トップへ戻る

トヨタ ヴィッツとは?ヤリスに生まれ変わった定番コンパクトハッチバック

トヨタ ヴィッツとは?ヤリスに生まれ変わった定番コンパクトハッチバック

ヤリスとして生まれ変わったトヨタの定番コンパクトハッチバックの「ヴィッツ」について紹介します。乗りやすいサイズ感やデザイン、走行性能などについて詳しく解説。また、他メーカーのコンパクトカーとの比較なども行います。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

トヨタ ヴィッツとは

≪写真提供:response≫トヨタ ヤリス

90年代中頃まで普通乗用車といえば多くの方が真っ先にセダンを思い浮かべていました。実際に、普通車のもっとも有力な選択肢はセダンであり、ファミリー層はミニバンなどを選ぶという形が一般的でした。

しかし、自動車の世界の常識やトレンドは時代によって大きく変化するものです。90年代から2000年代に入ると、普通車の選択肢の中で、コンパクトハッチバックが主流へと変化していきます。コンパクトなサイズながらセダンよりも広い車内空間を確保しやすく、軽量なので燃費性能も高いといったメリットが注目されるようになったのです。

この時代、多くのコンパクトハッチバックの名車がいくつも誕生しました。現在も定番モデルとして人気のホンダ フィットやスズキ スイフト、マツダ デミオ、そしてトヨタ ヴィッツなどです。

特にヴィッツは高い人気を誇り、コンパクトハッチバック人気を牽引し続けるモデルとなりました。コンパクトで乗りやすいことから、家庭向けにはもちろんのこと、商業車としても高い人気を集めました。それまで営業車、商業車といえば同じハッチバックでもステーションワゴンが定番でした。

しかし、ヴィッツなどのコンパクトで燃費が良く、同時に広い車内空間を確保してたモデルが登場したことによって積極的に採用されるようになったのです。

こうして、トヨタを代表するモデルとなったヴィッツはどんな車なのかを詳しくご紹介していきましょう。

■コンパクトで運転しやすいハッチバック

ヴィッツの最大の魅力は運転しやすいコンパクトなサイズです。小回りも利きますので、狭い道でも安心して走行できます。これまで、小回りが利く車といえば軽自動車が主流でしたが、ヴィッツは軽と比較しても遜色ないほどに狭い道でもスムーズに走ることができます。

そして、サイズはコンパクトでも十分な排気量がありますので、キビキビと走り、高速道路も余裕をもって走行できます。

さらに、サイズはコンパクトながら車内空間はとても広く確保されていますので大人が4人乗車しても窮屈さを感じることはありません。見た目以上に車内高も高いので開放感もあります。ラゲッジスペースも広いので、大きめの荷物も楽に積み込むことができます。

このように、さまざまな点でとてもバランスが取れた車としてトヨタを代表するロングセラーモデルとなりました。

■ヤリスとして生まれ変わった人気モデル

ヴィッツが誕生したのは1999年のことです。スターレットの後継車という扱いではありますが、世界市場で戦えるまったく新しいコンパクトカーというコンセプトで開発されています。

従来のプラットフォームを流用するのではなく、エンジン、トランスミッション、サスペンションなどを新設計することによって完全新開発されました。そのお陰でコンパクトサイズながら大人4人がゆったりと乗車でき、キビキビと走る走行性能を持つ完成度の高いコンパクトカーに仕上がっています。

その後2005年にはじめてのフルモデルチェンジが行われ、コンセプトはそのままにデザイン面などがさらに進化しています。このモデルからは実用性のみでなく、デザインや質感などにも力を入れられるようになり、単に「便利な車」から「魅力的な車」という要素が強くなっています。

2010年には2度目のフルモデルチェンジが行われました。この時点でヴィッツは世界的にも完全にトヨタの顔的な存在になっており、世界70カ国以上で累計350万台以上を売り上げています。この3代目ヴィッツではあらためてコンパクトカーに求められる要素を見直して、再度開発をやり直すことによって、居住性能、走行性能がそれぞれハイクオリティに仕上げられ、まさにコンパクトハッチバックの完成形のひとつとなっています。

