSUVについてまとめました。現在、このカテゴリーはかつてないほど選択肢が豊富です。クルマを買い替えたり、新車の購入を検討されたりする場合は、今回の記事をぜひ参考になさってみてください。

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