そして2020年、ヴィッツはヤリスへと生まれ変わりました。これほどまでのヒットモデルの名称を変更することには当然リスクも伴います。しかし、ヤリスという名称は2020年に急に誕生したものではありません。

実は海外市場においてヴィッツはヤリスという名称で販売されてきたのです。トヨタは今や日本だけの企業ではなく、世界中で多くの車を販売しています。そこで、今回のモデルチェンジを機に世界共通の名称に変更する形になったのです。

こうして、ヴィッツという名称の歴史には終止符が打たれる形になりましたが、そのコンセプトは現在も生き続けています。

ヴィッツ、ヤリス比較表(サイズ、燃費)

サイズ


ヴィッツヤリス
ボディサイズ(全長×全幅×全高)3,945×1,695×1,500~1,530
3,940×1,695×1,500~1,515
室内(長×幅×高)
1,920×1,390×1,240~1,250
1,845×1,430×1,190
乗車定員
5名5名


燃費


ヴィッツ
ヤリス
JC08モード
21.6~34.4km/L[4WD:18.0]
-
WLTCモード
-14.7~40.2km/L[4WD:19.2〜33.2]


■洗練された魅力的なデザイン

ヤリスに生まれ変わったヴィッツですが、ニューモデルを見て最初に惹きつけられるのはスタイリッシュなスタイルです。3代目ヴィッツも洗練されており、スポーティでスタイリッシュなデザインとなっていました。ヤリスでは方向性はそのままにさらにスポーティさが強調されています。コンパクトカーというよりもクーペのような印象を受け、「いかにもよく走りそう」なデザインです。

また、2トーンカラーの選択も可能になったことによって、都会的でお洒落な印象に仕上げることもできます。3代目の時点ですでにコンパクトカーの完成形と言っていいほどに素晴らしいデザインに仕上げられていましたが、ヤリスに生まれ変わってさらなる進化を遂げました。

■純トヨタ産本格スポーツGRモデルも設定

2020年、車好きな方の間で特に大きな話題を呼んだモデルのひとつとしてGRヤリスが挙げられます。その名の通り、ヤリスをベースとしたスポーツモデルとなります。

ヴィッツ時代もRSなど、よりスポーティな走行を楽しめるモデルが存在していましたが、GRヤリスは本気度が違いました。通常のヤリスをチューンアップするのではなく、完全なスポーツカーとして新たに設計し直しているのです。

トヨタはスポーツカーの販売を行っていますが、ここ最近は自社のみでの開発は行っていませんでした。86はスバルとの共同開発ですし、スープラはBMWとの共同開発です。スポーツカーの開発には多額のコストがかかる割に、回収も難しいことから近年では複数のメーカーが共同で開発するというケースが増えているという背景はあっても、車好きな方としては少し寂しく感じられたことでしょう。

そんな中、トヨタが本気で開発した純トヨタ産スポーツカーとして登場したGRヤリスは非常に高い注目を集めました。

注目を集めたのみでなく、設計、デザインともに素晴らしく発売からそれほど経過しているわけではありませんがすでに世界的に高い評価を集めるようになっています。

現行ヤリスのコストパフォーマンス

≪写真提供:response≫トヨタ ヤリス(海外仕様)

自動車の購入を検討する際に、特に気になるのはやはりコストパフォーマンスです。

ここではヤリス(ヴィッツ)の新車価格や中古市場価格、そして燃費などをチェックします。

■ヤリスのグレード別新車価格

ヤリスはガソリン車とハイブリッド車がラインナップされています。まず、ガソリンのベースグレードにあたる「X“Bパッケージ”」は1,268,182円(税抜)上位グレードの「Z 1.5L CVT 2WD」が1,791,818円(税抜)となっています。

ハイブリッド車のベースグレード「HYBRID X 1.5L 2WD」は1,816,364円(税抜)上位グレードの「HYBRID Z 1.5L 2WD」は2,112,727円(税抜)です。

ガソリングレードは上位グレードでも200万円を切っていることもあって、コストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。また、ハイブリッド車についてはガソリン車との価格差が近いグレードのもので50万円ほどあり、少し割高に感じられてしまうかもしれません。コンパクトカーは車体価格が100万円台のモデルが中心となりますので、より50万円の差が大きく感じられるのかもしれません。

※価格は公式サイトより(2021年5月時点)

■中古車市場価格

ヴィッツは歴史が長いモデルだけあって、中古車市場にもかなりの台数が出回っています。ただ、初期のモデルはもう20年前になりますのであまり現実的ではありません。

比較的新しい3代目(2010年発売)に限定すると、車体価格は50〜100万円前後が相場となります。この3代目もヒットしましたので選択肢は豊富で、ハイブリッドモデルもかなり出回っています。

■燃費性能

現行のヤリスの燃費はグレードやエンジンによっても異なりますが、ガソリン車はWLTCモードで19.2〜21.6km/Lです。ハイブリッド車は30.2〜36.0km/Lとなっています。

ガソリン車、ハイブリッド車ともに非常に優秀な燃費性能であると言えます。特にハイブリッド車の燃費性能は国産車でもトップクラスです。

【無料】ガリバーにヤリスの中古車探しを依頼する

ヤリスのライバル

≪写真提供:response≫トヨタ ヤリス(海外仕様)

自動車の購入を検討する際に、ライバル車との比較はとても重要となります。

そこで、最後に現行ヤリスのライバルとなるコンパクトハッチバックをご紹介します。

■ホンダ フィット

≪写真提供:response≫ホンダ フィット

発売当初からヤリスのライバルとして人気を集めてきたのがフィットです。

現在でもコンパクトハッチバックの定番モデルとして人気を集めており、2020年に発売された新型モデルも好調な売れ行きを記録しています。

■スズキ スイフト

≪写真提供:response≫スズキ スイフト

走行性能の高いコンパクトハッチバックとして人気を集めているのがスズキ スイフトです。

スポーツモデルもラインナップされていますので、よりスポーティな走行を楽しみたいという方にもおすすめのモデルです。

■マツダ2

≪写真提供:response≫マツダ マツダ2

新型ヤリスと同じく、クーペスタイルのスタイリッシュなコンパクトカーとしてライバルに挙げられるのがマツダのマツダ2です。

以前はデミオという名称で親しまれてきましたが、ヤリスと同様に世界共通名のマツダ2に変更されています。

まとめ

≪写真提供:response≫トヨタ ヤリスWRC

ヴィッツはトヨタを代表するコンパクトハッチバックとして長年にわたって高い人気を維持してきた名車です。2020年には世界共通名称であるヤリスに改められ、フルモデルチェンジが行われ、再び注目を集めています。

コンパクトカーの購入を検討しているのであれば真っ先に候補に挙がるモデルのひとつなので、しっかりとチェックしておきましょう。

■車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

Googleでカーナリズムをフォロー!

カーナリズムをGoogleで優先するソースとして追加(新しいタブで開きます)
  • カービュー査定

❄ スタッドレスタイヤの準備はお済みですか?

レスポンス・カーナリズムと同じイードが運営するタイヤ通販「CARTUNEタイヤ」。1本から購入でき、取付店への直送もOK。サイズを選んで在庫と価格をチェック。

CARTUNEタイヤでサイズ・メーカーから探す ▶

関連する投稿


車内が広いコンパクトカーは?室内の広さランキングとおすすめ【2026年】

車内が広いコンパクトカーは?室内の広さランキングとおすすめ【2026年】

家族を乗せたり荷物を積んだりするので、小さめの車でも車内は広いほうがいいですよね。ただ、コンパクトカーは見た目が似ていて、どれが広いのか分かりにくくありませんか?新車で買える国産のコンパクトカー12台。この記事では、12台の室内の広さランキングと各車の特徴、室内の広いコンパクトSUV、車内の広さの見方について解説します。


【2026年】コンパクトカー人気おすすめランキング!燃費や価格、失敗しない選び方を徹底解説

【2026年】コンパクトカー人気おすすめランキング!燃費や価格、失敗しない選び方を徹底解説

「新しい車が欲しいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「運転がしやすくて、維持費も安いコンパクトカーのおすすめを知りたい」といったお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。ひとくちにコンパクトカーといっても、燃費を極めたモデルから、広々とした室内空間を持つモデル、SUVスタイルのものまで、その特徴は様々です。この記事では、失敗しないコンパクトカーの選び方を解説し、おすすめ車種をランキング形式で紹介します。


【2025年】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


トヨタ新型「アクア」発表! オシャレな新仕様”Raffine(ラフィネ)”も誕生

トヨタ新型「アクア」発表! オシャレな新仕様”Raffine(ラフィネ)”も誕生

トヨタは、2024年4月3日、コンパクトカー「アクア」の一部改良モデルを発表。同日発売しました。また、新たな特別仕様車も発表し、同日より受注開始。こちらは2024年8月上旬以降を予定しています。


トヨタ新型「GRヤリス」世界初公開!進化を遂げた本格スポーツハッチバック誕生

トヨタ新型「GRヤリス」世界初公開!進化を遂げた本格スポーツハッチバック誕生

トヨタは、2024年1月12日、東京オートサロン2024の会場にて“進化版”となる新型「GRヤリス」を世界初公開しました。大きくマイナーチェンジを果たした同車は、2024年春の発売を予定しています。


最新の投稿


BMW、新型「X5」の国内事前商談を開始!パノラミックiDrive採用、予定価格は1,311万円

BMW、新型「X5」の国内事前商談を開始!パノラミックiDrive採用、予定価格は1,311万円

BMWジャパンは2026年11月4日、新型「X5」の事前商談申し込みの受付を開始しました。「ノイエ・クラッセ」のデザインと技術を取り入れ、室内にはBMWパノラミックiDriveを採用。国内向けに案内された「40d xDrive M Sport」の予定価格は税込1,311万円です。


三菱「アウトランダー」に本格オフロード仕様! 新ロックモード搭載のダイヤモンドトレイルエディション

三菱「アウトランダー」に本格オフロード仕様! 新ロックモード搭載のダイヤモンドトレイルエディション

三菱自動車は北米向け「アウトランダー」に、2028年モデルの「ダイヤモンドトレイルエディション」を発表しました。新しいロックモードや専用バンパー、オールテレーンタイヤを採用。2026年11月3日開幕のSEMAショーで公開し、悪路での走りとアウトドアでの使い勝手をアピールします。


カーナビのおすすめは?自分の車に付くサイズと選び方

カーナビのおすすめは?自分の車に付くサイズと選び方

車を買い替えたり、今のナビの地図が古くなったりして、カーナビを付け替えようと考えていませんか? カー用品店やネットで探すと、7V型や200mmワイド、フローティングと種類が多く、スマホのナビで足りるのか、どれなら自分の車に付くのかで迷いますよね。付けられる大きさは、車種と年式でほぼ決まります。先に自分の車に付くサイズを調べ、無料で地図を更新できる期間とスマホとのつながり方で絞っていけば、選ぶ機種はそれほど多く残りません。この記事では、カーナビの選び方と取り付けにかかる費用、車に付くサイズ別のおすすめ6機種について解説します。


洗車機と手洗いはどっちがいい?傷が付く理由と防ぎ方

洗車機と手洗いはどっちがいい?傷が付く理由と防ぎ方

洗車機なら数分で車を洗えるのに、「傷が付く」と聞くと使ってよいのか迷いますよね。かといって、自分で手洗いする時間や場所は、なかなか取れないでしょう。今の洗車機のブラシはスポンジや布の柔らかい素材が多く、細かな傷の原因になりやすいのは、ボディに残った砂や泥です。予洗いで砂を流してから洗車機を使い、すき間まできれいにしたいときは手洗いを選びましょう。この記事では、洗車機と手洗いの違い、洗車機で傷が付く理由と減らし方、洗車機の種類、浅い傷の消し方について解説します。


VW「ゴルフ」など6モデルを仕様変更! 踏み間違い対策を強化、オンライン機能の一部は10年間無償に

VW「ゴルフ」など6モデルを仕様変更! 踏み間違い対策を強化、オンライン機能の一部は10年間無償に

フォルクスワーゲン ジャパンは2026年10月30日、国内向け6モデルの仕様変更を発表しました。ゴルフとゴルフヴァリアントに踏み間違い対策を標準装備し、パサートの駐車支援も強化。オンラインサービスの一部機能を10年間無償に拡充し、11月以降に順次導入します。